【クローシスカチュアミンメイ】
デッキレシピ
- コンセプト:B
- 完成度:B
- デッキパワー:A+
- 思い入れ:B
ADのみ対応。スタン落ちの《カチュア》がメインカードなので、NDでのリペア不可。
お題
前にマルコマッドネスの質問をした者です。(追記にあった投稿はしていません。あれが初めての質問です。同じ質問をした人がいたのでしょうか。) ミケガモさんの言う通りもっと具体的に書いたほうが良いと思い反省しています。僕はデッキのコンセプトを思いついてもカードの枚数のバランスなどがよくわからず、うまく回らないことが多いので多くのデッキを作成しているミケガモさんに質問しました。 今回の質問はミンメイとカチュアです。両方採用して絶え間なくクリーチャーを出すデッキを思いついたのですが、それぞれから出すクリーチャーに悩んでいます。片方を厚くすると片方が薄くなりがちで、そのうえライフなども入れづらくなるので安定性もありません。やはり両立は難しいんでしょうか?
https://odaibako.net/detail/request/853093f9-3ab7-4855-8498-4d64455097dd
えー、自分が色々勘違いしていたらしい。 簡単に説明すると、
- 今回の方が初投稿した【マルコマッドネス】の記事で、私が「もっと詳しく質問してくれ!」という呼びかけをした。
- それを見た【メイデンネプチューン】【スターライトサンゾン】の方(※別人)が、この2個の質問を投げた時のことを反省なさって、私に問い合わせをしてきた。
- 私がこの2人の方を同一人物だと思い込んで、追記を書いた。
ということ。文章が読めない人でした、スミマセン。
気を取り直して行こう。
キーカード解説
《幻想妖精カチュア》
《華憐妖精ミンメイ》
可愛い顔してクソデカクリーチャーをバカスカ投げつけてくる、お茶目な巫女さん達。
共存させる構築は、割と簡単。キャストするクリーチャーを、2体で共有すればオッケー。
具体的には、「高コストの多色ドラゴン」ということで、この辺の方たちを出せばいい。
山札にいるヤツは《カチュア》で、 手札に来たヤツはマナ経由で《ミンメイ》で発射する。
《カチュア》で使い終わったカードを《ミンメイ》でマナに埋めて出すという、 ちょっとしたシナジーまである。
ところで、このコンセプトには、 巫女さん2人の共存なんかよりもはるかに難しい問題が2つある。
1つ目の問題は、デッキエンジンが見当たらないこと。
《カチュア》《ミンメイ》の関連カードには、 序~中盤の動きを安定させるカードが無い。 このままだと、この2枚を投げる→除去される→THE ENDの悲しきデッキになってしまう。
ただ、実はこのコンセプトも一周回ってアリだったりする。
システムクリーチャーを長生きさせる方法として、 「相手が除去しなければならないクリーチャーを出し続ける」というのがある。 要するに、 《カチュア》《ミンメイ》という2体の除去必須クリーチャーを連続で叩きつけて、 相手の除去札が尽きるのをお祈りするという寸法だ。 幸い2体とも、除去されなかったときのアドバンテージはとんでもなく大きい。 このレシピで上手く行くかどうかは未検証だが、 「通れば勝ち」を信じて投げるという方針自体はアリだと思う。
2つ目の問題は、《カチュア》が全くカジュアル向けのカードではないということ。
《カチュア》は、単体でゲームを終わらせる水準のカードパワーを持っている。 デッキにしょうもないドラゴンだけ入れて遊ぶならまだしも、 今回のデッキは、射出先としてガチな《バイオレンス・サンダー》を選んでしまっている。 *1
《カチュア》はカジュアルで遊ぶには強すぎるカードなのだ。 「ファンデッキです!!!」的な顔でカジュアルマッチに堂々と潜るのは、少々気が引ける。 別にカジュアルに潜っちゃダメとは言わないが、 なんとなくヤだよねというレベルのお話。
自分がこのレシピを回すなら、ADランクマッチでレート・星を溶かす覚悟で遊ぶ。
構築解説
《カチュア》は素早く出したいので4積み。《ミンメイ》はなんとなく3。 計8枚だと、デッキが重くなってしまいそうだ
既存の【デアリカチュア】を見習って、《ライフ》《石板》をしっかり積む。
