ミケガモのブログ

37弾・ミケガモが使ったデッキ

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mikegamo.hatenablog.com

『エタサイ阿修羅ンチュラ』

《エターナルサイン》で≪阿修羅ンチュラ≫を走らせる。 雑な墓地肥やしで大型を吊ってくる。

≪来る!≫で直接吊っても良い。探索が無いのを堪能するため、大型は散らしてある。 《完全不明》が強いと思っているので、2枚搭載&《ロスチャ》で落ちやすくしている。

3-5-6の5が暇なので《JJ》。貴重な《エタサイ》の探索枠を割く価値はある。

《ロマノフⅠ世》をサブプランとして投入。《ロマノフ》≪来る≫でも全然OK。 今思ったが、《ロマノフ》のリレーにこだわらずに1積みにすると、《ロマノフ》自身の探索が少し安定する。

≪阿修羅ンチュラ≫のブロッカーに期待して《封》を投入。《ロマノフ》の探索はブレる。

『アイオブロードリエス』

≪アイオブザタイガー≫で《ロードリエス》を早出し。 《ウェビウス》に加え、《ブラッディシャドウ》もGゼロできる。

≪アイオブ≫は《JJ》《サンゾン》も発射可能。 《ケンザン》も併せて、8枚体制で5マナブロッカーにアクセス可能。

《零王》で≪トランキー≫を蘇生して攻撃制限を解除したい。

《デュオコマンドー》でデッキが完成した。 ダイヤモンド効果の1点ずつのみで殴り切るのは難しすぎるため、事前に何点か刻んでおけるのがよかった。 ノーコストで出した《ウェビウス》を食わせることができるのも良い。《シャドウ》のパワーが《ロリエス》よりも高い点だけが残念。 シンプルなパワカでもある。

『キズナぐれ』

≪那暮≫でキズナ持ちメタリカを展開。 メタリカ密度を下げると《オヴシディア》でよくなってしまうので、期待値3枚になるように頑張る。

出し方は《ジャスティルミナリエ》にした。《翔天》は《オヴシディア》向きだし、《エメスレム》は盤面が足りない。 ブロッカーがタップインするのが微妙だが、《フォスフィ》や《重音》≪センキン≫でアンタップは可能。

一応≪ダイヤモンドカッター≫で《夜シャイン》などを攻撃可能にできる。できるというだけ。

『青黒ビックリーノビート』

《ビックリーノ》を主役に据える。 《タマネギル》にチェンジすれば、相手の小型を処理しながら《ビックリーノ》を再び墓地に落として展開できる。

ディスカードは素直に《アツト》《ノロン⤴》《プラチナワルスラ》。《タマネギル》《ノロン》へのチェンジもできる。 せっかくなので成長ギミックも入れる。《クエスチョン》《デモンカヅラ》とも、盤面を削って《ビックリーノ》を補助できる。^

ガチの【赤黒轟轟轟】に《ドゴンギヨス》《ビックリーノ》がセットで入るらしい。このデッキの存在意義は無いかもしれない。

『ウェルキウスヘリコ』

《ウェルキウス》は概ね《ヘブンズ》の上位互換。 とりあえず普通の【ヘブンズキリコ】に投入してみる。

NEO進化元の補充、《ナルカミ》の4体条件、≪トユケテラス≫の再利用など、思った通りの活躍を見せてくれる。 1ドローがついてくるのも偉い。

≪スターゲイズ≫での5t発進を狙いすぎている。もうちょっとバランスを取ったほうが強いかも。

【美しく】キリコテーマ&ヘブンズキリコ研究記【未完成】

導入

アイドルパックの5テーマのうちの一つ、「キリコ」。

種族・オリジン、キーワード能力:ブロッカーで固められた、《ヘブンズキリコ》をトップレアとする天門基盤のテーマである。

残念ながらランクマッチでの使用率は5テーマで最下位。

しかし(それもあって?)、自分はキリコテーマに強く魅了されてしまった。

ND・ADのマスターランク到達まで使い、ビルド杯投稿作を含む数多くの【ヘブンズキリコ】を研究してきた経験を元に、キリコテーマの美しさと課題、《ヘブンズキリコ》の構築の考察を記す。

1. テーマの概観

まずは、キリコテーマがどのような経緯でデザインされたのかを考察しつつ、その意図と特徴を分析してみる。

文明・種族

元来、オリジンは単色種族だった。

しかし、アイドルパックのキリコは白青多色のテーマである。

この差異の原点は、オリジンサポートとして開発されたデュエプレのオリジナルカード《オリジナル・サイン》だろう。 総大将である《エンペラー・キリコ》の青に、「手札からの踏み倒し」というカラーパイによって白が混ざったカラーリングだ。 さらに、有効トリガーと「ブロッカー付与」という効果まで付与された。

白青多色、ブロッカー。

デュエプレオリジンの象徴とも言える《オリジナル・サイン》の特徴を継承したのが、アイドルパックのキリコテーマである。

《トユケテラス/この歌》の実装を見れば、《オリジナルサイン》の影響を多分に受けているのは間違いない。

ところで、デュエプレ12弾で公式が想定していた【キリコ】のカラーリングは、白青緑のトリーヴァである。 マナ加速と《星域》で《キリコ》着地に繋ぐ緑の成分は、《キリコ・アンプラウド》が既に継承していた。 《アンプラウド》が拾えていなかった白の成分を、今回《ヘブンズキリコ》が拾った格好になっている。

アーキタイプ

キリコテーマは、従来の防御的アーキタイプの殻を破り、攻撃的な【天門】を成立させようという挑戦の成果である。

  • 《ヘブンズゲート》は、非進化を2体出せる。
  • オリジン種族がプッシュしていたのは、進化ギミック(とゴッド)だった。

この2点を繋ぎ合わせ、「《ヘブンズゲート》から出た2体でNEO進化速攻を組ませる」というデザインに至ったわけだ。

防御を重視したいのであれば、NEO進化せずにブロッカーを2体出せばよい。

《ヘブンズゲート》という呪文1枚が攻守両方の起点になる、画期的なテーマだと言えよう。

攻撃前提でデザインされがちなNEOクリーチャーが、このテーマではブロッカーを持っているというのも新しい。 それが合理的なデザインのもとに成立しているのは秀逸だ。

それでいて、攻めの姿勢を選択しても、防御はおざなりにはならない。

  • 《ヘブンズキリコ》は脇をブロッカーで固める。
  • 《プリマドラード》は敵獣タップインで展開を抑止。
  • 《ナルカミ》は展開に対するアンタップで反撃を防ぐ。
  • 《カンナビ》はバインドと盾追加で突破を防ぐ。

