
- 導入
- 1.『エンドレスエイト(ドキンダムエリアVV-8)』
- 2.『白黒マルハヴァン(グルル・ヴェッセル入り)』
- 3.『デスフェニロスト』
- 4.『ジェイルハウスメイ様ロック』
- 5.『カンゼンクライムビート』
- 6.『槍投げチームエグザイル』
- 7.『ごっつぁん無敵艦隊』
- 8.『ズンドコオージャ』
- 9.『最高傑作アルファリオン』
- 10.『ロローコギループ』
- 視聴者セレクト
- あとがき
導入
デュエプレ関連のYouTubeコンテンツを視聴している人であれば、ルーたん 氏のチャンネルは当然ご存知だろう。
動画再生数は平均して約1.5万、投稿頻度は2日に1回。 ド派手かつユニークなデッキを、活力のある実況とともに回してくれる。 登録者数の多さを見れば、ライトユーザーまで含めた幅広い層にウケているのは明らかである。
ところで、氏はデッキビルディングにおいても一流である。 カジュアル路線で再生数を稼ぐだけなら、人気なカードを派手に使い、時々変わった戦術を紹介するだけでもいい。 しかし実のところ、ルーたん氏はそのレベルを遥かに超えている。 自分はカジュアルデッキの構築には人一倍うるさい自覚があるが、氏の構築には全幅の信頼を寄せている。
もしかすると、動画を純真に楽しんでいるライトユーザーは、素晴らしいデッキの全容を理解できていないかもしれない。 あるいは、斜に構えた自称中・上級者の中には、数字を取っている動画投稿者全般をナメてかかっている者もいるだろう。
この記事ではそういう人々に、ルーたん氏の凄さを「理解らせ」たい。 ミケガモが特にすごいと思ったレシピおよび動画を合計10個(+α)取り上げて、ミクロ的・マクロ的な視点から注目ポイントをご紹介しよう。 いわゆる後方腕組みオタクの厄介レビューだと思ってもらえれば、概ね問題ない。
そして今回、ルーたん氏から各デッキとレビューに対してコメントを頂くことができた(注:インタビューしてミケガモが文字に起こした)。 ファンの方々はそちらも併せてお楽しみいただきたい。
レシピ選定のルール
自分の覚えている限りで、デュエプレデッキビルド杯などで類似のアイデアが出ていない、ルーたん氏のオリジナルと言って差し支えないレシピのみを取り上げた。
大見得を切って書き出しておきながら恥ずかしいのだが、自分がルーたん氏の動画を追いかけるようになったのは2023年5月頃からである。 リアルタイムで観た時の感動を重視したかったので、その時期以降の動画を選考対象とした。
1.『エンドレスエイト(ドキンダムエリアVV-8)』

ルーたん氏の新弾は、注目度の高いカードをがっちり押さえるところから始まる。 このレシピでは「無限EXターン」というキャッチーなフレーズを添え、特に多い再生回数を叩き出している。 だがそのデッキクオリティは、新弾初日とは思えないほど高い。
「ドキエリVV-8」のアイデア自体は、そこまで突飛なものではない。 しかし、《ガロウズホール》と《ヒラメキプログラム》により、カード1枚で追加ターンを得るルートを2つも搭載。 そして、〆はそれらを利用した「ザビミラ死海竜」。これ以上なく安全なフィニッシュ手段を、圧縮されたスペースの中で実現している。 自分も後から「ドキエリVV-8」を考えたが、このアイデアを超えるものは作れなかった。
まるで長期間練り上げてきたかのようなデッキをポンと出せる瞬発力には、ただ恐れ入るばかりである。
コメント:
29弾一発目は大注目の《VV-8》を使いたいと考えました。 《サイクリカ》で連続追加ターンを取る構想は事前に考えていましたが、《ザビミラ》の採用は新弾当日に決めました(←!?) 《サイクリカ》をヒラメいて青コマンドを出したい、と探したときに見つけた形です!
初日はデッキの仕上げ方に迷うのですが、このときは《ブレインタッチ》で妨害する方向に行けて正解でした。 《ハルカスドロー》は手が無い時に「動いている感」を出せるので、動画的な観点で気に入っているカードです(笑)
2.『白黒マルハヴァン(グルル・ヴェッセル入り)』

