ミケガモのブログ

24弾・ミケガモが組んだデッキ【デュエプレ】

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『極楽ダイシャリン』

《ダイシャリン》に3日間悩まされた挙げ句の終着点。

とりあえずチャージャー化効果を沢山発動するため、軽量呪文で固めるのは確定。 その上で、《ダイシャリン》自身を早出しして早くにアドを稼ぎたい。 しかし素直に自然のブーストと《フェアリー・ギフト》を入れると、青緑の【ターボゼニス】のようなデッキが出来上がり、《ダイシャリン》である意味が失われる。

呪文を唱える度にアドを取るなら、オマケ効果もついている《リュウイーソウ》のほうが強い。 しかも、2体並べたときに重複しないという点でも、《ダイシャリン》は劣っている。

《ダイシャリン》を活かすには、山からのブーストではなくチャージャーである点に注目したい。 単色なら必ずアンタップインになることや、マナ回収でループ的な動きができることも特長にはなる。

が、今回注目したのは、弱いカードを確実にマナに送れること。 そこで、デッキから同じ呪文を引っこ抜く《ガロウズ極楽》と組み合わせて、実質的にデッキ圧縮することにした。 単に呪文を連打するなら《フランツ》などの軽減も視野に入るが、《極楽》なら山から抜いた呪文がそのままアドになってくれる。 2マナ単色呪文ならマナが減らず、1マナの《ガード・グリップ》なら1マナ回復する。 《夏の日スパイラル》を入れているのは、ひとえに2マナの盤面除去だからである。

山札を圧縮した後は、《ホーガン・ブラスター》で《フォートレス》を当てに行くつもりだった。 《ホーブラ》で呪文がめくれれば、その呪文もチャージャーになって最大4マナ回復する。 しかし、デッキの構成的に外したときが弱すぎること、圧縮が終わる頃には13マナ溜まっていることから、《ホーブラ》はあまり要らないという結論になった。

『サード剣聖ジゲン』

《サード》が《剣聖ジゲン》に変身。 そのままバトルすることになるので、《ジゲン》がアンタップしてもう一度殴れる。 【サード】はもとから超次元呪文を多く入れるので、デッキの方向性も噛み合っている。

原案は《アンタッチャブル》でビートして、その殴り返しに対して《サード》を向かわせるという構想。 ひっくり返すサイキックも《チャブル》のみだった。 それだけだとさみしいので、《メビウス》《アレグリア》《ジャパニカ》も入れてみた。 しかし、《ジゲン》がTBを入れている時点でゲームがかなり前に進んでいる。 この期に及んでデカブツを出しても……というシーンはまあまああった。

《チャブル》を4枚出すパターンもあるので、涙を飲んで勝利シリーズを削除。

『ラピアグラップラー

《ルピア・ラピア》→《レジェンド・ルピア・ウイング》→《グラップラー》。 軽量化、サーチ、進化後は《バトライオウ》サーチでアンタップキルしながら展開。噛み合いが完璧である。

トリガーがストップ系で統一されているのも良い。 《グラップラー》で狩る対象を残しつつ、万一手札に来たらパワー調整で討伐を助けてくれる。

赤クリーチャーが欲しかったので《バルット》を採用。 あまり好みではない《鍛冶の行商》を追い出した。 同時に《トレジャー・マップ》も追放。《ラピア》を持ってくるのには役に立つのだが、それ以外の重要なクリーチャーが赤なので、思ったほど万能ではなかった。

《ガミラタール》はネタに見えて、意外と欲しい場面が多い。 相手になにか出してもらえないと《バトライオウ》を出せないので、的を引きずり出すのに便利。

『ドルバロムDストライク』

原案ビルド杯。 《ドルバロムD》はドラゴンなので、《ドラグストライク》で踏み倒せる。 《ゲンセトライセ》や《デスシラズ》で潰して即進化。 《クルチャ》でゲンセ捨てからの《ドラグストライク》で、最速4t降臨となる。