このように、白青多色の大型NEO進化ブロッカーたちは、皆防御にも秀でている。

アーキタイプとしての特長を損なわせずにできることを増やす、という方針は非常に美しい。

アイドルパック

アイドルパックの他テーマが、キリコテーマとの融合に配慮してくれている点にも感謝したい。

というのも、アイドルパックのカラーリングでは、光文明のみが4テーマにまたがっている。 《天門》の白指定がテーマ横断の足枷となりうるのを見越した設計だろう。

他テーマにも【天門】に出張できるパーツが存在するおかげで、キリコテーマもパック内での構築の拡張性が担保されている。

エースカードの色がそのままテーマカラー。

2. カードプール評価

次に、キリコテーマのカードプールを褒めそやす方針で眺めてみる。

主要カード

キリコテーマは5テーマの中で唯一、PEX・SR・VRの4枚全てが、既にデュエプレに収録されたことのあるカードをモチーフに持っている。 オリジンが「太古の種族」であることを念頭に、昔のカードをリスペクトしようとする姿勢……と言えるのかもしれない。

《神歌の天后 ヘブンズ・キリコ》

言うまでもなく、《エンペラー・キリコ》の系譜のカード。

代々の「キリコ」に倣い、「場をリセットして3体出す」というデザインである。 効果発動が攻撃時、かつ踏み倒し対象がトップ付近のブロッカーに絞られる制約を代償に、特権的な強さを得ている。

分かりやすく嬉しいのが、リセット先が手札になった点。 リソース的に損をしないのはもちろん、【天門】基盤にとってブロッカーが手札にある状態は望ましい。 おかげで、デメリットを感じにくい構造になっている。

そして重要なのが、「進化はバウンスされない」という点。 元来の《キリコ》は、複数回出しても場が増えないように盤面リセットの効果がついている。これは《アンプラウド》にも引き継がれた特徴である。

ここで、キリコが直接踏み倒すのが非進化のみであることを考えると、進化をリセットの例外としたところで、「複数展開の出力を抑える」という目的は見かけ上では果たされる。 このロジックで、《ヘブンズキリコ》は「進化でない」というテキストを比較的安い査定で獲得できる。 これをNEO進化ギミックと組み合わせることで、盤面の純増が可能になった。

《大河聖霊プリマ・ドラード》

《大河聖霊エル・ドラード》がモチーフ。

《エルドラード》を攻守反転させたような能力を持つ。 まさに、今テーマの「攻めの天門」を体現していると言える。

敵獣タップインは、《結界の守護者ル・ギラ・レシール》《聖霊王エルフェウス》を祖とする、由緒正しい光文明の能力である。 盤面での圧殺を狙う比較的シンプルなキリコテーマにおいて、唯一と言って良いレベルの「搦め手」でもある。

ちなみに、非進化状態の7-11500WBというスタッツは、デュエプレ未登場の《神銃の精霊ナカツマキ》をモチーフにしていそうだ。

《聖霊王ナルカミ》

《聖霊王イカズチ》がモチーフ。

《イカズチ》単体では守りのカードだった。意図的にAT踏み倒しカードと組み合わせることで、初めて攻めに貢献できる。

今回、テーマ内の《ヘブンズキリコ》《プリマドラード》がアタックステップの踏み倒しを持っているため、効果はそのままに攻撃的な要素が強調されることとなった。

《蒼狼の御先 トユケテラス/「この歌はきっと、貴方の心に届く」》

クリーチャー面は《青狼の始祖アマテラス》がモチーフ。呪文面はなんと《オリジナル・サイン》そのもの。

《天門》が呪文とクリーチャーの両立を前提とするのと同様、《アマテラス》もとい≪トユケテラス≫もまた、クリーチャーと呪文の融和を掲げるカードである。 上面と下面が相互に強くシナジーしているのも特徴的。

《天門》に次ぐ5枚目以降の踏み倒し呪文として、またとなく相応しい性能である。 各アイドルのツインパクトカード5枚の中でも、最も完成度が高いと言えると思う。

周辺カード

R以下のカードも下記の通り、きちんとした役割を持っている。 注:懐古枠の《ヤサカノフカ》《ピュアオリジナル》を除く。

主要カードを使う際に思い当たる需要や課題に対しては、概ねテーマ内に回答が用意されている。

  • 「カリスワカヒルメ」からの4t《ヘブンズキリコ》ルート
  • 盾追加&実質盤面干渉の要素を補完する《カンナビ》
  • セルフバウンスからの再展開やナルカミの4体条件は《ヤスガワラ》がカバー
  • プリマドラードの弾は《ミクリヤ》が補充
  • 敵の小型は《チェンクン》《チューニング》、大型は《セミラミス》で誤魔化す
  • 小型メタカード《カクラン》
  • バウンスされないお手軽進化《タイクーン》
  • 除去耐性の《Musical》
  • 盾操作の《ヤオトメ》

このうち、性能として深刻な問題を抱えているのは《ヤオトメ》くらいである。 改めてカードプールを眺めてみれば、割と配慮の行き届いたラインナップだと感じる。

↑ 意味不明。

3. プールの問題点

キリコテーマの長所を挙げてきたが、環境で活躍が見られないのもまた事実である。 ここでは、このテーマが持つ問題点を指摘したい。

多色率

最も厳しいのは、2色テーマでありながら、ありえない量の多色カードがプールを占めていることである。

《キリコ》の青、《天門》対応のための白。 これらを両方持たせたいがために、6コスト以上のクリーチャーはほとんどが白青多色である。 さらに、コスト論的調整(チューニング)、カラーパイの観点(Musical)から多色にさせられたカードもある。

結果、テーマカードの大部分が多色となり、系統的に多色事故のリスクを抱えることになった。 先述の「カリス→ワカヒルメ→ヘブンズキリコ」など、これでは決まるはずもない。

似た悩みをルピコ・ダピコ・カスミテーマも背負っているが、これらは全て3色基盤である。 色が多ければ対応力が高くなるが、キリコは2色ゆえにそれも厳しい。

これがキリコテーマの根本的な苦しさである。

↑ 多色やめろ。

天門基盤の枷

次いで、《ヘブンズゲート》の基盤に縛られている点も悩ましい。

キリコは今弾の5テーマの中で唯一、《ヘブンズゲート》という既存のカードおよびギミックを主軸においたデザインをしている。 それゆえ、これまでに対天門を多少なりと意識して作られたメタカードや戦術が、そのまま刺さってしまう。 アイドルパック直前時点で天門デッキは環境から消えていたことを考えれば、基盤選定の時点で不穏なことが直ちに分かる。

メタカードに対しては《チェンクン》の除去、「トユケMusical」での強制着地などで抵抗こそできるものの、それ自体が強い行動とは言えない。 【赤青カツマスター】における《しずく&ドラポン》《アラシのような、とんでもないメタ拒否性能を持ったカードが必要だったのかもしれない。

