ミケガモのブログ

【まとめ】デュエプレの細かいルール・仕様

はじめに

この記事では、デュエプレの細かい仕様を詳しく解説する。

説明するのは主に、処理や仕様の原則である。

挙動そのもの、もしくはその解釈に間違いがある場合、コメントにて指摘してほしい。

手札・バトルゾーンの上限

バトルゾーン上限数

バトルゾーンに出せるカードの上限数は7枚 これには、クリーチャーとクロスギアが含まれる。

既にカード数が上限に達しているときは、通常の召喚orジェネレートの操作ができなくなる。 また、未リンク状態のゴッドは、「G・リンク」能力を使えなくなる。

上限に達した状態で、クリーチャーやクロスギアを出す効果を発動すると(S・トリガーなど)、 バトルゾーンに出そうとしたクリーチャーは直接墓地に置かれる。 このとき、墓地に送られたクリーチャーの「バトルゾーンに出た時~」能力は発動しない。

なお、《蒼神龍バイケン》のマッドネス効果に付属するバウンス効果は、 盤面上限のせいで《バイケン》が場に出なかったとしても発動する。 これは、バウンスが「出た時」能力ではなく、マッドネスの処理自体に付属する効果だからである。

手札上限枚数

手札の上限枚数は10枚

手札枚数が上限に達しているときにカードが手札に加わろうとすると、 そのカードは直接墓地に置かれる。

ランダムと探索

ランダム

「ランダムに」と書かれているカードは、対象ゾーンにあるカード1枚1枚を参照して、等しい確率で抽選される。

例:

山札内のクリーチャーが

  • 《ラ・ウラ・ギガ》x1
  • 《青銅の鎧》x1
  • 《進化の化身》x1
  • 《二角の超人》x3

であるときに、《聖獣王ペガサス》のランダム踏み倒し能力を使うと、 《二角の超人》が出てくる確率は1/2(6枚中3枚)。

また、ランダム性のある効果は、全ての選択肢が等しい確率で抽選される(と考えられる)。

例:

  • 黒神龍ガルバロス》の各効果が選ばれる確率は、どれも1/6。
  • 《緑神龍ハルクーンベルガ》のブーストが成功する確率は、1/2。

探索

「探索」は、対象ゾーンに存在するカード種類数を参照して、等しい確率で抽選される。

例:

山札内のクリーチャーが

  • 《ラ・ウラ・ギガ》x1
  • 《青銅の鎧》x1
  • 《進化の化身》x1
  • 《二角の超人》x3

であるときに《ディメンジョン・ゲート》を唱えると、 《二角の超人》が探索にヒットする確率は3/4。(4種類のうち3種が探索にヒット)

S・トリガー

S・トリガー能力自体の効果処理は、

  • クリーチャーのS・トリガーは、そのクリーチャーを召喚するところまで
  • 呪文のS・トリガーは、その呪文の効果を解決するところまで

である。

複数のS・トリガーを同時に引いた場合、順番にS・トリガー能力を解決し、 その後それによって誘発される能力を解決する。 誘発される能力には、クリーチャーの「バトルゾーンに出た時」能力の他に、 「S・トリガーを使った時」という能力もある。

例:

Wブレイクされたシールドが、 《アポカリプス・デイ》と《アクア・ハルク》だった。

バトルゾーンにクリーチャーがちょうど5体いる場合、 《ハルク》→《アポカリ》の順で発動すれば、 《ハルク》召喚で場を6体にして、続く《アポカリ》の効果を発動できる。 その後、《ハルク》の効果解決でカードを1枚引く。

バトルゾーンにクリーチャーが6体以上いる場合、 《アポカリ》→《ハルク》の順で発動すれば、 《アポカリ》で全破壊した後に《ハルク》を出すことが出来る。 その後、《ハルク》の効果解決でカードを1枚引く。

例:

自分の《聖帝エルサル・バルティス》でWブレイクしたら、 相手が《デーモン・ハンド》《アクア・サーファー》をこの順で発動してきた。 この後の解決順は、

  1. 《デモハン》S・トリガー効果&効果処理で《バルティス》破壊
  2. 《サーファー》S・トリガー効果で召喚
  3. 《バルティス》効果処理(1回)
  4. 《サーファー》効果処理