黒単基盤も強いし、サブの《ゲキメツ》もグッド。ほとんどいじっていない。

『星域二角牙』

『星域ダーウィン』から要素を抽出。《青銅》→《青銅》《星域》で、4t目に《二角牙》《グライフ》を出せる。 実質4枚コンボではあるが、8積み可能な《青銅》を2枚、7マナ進化6-7枚のうち1枚、そしてそれらを《マップ》で引っ張ってこれることを考えればまあまあ現実的。 ブーストの《二角牙》を早く出せるのは純粋に嬉しい。

6マナの状態で《二角牙》を出すと次回が9マナになるので、9のデカブツを探した。 ところが、単体で出して強そう&9マナ払う気になれるカードを探したところ、《デルフィン》くらいしかいなかった。 《モルト刃》は軽量ドラグハートを出し分けられて便利なのだが、《グライフ》《ミランダ》で既に超次元が圧迫されているので今回はダメ。

9コストを出したいという欲望に忠実なのが白型。《デルフィン》と《ナンバーナイン》を1:1で積むことで、《二角牙》の探索に引っかかりやすくしている。 しかし、殴るデッキが《デルフィン》1体を立てたところで、今の時代ではそこまで脅威ではない。

攻めっけの強いデカブツを探した果てに、赤型も作った。 《クロスNEX》は、AD環境で小型系のデッキを詰ませたり、《クロック》をケアしたりできる9コスト。

9コストの使い道としては《青銅》+《グライフ》でもいいかもしれない。

『燃焼ドルグラン』

案は確か配信中に送られてきたレシピ。 手札をため込んでから《オトマクット》を一気に並べ、《魂燃焼》で《ダグラドルグラン》のブレイク数を増やす。 《オトマクット》のために7マナためれば、ちょうど《ダグラドルグラン》《キリモミ》できるようにもなる。 《無限掌》効果も付与されるため、ブロッカーも貫通できる。 手札を一度に5枚消費するコンボなので、《チューター》でパーツを抱え込む。

『ラスバイリュウイーソウ』

原案ビルド杯

リュウイーソウ》と《ラスト・バイオレンス》の組み合わせで、どの文明のカードを回収してもSバックが可能。 自発的にSバックを発動するためのカードが《ギャラガ》。継続的な盾回収が偉い。 Sバックを使い続けるとシールドが減っていってしまうが、そこを《ラスバイ》の盾追加が補ってくれる。 《ラスバイ》は1:4交換の呪文ではあるものの、盾追加は相手によっては腐るのが難点だった。 それを直接的にリソースに変換できているのが素晴らしい。

多色クリーチャーの回収で《ボルシャリオ》を持ってくれば、次の《ラスバイ》をサーチ可能。

ドラゴンが場に並んでいくため、フィニッシュに《ジエンド》を起用していたのが原案。 《ラスバイ》の盾追加やランデスは、《オオザワ》の効果ともシナジーはある。 しかし、せっかく美しいシナジーを張り巡らせたのに、最高傑作(笑)が弱いせいで負けてはもったいない。 《ジエンド》とは袂を分かち、多色で回収できる《ボルバルザーク》を起用した。 《リュウセイホール》の完全Sバックは崩れてしまったが、《ドラヴィタホール》を採用し《裏ヴィタ》での呪文ケアプランも用意した。

ギャラガ》サーチのための《シクロ》《未来設計図》がデッキ密度を下げすぎているような気もする。 原案者も「デッキ画像の左のほうがイマイチ」と言っていた。要検討。

『クロノパヒラメキTHEEND

原案ビルド杯。 5色の《ジエンド》をドローしたくなさすぎるあまり、いったん墓地に除外してから場に出すという発想に至ったらしい。

そのギミックが非常に面白い。《クロノパギャラ》に《ヒラメキ》を撃つことで、《クロノパギャラ》の除去置換が《ヒラメキ》の処理に割り込み、墓地の《ジエンド》がデッキに返却されてすぐにデッキから出てくる。さらに《クロノパギャラ》自身もドラゴンのため、《ジエンド》の生贄になれる。《ヒラメキ》コンボだと流石に墓地が足りないが(計15枚必要)、仮に普通に《オオザワ》を組み立てる場合であれば、全体除去を《クロノパギャラ》が絶えてくれることもある。