あるいは、「白青天門」の枠を飛び出すようなカードで、これを克服することもできたとは思う。 実際、《超アジサイ》《サンナックルNEX》といった中型のマナ加速ブロッカー、《クローネ》のような革新的な大型ブロッカーは、 テーマ横断による課題克服の可能性を示していたかもしれない。 しかし皮肉なことに、こうした堅実なcipブロッカーたちは、キリコテーマそっちのけで【クローネ天門】を成立させてしまった。

やはり、白青ベースの天門を正当に「進化」させていくだけでは、限界があると言わざるを得ないようだ。

↑ キツすぎる。自分も使うけど。

クリーチャーと呪文

加えて、クリーチャーと呪文の融和が上手く行っていない点も指摘したい。

最初に述べたように、キリコテーマの革新性は、《天門》1枚を攻撃の起点にできるところである。 しかし、この観点でプールを眺めると、それを的確にサポートするカードはテーマ内にほとんど無い。

具体的には、呪文を軽減する、もしくは《ヘブンズキリコ》《天門》といったパーツをしっかりサーチできるカードが、全然収録されていないのだ。

《ワカヒルメ》をはじめとするクリーチャー軸のムーブは、《天門》で発進して《ヘリコ》で場をリセットする動きとも、《プリマドラード》≪トユケテラス≫の呪文発射ともイマイチ噛み合わない。 軽減からの展開はルピコ・ダピコテーマが既に手を広げているので、そもそも固有の強みにはなりえない。

天門基盤に乗っかるのであれば、テーマ全体をもう少し呪文に寄せて、《天門》を撃つ動き自体をサポートしてほしかった。 アイドルパックとしては、実体を持つクリーチャーを沢山出したいという意図もあるだろう。 その一方で、コットンテーマがクロスギアを装飾にしているように、呪文も工夫してアイドルっぽいイラストに落とし込むことはできたと思う。

↑ 天門1軽減くらいしてほしい。


他のテーマにもデザイン上の文句が無いわけではない。

ルピコは攻めが直線的すぎるし、カスミはやっぱり多色過多だし、コットンは光臨周りが半分死にプールと化している。(ダピコはテーマとしての完成度が高すぎる)

しかし、キリコが抱えている問題は、他のテーマに比べてやや深刻である。環境に進出できるかという視点に立つと、「未完成」と評価されてしまっても仕方ない。

4. 構築のエッセンス

前章のような課題はあるものの、先に述べたように、キリコテーマのコンセプトとデザインは秀逸である。 《ヘブンズキリコ》ら主要カードのパワーは、他テーマと比べても遜色ない。

自分が一番気に入っているのは、デッキ構築の自由度が極めて高い点だ。 《ヘブンズゲート》の基盤に縛られているということは、裏を返せば過去の天門デッキのカードを使えるということでもある。 5テーマの中で唯一、種族ではなく「ブロッカー」という能力がフィーチャーされているのも長所となる。

この観点で、自分は《ヘブンズキリコ》のデッキを色々と考えてきた。 そこで得られた知見として、ADまで含めた《ヘブンズキリコ》の構築バリエーションと、その中のエッセンスをまとめたい。

《ヘブンズ・キリコ》

6枚めくってブロッカーを3体出す。 2体しか出せないと手撃ち《天門》の出力と変わらないので、もちろん3体踏み倒しを狙う。 そのためにも、ブロッカーは最低20枚、できれば25枚以上搭載する。

早めに出してゲームメイクしたいことから、4積みが基本。 《ヘリコ》で《ヘリコ》を出せば、返しで盤面を少し崩されても、次のターンに新しい個体で再展開できるので悪くない。

5ターン目に《天門》で走らせるルートを狙いたい。 頑張れば≪スターゲイズ≫で4t始動も可能ではある。

出すブロッカーの色指定が無いことに注目。 カジュアルビルド的には、《メリーアン》《オレオレライオネル》《天門ノ裁キ》でもできていたことではある。 しかしながら、特別な下準備無く、複数体を同時に展開できるのは十分革新的と言える。

特定の2体を踏み倒したい場合、双方4積みずつなら、約23%で成功。 《ヘブンズ》や≪アケルナル≫で手札からの展開も狙えば、もう少し確率は上がる。 それだけがコンセプトだと厳しいが、アドリブで程々に狙っても良いと思っている。

発射候補

ADランクマでグッドスタッフ的に【ヘブンズキリコ】を構築する場合の採用カードTier表を作ってみた。 何かしらコンセプトを立てる場合はこの表の限りではない。

  • S:必須。いかなるコンセプトでも検討可能。
  • A:精鋭。枠があるなら投入して損なし。
  • B:傑物。強力だが色や構成に負荷がかかる。
  • C:優秀。選択肢として持っておきたい。

以下、特筆すべきカードにコメントしておく。

《天門の精霊ヘブンズ》

≪スターゲイズ≫1枚から《ヘブンズキリコ》の進化速攻が可能。

めくりで出てきても、手札に引っ込めたor持て余しているブロッカーを展開できて嬉しい。 NEO進化のための盤面稼ぎにも有用。

超便利なのでとりあえず試してみるべし。必ずしも4積みしなくてよい。

《プリマドラード》がメインの場合、《カイザルバーラ》も押さえておくこと。

《八重の精霊パーフェクト・エイティー》

シンプルにスペックが鬼。

《ヘリコ》のセルフバウンスを耐えるほか、《ヘリコ》が引けていない時のサブプランにもなる。

AD環境において、《禁断》系統のメタカードとしても大変頼りになる。

《聖霊王ナルカミ》

アンタップおよびバトル必勝は要素として魅力的。 少なくとも自身と《ヘリコ》に効果が適用されるため、オリジン軸でなくとも有用。

≪アケルナル≫を添えてエンド時にブロッカーを出せば実質警戒。

《龍覇 エバーローズ》

研究中に見つけた逸材。とにかく《パーフェクト》装備からの《エバーラスト》が頼もしい。 下記の通り、八面六臂の活躍を見せてくれる。

  • 《エバーラスト》
    • 《ヘリコ》で3体展開すれば自ずと龍解
    • 非破壊の全体除去の予防
    • 《ヘリコ》のセルフバウンス防止(《エバーローズ》状態でも)
    • 《アメノン》も攻撃可能に
    • 《ドギラゴールデン》《エタトラ》の攻撃制限無視
    • 自ターン《天門》→「《パーフェクト》装備+進化」でメタ貫通着地
  • 《ゾディアック》
    • 微パンプと警戒
  • 《グリージーホーン》
    • 《ヘリコ》進化速攻でアンタップキルしながら展開

