ミケガモのブログ

次元アウグスト/イナバツインマーシャル/ロッカナタビート【デュエプレ】【DMPP-14】

簡潔スタイル。続きはまた今度。

『次元アウグスト』

クリーチャーを出せる呪文である超次元呪文、アウグストとめちゃくちゃ相性いいのでは?と思ったので14弾で超次元アウグスト組んでみてくれると嬉しいです。

https://odaibako.net/detail/request/847d7098-b533-49e1-8928-a3ce753e736b

《アウグスト》は仮想敵を思い浮かべながら組むのが大事。今の環境なら超次元。 次元も《アウグスト》もND範囲なので、可能ならばND構築を狙ってみよう。

《チャクラ》《ドラヴィタ》の5500ラインを倒すため、こちらも白を入れる必要あり。 《ディアス》《GENJI》の7000ラインは、単体の《ディアス》か、《ミカド》で-2000したところに《ランブル》。

あとはドロソとして青を入れて無難にまとめると……。

ただの【ドロマー超次元】だが? 5マナ帯が渋滞しているので、《アウグスト》は3でいいと思った。

『イナバツインマーシャル』

イナバサモナー下でマーシャルクイーン召喚→マーシャルでシータトゥレイトとポン吉出してマーシャルに重ねたシータ回収→サモナー効果で進化元+マーシャル出してさらにトリガー獣展開みたいなコンボデッキ見てみたいです

https://odaibako.net/detail/request/12edb2a8-a697-438b-bc1d-d5e5c8961d24

こういうループっぽい動きを思いつくとそれだけで満足しがちなので、結果的に何が得なのかを整理しておくべし。

《イナバ》を出しておいて、

  • 《ポリタン》《マーシャル》
  • →《シータ》を《マーシャル》に置く
  • →《ポン吉》でその《シータ》《ポリタン》《マーシャル》を戻す
  • (あと1トリガープレイ)
  • →《イナバ》2回ストックで《ポリタン》《マーシャル》
  • (あと3トリガープレイ)
    • ((その中に《シータ》がいればもう1《イナバ》))

すると、1サイクル目で《ポン吉》ともう1トリガーが場に残る。 あとは普通の《マーシャル》と同じ。

《イナバ》は踏み倒した《マーシャル》には反応しないので、《マーシャル》は2回出すのが現実的ライン。 3回目も出せるっちゃ出せるが、その前に手札がなくなると思う。

ちょっと回してみた感じ、《マーシャル》《シータ》を複数体出して進化速攻で攻めに行くのが良いと思った。そこで無理やり殴りに行くため《コルテオ》。

ぶんぶん回している割に5000でぽこぽこ殴るのはみみっちく見えるが、 【マーシャル・クイーン】はパワーラインや複数ブレイカーが足りないのが宿命なので、これでもだいぶマシなほう。

《マーシャル》を使う上でドロソは超大事。 手札を用意しておかないと満足に回せない。 《ネオ・ブレイン》はもちろん、《エナジー・ライト》も必要なはず。 スペースの余裕は一切ない。

トリーヴァロッカナタビート』

宣凶師ロッカナタのスペックに惹かれてます。 バーニアン等のホーリーフィールドを添えてビートダウンデッキを使ってみたいんですが今ひとつ考えが進みません、なんとなく緑入れた方が強いのかなあとは思ってます。 ふわふわしたお題ですがよろしくお願いします。

https://odaibako.net/detail/request/a54a46b3-3f12-482d-9c50-bf2d78eda1e6

《ロッカナタ》。 強く見えるが、実際は4-7000のWブレイカーに収束しがち。

「緑を入れたほうが強そう」という直感は、2マナブーストから《ロッカナタ》に繋ぎたいという本能から来ていると思う。 それを素直に解放するのなら、《レベリオン・クワキリ》と組ませて2-4Wブレイカーの筋を太く取るといい。

ちょうど5マナホールから《キル》x2ができるようになって、 4マナ6000超えのアタッカーに大きな価値が生まれたのも追い風。 種族も散っていて《口寄》を組み込みやすい。

NDで組む場合、カードプールの狭さに悩まされる。 《ロッカナタ》自体が単体で強いカードなので、グッドスタッフ性の高いシンプルな構築、すなわちAD向きである。

頭を悩ませたが、《シンラン》《L・デストラーデ》を組ませたホーリー・フィールドデッキが一番丸いか。 《デストラーデ》のカードパワーに頼り切りで、特に《シンラン》からの《デストラーデ》ができるかにかかっているのが欠陥。

NDだと《ウルコス》→《シンラン》できない。おのれデュエプレ。

デュエプレ DMPP-14 環境考察メモ

mikegamo.hatenablog.com

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カードパックの印象

サイキックの拡張と、本家覚醒編で乱発されたキーワード能力を詰め込んだ弾。 サイキック・クリーチャーのスペックはほぼ本家のままで、他の通常クリーチャーの強さが底上げされている。

キーワード能力系もデッキにはなっているが(返霊以外)、収録枚数が足りず不完全な印象。 「Z」「XX」は始まってすらいない。

小型サイキックだと《アンタッチャブル・パワード》、大型サイキックだと《ディアス》が強い。 普通のクリーチャーだと、最初期から目立ち続けている《GENJI》と、徐々にパワーカードであることが認知されはじめた《L・デストラーデ》の強さが際立つ。

SRはどれもだいたい使われている。VRは《アブドーラ》《シンラン》以外影が薄い。

新規デッキ

コントロールだと【ドロマー超次元】【青黒リーフコン】。 高スタッツかつLOケア、覚醒をチラつかせてプレイを制限する《ディアスZ》や、不確定性の少ないハンデス《ジェニー・ダーツ》が強力。 ドロマーは《ミル・アーマ》《ドラヴィタ・ホール》の組み合わせで呪文を連発できる。 リーフは、《リーフ》とセットで使う《ガブラ・ハンド》《ビューティシャン》に加えて、スペースが余るぶん《ローズ・キャッスル》も採用しやすい。