新弾のスタートを切ってしばらくは、新規SRの開拓が続く。 こちらは、やや注目度の低かった《マルハヴァン》をNDプールで活躍させる動画。
リソースカードとして、どマイナーな《グルル》《ヴェッセル》を引っ張ってくるセンスが光る。 《夢幻》以外のドロー手段を探すと、普通の思考なら《バーナイン》が関の山。 《マルハヴァン》のデッキは4コスト以上を入れすぎると挙動がややこしくなるので、できれば3コスト以下で固めたい。 その意識をリソース枠にも適用してしまう技術は見事である。 《ドヤリビー》や《ドーン》など、残りのスペースを埋めるカードも渋くていい。
このデッキに限らず、氏はND構築にも力を入れているのが特長といえる。 カジュアルビルダーはしばしば、相性最高のカードや使い慣れた基盤を求め、ADプールを探求する傾向がある。 自分の《マルハヴァン》へのアプローチも、《ねじボン》《激天下》など、スタン落ちしているカードに注目してばかりだった。 そこであえてNDにもこだわりを見せ、NDをメインに遊ぶユーザーにもデュエプレの魅力を届けている。
コメント:
環境序盤はND構築を研究することにしています! 新弾をきっかけにデュエプレを始めた人でも作れるデッキを提供したいのと、 ADの凄い構築が出てハードルが上がってしまう前に新規SRを一通り考察したいためです。
この時はデカブツを《マルハヴァン》で守る構築からスタートしたところ、生贄の小型が枯れがちで上手く行きませんでした。 3コスト帯では《キャロル》も試したのですが扱いづらかったため、2コストを探していたら《グルル》を見つけました。
《ドーン》は《マルハヴァン》にスレイヤーを付与して大きい相手を複数体取れたりして、非常に感触が良かったです! 《ヴェッセル》含め、マフィギャング基盤が結構合っていたという感じですね。
《ドヤリビー》はまあまあです。
3.『デスフェニロスト』

主要SRの開拓が終わると、めちゃくちゃ難しいコンボが投下されるようになる。 そういうデッキでは、冒頭のデッキ説明にて怒涛の勢いでカード画像が降ってくるのが通例である。 大量のカードを組み合わせたパズルのようなコンボは、もはやどうやって思いついたのか、常人には理解できない。
自分もまだその高みにたどり着けていないので、4枚コンボのこちらのデッキで妥協させてもらいたい。 《デスザロスト》が革命軍であることに注目し、《ギョギョラス》への侵略をコンボに組み込んでいる点に拍手。 侵略・進化してから《デスフェニ》の状態で革命0の全ブレイクが発動するという、デュエプレの仕様もしっかり押さえてある。
そして、こうした複雑なコンボの最後には必ず、見栄えする出力が用意されている。 これは簡単なことのように見えて、意外と難しいことである。
ところで、これは26弾環境の構築。もし次弾のクロニクルⅠが出てからのアイデアであれば、《デスフェニ》は《神羅ゼロフェニ》に置き換わるだろう。 裏を返せば、扱いにくい《デスフェニ》のままデッキをまとめ上げたということでもある。流石だ。
コメント:
これを思いついたときは自分でも衝撃が走りました! ブロッカーをどかしたり、革命0トリガーをケアしたりもできます。 ただ、思いついた経緯までは覚えていないんですよね……。
《ギョギョラス》の除去要求値が高いのは内緒です。 《デスフェニ》はこの時期に擦っていたカードだったりします。
最終的な出力の高さは意識しています。安定札を削って派手なカードを入れることもよくありますね。
4.『ジェイルハウスメイ様ロック』