《エバーラスト》の除去耐性は白のみが対象。 《アメノン》を《ヘリコ》でどかせるのはかえってありがたいとも言える。

最初はちょっとしたコンボのつもりだったが、汎用的に採用可能と言えるまでに評価が上がった。

《埋没のカルマ オリーブオイル》

キリコテーマも例に漏れずデッキ消費が激しい。 1枚忍ばせておくだけで取れるゲームプランが増える。 【ダピコ】などに対する墓地メタとしても有能。

《ヘブンズキリコ》《プリマドラード》の両方から発射できるため、まさにキリコテーマのためのカード。

NDに来てほしいカード筆頭。

《護英雄 シール・ド・レイユ》

天門基盤の貴重な除去要員。

進化を除去できないのは玉に瑕だが、進化して殴ってくるような相手(ありがちなのは《ViVy-R》)には、大型のブロッカーで蓋をできるので、そこまで深刻ではない。 無条件除去にこだわるなら、《セイントカイザー》を検討しても良いと思う。

《天門の精霊キバッテ・キャット》

存在を忘れられているであろう「ヘブンズ」および「ライオネル」サポート。 この基盤で必須級の、《ヘリコ》《天門》《ヘブンズ》の3種類を引っ掛けることができる。

上記だけだとスカる可能性もあるため、もう1種類くらい何か積んでおくと安心。

《龍聖霊マギア・デル・フィン》

超強力ブロッカー。しかし、《ケンザン》《アメノン》などで動いていくと墓地に呪文が3枚溜まらないのが悩み。解決案を模索中。

《「終焉」の頂 オーエン・ザ・ロード》

除去耐性は頼もしいが、シールドの消費が激しすぎる。考えなしに使えるカードではないという印象。

5. デッキレシピ

ここからは具体的なデッキレシピを紹介する。

デッキ名を『』で囲っているのは、ミケガモがしっかり回したレシピ。 自作レシピは研究次第追記していく。

ND・王道デザイナーズ

NDのプールでは、デザイナーズ通りに《ヘリコ》から《ナルカミ》パンチを決めるのが王道にして最強。 ≪トユケテラス≫《チャフ》で呪文を止めて進軍できるのがアピールポイント。

白青2色の中で収めるのであれば、この形が無難だと思う。 (注:ランクマでのテンプレは存在しないことに留意)

白青で組むにしても、≪ミクセル≫《ポクチン》への意識で小型除去は欲しい。 《チェンクン》《チューニング》のほか、1ドローしうる《エタガ》も採用候補。

《ドレミGo》+≪スターゲイズ≫のカウンターパッケージに密かに注目している。

ND・クリーチャー型

「カリス→ワカヒルメ→ヘリコ」を重視し、クリーチャー主体で組むとこんな具合。 単色確保に苦労する。

よわそう。

ND・アイドルパック内アレンジ

アイドルパック内でのアレンジとして、《超アジサイ》《サンナックル》を挿すことも可能。 スノーフェアリーには《クルメル》《クルメル26》もいるため、このレシピのようなトリーヴァ型も構築可能。

《クローネ》まで入れると【クローネ天門】でしかないので、あまりオススメしない。

ND『ヘリコカリバー』

ブロッカーは21枚。

アイドルパック以外のNDプールでは、メタリカやサバキZ周りにブロッカーがいる。

ビルド杯を参考に組んだ《サヴァカリバー》型はかなり好きな構築。 主に《絶兆》が入っているから。

《ヘブンズキリコ》のカードパワーを確信したのも、妙なカードばかりのこのデッキでそれなりに戦えたのがきっかけだったりする。

ND『ドロマーヘブンズキリコ』(マスター達成)

ブロッカーは21枚。

2色基盤の対応力の低さを補うべく黒を入れた型。計62戦でNDマスター。

最強ブロッカーの《ジェニージェーン》を採用するのはもちろんだが、一番の目的は《デモンズライト》。 色を問わない場合、小型メタクリーチャーに対する汎用的な除去の中で、最も性能が高いのが《デモンズライト》となる。

《ブレインタッチ》も入れたくなるが、3コストは《アメノン》《ケンザン》のターンなので見送った。 3マナ時点で黒マナを用意できない可能性も高い。 《アメノン》を《ブレインタッチ》に置き換えるとブロッカー枚数が20枚を割るため、《ヘブンズキリコ》である意義がなくなる。

《デスゲート》と《デーモンハンド》の棲み分けは意味をなさなかった。 《ハンド》で寝ている《HADES》や《ラプチャー》を破壊する機会があるかと思ったが、負けるときは《ハンド》1枚程度では助からない。 トリガー《天門》からの殴り返しでも似たようなことができるので、全部《デスゲート》でも良かった気がする。

≪チャフ≫詠唱 → 《デスゲート》で≪ミクセル≫を吊る → 《ヘリコ》パンチ時に《ミク/チャフ》回収 という動きがあるといえばある。

先述の通り≪トユケ≫≪チャフ≫が最強だと思っているので、両方とも4積み。

AD『キバッテヘリコ』

ブロッカーは28枚。

ビルド杯作品から作成。《ヘブンズキリコ》の面白さに気付くきっかけになった。

このレシピのように、踏み倒し前提なら青マナすら無くて良いというのは重要な視点。

AD『ダママチェンジヘリコ』

ブロッカーは27枚。

ビルド杯作品から作成。《ヘブンズキリコ》からの革命チェンジで攻撃キャンセルができるという、カジュアルビルド的にはかなり美味しいネタ。 このレシピは、そこからの勝ち筋の設計が非常に美しい。

『キバッテヘリコ』もだが、《ブライオネル》が強い。

AD『エバーローズヘリコ』

ブロッカーは23枚。

道中8連勝&計46戦でADマスター。

想像以上に《エバーラスト》が強かった。 最初は《おつかい》から構築を始めたが、《ヘリコ》のスカが気になり始めたので《アメノン》に差し替えた。

《ミクセル/チャフ》は【赤白レイド】にワンチャンス作りつつ、トリガー系のデッキにちゃんと勝つために4枚採用。 本当は《マギフィン》を積みたかった。

《吹雪く》は除去要素。《ドレミGo》はスパーク要素兼、トリガーで≪スターゲイズ≫を撃てたら嬉しい想定。

AD『ビョイトオーエンwithヘリコ』

ブロッカーは23枚。

  • 《ビョイト》でブロッカー持ちゼニスをトリガー化したい
  • 《オヴDG》も一緒に添えたい
  • 《カイザルバーラ》も入れて、《ヘリコ》でまとめて出せば良いのでは?