ちょっと難しいのは、《クロノパギャラ》が《ジエンド》を山に戻してくれるかどうかがランダムなところ。 試合が長引いて墓地が増えるほど、《ヒラメキ》で《ジエンド》が返却される確率は下がっていく。 そうなりそうな場合、コンボよりも先に《クロノパギャラ》の除去耐性を発動して《ジエンド》を返却しておけると安心である。

そんなことよりも、実戦でコンボを決めるのが難しかった。 《クロノパギャラ》のマナ武装を達成する都合上、準黒単に近い構成になるのは必至。 さらに墓地と場をある程度整えないとコンボが狙えないので、必然的にハンデスなどによる妨害でゲームテンポを遅らせることになる。

コントロールとしてはヌルいため、ガチデッキを相手にできるほどではない。 かといって、ハンデス連打と《クロノパギャラ》の強制攻撃による詰め性能がいやらしすぎるため、 決めさせてくれそうな相手はその前にリタイアしてしまう。

《ロスチャ》《ジエンド》で変なデッキだとアピールしてはいるものの、 特に《ヘルボロフ》基盤のほうは見た目がガチデッキと代り映えしないので、 呆れてリタイアされても文句は言えない。

原案は「黒の生贄を展開する」という目的のため、ドラゴンゾンビ軸で構築している。 ご存じのように《ダンチガイ》がFunky Guyすぎるため、面白くてもコンボまでたどり着くのが難しかった。

そこで最初のチューニングでは、《ヘルボロフ》を採用してドラグナー&ドラグハートで頭数を稼ぐことにした。 ところが、この構成だと《ヘルボロフ》《デスゴロス》が強すぎて勝ってしまう現象が多発した。 《ジエンド》を出す直前には盤面が4枚ほど欲しいのだが、それすなわち、《デスゴロス》の龍解条件をおおむね満たせるということである。確定ではない難しいコンボを狙って《ジエンド》《オオザワ》を狙うよりも、《デスゴロス》で殴って勝ったほうが早い。一応、《デスゴロス》が攻撃して《ジエンド》を吊ることもできるが……。

これでは理想ルートを収録できないと考え、《ヘルボロフ》を抜いたコンボ特化バージョンも作成した。 成功率は低いものの、なんとか1戦目を収録できてほっとした。

『Sバックゼロフェニ速攻』

原案ビルド杯

シールドに埋まっている野生の《ゼロフェニ》を《コダマンマ》系統で回収し、Sバックして3t目の降臨を目指す。 赤黒のSバックのカードが増えたおかげで、そこそこ安定するようになった。

腐っても速攻なので結構強かった。 むしろ、速攻の中に上振れトリガーケアの手段として《ゼロフェニ》があるというイメージ。 《ゼロフェニ》は打点の数が変わらないことからも、そういう気分で使っていた。

『石碑デュアルショックガブリエラ』

原案ビルド杯

《石碑》で《赤マンマ》《デュアルショック》をそれぞれ複製することで、自分のシールドを4枚削ることができる。 《ギャラガ》で予め1枚以上削っておけば、《ガブリエラ》をGゼロしてそれも複製可能。 わずか5マナからシールドをゼロにし、《石碑》の効果を3回も使えるのがお見事である。

上記の理想ムーブが決まるとちょうど盤面が埋まる。 《ガブリエラ》が1体破壊されて返ってきたら、《イングマール》を出して攻め込める。

コンボを決めるのはそれなりに難しいので、「マンマショック」や《ギャラガ》を武器にビートダウンするルートもある。 その補助として《アラゴナイト》も入れてみた。 Sバック成功のために、赤の割合は確保しておきたい。

『メリーアンクロノパギャラ』

《クロノパギャラ》の使い道を考えた結論。

7コストは微妙に払いたくないコストである。 踏み倒しを検討した結果、光以外のブロッカーを踏み倒せる《メリーアン》《ライデン・ホール》の組み合わせが思い当たった。 コスト制限なしの踏み倒しゆえ、少々勿体なさはある。 が、それを補うほどの強烈なシナジーがあるので許した。