動画投稿者としては、いわゆる「害悪戦術」にも手を広げておきたいところだ。 こちらは《オールイエス》や《バジュラズソウル》を《メイ様》にクロスしてATのみを陰湿に使う、「世界一終わってるメイ様」シリーズの一つ。
苦手な盤面処理は、スパーク系トリガーからの《ジェイルハウスロック》に一任。 《ジェイルハウス》のATタップを《メイ様》で安全に起動し、《ジェルヴィス》で制圧することが可能。 相手が何も出してこないなら、それこそ《バジュラズソウル》のランデスが刺さる。 決して強いとは言えないが、目標を遂行するための思い切りと、ハマった後の全能感を味わえる構成が見事である。
コンセプトこそ「害悪戦術」だが、その一言で片付けてしまうのは勿体ない。 キャッチーなテーマの裏では、緻密な策略が張り巡らされている。
コメント:
実はこれ、《ジェルヴィス》から構築を始めたんですよね。 しかし動画にするにはアピール力が足りず、最終的に《メイ様》シリーズの力を借りることになってしまいました() これは世に出せた分まだ良いほうで、実際には地味すぎて泣く泣く押入れにしまい込むアイデアも多かったりします。
《ボルバルザーク》は色マナ兼サブプラン、《誣》は《ジェルヴィス》と相性が良いことを示すために入れています!
5.『カンゼンクライムビート』

ここからは、ミケガモの個人的な思いと考察をドバドバ吐き出しながらデッキを紹介していきたい。
こちらは、自分が氏のビルディング力を確信したデッキ。 惜しいことに再生数はあまり伸びていないのだが、自分がチャンネル登録を決めたのはまさにこのレシピからである。
「サインバベル」のギミックで《カンゼンクライム》の早期着地プランを実現。 相手のトリガー使用に対して《サイン》を使えば、《カンゼンクライム》を増殖させることも可能。 準備に《ヴォルグサンダー》を使うことで、《バベルギヌス》《カンゼンクライム》を落とすと同時に、《カンゼンクライム》の回収枚数を確保。 それぞれ1枚ずつ落ちないと困るが、4-4ではなく3-3にすることでその確率を上げつつ、素引きするとしょうもない《カンゼンクライム》の搭載枚数を抑えている。 5《ミカド》→6《サイン》の繋ぎも美しい。現環境なら《戒王の封》でリペアできる。
自分で《カンゼンクライム》を考察したときには、トリガー呪文の回収のみを活かした↓の構築が出来上がった。 この程度の仕上がりで満足していただけに、氏のレシピを見た時の鮮烈なインパクトは忘れられない。

氏は派手なデッキの印象が先行するが、やろうと思えば、美しさ重視のシナジーデッキも容易に作れる。
この時をはじめとして何度となく、ビルダーとして圧倒的な敗北を味わっている。
コメント:
《カンゼンクライム》は墓地から無制限にカードを回収できる初めてのカードでした! 呪文をたくさん墓地に落としたくて《ヴォルグサンダー》を思いつき、そこからマナカーブが繋がる「サインバベル」まで決まりました。 大量に抱えた手札を吐く手段に乏しいのは課題だと思っています。
《戒王の封》は確かに嬉しいですね。 《僕らの友情パワー!》でサイキックを展開できるトリガー呪文が増えているのもアツいです!
6.『槍投げチームエグザイル』

サムネおよびタイトルでは、《仲間たち》で《トンギヌスの槍》を撃つことをアピールしている。 しかし自分に言わせれば、サムネとタイトルはこのデッキの本質ではない。 真のギミックは、《仲間たち》から革命チェンジすると、ウルトラドロンゴーで《仲間たち》自身を出し直せるというものである。
主たるモチベーションは後者。ミケガモチャンネルなら、それに特化した地味なデッキを組む。
しかし、ルーたんチャンネルはライト層への訴求を妥協しない。 比較的知名度と人気のある《槍》を撃つギミックを前面に押し出し、動画を視聴してもらう導線を作っている。
《ドレミ24》《リフレクティングレイ》の採用は、スペースや安定性の観点から、正直苦しい。 しかし、《槍》をアピールするからには、それもないがしろにはしない。
ウケのいい動画を作るための苦悩と、それにきちんと向き合う真摯さが織り交ざったレシピになっている。
コメント:
ミケガモさんの推理の通り、「仲間たち+革命チェンジ」だけだと地味なので《槍》を足した形です(笑) 「仲間たち+槍」もアイデアとして持っていて、《槍》を無限回撃てないかなども検討したのですが、それは断念しました。
《リフレクティングレイ》は、2枚目以降の《仲間たち》をマナ置きで活用したいという意図があったりします。 このデッキは4マナくらいで止めてよく、《仲間たち》も1枚あれば済むので、2枚目をマナチャージできる構成になっています!
7.『ごっつぁん無敵艦隊』