という流れ。《ヘリコ》が後から入ってきたので、3枚になっている。

AD『ポンピンヘリコ』

ブロッカーは20枚。

ビルド杯から作成。《ヘリコ》《プリマ》が出た時、《ポンピン》で相手クリーチャーをタップして殴り先を作る。

《ポンピン》は白青呪文にも反応するので、《チューニング》≪この歌≫《トリガージャー》なども強い。

5マナ≪この歌≫《プリマドラード》の動きを重視しているため、《ヘリコ》は3積み。

AD『マフィギャングヘリコ』

ブロッカーは27枚。

《阿修羅ムカデ》が強すぎると思っているので、マフィギャングブロッカーの《サソリムカデ》《JJ》と一緒に踏み倒してみることに。

黒基盤は流石に難しかった。白ブロッカーが少ないこともあり、《天門》が3枚に減るという謎の構築になってしまった。 しかし《ヘリコ》や《JJ》《ムカデ》が強いので戦える。

レンタルデッキ

最後に、公式が用意しているレンタルデッキのレシピも載せておく。 懐古枠以外のテーマカードを全種類詰め込むことを優先しているようなので、レシピの機微を考察することにあまり意味はないだろう。

参考までに、他テーマのレンタルデッキも掲載する。本記事3章にて、

キリコは今弾の5テーマの中で唯一、《ヘブンズゲート》という既存のカードおよびギミックを主軸においたデザインをしている。

と指摘した。その裏付けとして、キリコテーマのみが、アイドルパック非収録カード(ヘブンズ・ゲート)を含むレシピになっている。

まとめ・おわりに

アイドルパックの「キリコ」は、デュエプレオリカ《オリジナル・サイン》を源流に持つ、秀逸なデザインのテーマである。

活躍が見られないのは、高い多色率・既存基盤の束縛・クリーチャーと呪文のアンバランスさが原因かもしれない。

しかし、構築の拡張性は随一である。


《ヘブンズキリコ》は拡張性の高さゆえ、特にADの構築が面白いテーマである。 自分がキリコテーマに取り憑かれたのは必然だろう。

あるいは、ADで化けうることを前提にテーマパワーが調整されている可能性もなきにしもあらずである。

この記事では扱い切れていないが、《プリマドラード》も掘りがいのあるカードだと思う。 デッキ構築が好きな人は、ぜひキリコテーマを触ってみてほしい。

コスト別汎用カードTier表【DMPX-03】

配信

www.youtube.com

導入

デッキ構築の終盤。 コスト分布の確認作業をしているときに、「特定コストのカードが少ない」と気付いたとする。 コンセプトや関連カードを見てもそのコストの魅力的なカードは無い。 しかしマナカーブの観点から、なにかしらプレイできるカードを入れておきたい。

そんなシーンで、汎用的かつ無難なカードを入れるための引き出しとなる表を作りたかった。

選定方針

  • 該当のマナ帯に達した瞬間に、正規のコストを払ってプレイすることを想定
  • 現在基準である程度幅広いデッキに採用可能
  • 動きに依存しにくい安定した行動になりうる
  • 単体もしくはそれに近い状況で機能する
  • メインエンジンや中核を担うようなカードは考慮外
    • ラストピース適性があるかどうか、とも言える
  • トリガーは「あれば嬉しい」程度
  • 同じような役割のカードは1枚に集約する
  • 構築はガチ・カジュアルを問わない

反例

  • 《レッドゾーン》《轟轟轟ブランド》は正規コストを払うカードでは無いため考慮しない
  • 《フェアリーギフト》は強力な3コストカードだが、3マナぴったりでプレイするカードではないため考慮しない
  • 《ヘブンズゲート》は手札に大型白ブロッカーを抱えている前提のカードなので考慮しない
  • 《フェアリーライフ》《石版》《ジャスミン》などは《ライフ》に集約

ランク目安

  • S:超絶的な汎用性、もしくは異常な出力。構築の色を歪めるレベル
  • A:雑なパワーカード。腐ることはほぼ無い
  • B:構築や状況次第で化けうるカード
  • C:ちょっとしたオシャレ枠

コスト1

1の瞬間にプレイしたいカードはほとんど無い。

コスト2

2コストの青手札調整系は全て《エマタイ》に集約。 《赤天秤》《未来設計図》はそれ以上の役割を持てるカード。

《ソルハバキ》は2マナ時点で出すカードではない。

コスト3

チャージャー系を吟味すると収集がつかなくなりそうだったため、《ケンザン》を1枚だけ表に載せておくことにする。

《おつかい》は色縛りこそあるものの、基盤をなすレベルのエンジン。

黒の3は《ロスチャ》を撃っているような気もするが、そうではない状況で入りうるクリーチャーをピックアップしている。

コスト4

問題のコスト。呪文は粒揃いだが、まともなクリーチャーが全然いない。

《クランルーペ》《イズモ》《真面目アイドル》はいずれもコメントから採用。 《シャッフ》も人気だったが、クリーチャーのプレイ&SA攻撃を止められない点で程々だと思っている。

コスト5

未だに超次元の勢力が大きい。 赤で《ムシャホール》は入れても良かった。

《エナジーホール》はあまり汎用カードだと思っていない。《アレグル》は限定的、《パンツァー》は青ならドローは足りていて、《昇竜》はただ無難なだけ。

《トリプルマウス》はやや型落ち感があるが、独自の動きではあるので採用。

コスト6

この辺りから、汎用カードと言えども少しずつデッキを選ぶようになってくる。

《アステリオ》は少し状況を選ぶが、条件を満たした時の出力が異常すぎるためトップに置いている。

思ったよりも候補カードが少なかった。 テーマカードで強力なものが多い可能性?

コスト7

優等生が集う。

このくらいのコストになると、やや構築に条件があるカードでも、「入れられるだけありがたい」という観点で汎用のハードルが下がってくる。印象。《ジョリーザジョニー》《イメンボアロ》《ヘルボロフ》《デスティニア》《ライゾウ灼》などが該当。

《ブレイズレイド》はかなり悩んだが、ラストピースにはならなそうなので不採用。

コスト8

だんだん出したいカードが減ってくる。

《黒豆/白米》は、どちらのコストで考えたときにも出張ってくるだけの採用理由がある。

《蒼龍の大地》は特性上、8マナよりもっとマナを伸ばしてから雑に撃つカードなので、今回の主旨にそぐわない。

《サイバーGホーガン》は「8払って7を出している」「フルクリ気味要求」という観点で、《アマテラス》《ヴェイダー》の落選理由と矛盾しうるかもしれない。自分なりの採用ロジックを書いておく。

  • 《アマテラス》は2コスト下の呪文1枚+おまけで5000が1体という構図が出力として中途半端。一方、《ホーガン》は打点生成という方向性が分かりやすく、計8コスト以上の踏み倒しができる可能性もある。さらにブロッカー付与もある。
  • 《ヴェイダー》はドローの安定性がゲームメイクに直結するので、クリーチャーは36枚以上確保(可能な限りフルクリ)。一方、《ホーガン》はランダム性が強く、かつ《ホーガン》自身がハズレになることを承知で使う。「7コストが1体ヒット」でもそれなりなことから、ヒット対象30枚程度でも採用可能。
  • 実際、過去の自分の構築だと、『ワンダーチューンゼロノス』『マグナリアミリオンデス』で《ホーガン》をラストピースとして採用している。