ビートダウンとしては、【リース超次元】【ラッカ超次元】。 まさかのスペックアップした《GENJI・XX》はもちろん強い。 はじめはブーストから5マナホールに繋ぐリース型が多かったが、 《サプホ》《エクホ》からの《オーフレイム》に繋ぐラッカ型があとから増えてきた。 リース型は早期の《GENJI》を狙う着想。【ガントラビート】が《ガントラ》でブーストして《ガルベリアス》に繋いでいたのが思い出される。これに対し、ラッカ型はトリガービートに近いイメージ。

速攻は、運ゲーで2マナSAの《DJ・ショー》、トリガークリーチャー封じの《シシマイ》が強化点。 両方積める【赤緑速攻】はもちろん、《オンバル・チョコザイカー》を起用した【赤白速攻】【黒緑速攻】も強くなった。

この弾のテーマデッキは、【シロガシラ・ジュカイ】と【青単トワイライト】。 どちらもソリティアデッキゆえ、とにかく時間制限がキツい。 ぶん回ったとしても最終的な出力は「結構強い」止まりで、環境にギリギリ掠るくらいの位置に収まっている。 構成カードの制約が強いため、伸びしろが少ないのも辛い。

デザイナーズデッキというほどでもないが、【白青ホーリーフィールド】がじわじわと評価を伸ばしている。環境中盤に《シンラン》の情報修正が入ったことで勢いづいた。

既存デッキ(ND)

環境で最も使用率が高いのが【バルガライゾウ】。 NDからは《ロマネスク》《スペル・デル・フィン》が落ちたが、代わりに 運ゲーのサブプラン・《ストーム・ホール》、 小型展開に刺さる《アブドーラ・フレイム・ドラゴン》が加わった。総合的にデッキパワーは微増。 ブーストさえ上手く決まればプレイングは簡単、有無を言わさず圧勝できるのが一つの魅力である。 ただし、《アブドーラ》の使い方や《ジェニー・ダーツ》考慮など、プレイングが出るシーンも。 一説によると、超次元の複雑さについていけないプレイヤーの駆け込み寺的な側面があるとか。

【デイガナイト】も強い。 目立った強化パーツは無い*1が、やや御しがたい【Bロマ】が減ったのが追い風。

13弾環境のトップデッキ【Bロマ】は、露骨なメタカード《ジョン・ジョ・ジョン》と墓地を掃除してくる《ディアス》のせいで減少気味。ただし《ヴァーズ・ロマノフ》である程度抵抗できるのと、メタの無い相手に対する暴力的な強さで環境に残っている。

【キリコ】はほぼ変化なし。デッキパワーは落ちていないが、新デッキに乗り換える人がいるため使用率は減少。かつての【ブリザード】【メカオー】でも同じことが起きていた。

【5cフュージョンはNDだと今期が最後。 《ババン・バン・バン》の登場は確実にデッキパワーを上げてくれたはずだが、同じくタイムリミット系である【ライゾウ】にシェアを奪われている感がある。

環境中期からは、《L・デストラーデ》がパワーカードであることが認知されはじめた。 毎ターンシールドを回復できるだけで狂っているのに、おまけで連鎖できてしまうこともある。 前環境で少し流行った《イモータル・ブレード》入りのトリガービートに《デストラーデ》を突っ込んだ【イモブレデストラーデをはじめ、旧来の【赤ドロマーコン】や今環境の【ドロマー超次元】にもグッドスタッフ的に採用される構築が目立ってきた。

受けが強すぎる《デストラーデ》を粉砕するため、今期でスタン落ちの【赤白武者】が最後の活躍を見せている。6000以下をサクサク破壊できるのは、《武者》と《剣誠》しかいない。 構築済みデッキが販売された環境後半は、《マスター・ルピア》を入れた【リースNEX】も使われるようになってきた。

個人的に注目しているのが【ラッカドラヴィタ】。 《シデン・ギャラクシー》を入れてもいいし、ADなら《アポロヌス》とも組める。 そしてここにも《デストラーデ》の姿。

既存デッキ(AD)

環境前半は、《アクア・メルゲ》《アクア・ジェスタールーペ》を得た【ツヴァイ】の独壇場だった。 あまりにも強すぎたため、環境中盤のアップデートで《ツヴァイ》が下方修正を食らう。まだ粘れるような気もするが、ランクマッチではめっきり見なくなった。

【ガントラビート】は、《運命の選択》で《シシマイ》を飛ばせるようになった。

あとはAD独自の【カチュア】【天門】【アポロリペア】などがぽつぽつ。

気のせいかもしれないが、【パンダネルラ】を前環境よりも見かけるようになった気がする。 《デスドラ》を投げてくる【Bロマ】が減ったのが大きいかもしれない。 【パンダネルラ】側も《ジョン・ジョ・ジョン》が厳しいような気がするが、速度的に4t《パンダ》に間に合わないから平気なのか。

バグについて

note.com

リリース直後はヤバすぎるバグがたくさんあった(↑参考記事)。 新弾リリースは月末に近いので、ランキング争いに大きな影響を与えた。 目立ったものだと、

  • 覚醒後サイキックが直接出せる
    • 即修正。悪質な場合がレートと期末報酬没収、最悪垢BAN
  • 《ディアス》の殲滅返霊を使われた時、制限時間内に選ばないと何も送らなくてよくなる
  • 《ヘヴィ》で《ヘヴィ》自身を破壊できない
  • 《ジョン・ジョ・ジョン》の効果が自分にも及ぶことがある