漫然と動画を流していると気付かないかもしれないが、レシピをよく見てほしい。
こんな基盤はこの世に存在しない。 《義留の富士》《ごっつぁんホール》のバトル効果を使うのですら極めて難しいのに、それを活用するための構築を無から組み始めている。
サイキック主体ゆえの《ガガキャンサール》、そこから《夢幻》に繋ぐための《トロワチャージャー》、《義留の富士》のコマンドを参照してトリガー化する《ギャラクシーホール》。 《ペトフレ》によるアンタッチャブル付与はスパークによる全体タップキルに弱いが、それは「ごっつぁん義留の富士+《裏ギャラクシー》」の防御機構がカバーしている。
必要とあらば基盤ごと作ってしまう力量に天晴れ。
コメント:
《ギャラクシーホール》はブロッカー化と無敵化の役割を持てるトリガーホールです。 「ごっつぁん義留の富士」との相性が良いことにはすぐに気付きました。 このように、超次元呪文はそれぞれの働きを意識して頭にインプットしています!
《バジュラズソウル》は《パルット》の探索スカ防止を考えつつ、《防鎧》との相性も見て投入しました。 結局動画では使いませんでしたが、《バジュラズ》ビートで勝つ試合が1回くらいあっても良いのでは?と考えたりもしました(笑)
8.『ズンドコオージャ』

《ケンゲキオージャ》はルーたん氏の動画によく登場する切り札。 ここでは《ズンドコ》を使って「ケンゲキイカズチ」を狙う、比較的ストレートな構成である。
《ワンケングレンオー》を普通に召喚する構成において、赤マナをどのように確保するかは悩ましい課題だっただろう。 凡庸な発想なら、適当にトリガーで埋めるか、あるいはサブプランを積むにしても《永遠のリュウセイカイザー》がせいぜいではないだろうか。
そこで採用されているのがなんと、《レジェンドドギラゴン》である。 《ズンドコ》で伸びるマナを活用しつつ、デッキパワーを底上げ。Dスイッチ《アガピトス》から直接繋がるマナカーブでもある。 《リップル》探索の3枠目に入り込むことで、赤マナサーチも可能に。 盤面干渉ほぼ無し・ノートリという脇の甘さを、アンタップキラーと敗北回避できっちりフォローできている。
この枠に《レジェンドドギラゴン》を持ってこれる人はそういないと思う。 動画内で登場しているにもかかわらず、コメント欄では残念ながら《レジェドギ》に触れている人はいなかった。
サイドカードの選定も、ぜひ見逃さないでほしい。
コメント:
この《レジェンドドギラゴン》にはハッキリ意図があります! 今回の構成だと現実的に目指せるのは8マナくらいだろうと考え、7-8コストのカードから赤のパワーカードを探した結果が《レジェドギ》です。
《ケンゲキオージャ》を立てただけだとすぐには勝てないので、自分を負けなくするカードが必要でした。 2枚目以降の《ズンドコ》で出したり、《ケンゲキ》成長で伸びたマナから「リップルレジェドギ」とサーチしたりして場に出す想定です。 《イカズチ》で《レジェドギ》をブロッカー化するのも狙ってます。
これも最悪《レジェドギ》だけで勝つ試合があってもよいと思っていました!
9.『最高傑作アルファリオン』