コスト9

9コストぴったり払って出すべきカードはほとんどない。 もはやマナカーブという概念が無くなってきている。

≪オウカブト≫は10コスト枠に移動。

コスト10以上

マナがめちゃくちゃ溜まるデッキにおいて、10コスト以上払う価値のあるカードという観点で評価している。

《誣》は11コスト想定。

デッキ構築・汎用カードのピックアップ【デュエプレ】【DMPX-03】

はじめに

こちらの記事の更新版。前回が23弾時点の記事なので、今回は24弾以降のカードを対象とする。

mikegamo.hatenablog.com

今回もTwitterにて公募をかけた。沢山のリプライに感謝。

ミケガモ on X: "【ゆる募】 24弾以降の汎用便利カード。ガチ・カジュアル問いません。 例:トゥリオ" / X

本当に大量にカードが送られてきたので、その中から適宜ピックアップさせてもらう。

一定以上の汎用性があることは必要条件。 その上で選定基準は、「世間と比較して、ミケガモの評価が相対的に高いもの」とする。 特に、一般的に期待される役割に加えて付加価値があったり、 素朴な強さが認知されていない可能性があったりするカードを指摘したい。

一方で、順当に強かったり、役割が明確だったりで、すぐ思い出せるようなカードは解説するまでもない。 各節の終わりに、「その他」として名前だけ列挙することにする。 カード性能としてはむしろ、「その他」のほうが扱いやすいかもしれない。

募集要項は「ガチ・カジュアル問わない」としたが、解説は割とカジュアル側かもしれない。 というより、構築一般の対象の中に、ガチデッキに相当するものはほんの一部しかない。 ご容赦を。

ドロー・マナ加速

デッキを回すのはドローとマナ加速。 デザイナーズ基盤に頼れないとき、こういった足回りのカードをどれだけ思い出せるかで、アイデアを形にできるか否かが決まる。

《原始 トゥリオ》

困ったら《トゥリオ》。 緑を含むコンボデッキで、パーツの集まりが悪いと感じたらまず投入する。 自分が多少展開するデッキであっても、普通に採用してよい。

さらに、相手にクリーチャーの展開を促せるのが非常に特徴的。 こちらから能動的にバトルや除去を狙いたいデッキに最適。

《エビデックス》も似たような置きドロソではあるが、《トゥリオ》の方が早い。 それと青はドローに困ってない。

《月の輝き 夢幻》

小型展開デッキの救世主にしてバケモン。 言うなれば、毎ターン2ドローするブロッカー付きの《レベリオンクワキリ》。

2,3の展開から出すのが鉄板だが、最悪《青銅》1匹からでも繋がる。

色の問題を無視するなら、《トゥリオ》か《夢幻》、どちらかは検討できると思ってよい。

ガチカードではあるが、救えるデッキが多すぎるので何に入れても良い。 環境を狙うなら3t召喚のルートか、大量のメタクリが欲しいかも。

《凶鬼09号 ギャリベータ》

スーパー《ヴェイダー》。 置きドロソでありながら、ハンデスや破壊に強い耐性がある。 これをディスカードするだけでも1アド。

自ずと墓地が肥えるデッキには1~2枚挿しておくのが作法。 《スラッシュチャージャー》で引っ張ってこれるとオシャレ。

《オブラディ・ホーネット/Let it Bee!》

3コストブースト最強格の《豊潤フォージュン》と肩を並べうる革命児。 マナ加速カードとして見たとき、地味に1ドローと多色処理が偉い。

そして、クリーチャー面のマッハファイターで、小型除去の要素を補填できる。 破壊されてもマナに行くので、アドバンテージも失わない。

カジュアル環境であっても、相手が≪ミクセル≫《オニカマス》《静パルット》などをさほどの悪気なく採用している場合はある。 こうした現代の高性能なメタカードに対しては、こちらも現代の汎用札を取り入れて対抗するのがよい。

《龍罠 エスカルデン/マクスカルゴ・トラップ》

単色5マナでアンタップイン2加速、必要ならパーツ回収。ついでにドラゴン。上面だけで余裕の採用。

さらに下面で除去&展開まで可能。トラップ基盤でなくとも、適当に突っ込んでおくだけで機能する。

《勇愛の天秤》

ちょっとだけ窮屈な《エマタイ》だが、手札がなければ実質《エナジーライト》なのは優位点。 さらに、火力モードを考えれば大きなお釣りが来る。 最悪トリガー主張も可能。

《アクアン・メルカトール》

色が終わっているデッキの救世主。 シンプルに4ルック1~2回収と思ってもまあまあ。

《ケンザン・チャージャー》

最新の超汎用チャージャー。 呪文が半分くらいしか無くても、「いつでもまあまあ1ドローする3コストチャージャー」というだけで、既存の3コストブーストカードを大きく突き放す性能。

回収範囲が広すぎる仲間に、《アメノン》《集結Z》がいる。

《禁断W エキゾースト》

手札を減らさない3コストのブロッカー。 ブロッカーを1匹立てるだけで、意識外からの即死を防ぎ、ゲームレンジを大きく引き延ばすことができる。

《ディスポインター》《クルメル26》も近い性能だが、単色と多色の差で採用のしやすさが違う。 ただ、最近《アメノン》に立場を脅かされつつある。

《蓄積された魔力》

「蓄積」テーマ専用のドロソかと思いきや、これ単体でも結構機能する。 2枚目以降が2コストの《エナジーライト》になると思えばなかなか。

その他

  • 《五ミュ》《ロジスパ》《クリメモ》《宝箱》
  • 《ブレインタッチ》《デモンズライト》
  • 《アミュレックス》《クラウンルーペ》
  • 《エビデックス》《MAS》
  • 《サイバーダイスベガス》
  • 《タイタニス》《パウアー》
  • 《黒豆/白米》《ふでがき/一筆》
  • 《トライガード》
  • 《ウィズローザ》《スパナード》
  • 《エナジーフォーメーション》

トリガー・メタカード

自分の動きを考えているばかりでは足りないこともある。 相手の想定を崩す要素として、Sトリガーは入れておいたほうが良い。 「メタカードはデッキパワーを下げる」という戒めの言葉もあるが、単体の性能が評価できるならメタカードの採用を考えても良い。

《龍装者 ヴィヌフィース/究めし優美のブレイン》

スーパー《アクアサーファー》。なぜかたまにブロッカーが付く。

さらに≪優美ブレイン≫が付属。 トリガー枠でありながら、擬似的な《エナジーライト》として、デッキの再現性向上に大きく貢献する。 青対応の《吸い込む》は現状存在しないが、実質コイツがそうだと考えても良い。