《ヴォルグ・サンダー》の墓地肥やしにより、《クロノパギャラ》の除去耐性を容易に獲得できる。 「メリーアンライデン」はデッキを大きく削るのが弱点だが、《クロノパギャラ》が回復してくれれば問題ない。 さらに《ライデン》で出てくるサイキックは、《クロノパギャラ》の1体強制攻撃と相性が良い。 《ヴォルグ・ティーガー》なら寝たクリーチャーを殴り返すことができ、 《シューヴェルト》(※クロノとヴォルグを参照して即覚醒)なら盾回復回数が増えてアドバンテージになる。

強制攻撃持ちかつコストも高い《エル・ドラード》がライバルになり得るが、 除去耐性とデッキ回復(※エルドラードはむしろアウトを促進する)で差別化可能である。

黒単に近い構成で4, 5と繋ぐコンボにつき、原理的にブーストは不要。 2-3ターン目を埋めるため、軽量ハンデス&除去を積んだ。 一方、コスパのいい墓地肥やしかつやはりブーストもあった方が便利という観点から、《ボンチャ》も4枚積んである。

オシャレ枠として《シバカゲ》と《魔光神》。 《レオパルド》のナイト探索で《シバカゲ》をサーチし、 色合わせ兼ハンデスの《ジェラシー・ベル》の捨て札にするというおそらく一度も使わないシナジーも仕込んだ。

《DDZZ》の覚醒コストに《クロノパギャラ》を選びたくて《バイス・ホール》を入れたところ、 既に《ライデン》で圧迫されている超次元ゾーンの枠が大変なことになった。 ある程度絞った上での候補は御覧の通り。

  • 《ヴォルグ》
  • ティーガー
  • 《シュヴァル》
  • 《DDZZ》
  • 《ガンヴィート》
  • 《ヴォルグ》2枚目
  • 《ジオザマン》
  • 《勝利ガイアール》 ↑ここまで採用
  • 《シュヴァル》2枚目
  • 《四つ牙》
  • 《キル》&《ヤヌス
  • 《勝利プリン》
  • 《ディアス》
  • 《勝利リュウセイ》
  • マティーニ

『バリアバラムーン』

原案ビルド杯。 しょうもないエスケープサイクルの一人、《バリアバラ》を上手く使ったレシピである。

専用武器は《強襲する髑髏月》。 《バリアバラ》召喚で5コストになって綺麗に繋がり、 自軍破壊による呪文回収では《バリアバラ》のエスケープが役に立つ。

ハンデスで相手の動きを止めた後は、《世紀末》をぶっぱなす。 味方を破壊に巻き込んでしまうが、これも《バリアバラ》は耐えることができる。

《世紀末》のサーチには《ゴッド・ガット》。 赤マナは少ないが、グダグダしたゲーム展開の中で複数回サーチできれば問題ない。 これと《ポーク・ビーフ》《シバカゲ》らのチャンプブロッカーにより、 《バリアバラ》がシールドを減らしても何とか耐え抜けるはず。

ミクロなカードシナジーも、マクロなデッキ戦略も、上手くかみ合っている。

5ターン目の2ハンデスだと、相手の強いムーブに間に合わない可能性もある。 ハンデス以外で相手の動きを鈍らせる手は無いかと考えた結果、《タイム・トリッパー》の採用に至った。 感触は悪くなかったが、最終的には《世紀末》で飛ばされる運命にある。

《世紀末》4枚目を1枚《獄門》に変更。 《バリアバラ》で盾が減った時や、速い相手への抵抗に使える。 これもチャンプブロッカーとの相性が良いカード。

『星域二刀ドルザバード』

原案ビルド杯

《母なる星域》で軽めに進化クリーチャーを出してもう1アクション取るシリーズ。 《ドルザバード》に《二刀流》を撃てればそのターンにトリガーを完封して5枚割り切れる。 《バジュラ》に《二刀流》を撃って4ランデスするのも魅力的である。 両方にアクセスできる進化元として《ジャック・ライドウ》を起用し、別の意味でも「二刀流」になった。 実態としては《バジュラ》はあまり使わない。