失望と落胆の権化、《デッドマンTHEEND》の救済。 ビルダーならきっと一度は取り組んだことがあるはずだ。 何をしても弱いので、基本的にアイデア勝負のカードである。
ここで氏が提出してきたのが、エンコマ持ちドラグハートを量産することによる《アルファリオン》着地。 《カチュア》の上に《THEEND》を進化させることで、《ジャンヌミゼル》らの龍解条件を安全に満たせるのがポイント。 《サソリス》基盤の安定感とそこからの奇襲性、《ダルクアンシエル》の防御力など、独自の主張点も確保されている。
こちらのデッキは、有志のカジュアル対戦会「裏デッキビルド杯#11」にて、参加者投票で最多得票を集め「ベストジョニー賞」を獲得している。 30人以上の腕利きビルダーが渾身の作品を持ち寄る中で、そのビルダー当人たちから票を貰うのは簡単なことではない。
玄人集団からも支持を得る、確かなビルド力である。
第11回裏デッキビルド杯の結果発表を行います!
— カジュアルプレイス(デュエプレカジュアル大会) (@DMPcasualplays) 2024年2月24日
数々の素晴らしいデッキの中で、最も得票数を集めたデッキに送られる「ベストジョニー賞」は…
獲得pt:34
29『最高傑作アルファリオン』
byルーたん
(@Rutan_youtube )
です!
おめでとうございます🎉 pic.twitter.com/B6EpkrtMp9
コメント:
裏ビルド杯に出ようと思って、1週間くらい前から面白いデッキを組もうと考えていました! 《THEEND》の武器を持てる効果を活かそうと考え、タップスキルで寝る《カチュア》との組み合わせを思いつきました。
ただ、エンジェルコマンドを追加で添えないといけなかったり、光マナが足りなかったりで、100%満足の行く構築にはなっていません。 動画タイトルにも自信のなさがちょっぴり表れていたりします。 裏ビルド杯ではコンボが上手く決まり、受賞までできてしまったので、このことはあまり言えなかったんですよね(苦笑)
10.『ロローコギループ』