元から取り上げるつもりではあったが、募集でも多数の推薦がついた。大いに納得。

《超機動罠 デンジャデオン/地獄極楽トラップ黙示録》

まず、最低限除去トリガー。

その上で試合中に2枚集まれば、1体を召喚・もう1枚を≪黙示録≫として無料詠唱可能。 マナ召喚持ちなので、緑を採用していなくても上面をプレイできることに留意。 この汎用ギミックにより、全てのデッキが、相手に仕込まれたトリガー1枚を処理する権利を持つようになったと言える。

トラップ基盤のカードではあるが、これ1種4枚だけの採用ですら十分考えられる。

≪ゴデンジャー≫や≪エスカルデン≫を添えることで、性能はさらに跳ね上がる。 これらトラップ基盤3枚は単体性能も非常に高いため、あらゆる緑入りのデッキで検討の余地がある。

《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》

メタカードとして唯一紹介。

クリーチャーデッキの早期理不尽ムーブを≪ミクセル≫で防ぎ、呪文デッキのかったるい耐久ムーブを≪チャフ≫で黙らせる。 メタカードは相手によって腐るのが弱いが、このカードなら概ねどちらかの面は刺さる。

ガチデッキで採用が多いのは勿論、カジュアル用途でもこのくらいの抵抗手段を用意しておいたほうが、戦える&勝てる相手が増える。 それに、≪ミクセル≫は地道なマナチャージで、≪チャフ≫は1ターンの待機で乗り越えられる。 相手を完全に詰ませてしまうことはほぼ無いので、気まずさも小さめ。

《防鎧》も近い用途で便利ではある。

《水面護り ハコフ/蓄積された魔力の縛り》《金縛の天秤》

モード持ちのトリガー2バインド呪文をまとめてピックアップ。 盤面制限のおかげもあって、2体をバインドすればかなり助かる。

≪ハコフ≫はクリーチャーを確保したいときに、《青天秤》はドローを足したいときに役立つ。

その他

  • 《初不/ホリスパ》
  • 《デモンスパイン/デモハン》
  • 《ウマシカ》
  • 《吹雪く》
  • 《ドレミGo》
  • 《ボイメン》
  • 《闇ジャック》
  • 《オリジナルチューニング》

コンボ

コンボを決めるのはビルダーの大目標。その中でも特に拡張性の高いパーツを再認識したい。

《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》

あらゆるコンボは《ズンドコ》から始まる。

超メジャーにもかかわらずあえてここで指摘するのは、置きブーストとしてデッキエンジンもこなせるから。 出せるクリーチャーが何かしら搭載されているなら、適当に採用しても仕事をする。

これに限らず、D2フィールドは可能性の塊。 《AFO》《ドキンダムエリア》《研究所》などは常識中の常識。 個人的に、《ハリデルベルグ》《フェスライブ》《ゲバラベース》あたりは過小評価されがちだと感じている。

《最強虫 ナゾまる》

コンボ目線で言えば、起動が1ターン早くなる《ズンドコ》。しかも繰り返し使える。

本題は、あらゆるクリーチャーはマナから2コストで出せる、という点。 《ナゾまる》自身もマナ召喚なので、出すクリーチャー共々マナに埋めてしまって良い。 緑が無いデッキへの出張も可能。 コンボデッキでなくとも、1~2枚刺すという選択肢はあって良い。

3~4コストを踏み倒すだけでも十分強いし、マナを伸ばせばその分だけ出力は上がる。 環境に通用するかはともかく、ポテンシャルで言えばマスターレアの格は十分ある。

《ラグマール》《ナハナキリー》は作法。

《ルソー・モンテス/法と契約の秤》

「7コストは5マナで出る」とルールを書き換えている。文明進化問わず何でも出せる。

上面は黒単色のディスカードというだけで貴重でありながら、相手への妨害要素にもなる。 そして、下面も合わせると動きが自己完結する。

クリーチャーとして回収・蘇生ができる点まで含め、非の打ち所が無い。

《覇王類虹色目 イメン=ボアロ》

新時代のコンボの申し子。 《シューゲイザー》の要領で5コストを自在に操る上に、唯一無二の盤面・マナ同時染色をやってのける。 ビルド杯でもコンボカードとして引っ張りだこ。

《シンカイヤヌス》を添えるだけでSAを付与できるのは必須の知識。

その他

  • D2フィールド全て
  • 《キリモミヤマアラシ》≪オーリー≫≪マッハアイドル≫

アタッカー

勝ち筋の確保もまた、構築の重要な課題。 打点の補強やサブプランに有用なカードを要チェック。

《S級侵略 サンマッド》

単純な打点補強要員としては未だに最強格。 侵略条件に制約はあるものの、緑3の層の厚さとマナ侵略まで考えれば、汎用と認定できる。 しかも除去までついている。

ただ、「《青銅の鎧》さえ積んでおけば良い」という謳い文句がいつまで魅力的に響くかは分からない。

《気高き魂 不動》

除去耐性をこんな簡単に付与して良い訳がない。

《誣》《スパイラルハリケーン》《ギガタック》など、無慈悲な全体除去は非破壊のものも多い。 頑張って盤面を並べるデッキには、保険として採用の余地あり。

革命チェンジができなくなることにだけ注意。

《正義の煌き オーリリア》

「『1点刻む』を正当化できるカード」。 自分で使ったことはあまり無いが、上記の推薦文を読んで大いに期待させられた。

スタッツが良い上に攻撃曲げまで付いている。よく見ると明らかなオーバースペック。

《緑神龍ガイアバルガロウ》

マナが溜まるデッキのフィニッシャー。7マナから出すだけでQブレイカー。 出して殴れば4アド、破壊されても進化元ごとマナに行くので、本当に雑に扱って良い。

LOにだけ注意。

《大獄の封殺ディアスZ》

墓地肥やしエンジン兼フィニッシャー。

黒単色で即時デッキ回復までできる超ユーティリティカード。 《ミクセル》に流されたとて、それはそれでデッキ回復になっている。

《歴戦の精霊龍 カイザルバーラ》

個人的な評価がめちゃくちゃ高いのでピックアップ。 あらゆる白7は《マザーホール》≪スターゲイズ≫から《カイザルバーラ》を経由して踏み倒せる。

8000Wのブロッカーがくっつくのもシンプルに偉い。

《魔の革命 デス・ザ・ロスト》

いかなる状況からもワンチャン作るマン。黒小型が入るなら常に1-2枚検討できる余地がある。 一昔前ならガチ向けカードに分類していたと思う。

その他

  • 《QQQX/終葬》
  • 《コーラレヒト》
  • 《ガビュート》

汎用ガチカード

牧歌的なデュエルには似合わないが、ガチデッキと渡り合うには頼もしい、そんな覚悟のカードたち。

《刻解人形ジェニー・ジェーン》

ブロッカー、スレイヤー、疑似ピーピングハンデス、キャントリップ、構成によっては置きドロソ、長期戦の盾焼却。 これで5-5000の標準スタッツ。異常。

黒でありながら全プール最強のブロッカーと言える。 新時代の《ビューティシャン》と例えても良い。

防御と妨害を両立することで、出すだけでゲームになる。 ロングレンジのグダった展開を所望するなら積んでおきたい。できれば3枚以上。

《ドルツヴァイ・アステリオ》

6マナで1体倒しながら6ブースト。すなわち7アド。 中コスト帯の全てのブーストギミックを置き去りにする大馬鹿野郎である。

相手のアタッカーやメタクリを潰しながらマナを伸ばせるので、次のビッグアクションはほぼ確実。 ターンを跨ぐ2枚コンボを1ターンに圧縮できたりもするので、コンボのマナ帯によらず検討できる可能性がある。 しかも自身がTB以上のフィニッシャーになる。ふざけるな。