など。

これら主要バグは比較的すぐ対応されたが、7月上旬にようやく修正されたバグもある。

https://dmps.takaratomy.co.jp/news/3001

総括

13→14弾で、環境はちょこっとだけ低速化。 ビートダウンやデザイナーズコンボが強いデュエプレでは久しぶりに、コントロールデッキにも光が当たっている。

超次元に小型サイキックが追加されたことで、プレイングの幅が大きく広がった。 熟練度で差のつく環境である。

やり込むのが面倒な場合、【バルガライゾウ】に避難すれば普通に戦える。 高速《ライゾウ》に加え、理不尽な《ストーム・カイザーXX》のせいで更にヘイトを買うようになった。 一本道のぶっぱ系にしては少々強すぎるかもしれない。

環境に挑む場合、やはり【ドロマー超次元】【リーフコン】の攻略が鍵。 大型サイキックの処理、《ジェニー・ダーツ》に対するプレイングを考えるべし。 ただ、のんびりしてると【バルガライゾウ】に轢かれるし、忘れた頃に【デイガナイト】【Bロマ】にボコられる。

《GENJI》のせいでブロッカーが受け手段として機能しない。《パワード》に至っては除去トリガーすら効かない。 これに対抗するには、《デストラーデ》を使って「盾枚数で受ける」。 こういう構図を作ってしまったものだから、普通のビートダウンは《デストラーデ》を出されただけで詰みかねない。 《デストラーデ》はかなりヤバいカードなので、個人的にはいつか修正が入ってもおかしくないと踏んでいる。

*1:《ミカド・ホール》は無くても良いと思っている

13弾・ミケガモが組んだデッキ【デュエプレ】

次:

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前:個別記事

まえがき

昔はじっくり練り込んだ構築だけをブログで世に出していた。 一方、最近は動画化するデッキが多いのもあって、デッキを多く作るようになってきた。

そこでこれからは、解説することが少ないデッキにもコメントをつけやすいように、 弾ごとに組んだデッキをまとめる記事を作ろうと思う。

マスター到達に使ったデッキやかなり思い入れのあるデッキに関しては、個別で記事にするつもり。 お題箱で来たデッキはどうするか考え中。

『白青ラベイル天門』

VR以下構築。 原初の【天門】って感じがしっくりくる。 《スパーク》も大事。

『ラッカエウロピカロック』

VR以下構築。 なんとなく目に止まった《エウロピカ》を使いたくて組んだ。

ディオーネ》でスピードアタッカーを、《ル・ギラ・レシール》で進化速攻を封じれば、《エウロピカ》で擬似的に永久ロックできる。 ゴッドリンク速攻は、VR以下構築ならほぼされまい。

《エメラルド・ミスト》とは、コストを払うのが一度で済む点、↑のロック補助カードを採用できる点で差別化できている。

《イダテン・アクセラー》を入れて《エウロピカ》のタップスキルをスムーズに使えるようにしたかったのだが、 《イダテン》は《ディオーネ》と噛み合っていない。バカ。

フィニッシャーには、本当は《光神龍ダイヤモンド・グロリアス》を使って、 《ディオーネ》《ル・ギラ・レシール》の攻撃不能効果を解きたかった。 「《イダテン》を自身につけると《ディオーネ》の『SA無効化』も無効化できるのでは!?」と思ったのだが、《ダイヤモンド・グロリアス》は「自分の"他の"」なのでそれはできなかった。

殴るカードがなくて困り果てた挙げ句に入れたのが、《金剛修羅王》。 パンチャーとしてももちろん、7000~9000クリーチャーが《エウロピカ》に殴り返してくるのを防げる。 これが意外と大事だった。

『象徴エルサルデスペラード

VR以下構築。 《レジェンダリー・デスペラード》は、殴れるカードを回収しにくい《象徴》に引っかかるカード。 《エルサル・バルティス》も添えて、ブロッカーで攻撃したい。

ブロッカーデッキには絶対に《ムルムル》を4枚入れるマン。

《ヘブンズ》を入れた型も作ったけど、上手くまとまらなかった。 《トリファリオン》入れたかったなぁ。

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『青緑サクランジェネラル』

【ジェネラルブリザードver.13】から《ダイヤモンド・ブリザード》を抜いた。 あえてデッキパワーを落とし、《ジェネラルマンティス》が活躍できる形になった。 過剰なキャントリップにも見える《クゥリャン》《ハルカス》は、《ジェネラルマンティス》の手札補充の激しさを考えるとむしろ丁度いい。

《ピーチ・プリンセス》は4マナで《モスキート》《ジェネラル》のほかにも、 4マナで《サクラン》《エボト》、5マナで《ピーチ》《エボト》、 6マナで《キリンソーヤ》《ジェネラル》など、色々なルートを組めて強いと感じたので、《ブリザード》を抜いても引き継いだ。

1積みの《パラディン》は、長期戦も捨ててないですよという意思表示。実際は無理。

『サムライマーシャル』

13弾ビルド杯投稿作のアレンジ。 地味にトリガークリーチャーが多いサムライを《マーシャル・クイーン》と組ませている。

一番のキーカードは《ベンケイ》で間違いない。 打点は《シデン・レジェンド》、パワーと突破力は《センジン・スタリオン》で強引に実装。

原案はドロソが《ネオ・ブレイン》だけだったのだが、明らかに手札がたりなかったため《フォーチュン・スロット》を追加した。 ギアもたくさん入っているこのデッキにはお誂え向きだと思う。

《大神秘アスラ》は、サムライから進化しながらシールドに仕込めるナイスカード。

『ジェネラルブリザードver.13』

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いつもの。《呪氷妖精マッド・サクラン》は、進化がいるとパワー5000になる。 もはや《ジェネラルマンティス》のためにデザインされたと言っても過言ではない。

8弾で『ジェネラルブリザード』を使ったときにはいなかった、《ピーチ・プリンセス》が脳内で強い。 《モスキート》《ジェネラルマンティス》が4マナでできるようになるので、進化速攻が格段に組みやすくなった。 進化速攻すると《サエポヨ》もパワー5000ラインを越えてブレイク付与になる。