《青銅》→《ジャック・ライドウ》→《青銅》《星域》《二刀流》が最速の5キル。 《未来設計図》で少しでも安定感を高めているが、呪文2枚は頑張って素引きしなければならない。

《口寄》は《ライドウ》参照で3ドローできるのがナイス。次のターンに《星域》《二刀流》で勝てれば、現代環境でもギリギリ通用すると言い張れる。

原案は《エクス》を絡めた連打ムーブで6t目くらいにフィニッシュするのが狙いの様子。 自分は上記の最速5tルートに集中するために、邪魔となる多色を極力減らした。 一方で、3→5→7の動きを決めつつ手札を吐きたい場面も確かにあったので、1枚だけ残してある。

『星域ダーウィン

友人にルムマで使われたのを真似てみた。 《グローリーソード》を軸に、《リリィ》で進化クリーチャーを埋めながら《アマテラス》《星域》でそれにアクセスする。 《星域》は手札からの《アマテラス》からも撃つので4枚必要。

正直構築がよく分からない。 《星域》で出したいのは高コストの種族進化クリーチャーである。 しかし、そういうヤツらは大抵ドラゴンかエンジェルorデーモンと相場が決まっている。 単体で機能するクリーチャーは、《デス・マリッジ》《アルファリオン》《アルファディオス》《キリコ》《バイラス・テンペスト》辺り。 弱くはないのだが、これらを《グローリーソード》で出し分けることにどれだけの価値があるのかと聞かれると、閉口せざるをえない。

最初は入れていなかった《アストラル・リーフ》を投入。 《星域》で出すことはありえないし、《リリィ》の探索に混ざってくるので、基本的に相性はあまり良くない。 安定度を高めるドローソースでありながら、《グローリーソード》が出ていることが前提なのも気に食わない。 手札は《二角牙》だけでやりくりしたかったのが本音である。 一方、《グローリーソード》で手札を1枚吐いた状況では、すぐその場でリソースが欲しくなる。 ちょっぴり便利かつ《グローリーソード》を活かせるカードとして、《リーフ》を入れておくのは無難だ。 《二角牙》は探索ゆえに自由が利かず、《星域》を拾うこともできない。

《パグのすけ》はビルド杯投稿作から拝借。マナ爆誕により、いつでも《星域》の種になることができる。

《青銅》→《青銅》《星域》で《二角牙》《グライフ》に繋ぐ動きが強いことに気付いた。 もはや《グローリーソード》は関係ない。このムーブに注目したランクマ用のデッキを作ってみるのも面白そうである。

『ダブルQEDクリエイター』

《龍素開放》からの《ν龍覇》《アマテ・ラジアル》で、本家《QED》が比較的簡単に2体立てられることに注目。《ラジアル》の呪文も合わせて、もう1枚青カードをプレイできれば龍解できる。 理想は《ν龍覇》2体と《ラジアル》1体なので、3-2で《ν龍覇》を出やすくしている。

リキピは3体で十分。量より質を重視したいので、pigを持つ《フロスト》、呪文軽減により龍解を狙いやすくする《ガリレオ》を採用した。

あまり並べすぎると、《QED》も含めて場のスペースが無くなる。成り行きで4体並べてしまった場合、追加で《龍素開放》を撃って《ν龍覇》を破壊し、盤面を空ける必要が出てくる。

青でない《サガ》を初手に埋めるケースがあるので、《ハルカス》>《ニュートン》。どうせブロックされない能力など使わない。

フィニッシュが《ガロホ》《死海竜》だと芸がないので、より要求値の高い「ゼンアクサガ」を狙うことにした。 このコンボ自体は《QED》1体でも可能だが、パーツ収集の難しさも考えると《QED》を2体並べる価値は大いにある。 原案では《アベンジャー》に《ヒラメキ》《サイクリカ》で《サガ》を出していたが、今回のレシピであれば《ν龍覇》《ラジアル》に直接《ヒラメキ》を撃てば《サガ》にアクセスできる。