となる。

ターンプレイヤーが所有する《バルティス》の効果が、 非ターンプレイヤーの《サーファー》の効果よりも先に解決される。

《デモハン》で《バルティス》が破壊された後に、《サーファー》をS・トリガーで召喚するため、 《バルティス》の能力は《デモハン》に対する1回しか誘発しない。 仮に、相手が《サーファー》《デモハン》の順で発動してきた場合、《バルティス》の能力は2回誘発する。

効果の対象

バトルゾーンのクリーチャーを対象に取る効果は、 その効果が発動した時点でバトルゾーンにあるクリーチャーにのみ有効である。

一方、プレイヤーを対象に取る効果は、 その効果が発動した時にいなかったクリーチャーに対しても有効である。

例:

《レジェンド・アタッカー》を唱えた後に召喚したクリーチャーには、 《レジェンド・アタッカー》の効果は適用されない。

例:

自分が《調和と繁栄の罠》で火文明を選択した。 相手が次のターンに《解体屋ピーカプ》を新たに召喚しても、《ピーカプ》は自分を攻撃できない。

強制効果と任意効果

強制効果で制限時間内に対象を選ばなかった場合、対象はランダムで選ばれる。

任意効果で制限時間内に対象を選ばなかった場合、何も選ばなかったものとして処理される。

《電脳勇騎ソウジ》や《歌舞機ロイド・ゴエモン》のクロスギアを出す効果は任意である。 このとき、任意選択の画面表示は手札に該当カードがなければ自動でスキップされるため、 思考時間の有無で手札の内訳が相手に透ける。

常在型能力と誘発型能力

クリーチャーが持つ能力は主に、

  • 常に発動し続ける「常在型能力」
  • 何かが起きたときに誘発する「誘発型能力」

の2種類に分類できる。

効力の違い

常在型能力は、それを持ったカードが場を離れたり、能力発揮のための条件が崩されたりすると、その時点から効力が失われる。 誘発型能力は、一度発動してしまえば、発動したクリーチャーがどうなろうと効果が継続する。

例:

《マイキーのペンチ》は常在型能力、《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》は誘発型能力である。

自分のターンに、《幻緑の双月》→「《ペンチ》/《キリュー》」→《青銅の鎧》の順に召喚した。そのターン中のシールドブレイクで相手が《デーモン・ハンド》を使い、「《ペンチ》/《キリュー》」が破壊された。

《ペンチ》の場合、《幻緑》は《ペンチ》が出た瞬間から、《青銅》は自身が出た瞬間からスピードアタッカーを得る。しかし《ペンチ》が破壊されると、その瞬間に《幻緑》《青銅》の両方からスピードアタッカーが失われ、召喚酔いの状態に戻ってしまう。

《キリュー》の場合、《幻緑》はスピードアタッカーを得るが、後から出てきた《青銅》はスピードアタッカーを得られない(上の「効果の対象」も参照)。その一方で、《キリュー》が破壊された後も、《幻緑》はスピードアタッカーを得たままである。

発動の順序

デュエマおよびデュエプレには、「常在型能力は誘発型能力よりも先に発動する」というルールがある。

例:

《レジェンド・アタッカー》でパワーアタッカー+4000を得た《強撃砲士モービィー》が攻撃した。 パワーアタッカーは常在型能力なので("攻撃中"に持続的に発動)、 まず《モービィー》のパワーが+4000される。 その後、《モービィー》の攻撃時の誘発型能力が発動。 そのときの《モービィー》のパワー6000よりも小さい相手のクリーチャーを破壊する。

効果のスタック

複数の誘発型能力が同じタイミングで発生した場合、 それらの処理は「スタック」される(解決される順番を待つ状態になる)。

スタックされている能力は、画面右のテキストウィンドウに表示される。

スタックされた能力を解決したことで、新たに誘発型能力が発生した場合、 それも新たにスタックに追加される。 新たにスタックされた能力は、以下で述べる処理順にならった位置に挿入される。 ケースによっては、先に解決を待っていた能力に対して割り込むことがある。

ターンプレイヤーが優先

スタックされている能力は、

ターンプレイヤーの能力 → 非ターンプレイヤーの能力

の順で処理される。

例:

自分のバトルゾーンに《怒髪の剛腕》がいる。 相手ターン中、相手が《ピアラ・ハート》を召喚してきた。 ターンプレイヤーは相手なので、

《ピアラ》1000火力 → 《怒髪》パワーアップ

の処理順となる。 《怒髪》のパワーが上がる前に《ピアラ》の1000火力が発動するので、《怒髪》は破壊されてしまう。

例:

自分の《怒髪の剛腕》がシールドをブレイクし、 S・トリガーで相手の《ピアラ・ハート》が出てきた。 ターンプレイヤーは自分なので、

《怒髪》パワーアップ → 《ピアラ》1000火力

の順に処理される。 《怒髪》のパワーが先に上がるので、《ピアラ》に破壊されずに済む。

右にいるクリーチャーから処理

同一プレイヤーがスタックしている複数の効果は、 右にいるクリーチャーから順に(場に出たのが新しい順に)処理される。

例:

自分の場に《雷鳴の守護者ミスト・リエス》《電磁傀儡ポワワン》がこの順で、 相手の場に《飛行男》がいる。 ここで、自分が《地獄の門番 デスモーリー》を召喚した。 この場合の効果解決は以下の通り。

  1. 《デスモーリー》が場へ。《ミスト》《デスモーリー》能力がスタック
  2. 《デスモーリー》能力処理。《ポワワン》破壊、相手が《飛行男》破壊。《ポワワン》《飛行男》能力がスタック
  3. 《ポワワン》能力処理。自分1ドロー&相手1ハンデス
  4. 《ミスト》能力処理。自分1ドロー
  5. 相手の《飛行男》能力処理。自分ランダムハンデス

注目すべきは、時系列的には後にスタックした《ポワワン》の処理が、 先にスタックした《ミスト》の処理の前に割り込んでいること。 これは効果解決順が、スタックした順序ではなく、 バトルゾーンの並び順に依存しているということを示している。

同時にバトルゾーンに出た時

例外的に、《ヘブンズ・ゲート》や複数トリガーなどで2体以上のクリーチャーが同時にバトルゾーンに出た場合、 それらが持つ「バトルゾーンに出た時」能力たちを、一つのグループとしてまとめてスタックする。 そのグループの能力解決順が回ってきたら、グループ内で場に出た順番に(=左から)、「出た時」能力を解決する。

なお、「自分の〇〇が出た時」能力(味方全体に反応する能力)はグループ化されない。

例:

《ヘブンズ・ゲート》で、《連珠の精霊アガピトス》《血風聖霊ザーディア》の2体をこの並びで同時に出した。 《アガピトス》の能力で《霊騎幻獣ウルコス》を山札から出す予定である。 この時の処理は、

  1. 《アガピトス》で《ウルコス》を場へ
  2. 《ザーディア》でシールド追加&火力(ここまででグループのスタック解決終了)
  3. 《ウルコス》でマナブースト
  4. 《ウルコス》が出た時の《アガピトス》能力で1体タップ となる。

例:

《ヘブンズ・ゲート》で、《知識の精霊ロードリエス》と《龍聖霊ウルフェウス》をこの順番で同時に出した。 《ウルフェウス》の能力で手札からさらに《ヘブンズ・ゲート》を唱え、《霊王機トリファリオン》《連珠の精霊アガピトス》を出した。このときの処理は、

  1. 《ウルフェウス》で《ヘブンズ》
  2. 《トリファリオン》で3枚めくる
  3. 《アガピトス》でリクルート
  4. ロードリエス》の能力がまとめて発動

となる。《ロードリエス》の「自分のブロッカーが出た時」能力は、同時降臨の場合にグループ化されない。 《ロードリエス》は場の一番左にいるので、結局最後にまとめてドロー効果が発動する。

同時にバトルゾーンから離れた時

自身および味方がバトルゾーンを離れたことに対して誘発する能力を持つクリーチャーが、 味方とともに同時にバトルゾーンを離れた時は、 その能力は自身に対しての1回分しか誘発しない。

例:

《インフィニティ・ドラゴン》を含む複数のドラゴンが同時に場を離れるとき、 《インフィニティ》の「自分のドラゴンが場を離れた時~」能力は、 《インフィニティ》自身に対しての1回しか誘発しない。

置換効果

「かわりに」という文を持つ効果は、「置換効果」に該当する。 デュエプレにおける置換効果は、次のような仕様である。

処理に割り込む

置換効果は、一連の効果解決中であっても処理に割り込む。

例:

《邪魂創世》を撃って、自分の《アクア・ソルジャー》を破壊した。 まず、《ソルジャー》の置換効果が呪文の効果に割り込んで手札に戻る。 その後、カードを3枚引く。

例:

相手の場に《魔光ドラム・トレボール》1体のみがいる状態で、相手に《魔弾バレット・バイス》を撃たれた。 自分は1回目のハンデスに対して《蒼神龍バイケン》を捨てた。 《バイケン》をマッドネス効果で場に出し、それに付随するバウンス効果が直ちに発動し、《ドラム》をバウンスした。

ここまでの処理は、《バレット・バイス》の1つ目効果「1枚選ばせハンデス」の直後に割り込んでいる。 バウンスの後に《バレット・バイス》の2つ目効果「ナイト・マジック」の解決に移るが、 そのときには既にナイトが場からいなくなっているため、ナイト・マジックは不発に終わる。

置換効果は連鎖しない

置換効果は連鎖しない。

例:

相手の《聖鎧亜キング・アルカディアス》がいるときに相手からハンデスを喰らい、 自分の《蒼神龍バイケン》が捨てられた。

このとき、《バイケン》の「捨てられる"かわりに"場に出る」置換効果に対しては、 《キング》の「場に出る"かわりに"墓地に置く」置換効果が連鎖しない。 結果として、《バイケン》は《キング》のロックをすり抜けて場に出ることができる。

例:

自分の《神羅スカル・ムーン》の破壊置換効果で、相手のシールドフォース状態の《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》が対象となった。 このとき、《スカル・ムーン》の「破壊される"かわりに"《PG》を破壊」の置換効果に対して、 《PG》の「場を離れる"かわりに"とどまる」置換効果が連鎖しないため、《PG》は破壊される。

置換効果が重複するとき

複数の置換効果が重複するときは、原則として右にいるクリーチャーの効果のみが優先して発動する。ただし、そのクリーチャー自身が対象になるときに限り、そのクリーチャーの置換効果が優先される。

例:

場に《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》《秘護精マキシマムコブラ》、ほかアーク・セラフィムがいるときに《アポカリプス・デイ》を発動した。

このとき、

左から《ヴィーナス》《コブラ》の並びのとき:

場のセラフィムは《コブラ》の置換効果でマナへ。 《ヴィーナス》のみ自身のメテオバーンで場に残る。

左から《コブラ》《ヴィーナス》の並びのとき:

《ヴィーナス》の置換効果が優先され、左から3体のクリーチャーがメテオバーンで場に残る。 《コブラ》は《ヴィーナス》の対象か否かによらず、マナゾーンに行く 残りのアーク・セラフィムには《コブラ》の効果が適用され、マナゾーンに置かれる。


本家DMの方では、他にも置換効果に関するややこしい裁定が他にもたくさんある。 詳しくはDM wikiを参照。

置換効果 - デュエル・マスターズ Wiki

パワー0以下のクリーチャーの処理

即座に破壊される

パワーが0以下になったクリーチャーはバトルゾーンに存在できず、直ちに破壊される。

例:

相手に《ローズ・キャッスル》を2枚張られている状態で《霊騎コルテオ》を召喚した。 《霊騎コルテオ》は直ちに破壊され、その後に自身のタップ効果を処理するので、 《コルテオ》自身をタップ効果の数に計上できない。

置換できず破壊され続ける

パワー0以下による破壊に対して破壊置換効果が発動したとしても、 その処理の後もパワーが0なら再び破壊されてしまう。

例:

《緑神龍ウルガルダス》のパワーが0以下になった。 自身の破壊置換効果でマナからファイアー・バードとドラゴンを1枚ずつ墓地に置くが、 置いた後もパワーが0以下のため破壊され続ける。 最終的に、マナからファイアー・バードとドラゴンのいずれかがなくなるまで自分をランデスし続け、その後破壊される。

開発側の配慮が行き届いた除去置換クリーチャーの場合、《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》やエラッタ後の《西南の超人》のように「パワーが0より大きければ」という表記によってこうなることを避けるのだが、そう書かれていないカードのほうが多い。

