ミケガモのブログ

クロウ・トドロキの研究【デュエプレ】【DMPP-10】

デッキレシピ

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通常シータ型。

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赤青ゴエモン型。

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2コスト特化型。

  • コンセプト:B
  • 完成度:C
  • デッキパワー:B
  • 思い入れ:B

すべてND対応。前途多難。

キーカード解説

《鬼神装甲クロウ・トドロキ》

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《ジェネラルマンティス》を愛しすぎた結果、 ついに追加ブレイクというだけで使いたくなる脳になってしまった。

2-5000の進化。 クロスギアがついているクリーチャーはブレイク数が1増える。 ヒューマノイドからも進化できるようになった点以外は、紙と同じスペック。

同じく「打点を増やす」という役割を持つ、 《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》との差別化が難しい。

実際に使ってみると、 《クロウ・トドロキ》を出したい場面では大抵、 《紫電》の条件である「サムライ5枚以上」が満たされていた。

《クロウ・トドロキ》のメリットは軽いこと。 しかし《紫電》には、侍流ジェネレートと《シデン・レジェンド》無料クロス権がある。 マナが伸びている状況だと、基本的に《紫電》のほうが扱いやすい。

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持ってない。

構築解説

通常シータ型

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まずは、素直に組んだサムライのビートダウンに、 《クロウ・トドロキ》を入れてみた。

軽いギアである《覇翼》、 優秀なアタッカーの《ビワノシン》を積めるのがメリット。

こういう構成でリソースを積極的に取っていくと、結局マナが伸びる。 これこそ《紫電》でいいような気がした。

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紙の頃は「最強のサムライ」なんて言われてたっけ。

赤青ゴエモン

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次に注目したのは、《歌舞機ロイド・ゴエモン

ゴエモン》で増えた手札を、《クロウ・トドロキ》含む軽いカードで一気に消費する。 《クロウ・トドロキ》を殴れない《ゴエモン》の上に置くことで、 盤面の打点数を確保できる。

《ボルット・紫郎・バルット》で《マッハアーマー》を持ってきて《アクア・ツバメガエシ》で侍流ジェネレート、 そこから《ゴエモン》に繋ぐととてもテンポが良い。 ブーストが無いこの色でも、思った以上にデッキが回った。

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ただ、なんか見覚えがあるなーと思ったら、 こちらと同じ基盤になっていた。

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【デュエプレ】紫電×歌舞伎が強すぎる!大量ドローしてワンショットキル! - YouTube

↑のレシピは、ちゃんと《紫電》が切り札。 《紫郎》が生き残っていれば、 《ゴエモン》の次のターンに《紫電》&《シデン・レジェンド》で特攻できる。

わざわざ《クロウ・トドロキ》を使わなくても強そうだ……

2コスト特化型

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じっくり状態を整える赤青型だと、結局《紫電》で良いことが分かった。 となると、《クロウ・トドロキ》の活路は、思いっきり速攻風に仕上げることになる。

そういう心持ちで構築したのがこちら。 《鍛冶の行商》まで突っ込んで、2コストクリーチャーに特化。 3ターン目からシールドを割って、5~6ターンを目安に決着をつけたい。

《クロウ・トドロキ》が一番活躍するのはこの構成だと信じているのだが、 残念なことにデッキパワーは低い。

単純にクリーチャースペックの点で、普通に組んだサムライに比べてはるかに弱い。 《鍛冶の行商》よりは《紫郎》が強いし、 《紫郎》でギアを持ってくるなら《ツバメガエシ》でそれをジェネレートしたほうがいい。

環境的にも、速攻系のデッキは依然立場が良くない。 パワー2000以下が虫けらのように倒される状況は前期と変わらず。 さらに、最近流行り始めた【ツヴァイ】【赤白武者】などにも分が悪い。

それと、クロスギアを絡めてビートダウンするというサムライの戦術自体が、 速度を優先した速攻型と相性が悪いというのがある。 《メモリー》《フェアリー》は、殴りながらリソースを取るカード。 これらを使うとなると、マナが伸びるのは必然。 回しているうちに、自ずと《紫電》が出せる状況になっていく。

結論

アンコモンなりのカードだなぁ……。

デュエプレでは、高レアカードを引けなかった人への救済として、 低レアにもテーマデッキの軸となるカードが収録される傾向がある。 《クロウ・トドロキ》も、そういう役目のカードだと思う。

今回色々試していて強いと思ったのが、《隠れんぼの達人コンコーン》《アクア・ツバメガエシ》の2枚。 《コンコーン》は、《デュアル・スティンガー》までちらつかせることで、ガツガツ盾を削りに行ける。 《ツバメガエシ》は、シンプルに《ザンゲキ・マッハアーマー》を出しつつ4000が残る。

サムライクリーチャーは、このノリで地味にコスト論を破っている輩が割といる。 インフレの波が少しずつ押し寄せてきているのか。

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対戦動画

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