『赤緑ドラグ』

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神羅ドラグ・ムーン》実装おめでとうデッキ。 《トルネード・ムーン》と組ませてやったら《トルム》を出す気配がなかった。 かといって《ケットウ・チューリップ》を入れるかというと、首を縦には振れない。

最初は赤青で《ブリム》と組ませていたが、《B-BOY》もしくは《エボリューター》、どちらかを出した後に対応した方の《神羅》を引けないと弱すぎてダメだった。 ブーストから7マナ払って《ドラグム》を出せるようにしたほうが強い。

『赤緑バジュラ』

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一応ランクマ想定の構築。ADでレート1570近辺まで行った。 【キリコ】【ライゾウ】などのランプ系が流行るなら、5t《バジュラ》で勝てるのでは? という着想。 実際《バジュラ》は強いんだけど、先5《キリコ》されたり、こっちが躓いて6t《バジュラ》になったりするとキツい。

2体目のドラゴン進化は《ボルガウル》と《サンバースト》で迷ったが、このレシピでは詰んでいる《ゼンアク》にするために《サンバースト》になった。本音は《アルグロス》を積んで《バジュラ》でタップキルしたいんだけど、奴は《ライドウ》で持ってこれないので今回はダメ。

シク《カチュア》チャレンジ中に当たった2枚のシク《バジュラ》が躍動。 《カチュア》はいまだ当たらず。

『タカスギ神羅

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《奇兵の超人》から《デスマーチ》と究極進化を持ってきて次ターンに究極進化速攻。 究極進化には、6→7で繋がる《ブリム》、《デスマーチ》を回収できて色も合う《スカム》を選定。

《ブリム》《ラスカル》《ギガヴォル》でのアウト芸は日常。

『赤青アイアンズ』

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普通に並べて《アイアンズ》。

  • 5ドローで《スチムパンプ》着火
  • 同じくシンパシーで方向性の近い《ファースト》
  • 《ファースト》《アロマ》などを焚きつける《キリモミ・スラッシュ》

が欲しくて赤入りに。 《マーチング・スプライト》大好き。

『ヴェールバスター』

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《ヴェール・バビロニア》の効果を相手ターン中に発動してマッドネスを出したいデッキ。

相手ターン中に能動的にドローできるカードとして《コマンダー・テクノバスター》。 さらにそれと良く組み合わされる《キキカイカイ》まで入れた。 ドロー枚数を水増しする《バビロニア》は、《キキカイカイ》とも相性が良い。

バビロニア》《キキ》《カイカイ》が5マナなので、3→5の繋ぎがベストだ。 マッドネスの基本パーツ《ヒャックメー》は《ウルコス》の色マナになってくれて都合が良かった。 《エマタイ》で手札を整えればバッチリ。

『次元ユリウス』

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《天雷の聖霊ユリウス》で《シャイニー・ホール》を延々と回す。 前までもタップ呪文を回すことはできたが、《シャイニー》のおかげで同時に盤面展開までできるようになった。 勝つときは一方的な試合になるのが若干気まずい。

《ホッピ・ルッピ》は墓地に溜まらない《ライフ》。 タップキルサポートとして《ディアナ》もやりおる。

『5cロマネサンダー』

mikegamo.hatenablog.com

『バデスジャイアント』

mikegamo.hatenablog.com

『石碑サンダームーン』

  • コンセプト:S
  • 完成度:S
  • デッキパワー:A
  • 思い入れ:B

https://dmps.takaratomy.co.jp/deckbuilder/deck/?c=ZAAF.ZAAF.ZAAF.ZAAF.4ECB.4ECB.4ECQ.4ECQ.4ECQ.JMCV.JMCV.JMCV.SYDM.SYDM.SYDM.GIDN.GIDN.GIDN.GIDN.AAD6.AAD6.AAD6.PUEG.PUEG.PUEG.PUEG.DEFF.AAFU.AAFU.AAFU.AAFU.PUFU.PUFU.PUFU.MQF3.MQF3.MQF3.DEGH.DEGH.DEGH&k=AAFU&s=

12弾のビルド杯で感動したレシピをカスタム。

5《ランダー》→ 6《イントゥ》→ 3《石碑》7《サンダム》x2からの《フォートレス》《HELL》

で、シールドを全て焼き切ってダイレクトアタックできる。 何よりマナカーブがピッタリで美しいし、《イントゥ》の爆進ダブルも活用できている。

《ボルシャリオ》《サンダー・ムーン》はともに、探索対象がちょうど3種類になっている。 その都合で《ナチュラル・トラップ》を積めないのが懸念点だったが、 13弾で《戦祭の化身》が出たことで、緑&トリガーの枚数を確保できるようになった。

『輪廻バデス』

  • コンセプト:A
  • 完成度:B+
  • デッキパワー:B-
  • 思い入れ:B

デッキビルド杯で見かけた天才構築をアレンジ。

《バリアント・バデス》をパワー0の緑クリーチャー3体(《バデス》と《アンリストヴァル》)の上に重ねると、 パワー0のため破壊置換で即座にマナに行く。これを利用して、

《バグナボーン》で攻撃時にマナから《バデス》出す→《バデス》マナに還る→クリーチャーが出たので《イカズチ》で《バグナ》アンタップ

という無限攻撃が可能。

普通に3000以下展開すればいいだろ!というツッコミは至極真っ当。 強いて言うなら、この無限攻撃は「盤面パンクでマナからクリーチャーが出せない」という事故を回避できるのがメリット。

原案は《スパーク》だったところは《コルテオ》に変えた。 《イカズチ》の種になれるのが良いと思ったのだが、パワー3000以下が《バグナ》《アンリストヴァル》《リリィ》と合わせて4種類になるため、探索が失敗しうる。 とはいえ、別に《コルテオ》を出した瞬間に失敗になるわけではないので(無限攻撃は続行可能)、さほど問題ないか。