カードの移動

バトルゾーン → 墓地・マナ・山札・シールド

バトルゾーンから墓地・マナ・山札・シールドに移動するカードは、 バトルゾーンで左にいたカードから順に移動する。

任意の場所 → 墓地

カードの移動先が墓地の場合、左にあるカードから順に移動する。

例:

相手ターン中に自分の手札が全て捨てさせられる場合、手札で左にあったカードから順に墓地に行く。 マッドネスクリーチャーは、左にあったものからバトルゾーンに出る。 複数体出そうとした途中で盤面上限に達した場合、 それよりも右にいたマッドネスはバトルゾーンに出られずに墓地に置かれる。

バトルゾーン → 手札

バトルゾーンから手札に戻されるときは、右にいるものから順に手札に戻ってくる。

例:

《キング・アトランティス》で戻されたカードは、 バトルゾーンで右にいたカードから順に手札に加わる。 途中で手札上限を超える場合、それより左にいたクリーチャーは墓地に置かれる。

墓地orマナ → 手札

墓地orマナからカードが手札に加わるときは、右にあるカードから順番に選ばれる。手札に加わるカードが全て選ばれたら、その中で一番左にあったカードから順に手札に加わる。

例:

《漆黒戦鬼デュランザメス》で墓地から回収されるクリーチャーは、 墓地で右下にあるカードから順に選ばれる。 途中で手札上限を超える場合、それより左にあったカードは墓地に残ったままになる。 手札の中では、墓地で一番右下にあったカードが、手札の一番右に来る。

《デュランザメス》召喚前。

《デュランザメス》召喚後。

進化

タップ状態の進化元

進化元にタップ状態のクリーチャーが1体でも含まれていると、 進化クリーチャーもタップしてバトルゾーンに出る。

聖霊王エルフェウス》《超神龍アルグロス・クリューソス》によって進化元がタップされている時などに発生。

進化V・進化GVの進化順

複数体のクリーチャーから進化するとき、進化元に指定した順番が若いカードが上に重なる。 進化前にバトルゾーンのどこにいたかには依存しない。

例:

進化元を

  1. 《フェニコーラー》
  2. 《ジャンボ・アタッカー》
  3. 《エル・カイオウ》

の順で指定して《ヴィーナス》を出す場合、上から順番に

《ヴィーナス》《フェニコーラー》《ジャンボ・アタッカー》《エル・カイオウ》

の順番に重なる。

離れる順番

進化クリーチャーを構成するカードがバトルゾーンから離れるときは、 上に重なっているカードから先に移動する。

例:

メテオバーン能力を使うと、 進化元のうち上に重なっているクリーチャー(=進化時に選んだ番号が若い方)から順に墓地に置かれる。

例:

手札が8枚の時に、

《マーキュリー》《ガード》《スクリュー》《ハルカス》

の順で重なっている《マーキュリー》がバウンスされた。 このとき、《マーキュリー》《ガード》が手札に加わり、 《スクリュー》《ハルカス》は手札上限を超えたため墓地に置かれる。

進化条件を満たさない状態での踏み倒し

探索してクリーチャーを場に出す効果では、 進化条件を満たしていない進化クリーチャーも探索に引っかかることがある。 その場合、探索の3枚には表示されるが、グレーアウトして選択できないようになっている。

進化クリーチャーが強制的に踏み倒される際、進化条件を満たしていなければ、 その進化クリーチャーは場に出ない。

例:

《紅神龍バルガゲイザー》の効果で、デッキの一番上の《超天星バルガライゾウ》がヒットした。 マナにドラゴンが3体無い場合、《バルガライゾウ》はデッキトップに戻る。 「トップを表向きにし、ドラゴンなら場に出して、それ以外なら墓地に置く」という効果なので、「ドラゴンなので場に出そうとしたが失敗。"以外"には該当しないため墓地にも置かない。何もせず《バルガライゾウ》をトップに戻して終了」となる。

その他の解釈

「各ターン、初めて」

「各ターン、初めて」という記述の効果は、そのクリーチャーが場にいない間も含め、ターン全体で判定される。

例:

《メディカル・アルナイル》→《スナイプ・アルフェラス》→《封魔ウェバリス》

をこの順で1ターンのうちに召喚した場合、 《ウェバリス》を出したときに《アルフェラス》のドローは発動しない。 そのターンに初めて場に出たグランド・デビルは《アルナイル》だからである。