QED》下でノーコストの《ブレチャ》を撃てば、使えるマナが1増える。

【デュエプレ】QEDにより破壊神サガとゼンアクを一気に降臨させるコンボ - YouTube

『真ランデストロージア』

2024/2/9, QED+カップマスター到達。

無駄に盾を増やしまくる【シンランデストラーデ】と、盾を食って生き残る《ネバーエンド》のタッグ。コントロールに弱かった《シンラン》との相性補完もバッチリ。

《ドラゴンズ・サイン》は、《デストラーデ》《ヘブンズロージア》の両方にアクセスできる。速攻相手に《デストラーデ》が間に合わないパターンをわずかにケアできる。手札の足りないデッキなので、手撃ちの「ドラサイロージア」は狙わない。《デストラーデ》の連鎖のハズレにもなるので、《ドラサイ》は少なめに2枚。

そこで重要なのが《ヴォイジャー》。ドローしながら2軽減でエンジェルの《ロージア》に繋ぐ。《バロンアルデ》でマナを伸ばすのも大事。

2ターン目に出したいのは《アクロアイト》。 一方、進化速攻では《ラジューヌ》のほうが便利だったりする。

1積みの《バースター》はなんとなく。《ミラクルスター》は、《ヴォイジャー》の適用先が《ロージア》だけだと寂しいので1挿し。思った通り雑に強かった。もう1枚増やしても良いような、他に抜くものが無いような。

ハンデスダイスーシドラ』

《ダイスーシドラ》は、相手の墓地が8枚以上で龍解する。 紙の能力は、《ファンパイ》《トンナンシャーペ》下でクリーチャーが殴ることで相手の墓地を無条件に増やせる。 しかしデュエプレではLO戦術を嫌ってか、相手のトップが呪文以外だった場合は墓地を肥やせなくなってしまった。カス。

こうなってしまうと、相手の墓地を増やすにはハンデスと除去に寄せるしか無い。 ADランクマでは《オリオティス》が必須なので、ドロマー基調のハンデスコンにした。

相手の手札が尽きてマナチャージを繰り返してきたときのために、赤をタッチして《エックスリボルバー》を投入した。 《牢獄》は主に色合わせだが、仕込まれたトリガーをケアしたり、盾を焼くことで相手の墓地肥やしを加速したりできる。

フィニッシュ用に《フォトン・クロック》を2枚用意。 《ダイスーシドラ》で唱えた呪文は墓地にとどまるので、繰り返し唱えることが可能。 敵タップ&味方アンタップにより、相手クリーチャーを殲滅しながら無限攻撃できる。 こちらはビルド杯の《ダイスーシドラ》デッキに積まれていたものを拝借した。

《トンナンシャーペ》下での攻撃にわずかに期待して、青クリーチャーの《アクアン》。 マナカーブ的に《ビューティシャン》や《タッチ》x2と被るのがイマイチかと思われたが、どのみち多色が多い構成なのであまり気にならなかった。

『QEND死海竜』

《QEND》下で《ガロホ》《エナホ》と階段を下り、《死海竜》を組み立てる。 さらに《二刀流》をくっつければ、トリガー封じの6点で完全勝利。

墓地肥やしは《ヴォルグ・サンダー》。 《ν龍覇》を落とし、次のターンに《知新》《サイン》《エマタイ/特異点》 と動けば、呪文を3枚唱えて即龍解が狙える。 《偶発と弾幕の要塞》を使うことも考えたが、デッキ全体を見回すと赤のスペースが全くない。 《ν龍覇》では火力も大したことないので、《ヴォルグ》でいいだろう。 《ヴォルグ》が大量に墓地を肥やしてくれれば、《ガロホ》《サイン》が3積みずつでも落ちるはず。

《エマタイ》が撃てるのは、《エビデシュタイン》が呪文を1コスト軽減してくれるから。 このおかげで、単体カードパワーの低い《特異点》の枚数を減らせている。 一方、《特異点》には階段の4マナを担当するという役割もあるので、《クロックタワー》などに置き換えるべきかはよく考えた方がいい。