無限攻撃の際は「探索 → 進化元選択 → 進化してすぐマナへ → アンタップ」という流れ。 特にマナに行くところは4枚のカードが1枚ずつ移動していくので、めちゃくちゃ時間がかかる。

検証したところ、1回の攻撃で約25秒かかることがわかった。 対人戦での1ターンの制限時間は100秒なので、思考時間を削っても4サイクルが限界。 タップキルで寄り道していると殴り切れない可能性もある。

どうでもいいが、マナが12枚以上溜まっていると、進化元を選択するためにマナゾーン表示をスクロールする必要が出るため、さらに時間を食われる。

『10ブレイクバデス』

  • コンセプト:B
  • 完成度:B
  • デッキパワー:B-
  • 思い入れ:B

《バリアント・バデス》で10枚ブレイクしたかった。 コントロールなのに黒抜き。

『シータカゲキリパワー

  • コンセプト:B
  • 完成度:B
  • デッキパワー:A
  • 思い入れ:B

《エボリュート・パワー》のブレイク増加を活かすために《火ノ鳥カゲキリ》。 《リーフ》の上に《ティナ》を乗せれば《カゲキリ》に変換できる。

「ドローが活きる=ゲームが続く=瞬間的にブレイクを増やすのは悪手」なので、《エボパ》は能力が絶妙に噛み合ってない。 《ドルザバード》と組んでくれというリクエストもあったが、《エボパ》は進化前のタイミングで撃たないといけないのでドローが出来ない。

《カゲキリ》は《カゲキリ》で、一点集中するほどトリガーに弱くなるのでこれまた見かけよりも弱い。

最初は《青銅の鎧》が入ってなかった。 進化速攻《カゲキリ》からの《エボパ》撃ち、《ツクスパ》《リーフ》などにマナが必要なので、入れてよかった。

対速攻が得意で、対コントロールがキツかった。《ブリム》を2枚入れて緩和。 《ブリム》自身は速攻に弱いカードなので、速攻耐性の高いデッキに入れると良いと思った。【ツヴァイ】とか。

『サイン紫電

  • コンセプト:B
  • 完成度:A
  • デッキパワー:A
  • 思い入れ:A

お題への回答。 《紫電》《ロレンツォ》《サイン》が確定で、《エマタイ》《バイケン》セットまで入れて4色確定。 色が多いのにキーパーツがほとんど単色なので、《ゼンアク》《牢獄》の3色カードで色合わせした。

《ロレンツォ》も《紫電》も好きなカードなので、この並びで殴っているときは脳汁が溢れていた。

《ロスチャ》はこんなにいらない。 3マナチャージャー自体は欲しいので、《コメチャ》や《クルチャ》を挿しておいてもいい。

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『黒緑ジャクソンドルバロム』

  • コンセプト:B
  • 完成度:A
  • デッキパワー:A-
  • 思い入れ:B

《死神の凶獣ベル・ヘル・デ・ジャクソン》について考察していたら思いついた。

進化デーモンは重くて踏み倒す甲斐があるが、《バーロウ》と差別化するのは困難である。 今弾で出てきた《XENOM》を呼ぶなら、アタックトリガーを待たず手出ししたほうが早い。

このデッキの差別化は、

《ライフ》→《ギフト》《ジャクソン》→《ギガヴォル》、《ジャクソン》パンチ

による最速4t《ドルバロム》を狙うというもの。 ただし、実質4枚コンボの上、 《ギガヴォル》の探索で《ドルバロム》を引っ張ってくる必要があるというゲキムズムーブである(この構築だとクリーチャー5種類のため確率60%)。

それと、《ドルバロム》は相手のマナがある程度溜まってからのほうがたくさんランデスできる。 4tに拘る意味があるのは、速攻などの限られた対面くらいしかないというジレンマがある。

サブギミックとして《ヴァーズ・ロマノフ》。 コイツも進化デーモンなので、《ジャクソン》で殴りながら吊ってこれる。 クリーチャー種類が増えてしまうが、それでもあったほうが良かった。

《サイン》は、《ギガヴォル》と組み合わせて5,6枚目の《ジャクソン》として積んでいる。

ベルベルペイン』

  • コンセプト:A
  • 完成度:A
  • デッキパワー:B
  • 思い入れ:B

カジュアルマッチで出会った構築の再現&アレンジ。すごく楽しい。

《死神人形ベルベル》を破壊して、非進化死神で最も重い《無敵死神ヘックスペイン》を呼び出す。 《ヘックスペイン》が一度出れば、山に戻った《ベルベル》を手札に呼びつつ、デッキから次なる《ヘックスペイン》を墓地に落とせる。

ベルベル》の起爆役は《デスモーリー》。 同サイズで「死神」の《デスライオス》とは採用を迷う。 《デスライオス》は《ベルベル》の効果で吊ってこれるのがメリットだが、《ナスオ》を食えないのがデメリット。 試運転した結果、後者に該当するシーンのほうが多く感じたので《デスモーリー》にした。

《ヘックスペイン》《ナスオ》の探索を安定させるため、クリーチャー種類は抑えて4種類。 従来なら殴り手が足りなくなるところだが、今弾の超次元呪文がそれをカバーしてくれる。 ボトムに行く《ベルベル》は《ランブル》の覚醒条件と噛み合っているように見えるが、その後出てくる《ヘックスペイン》が山札をシャッフルするので意味無し。

《ナスオ》で墓地準備→《ベルベル》で素早く殴りかかるパターンと、 《ロスチャ》から《フェアホ》《リバイブ》でじっくり展開するパターンがある。 使い分けと言うよりは、初手を見てどちらで行くか決める。