カジュアル視点でコイツの存在を認めると、「パワー7000未満のクリーチャーを場に残してはいけない」という、死ぬほど息苦しい環境になる。 ゆえに自分の記憶からは抹消している。

《禁断機関 ViVy-R》

雑フィニッシャー。 昨今は単純な打点だけでなく、何かしらのロックやケア要素を絡めながら殴るのが理想。 《ラプチャー》はそのニーズを無理無く満たしてくれる。

と言いつつ、NEO進化元を用意し、脇の盤面も固めた上で、真っ当に盾を殴らなければならない。 適性のあるデッキは意外と限られる。

表記は12コストだが、実質6マナだと思ってよい。デッキ回復が強い。

《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》

手札がやたらと溜まるコンボデッキに、《ビッグバンフレア》とセットでフィニッシャー採用が可能。 なんなら赤はこの2種+α程度でも良い。

《ラプチャー》と同じく、盤面を整える必要はある。

《“乱振”舞神 G・W・D》

小型デザイナーズに抵抗したいときに。実質ドロソとも主張できる。

《ワンダーチューン》《業火エリア》と組み合わせたいと思って早一年近く。

《“轟轟轟”ブランド》

ビートダウンの汎用札と捉えることができる。最悪赤が入っていなくても良い。

手札の消費を肯定してくれるので、殴るデッキで適切なドロソが思い浮かばないときに採用できるかも。 ただしその場合、シンプルな【赤単轟轟轟】との差別化点くらいは主張できた方が良い。

その他

  • 《誣》
  • 《ニコルボーラス》
  • 《ミラダンテⅫ》
  • 《サッヴァーク》

おわりに

《超アジサイ》など、評価が定まりきらない新カードは一旦除外した。

ここで紹介できたのはほんの一部である。 「その他」のカードまで含め、これらはスタートラインの知識としてしっかり抑えておきたい。

マイナー寄りのカードも多く扱ったが、環境で一瞬注目されたカードもいくつかある。 例えば、30弾の【青黒ワルスラオーパーツ】環境では、対抗策として《トゥリオ》が注目された。 現環境カードと非環境/型落ちカードで、必ずしもカードパワーが分断されているとは限らない。

新たな基盤が見つかったら追記する。

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祝・ルーたん氏 NEO配信者決定王出演!

2026/8/6、唐突にルーたん氏の公式配信出演が告知された。

本当に喜ばしい。

デュエプレ公式YouTubeチャンネルは、カジュアル方面へのアプローチが非常に少なかった。 その壁がようやく崩れたことがとても嬉しい。 ルーたん氏は数少ない繋がりのある配信者なだけになおさらだ。

今回、自分には声がかからなかったわけだが、これに関して惜しい気持ちは全く無い。

確かに以前、ミケガモ自身がデュエプレ公式配信に出たいという記事を書いた。 しかしながら、「おわりに」で下記の通り述べたように、自分の究極的な不満は「ルーたんもミケガモも放置されていること」であった。 立ち位置や当時の感触*1を考えると自分が出なければいけないだろう、と考えていただけで、 ルーたん氏が公式出演実績を持ってくれるのであれば、根源的な問題意識は解消される。

ところが、技巧派カジュアル路線については未だ手つかずだ。 ルーたん氏とミケガモは、デュエプレ専業YouTuberとして他と遜色無い活動実績があるにもかかわらず、全く声がかかる気配がない。 公式が意図的に放置しているようにも感じられるのはやや不満である。

もしミケガモがダメでも、ルーたん氏が出演してくれるのであれば構わない。 (略)

mikegamo.hatenablog.com

また、ルーたん氏の出演によらず、自分自身の心境の変化もある。

上記記事を執筆してまもなく、公式HPのデッキコード不具合が発生した。 この不具合は、実に3ヶ月にわたって続いた。

この対応の遅さに、ミケガモのデュエプレ公式への怒りは限界を突破した。

mikegamo.hatenablog.com

ルーたん氏も、この不具合が投稿活動に大きな負の影響を与えたと述べている。

note.com

この事件を経て、ミケガモの心はデュエプレ公式から大きく離れてしまった。 今では、自分自身が公式に出たいというモチベーションは、出演希望記事を書いた2月上旬から半分くらいになっている。

そもそも、今回の企画は「一番強い配信者を競う」というコンセプトらしい。 こういった真っ向勝負のガチトーナメントは、自分にはハッキリ言って不向きだ。 ルーたん氏には白星を期待できる一方、ミケガモは自分自身そのイメージがさっぱり湧かない。 もしかすると、仮に今回自分にオファーが来ても断っていたかもしれない。

ところで今回の企画は色々とツッコミどころが多くて面白い。

「ルーキー大集合」を謳っていながら、丸小糸そーすやきそば牛乳pottarベロベロバ(敬称略)の5名は既に配信者として公式出演経験があり、むじるし氏もGRAND MASTER決定戦2025で選手として配信に登場している。 公式初登場となるのは神引葵夷氏とルーたん氏の2名のみとなるが、いずれも登録者1万人超え。 この顔ぶれをルーキーと呼ぶのは無理がある。

公式Twitterの告知は、配信予定日のたった2日前。 告知の後は、商品宣伝の連投によって該当ツイートがものすごい勢いで流されている。 優勝賞品とされる「NEO配信者スターターBOX」についても、出演者は誰一人として実態を知らないらしい。

とても「デュエプレらしさ」を感じるイベントに思えるが、今回ばかりは絶対に上手くやってほしい。

当日は何と言っても、ルーたん氏のデッキチョイスにも注目。 企画と視聴者からの期待を考えれば、求められるデッキの系統は、普段の動画投稿や配信とはそれなりに違うはずだ。 この条件で、氏が何を持ってくるのかが非常に興味深い。 負けたって構わないので、何かしらの撮れ高が残ることを大いに期待したい。

mikegamo.hatenablog.com

*1:ルーたん氏の公式出演意欲は当時そこまで高くなかった