クリーチャー枚数が4枚だと少ないので、《サイクリカ》で水増し。 《ν龍覇》は1枚落ちれば十分のため、3-2の配分。

《デビル・ハンド》がとても偉い。墓地を肥やして《QEND》の弾を補充しつつ、《ガロホ》の6コストへと降りることができる。

《QEND》は撃った呪文をボトムに送ってくれるので、実質的にボトム落ちが発生しない。 デッキをガツガツ掘っていけば、《二刀流》は1枚でいいと思っている。

手撃ちの除去を入れるか散々迷った挙げ句、《陰謀と計略の手》を積んだ。 除去を積むと最速ルートは刻みにくくなるが(《陰謀》は多色なので余計に邪魔)、その分だけ複雑で面白い試合が発生するようになる。 自分の動画は基本的にリプレイ3本。それらにバリエーションをつけるためにも、妨害要素は入れておいたほうがいいと改めて思った。 最速ルートが決まらないなら、こっそりコンボパーツに入れ替えて収録すればいい。

『石碑サソリスレイジ』

《石碑》で《サソリスレイジ》を増殖。《ジュダイナ》を装備しながらブーストし、埋まったマナで1マナのドラゴンをマナから召喚してそれも増殖。 2体の《ザウルピオ》が並んでターンを渡せる。

着想は、《フェアリー・ダブルライフ》の使い道を考えるところから。 《ダブルライフ》は手札をそこそこキープしたまま、マナを11まで伸ばせるカード。 その手札とマナで何がしたい? と問いかけた時、やはり思いついたのは《石碑》だった。 いい加減擦り過ぎか。

5→8→11でコンボするのはもちろん、《石碑》が来ておらずかつ面を展開したい時は、8で《サソリスレイジ》単体を出してもOK。 3刻みのマナの伸びが、ちょうど《石碑》の有無を左右する設計になっている。

《ジュラピ》と《ドラピ》で迷った結果、最終的に《ドラピ》を採用。 《ジュラピ》は、8マナちょうどで《サソリスレイジ》を出し、ブーストした1マナでマナから召喚できるのがメリット(《ドラピ》だとちょうど1マナ足りず破壊されてしまう)。 トリガーからドラゴン、もしくは6→8のために《イージスブースト》を出していれば、ドラゴン3体で《ザウルピオ》を立てることができる。

しかし、この利点は極めて限定的である。 3→5→8に加えてもう1ブーストできていれば、《ドラピ》でもこの動きは可能。 トリガーで《イジブ》が出ているなら、おそらくその状態になっているだろう。 加えて、《ザウルピオ》を立てるだけで詰むような相手は、《ジュダイオウ》でも十分な可能性がある。 《ジュラピ》の良さを全く感じなかったので、《ドラピ》で良いという結論になった。

11マナ溜めたあと、《石碑》コンボよりも《VAN》のほうが良いことがしばしば。悲しい。

『揺り籠プラチナム

何か出来そうで意外と難しいカード、《成長の揺り籠》。 とりあえずGゼロを増殖させるのが安泰かつ、それなりの出力を期待したいため、6000WBブロッカーの《プラチナム》をターゲットにした。 《プラチナム》が沢山並べば自動的に《アルファリオン》のGゼロを満たす。《揺り籠》の対象が増えて嬉しい。

少し無理をしているのが、《揺り籠》のSバックを活かそうとしている点。 《プラチナム》を使う限り1枚のランダム回収ではSバックが安定しないので、《ブライゼナーガ》で3枚回収して成功率を高めている。 3枚回収できれば盾落ちも多少はケアできるだろうという算段もある。 一方、《ブライゼ》およびSバック起動のために、色合わせかつ多色の《呪印》が入ってしまうのが悩みどころ。 マトモに組むなら黒7枚を排斥したほうが良い。

Sバックなしだと、アドバンテージ的には5マナの《エナジー・ライト》。 唯一無二の能力とはいえ、コストの割に合う行動なのかどうかは疑問が残る。 それに、書いてある能力は全て活用したくなってしまうのがカードゲーマーのサガ。