『次元グレートブルー』

  • コンセプト:B
  • 完成度:B
  • デッキパワー:B+
  • 思い入れ:B

《スペル・グレートブルー》念願のトップ操作カード、《シークレット・クロックタワー》が登場。 《ホール》のおかげでめくって嬉しい呪文も増えた。

でもスペースがキツい。 トリガーもブロッカーも少ないのでビートに勝てないし、アタリも多くないので《クロックタワー》で3枚見ても唱えたい呪文が引っかからない。 《チャージャー》系は速度・ガチャ両方のニーズをわずかずつ満たすカードだと思って多めに積んでいる。

《チャクラ》以外にもサイキックブロッカーが欲しい。

『次元メルキス』

  • コンセプト:B
  • 完成度:A
  • デッキパワー:A-
  • 思い入れ:B

新弾直後はみんな超次元使うだろうから、《メルキス》で横取りするにはピッタリ……のはずだった。 50戦もやったのに、5マナホールをブレイクすることはついに一度もなかった。 4コスホールなら何回か当てた。

次元だらけのデッキはあまりいなくて、既存のデッキにちょっと次元を挿したもの、 あるいは【白騎士】や【死神】などのテーマが多かった。 なんやかんや、すぐに生成する人は少ないんだね。

次元メタで《マインド・リセット》ガン積み。 《イダテン・アクセラー》は《メルキス》ダッシュを決め込むほかに、《チャクラ》《メビウス》をSAにするのも強かった。 《エナホ》《ルナ・アレグル》は結構強そうだった。

超次元エリザベスナーガ【デュエプレ】【DMPP-13】

デッキレシピ

  • コンセプト:B
  • 完成度:A
  • デッキパワー:A-
  • 思い入れ:C

お題

いつもブログ、YouTube楽しく拝見させていただいています! 早速ですが、エリザベスとブライゼナーガのコンボで大型呪文を踏み倒すデッキ案について添削、コメントをいただけますでしょうか…🙏🏻 サブプランとしてボルフェウスヘヴンも入れてみたのですがプラチナ5を行ったり来たり、、、 シーザーのナイト軸や、青(エターナルソード、 ロードリエス)を足しての天門軸もアイデアとしてはあったのですが、上手くデッキとしてまとめられませんでした。 アドバイスいただけたら幸いです。よろしくおねがいします!

https://odaibako.net/detail/request/c69f21ef-0c6b-41dc-a87e-3546d2dc389a

送られてきたレシピ。

これでランクマ行ったの? 気は確か?

↑「お前が言うな」のツッコミ待ち。

キーカード解説

《天雷龍聖エリザベス》。 デッキビルド杯でも常に一定数が投稿されていて、カジュアルデッカー向けと言って間違いないカードだが、 実はこの人と向き合うのは初めて。

黒神龍ブライゼナーガ》は、無理やりトリガーを起動するためのカード。 5《エリザベス》→6《ブライゼ》の流れが美しい。 3弾の【トリガーボルバル】のときもそうだったが、「《ブライゼ》入りデッキ、《ブライゼ》めったに出さない説」は非常に有力。 厚い盾を自分から削ると、対コントロールだとしても相手が殴ってきてやられる。

構築解説

送られてきたレシピは、

  • 《エリザベス》で《HELL》《フォートレス》を撃ちたい
  • → それらが手札に来たら困るから《ボルフェウス》で活用できるように

という発想で組まれている。

しかし、《ボルフェウス》はサポートカードが多く必要で、かつ出せればほぼそれだけで押し切れてしまう性能をしている。 おそらく、このデッキの勝ち筋はほとんど《ボルフェウス》になってしまうだろう。 要するに、サブとして積むには主張が強すぎるのだ。

《エリザベス》《ブライゼ》がともに《ボルフェウス》の種になる点は一見噛み合っているが、どちらも種としては重すぎる。 《エリザベス》はせっかくの効果持ちなので種にするのは憚られるし、 《ブライゼ》は暴発させた後に《ボルフェウス》を出すケース自体が稀だと思う。

サンプルレシピは、《ボルフェウス》のサポートのために《ラルック》《ボルシャリオ》にスペースを取られたり、 《ローズ・キャッスル》などを積んだりした結果、呪文枚数が13枚にまで減っている。 《ブライゼ》で呪文をめくる枚数の期待値は約1枚。 《ハンド》4枚が元からトリガーなので、《エリザベス》の恩恵があるのはわずか9枚だ。

これだと、いまいち《エリザベス》《ブライゼ》する気が起きない。 まずはもっと呪文の枚数を増やすべきだ。


サブプランとして構えるなら、超次元呪文が適切だろう。 カード自体が呪文のため《エリザベス》との相性が良いし、単体で機能するためスペースも食わない。 《フォートレス》は手札に来たら埋めればいい。

《ローズ・キャッスル》《デス・サークル》《ジャック・アルカディアス》は呪文ではないのでカット。 《ファントム・ベール》は強制攻撃を促すカードだが、これは4枚も入れてある《ブライゼ》の役目。

3→5→6で最速起動を狙えるように、《コメット・チャージャー》追加。 ちょっと恥ずかしいが《ソーラー・チャージャー》まで入れてみた。 チャージャーをたくさん入れたことで、《HELL》手撃ちくらいならまあまあ狙える。

手札が薄すぎるので《アヴァラルド公》を4枚起用。これでもちょっと不安だ。

《エリザベス》と《アヴァラルド》がナイトなので、《インビンシブル・オーラ》ではなく《魔弾プラス・ワン》。 《ブライゼ》起爆前後に手撃ちして、シールドを補充すべし。

《シャイニー・ホール》から出てくる《チャクラ》は、このデッキの構成パーツと比較的相性が良い(《ブライゼ》は例外)。 《プラス・ワン》でホーリー・フィールドを発動しやすくなったり、 《エリザベス》と一緒に並べて殴る・殴らないの両方にプレッシャーをかけたりできる。

