はじめに
約5年前に買ったデスクトップPC(↓)を新調した。 いつも遊んでいるデュエプレが少しずつ重くなってきたのが購入の主なきっかけ。 別ゲーとデュエプレを同時起動しているとき、デスクトップ画面描画のプチフリのようなものも発生するようになった。 それと、先代購入時にはやるつもりのなかった、動画編集や配信にも最近は手を出している。 そろそろスペックアップが必要だろうという判断。
製品構成
今回買ったのは、ドスパラのミニタワーデスクトップ、Magnate IM。 先代と全く同じ系統である。PCケースもまんま一緒。
スペックはこちら。
- CPU: intel Core i5-13500
- GPU: NVIDIA GeForce 1660 SUPER ←自分で増設
- OS: Windows 11 Home 64bit
- メモリ: 16GB (8GBx2) DDR4-3200 ←1枚買い足し
- SSD: 500GB (NVMe Gen3)
- マザーボード: Asus H610M-A D4
ちなみに先代のスペックは以下。
- CPU: intel Core i5-8400
- GPU: NVIDIA GeForce 1660 SUPER ←自分で増設
- OS: Windows 11 Home 64bit
- メモリ: 16GB (8GBx2) DDR4-2666
要するに、CPUがintel 8世代から13世代になっただけ。 ベンチマーク 『Pass Mark』では3倍近い性能差が出ている。 i5-8400でも普段使いには全く困らないのだが、ゲームや動画編集ソフトのことを考えてi5-13500にした形。
当製品のマザーボードには、PCI補助電源8ピンが搭載されていない。 8ピン要求のGeForce 1660 SUPERは、↓の変換ケーブルで6ピン+SATAから無理やり繋いでいる。 最大ワット数的には不足しているので、厳密には非推奨。今のところ動作は正常。
初期設定
基本的にデータやソフトウェアは増設のHDD・SSDに入れているので、それらをそのまま移植するだけ。 付け替えたHDDは、はじめ認識されなかった。ディスクの管理から「形式の異なるディスクのインポート」をすることで正常に移行できた。
はじめ、増設したメモリを全然認識してくれなくて困った。 初期装備のメモリを抜いて挿したらそれも認識しなくなり、電源を入れてもファンだけ回って画面が映らない状態に陥った。 2枚とも自分で壊しちまったか……と悲観していたが、信じられないほど入念にメモリを深く挿し込んだらようやく認識してくれた。 先代のマザーボードではこんなにしっかり挿す必要はなかった。メモリスロットにもだいぶ個体差があるようだ。
使用感
肝心のデュエプレの動作はいくらか改善した。
- 対戦やデッキ編成を続けてもほとんど重くならない。
- Windowsゲームキャプチャ(画面録画)のレスポンスが良くなった。
- 動画編集の環境が改善した。
- VOICEVOXの台詞生成時間が短くなった。
- YMM4上での動作が軽快になった。
- エンコード時間が短くなった。
同じ動画をエンコードしたときの時間比較。 計測はかなり雑。時間が大幅に短縮された。
CPU | エンコード形式 | 時間 |
---|---|---|
i5-13500 | ハードウェア | 5:42 |
i5-13500 | ソフトウェア | 6:46 |
i5-8400 | ハードウェア | 9:17 |
i5-8400 | ソフトウェア | 10:23 |
ブラウジングや動画閲覧などでは体感できる差はなし。