同名カード繋がりだと《石碑》《サンマイダー》もあるが、それぞれクセが強すぎるがゆえに競合はしていないという認識。

『メラッチルクサス』

3マナの《メラッチ》から4マナの《アステロイド・ルクサス》に繋ぎたい。 1-2コストのバードを出さないと4t《ルクサス》できないので、ここは多めに。 もっとも、《ルクサス》は《パッピ・ラッピー》で安定して持ってこれるので、新規性はあまりない。

《メラッチ》がめくれるのはわずか4枚。 結構な頻度でスカるのだが、進化を増やしすぎても事故るので悩ましい。

《ルクサス》のサーチ先がカス。 5マナの赤白ドラゴンのラインナップは本当に貧弱である。 真面目に《グリムゾンサンダー》《アンビシャス・ドラゴン》《バクアドルガン》を検討しなければならない。 もはや次のターンのプレイを諦めて、6コストの《GENJI》などを呼んだほうがマシという説がある。

その説を実証すべく、《爆竜 NEX》を入れた型も作ってみた。 ちょっと強くなったが、《ルピア》《ライジングNEX》のラインが強くなりすぎて、《メラッチ》《ルクサス》を出さなくなった。

なんなら通常の型でも、《トップギア》を立てると3マナの《メラッチ》を使うタイミングは微妙になかったりする。

1年ちょっと前に組んだレシピでは《ボルシャリオ》からの《シューティング・ホール》を押し込みに使っている。 しかし、今では《シャリオ》を経由するような余裕は無いと判断。 かといって上記のように5マナで使えるカードを持ってくるのは現実的ではない。 結果として、《ルクサス》は「最悪次ターン《バディ》を出すための1ドロー」というしょっぱい役割に落ち着いている。

https://youtu.be/GDpPHr0CjN8

『開放クリスタル』

リキピ3体を《龍素開放》で生贄にし、《デカルトQ》《チュレンテンホウ》《リューイーソウ》の3体を同時に出す。

  1. デカルト》で5枚ドローし、撃ちたい青呪文を仕入れる
  2. 続いて仕込んで回収
  3. 《リューイーソウ》によって手札の青呪文はSバック。回収したカードを切って《ガロウズ・ホール》
  4. 《チュレンテンホウ》で《ガロウズ》を唱え直す

という流れでコンボが可能。

《ガロウズ》がメインプランだが、日和って《キラーメガネ》も投入。 いざというときに《ブーン》《ザブーン》を《開放》の生贄にできるだろうという目算だったが、 実戦では使わなかった。

クリスタルドラゴンたちは2枚ずつ。 ランダムな呼び出しで3種類をコンプするには、なるべく搭載枚数を減らした方がいい。 デッキに全てのクリスタルドラゴンが残っていると仮定した場合、 3体生贄にして3種類全てが揃う確率は、 2枚ずつ積んだときは40%, 3枚ずつ積んだときは32%である。

地味に嬉しかったのが、《ガリレオ・ガリレイ》の居場所が見つかったこと。 《龍素開放》目線だと実質0マナになるので大変便利だった。 《スペルブック》とは、同じコスト4で対の択になりつつ、5マナ時に《ガリレオ》→《スペルブック》と動けるのが美しい。

クリスタルドラゴンのために《ロココ》を入れる案もあったが、要らなそうである。

『知新ボルメテウス』

《龍素知新》で4t《インフェルノ・ゲート》を唱える。 《ゲート》と言えば《サファイア》……と連想した所で、それなら《ボルメテウス・リターンズ》で良いことに気付く。

狙うは《アツト》《ロスチャ》《知新》。 《アツト》で《リターンズ》か《インフェルノ・ゲート》を落としたい。 《ゲート》はそのための5,6枚目。

4t《サファイア》であれば、《ライフ》《ギガヴォル》《リターンズ》でも前からできていた。 一方、このレシピでは《アツト》《エマタイ》で手札を回せる点が勝っている。

2→3→5に全力。5は《エナジー・ホール》でかさ増し。

《テスタ・ロッサ》も入れようか迷ったが、赤が足りないのと多色事故が鬱陶しくてやめた。