おわりに

プラチナ3までは堅い。回数こなせばADマスターも行けなくはない気がする。 保証はしないけど。

裏デッキビルド杯振り返り@観戦者視点【デュエプレ】【DMPP-13】

裏デッキビルド杯 所感

昨日、デュエプレの「裏デッキビルド杯」なるイベントが開催された(主催:トスカーナ 様)。

概要としては、カジュアルデッカー向けの勝敗を気にしない個人大会である。 今回、色々サポートを貰いつつ観戦配信をやらせていただいたのだが、これがもうめちゃくちゃに面白かった。

カジュアルデッキ同士で対戦できる機会というのは、実は非常に貴重である。 ゲーム内にはカジュアルマッチこそあるが、ガチデッキや害悪系デッキに当たることも多く、カジュアル対戦の需要を満たしにくい。 主催者の方がそういう需要を汲み取って開催してくれたのが、今回の裏ビルド杯だ。

もしかすると、こういう需要のためにカジュアルに遊ぶ方針のグループが既に設立されているかもしれない。 が、自分の主観から行くと、Twitterにいるカジュアルの猛者(←謎概念)は無所属感を出している人が多い。 「自分の好きなように遊ぶ」という趣向が強い民族なので(←意味不明)、彼らを一つのグループに束ねるのは難しいと思う。 そういうわけなので、こういう自由参加型のイベントがあるとありがたい人は多いのではないだろうか。

しかも、このイベントはただの対戦会にとどまらなかった。 参加者全員から使用デッキを提出してもらい、投票でベストデッキを決めるという、さながら本家ビルド杯のようなサブ企画まで用意されていたのだ(こっちがメイン?)。 「裏ビルド杯」を名乗るに相応しい、非常に力の入った催しだった。 ベストデッキを「ジョニー賞」とし、戦績1位にはガチすぎるだろの「スパイク賞」、戦績最下位にはよく頑張りましたねの「ティミー賞」まで贈っていたのも遊び心があって良かった。

ちなみに自分は観戦者の立場で、大会には直接参加せず楽しませてもらった。 参加したい気持ちも大いにあるのだが、それを大きく上回る「人のカジュアルデッキが動いているところを見たい」という気持ちを優先したからである。 定員を埋めるためにも参加者として盛り上げたほうが良いのか? という悩みもあったが、 当日は配信を楽しんでくれた人が多かったし、チャンネルが集会所の役割も果たせたようなので、結果的に良かった。

gametector.com

デッキ一覧

主催者様から参加者のデッキ一覧を貰ったので、せっかくだからここで全部紹介させていただく。

『サイキック・ペンタゴン

早速、今回のジョニー賞に輝いたデッキから。

《サイバゴン》+《ブラッディ・シャドウ》+火のサイキッククリーチャーで5色揃え、《プラチナム》のG・0を狙う。 クリーチャー3種で、《サイバゴン》《ディメンジョン・ゲート》の探索を完全に固定。 2マナブースト、5cとは思えない単色カードの多さも合わせ、最速・最安定で《プラチナム》を出すことに特化している。

製作者曰く、「すべての試合で《プラチナム》を出すことができた」そう。 対戦でこれをやられたら、このデッキに投票せざるを得ないだろう。 再現性を高め、相手への表現を確実に伝えることに成功している。

カスタムするとすれば、白を入れて《シャイニー・ホール》《チャクラ》《スパーク》を突っ込んで、赤は5コスホールから《オーフレイム》を出すようにする。 突破力向上、《グレート・チャクラ》で《シャドウ》まで殴れるようにもできる。 ただその場合、メインデッキから赤が抜け、サイキックからも赤の象徴である《メビウス》が抜けてしまう。 「5色揃えて《プラチナム》」というわかりやすさが失われるのは痛い。

『先攻プレミ・絶不動』

人気投票2位。

ドローゴーで《コスモビュー》を狙うデッキ。 攻めてくる相手には《コスモビュー》やトリガー《ヘブンズ》、コントロール相手にはマッドネスで対抗。 マナが伸びない欠陥は、《メルセウス》《デラセルナ》で補強している。

このデッキの真価は、実際に戦って初めて引き出される。 特異なプレイングは対戦相手を惹きつけるだろう。 実戦ありの裏ビルド杯ならではのデッキだと思った。 1積みの《ミ・アモーレ》や《ミルザム》もバッチリ活躍していた。

『石碑サンダー』

人気投票同率3位。

当チャンネルでも紹介させていただいたことのある、構成要素すべてが美しいデッキ。 今更魅力を説くまでもない。 構築も全く異論無し。

『キリンメイ』

人気投票同率3位。

《ミンメイ》で《キリン・レガシー》を吊り上げ、そのターン中に《キリン》の効果を発動しにいく。 トリガー《ジャック》《サルトビ》での起動も狙っているそうだが、 それは良心の裏ビルド杯だからこそ、《キリン》が除去されず盾を殴られるという読みか。

ちなみに、今回の「スパイク賞」を受賞したのもこちら。《キリン・レガシー》はガチ。 (※もう1つ《マルコ》のデッキも使ったらしい)


人気投票4位以下は超接戦のため順位は割愛し、特に順番関係なく紹介していく。

『刺し身会秘伝のデッキ』

ここに来ての【シザー・愛】。《シーマイン》まで入れて、完全にネタ枠を奪いに来た。

《ギフト》《サイン》や《オーガ・フィスト》で徹底的にサポートし、この2体だけで勝ってやろうという潔い構築。 絶対《ペトローバ》入ってると思った。

『Quick1』

赤白次元ビート。《日向草》《メタルコックのタイマー》のコンボも入れた欲張り構築。 《ディアナ》のタップ能力は、《日向草》のターボラッシュと地味に相性が良い。

配信では《アヴァ公》で《タイマー》が3枚捲れてて笑った。

『ジャパニオン』

《スペル・サモニオン》と《ジャパン》がフュージョン。 《サモニオン》は「出せれば何でもいい」の精神に到達したか。

《フェアホ》からは、《サモニオン》と《ドルゲーザ》の2種に接続可能。 3→5→7のルートが太くて回しやすそうだ。

『死神天門』

死神に無理やり白をタッチ。 《PG》《ネロ》が地味に《デスモーリー》《オルゼキア》と噛んでる。 ここでは紹介しないが、逆パターンの「黒白騎士」も持ち込んでいた模様。