攻撃の成立

一旦成立してしまった攻撃は、 処理中に「攻撃できない」能力が攻撃クリーチャーに新たに付与されようとも、続行される。

例:

《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》のメテオバーンでブレイクされたシールドから、 《調和と繁栄の罠》をS・トリガーで唱え、効果で火文明を選択した。 この後にも、《アポロヌス》の攻撃は続行される(ブロックor除去が出来なければダイレクトアタック)。

ちなみに、成立してしまった攻撃を止めるには、《聖天使グライス・メジキューラ》のように、 「攻撃を中止」というテキストが必要である。

置換されたカードも数え上げる

「~する。それと同じだけ……する。」というような効果のカードは、 基本的に「前の効果の対象になったかどうか」だけを参照する。 仮に、前の効果が置換されて実行されなかったとしても、 置換されなかったのと同じように後の効果を処理すればよい。

例:

《炎槍と水剣の裁》で《雪溶妖精シャーマン・メリッサ》を破壊しようとした。 《メリッサ》は破壊置換効果でマナに行くが、《裁》のドロー枚数に含むことが出来る。

ちなみに、前の効果が真に実行されたか(置換されなかったか)を参照するテキストとしては、 《破壊と誕生と神殿》の「~されたなら」という記述がある。

特殊なカード

ゴッドカード

ゴッドカードは、場に出ている時以外はコスト0のカードとして処理される。 手札がゴッドカードのみのときに《解体人形ジェニー》を使われると、ゴッドカードが捨てられる。

G・リンク能力は、「相方をクリーチャーとして召喚し、その後1体のクリーチャーになる」効果である。 召喚に反応する《ルナ・アレグリア》の効果は誘発する。 召喚を封じる《アルファディオス》や《ボルシャック・クロス・NEX》下では、G・リンクできない。 片割れのゴッド含め場が7枚埋まっているときも、8体目を召喚することができないので、G・リンクできない。

クロスギア

複数のクロスギアを1体のクリーチャーにクロスすると、クロス順が古い順に左から並ぶ。

攻撃時効果が複数発生した場合、場の右にあるクロスギアから順に効果を解決していき、 最後にクリーチャーの攻撃時効果を処理する。

置換効果がクリーチャーとクロスギアでかちあった場合、クリーチャーの置換効果が優先される。

例:

《流牙 シシマイ・ドスファング》がクロスされた《維新の超人》が《デーモン・ハンド》の対象に選ばれた。 このとき、《ドスファング》のモヤシ付与よりも《維新》自身の置換効果が優先され、 《ドスファング》を身代わりにして《維新》が場に留まる。

ルナティック進化カード

ルナティック進化カードは、「神羅」側のカードとして扱う。 「羅月」側として扱うのは、それを召喚したときだけである。

例:

《紅神龍バルガゲイザー》で《神羅ライジング・NEX》がヒットした場合、 それを《羅月サンライズ・NEX》として場に出すことはできない。 ただし、《蒼神龍スペル・サモニオン》であれば、《ライジング》《サンライズ》の好きな方を選べる(後述)。

例:

《神秘と創造の石碑》から続けてプレイする場合、 「神羅」側は究極進化・ルナティック進化のどちらで召喚しても《石碑》の効果が適用されるが、 「羅月」側は召喚しても《石碑》が適用されない(山札内に「羅月」カードは存在しないため)。

サイキック・クリーチャー

サイキック・クリーチャーが場を離れる時は、内部上、 「本来の移動先ゾーンに一瞬だけ移動した後、直ちに超次元ゾーンに戻る」という処理になる。

https://dmps.takaratomy.co.jp/faq-cardrule/no-274

例:

相手のマナは5で、相手の場に《究極兵士ファルゲン》とサイキック・クリーチャーがある。 ここで、サイキック・クリーチャーに対して《ナチュラル・トラップ》を発動した。

すると、サイキック・クリーチャーは一度マナゾーンに行き、その瞬間にマナが6枚となって、 パワーが0になった《ファルゲン》が破壊される。 その直後、サイキック・クリーチャーは超次元ゾーンに戻る。

個別カード

《無双竜機ボルグレス・バーズ》

バトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンからドラゴンとフェニックスを手札の上限枚数になるまで手札に戻しても良い。

この効果は、後に書いてあるフェニックスが優先的に回収対象に選ばれる。

例:

↑の状態で《バーズ》を召喚する。

まず、フェニックスが右にあるものから全て回収対象となり、 その後にドラゴンが右にあるものから回収対象となる。

ちなみに、↓のテキストのナーフ前《ダイヤモンド・ブリザード》は、 前に書いてあるマナゾーンのカードが優先的に回収されていた。

バトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンと墓地から《ダイヤモンド・ブリザード》以外のスノーフェアリーを、手札の上限枚数になるまで手札に戻す。

《超神星マーキュリー・ギガブリザード

《マーキュリー》が複数体並んでいると、 相手1回の呪文に対して全ての《マーキュリー》のメテオバーンが発動してしまう。

ちなみに、《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》が複数体並んでいるときのメテオバーンは重複しない。(「置換効果」の項を参照)

また、《氷河の魔筆マクシミリアン王》の能力でナイト・マジックが追加実行されそうになるとき、 《マーキュリー》のメテオバーンは改めて発動する(ナイト・マジック呪文を撃った時、《マクシミリアン》が起動した時の2回メテオバーンを消費する)。

神羅スカル・ムーン》

自分と相手の《神羅スカル・ムーン》がバトルした場合、 ターンプレイヤーの《スカル・ムーン》のみが生き残り、 非ターンプレイヤーの《スカル・ムーン》は破壊される。

ただしTCG版のルールでは、どちらの《スカル・ムーン》も破壊されるのが正しい処理らしい。 デュエプレの処理が意図的なのかミスなのかは不明。

https://dmwiki.net/%E3%80%8A%E7%A5%9E%E7%BE%85%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%80%8B

《蒼神龍スペル・サモニオン》

「カードを使う」という能力は、対象カードがクリーチャーであれば「召喚する」という行為になる。 そのため、O・ドライブ持ちカードや《ボルバルザーク》《バーロウ》《石碑》などの「召喚した時(※踏み倒し等でただ場に出るだけでは×)」能力が発動できる。

本家と異なる仕様

置換効果による条件充足

デュエプレでは、6マナの状態で《英霊貴族ムーンライト》と《雪溶妖精シャーマン・メリッサ》が同時に破壊されたとき、《ムーンライト》のメタモーフ能力は発動しない。 《ムーンライト》と《メリッサ》の位置関係にもよらない。 どうやら、デュエプレでは場を離れることが決定した瞬間の状態を参照しているようである。 この裁定は、デュエプレ公式Q&Aにも掲載されている。

dmps.takaratomy.co.jp

本家DMでは、メタモーフ能力が発動する。 置換効果は、効果解決中であってもそれに割り込んでいち早く処理されるという裁定があるためである。

英霊貴族ムーンライト のFAQ - デュエルマスターズ

シールド焼却とターボラッシュ

デュエプレでは、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》でシールドを焼却した場合も、 味方のターボラッシュ能力が発動する。

本家DMでは、ターボラッシュ能力は発動しない。*1 ターボラッシュの発動条件が「シールドをブレイクした時」なのに対し、 《ボルメテウス》は「シールドをブレイクするかわりに墓地に置く」という置換効果で、 実際にはシールドブレイクをしないからである。

攻撃強制とタップスキル

デュエプレでは、タップスキル持ちのクリーチャーが攻撃を強制された状態にあっても、そのタップスキルを発動することが出来る。 例えば、自分の場に《幻想妖精カチュア》のみが、相手の場にタップされた《不落の超人》がいる場合、 《カチュア》は《不落》を攻撃せずにタップスキルを起動できる。

本家DMでは、攻撃強制状態のクリーチャーはタップスキルを起動できない。 もう少し押し広げて言うと、本家DMでは、「可能なら○○する」「○○のかわりに××してもよい」の2つの状態にある場合、 ○○をしなければならない。

攻撃強制 - デュエル・マスターズ Wiki

クイズ

読者の皆さんが仕様を理解できているかどうかを確かめるために、 効果処理のクイズを2問作ってみた。 本記事の内容を複合的に適用すれば、正解できるはずである。 一応、どちらも実機で再現検証ができている。

問1

※《西南の超人》のセイバー効果が《西南の超人》に適用されなくなったため、問1のような処理は発生しなくなった。

自分の場に、《西南の超人》を含むジャイアントが6体並んでいる(ケース1, 2)。 ここに《アポカリプス・デイ》を撃った時、どうなるか。

ケース1:

《突然》《西南1》《驚天》《二角》《万象》《西南2》

ケース1。

ケース2:

《突然》《西南1》《驚天》《西南2》《万象》《西南3》

ケース2。

問2

自分の場に《聖帝エルサル・バルティス》《霊翼の宝アルバトロス》《時空の守護者ジル・ワーカ》、墓地に《百発人形マグナム》がいる。 《エルサル・バルティス》が相手のシールドを2枚ブレイクしたところ、 《ヘブンズ・ゲート》と《アクア・サーファー》がこの順でトリガー発動し、 《ヘブンズ・ゲート》から《連珠の精霊アガピトス》《聖核の精霊ウルセリオス》が出てきた。 自分は《エルサル・バルティス》の能力で《アポカリプス・デイ》《ネオ・ブレイン》を、 相手は《アガピトス》の能力で《雷光の使徒ミール》を山札から使うつもりである。

効果がどのように処理されるか答えよ。

答1

ケース1では、

  1. 《突然》を《西南2》がセイバー
  2. 《驚天》を《西南1》がセイバー

ケース1の解答。

ケース2では、

  1. 《突然》を《西南3》がセイバー
  2. 《西南1》を《西南2》がセイバー

という解決順になる。

ケース2の解答。

答2

  1. 《エルサル・バルティス》能力処理(1回目)。山札から《アポカリプス・デイ》を唱え、《エルサル》《アルバ》《ジル・ワーカ》《アガピ》《ウルセ》《サーファー》の6体が破壊される。

  2. 《ジル・ワーカ》能力処理。しかし相手の場に何もいないので不発。

  3. 《アルバトロス》能力処理。《ジル・ワーカ》《マグナム》を場に出す。このとき、《マグナム》を1体目に出すと自分に《マグナム》効果が発動するが、《マグナム》を2体目に出せば発動しなくて済む。

  4. 《エルサル・バルティス》能力処理(2回目)。山札から《ネオ・ブレイン》を唱える。

  5. 相手の《アガピトス》能力処理。山札から《ミール》をバトルゾーンへ。

  6. 相手の《サーファー》能力処理。《マグナム》バウンス。

  7. 相手の《ミール》能力処理。《ジル・ワーカ》タップ。

  8. 相手の《ウルセリオス》の効果発動。《ウルセリオス》自身のみがカウントされてシールド1枚追加。

おわりに

DMPP-01ではシンプルな効果しかなかったのが、 エキスパンションを追うごとに複雑な効果を持つカードが次々に登場している。 その効果同士が組み合わされば、どう処理されるのか直感的に分からないというケースがいくつも発生しうる。

自分が気付いていないだけで、 複雑な処理をする未知の組み合わせがあるかもしれない。 心当たりがあれば、ぜひコメントで指摘してほしい。

メモ:どこかに分類したいもの

《邪道外道神キキカイカイ》が《デーモン・ハンド》で破壊されたとき、《キキカイカイ》の「呪文を唱えた時」の能力でカードを1枚引けるが、「自分がカードを引いた時」のハンデス効果は使えない。これは、カードを引いた時に《キキカイカイ》が既に場を離れているため。

相手の場に《古の使徒バグレン》がいるときに、 自分の《喧嘩屋タイラー》が攻撃すると、《タイラー》は攻撃終了まで破壊されない(攻撃が終了した瞬間に破壊される)。 「攻撃宣言と同時にパワーアップ」と「タップと同時にパワーマイナス」の2つの常在型効果が同時に発生し、 パワーが0になる瞬間がないためである。

相手の場に《古の使徒バグレン》が2体、自分の場に《曙の守護者パラ・オーレシス》と《アクア・ビークル》がいる。相手ターン中に相手が《ソーラー・レイ》で《アクア・ビークル》をタップしたとき、そのターン中、《ビークル》のパワーは1000になり、破壊されない。ターンが返ってきても、《ビークル》のパワーは1000のままで、破壊されない。 これは、自分のターンが始まるのと、《ビークル》がアンタップするのが同時だからである。

*1:ルール上そうなるはずだが、ターボラッシュがマイナーすぎるせいか、直接的な記述を見つけることが出来なかった