最後は、ルーたん氏自身がセレクトしたデッキで〆たい。 厳密にはコメントを貰う際に、予備でピックしていた(Twitter募集したものも含む)レシピをルーたん氏に見てもらい、その中から思い入れのあるデッキを選んでもらった。
こちらは《ロローコギ》+《ワイルドサファリチャンネル》によって、《ワルスラプリンス》のガチャを繰り返し引くことができるというコンセプト。 《ロローコギ》はNEO進化なので、いらない緑のクリーチャーが出たらその上に重ねて盤面を空けられるのが革命的。 《チャンネル》を使う前提のため、パーツは基本的にマナに埋めてしまって構わないのが嬉しい。
前々からの課題を新ギミックで解決する慧眼も素晴らしい。
コメント:
この構築は特に気に入っています!
破壊置換でマナに行くカードはとりあえずループを考えるのですが(←???)、 《ロローコギ》なら《ワルスラプリンス》が抱えていた課題を克服できることに気付きました。 盤面制限というデュエプレ特有の事情ではありますが、NEO進化実装時に一番感動したのは《ロローコギ》です。
この構築を出してしまったせいで、これ以降に盤面制限に苦しむタイプの《ワルスラプリンス》を投稿できなくなったのは痛手ですね()
自作レジェタッチ構築
今更で恐縮だが、氏の自作レジェンドタッチ構築が複数あることを指摘しておく。 誰にでも通じる指標をわざわざ自分が語る必要は無いだろう。 プレイヤーとしての実力が備わっていることについても、疑う余地はない。
クロニクルⅡ『デイガエイリアン』 レジェンドタッチ
31弾『タイヤキブランド』 マスター帯勝率7割・レジェタッチ報告あり
クロニクルⅡ『ベア子姫入りシータハンター』 ND瞬間5位 ※動画なし
ジーニアス強化されたので触れない革命チェンジ組を捨てて純正ハンターに寄せています
— ルーたん@デュエプレ (@Rutan_youtube) 2025年8月26日
エイリアン同様面処理カードが8枚あるのが環境に刺さってるっぽい https://t.co/AWalQQCxPk pic.twitter.com/tXV8NsQy5G
視聴者セレクト
この記事を書くのと並行して、Twitterでルーたん氏の人気動画を募集してみた。
数の多さゆえ箇条書きになってしまって恐縮だが、自分がピックアップしなかったものを以下にリンク付きで紹介させてもらいたい。 とんでもなく古い動画が出てくることにも期待していたが、【カンゼンクライムビート】より古いものは現れなかった。
それにしても、どれも良いレシピばかりだ。
- キズナ墓地ソ
- メラメラジョーカーズネロ
- ケロヨンデュエランド
- エムラクールギュウジン丸
- ズンドコ重ね着ストームアポロ x2
- モアイカレーパン
- ドルマゲドンロック
- 悠久ゲリラレモン
- メメントヘビポグール
- 見せタコンチュアダムスキー握手 x2
- イメンボアロデスフェニ
- 夢幻スタグネイト
- 完全防御ミラクルスター
- マッドデッドウッドネロ3世
- タコンチュAFOLO
- 獅子王PPPP x2
- 灼ワチャゴナAFO
- ヘビポレモン
- 皇帝ワルスラダンテアルファリオン
- レジェドギシヴァXXドキエリ無限敗北回避
- ワンダークエスチョン x2
- ジゴクシヴァクコントロール
- ジェスター・ブレイン心理戦シリーズ
- オリジャGOD
- 天秤ループアダムスキー
- 盤面0メイ様
- エビセン界隈に革命シリーズ
- シュゲジャバヒラメキプレキリ
このコーナーを作る目的以外に、募集をかけた理由が2つあった。 1つ目は、うっかり見落とした動画を思い出せる可能性があったから。 2つ目は、自分がこの記事を書く意味を再確認したかったからである。
前者の意図からは、『最高傑作アルファリオン』を採用できた。 裏ビルド杯受賞という経歴を忘れかけていたので、助かった。
後者については、アンケートを経てこの記事の意義が強固になった。 というのも、挙げてもらったレシピは、ほとんど自分のピックアップと被っていなかったからである。 今回の記事は、他の人が気付いていないレシピの魅力を語ることにこそ意味がある。 ゆえに、「自分と皆のセンスが被っていない」ことを確認できたのが良かった。 言い換えれば、自分が厄介ファンであることを証明できたというわけだ。
ただし1人だけ、自分が紹介しようと思っていたレシピを鋭く指摘してきた人がいた。 そのせいで、せっかく考えたこの記事のタイトルが詐欺になってしまった。 同担と思しきその人とは、"""お話"""をする必要があるだろう。
あとがき
候補止まりで紹介できなかったレシピが15個ほどある。 【パーフェクトブッディ】は《ブッディ》愛好家としては見逃せないし、【チェイン連鎖ダイリュウガン】はパズルの出力が美しい。 また、ルーたん氏が自身を振り返っているレビュー動画は、編集に手間がかかっている割に再生数が少ないのが勿体ないため、この機会にぜひ見ていただきたい。 読者の皆さんにもそれぞれにお気に入りの動画があると思うので、よければコメントなどに書いてほしい。
氏のすごいところを端的に言えば、「クオリティを維持しながら、動画を見てもらうことを意識してレシピを仕上げている」点である。 インタビューを経て、その方針を改めて実感した。
実は偶然にも、ルーたん氏と自分が動画投稿を始めたのは、共に8弾の頃だったりする(ルーたん:2021/2/27, ミケガモ:2021/4/2)。 初めて交流を持ったのは21弾の頃。 デュエプレ一本でやっている、他の投稿者とのコネが無いなどの共通点も多く、そこからゆるゆると付き合いが続いている。 チャンネル登録者数は、ミケガモチャンネルのほうが多かった時期もあったが、8500人くらいのタイミングでルーたんチャンネルが追い抜いたと記憶している。 伸ばす努力もされているし、客観的に見てもあちらのほうが面白いと昔から思っていたので、抜かれた時は正直言って安心した。 これからも同志かつ一人のファンとして、精力的に応援していきたい。
今の状況で納得行っていないのは、未だにデュエプレ公式からルーたん氏への出演依頼が無いことだ(勿論ミケガモにも来ていない)。 登録者数や活動年数の点で言えば、公式に声を掛けられるだけの功績は十分にある。 既に生声での配信をやっているし、トーク力や人物像に問題があるとも到底思えない。 本人にこの話を振ってみたところ、「依頼されても出られるかは分からない」「我々の路線はダメなのでは?」「もう半分諦めている」などととても謙虚な様子だった。 だからこそ、公式の方からアクションを起こしてほしい。
次回2026年2月のデュエプレフェスにて、ルーたん氏にオファーがかかることを強く期待する。





































