配信では徹底して白を見せない偽装プレイングを見せてくれた。

『メガリア様デッキ』

《クズトレイン》《イモータル・ブレード》が出た今、あえて《メガリア》に頑張ってもらうデッキ。

《クズトレイン》とは黒以外もスレイヤー化できる点、 《イモブレ》とは《アルバトロス》で吊ってこれる点で差別化できる。

1積みの多さから、使いたいカードを余すところなく入れるこだわりが感じ取れる。

『不滅の天門ZAGAAN』

ドロマーの【ザガーン】。【シザー・愛】同様、いてくれて安心したデッキ。

《オボロカゲロウ》で《ザガーン》をデッキに戻し、《PG》を生贄に捧げてお得に《ザガーン》を発射。 エンジェル多めの構成は、《ネプチューン》にも簡単にアクセスできる。

多分結構強い。

『不滅の友情』

《武者》と《ウルフェウス》の出会いを描いた、背景ストーリー再現デッキ。 ミケガモはこういう着想でデッキを組めないので、ただ感心するばかり。 《ウルフェウス》からの《インフェルノ・サイン》《武者》で友情コンボ達成だ。

《スターダスト・NEX》がオシャレ。

『れんぞくま★リンクノヴァ』

《レオポル》エンジンから繋ぐは、まさかの手撃ち《ティラノ・リンク・ノヴァ》。 《バイオレンス・フュージョン》《フォートレス》《HELL》に甘えがちなところをしっかり諌めてくれた。 前ならそれだけのデッキだったかもしれないが、今は《ルナ・アレグリア》のおかげで別の勝ち筋も残せているのが◎。

《パンダフル・ライフ》は入れないんだね。

ダイダロストライク』

ダイダロス》で《ドラグストライク》を壊してドラゴンを投げつける由緒正しきコンボ(2弾から存在するので)。 ビルド杯入賞アイデアの《エンフォーサー》《ニャンパッタ》まで組み込んで、豊富なルートを確保している。

《アレクセイ》が《アシガ・ルピア》メタだとかいうコメントで笑っちゃった。

『3cディアブロスト』

コントロール系としては珍しく、カジュアルで回しても怒られにくい《ディアブロスト》。 ……と思ったが、改めてレシオピを見るとビートダウン指向で組まれているのがわかる。

ディアブロスト》を引かないと何も始まらないわけだが、そこは《ニンプウ・タイフーン》でカバーしようということか。

エアマスター

5-8000, 攻撃時にマナのクリーチャーをすべて回収する《天空の超人》。 超次元呪文のおかげで、マナにクリーチャーを溜めないビートダウンが成立するようになった。

マナを増やすため相性のいい《カイマン》、終盤にピンポで持ってくる《ボルバルザーク》、 cipを回りくどく使い回す《メビウス・チャージャー》、ちゃんと3種類入ってる《ヴィレム海州》など、痺れるところの多い構成。

これは自分のセンスでは組めない部類のデッキ。

黄泉がえり

「復活する」《バイタル・ホーン》のデッキ。 《セイント・キャッスル》でブロッカー化、《イモータル・ブレード》でスレイヤー化し、《再誕の森》で輪廻する。

《クズトレイン》はデュエプレオリジナルの黒スレイヤー化に目が行きがちだが、 このデッキでは単純にドローソースとして入っている。

《フェアリー・スコップ》を最も欲しているデッキ。

『demon's soul』

黒緑の【連デモ】。 地味に《ヤミノザンジ》《XENOM》で強化を受けていた。

このコンセプトの構築としてはかなり正統派だと思う。 《ヘックスペイン》も強そうだが、デッキからアタリのクリーチャーを引っこ抜くため扱いが難しい。

vr以下 侍』

ちょうど今やってるVR以下ルールにも対応したサムライデッキ。 SRのいないサムライってこうなるんだ……となる。

《バイオレンス・迅雷・ドラゴン》《グランドクロス・斬鉄・ドラゴン》に頑張ってほしい。

『パギャラオロチ』

紙で存在した【不滅オロチ】の再現デッキと見るべきか。 これもカジュアルらしい構築として満点。

《アイアンズ》は地味に《オロチム》《アレグル》でシンパシーできる。

『ソルハバキSPECIAL』

あんまり使われてない《ソルハバキ》が大活躍。 《エール・ソニアス》への進化と、《口寄》での3ドローが目玉。

使ってみるとめちゃのめりこむタイプのデッキ。

『マーチマルコ』

デスマーチ》を組み込んだ《マルコ》。といいつつどっちも4積みではない。 【マルコヴァルディ】の要素をさらに散らして、プレイングの幅を広げたイメージか。 これも自分のセンスからは生まれないと思った。

おわりに

初見かつオリジナリティに溢れたデッキが動いているのを見られて、幸せな時間だった。 構築のインスピレーションもバリバリ湧いてきた。

改めて、主催のトスカーナ様、そして参加者の皆さん、配信を見に来てくれた皆さん、ありがとうございました。

特に主催はやることが多そうだったので、イベントを無理なく継続するため、 そして参加者が気兼ねなく参加できるようにするため、 負担を減らして効率よく運営してもらえたらと思う。 次回があるならまたぜひとも配信させていただきたい。

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