これも既存レシピに倣い、《魅了妖精チャミリア》を採用。 《カチュア》《ミンメイ》の前に除去札を吸わせるカードである。
《サンダー》の進化元には、 トリガー要員の《聖鎧亜ジャック・アルカディアス》と、 ハンデスで除去札を抜く《腐敗無頼トリプルマウス》を選んだ。 色的に、《ジャック》採用は少し怪しいかも。
《無頼魔獣ギガヴォル》は、《ミンメイ》支援のブーストカード。 墓地に多色を落として、《ミンメイ》でマナに戻す。
《トリプルマウス》《ギガヴォル》らは、 事故った時に手札から高コストドラゴンを出せるようにという意味合いも込めて積んでいる。
ひとこと
今、「シークレットの《カチュア》が出るまで2弾を1日1パック買う」を実行している。 その都合であんまり《カチュア》を生成したくないという、 自分勝手極まりない理由でこのレシピを試運転しなかった。大変申し訳ない。
【パーフェクトプラチナムビート】
デッキレシピ
- コンセプト:B
- 完成度:B
- デッキパワー:A
- 思い入れ:B
ADのみ対応。 お遊びの《ブライゼナーガ》を抜けば、ND対応になる。
ADランクマにお出かけして、4-1だった。
お題
パーフェクトアースのデッキが見たいです。30連引いたら3体出てきたから使ってあげたいけどゼロフェニ環境でどうすればいいんだ?ってなってしまいます。私の場合、スターマンとかアルバトロスとかプラチナムとか思いつくのですが、ミケガモさんならアースと組み合わせるならどのカードが相性良いと思いますか?
https://odaibako.net/detail/request/b6eacc91-568a-48d4-ada4-7d5803da7060
キーカード解説
《星龍パーフェクト・アース》
5-6000, W・ブレイカー。 自分のシールドが全てトリガーになる。 攻撃時、1ドローして手札1枚シールド化。
基本的にはおもちゃカード。 現在、能動的にトリガーを発動させられるカードは、 《マーシャル・クイーン》《黒神龍ブライゼナーガ》《ペリオンブレス・ドラグーン》。 これらと組み合わせて、想像力豊かに遊ぶのが良い。
ただ、投稿者さんの「ゼロフェニ環境で~」という書き方から、 今回はガチ環境での使い方を考えたほうが良さそうだ。
真面目に使おうと思うと、このカードが5色カードであることに悩まされる。
5色カードは、マナに置いても使用可能マナが増えない。 基本的に、手札に来たらプレイするしかない。 しかしながら、《パーフェクト・アース》はかなり汎用性の低いカード。 殴ってくる相手には割と機能する一方で、殴って来ないデッキに対してはただの置き物だ。 こんな腐りやすいカードを絶対にプレイしなければならないのは、厳しい。
なにか、《パーフェクト・アース》をプレイする必要のあるカードを積み込みたい。
《五元の精霊プラチナム》
念願の5色クリーチャーが実装されて嬉しそうにしている。
《パーフェクト・アース》から繋いで、 6000のW・ブレイカーを2体、3体と続けざまに出してやろう。 《パーフェクト・アース》自身も、5マナ6000Wという、コスト論的には強めのスペックだ。 相手の殴る殴らないに依存せず、こちらから仕掛けに行こう。
ブロッカー? 「ゲームに負けない」? 知るかそんなもん。
構築解説
《パーフェクト・アース》《プラチナム》でビートすることを念頭に組む。 《パーフェクト・アース》は3積み。手札で渋滞してほしくない。 《プラチナム》は4積み。G・ゼロなので、渋滞という概念が無い。
個人的に必須だと考えているのが、《霊翼の宝アルバトロス》。 《パーフェクト・アース》のスタッツを活かせるカードである。 色基盤としても優秀なので、4枚。
新カード、《護精霊騎ヴァルチャー》を積んでみた。 マナに落ちた《パーフェクト・アース》を回収したい。3は過剰かも。 同じくO・ドライブの《深塊封魔ゲルネウス》も悪くない。
《霊騎幻獣ウルコス》を4積みして、3《ウルコス》→5《パーフェクト・アース》意識。
《惨劇のアイオライト》は、 《ウルコス》《ヴァルチャー》とセットで5色を揃えるためのカード。
《鎧亜の氷爪メフィスト》も投入。【多色ビート】の基盤として優秀である。
《ガルベリアス・ドラゴン》は、 《パーフェクト・アース》がいる状態で出したいアタッカー。 能力全部盛りの欲張りドラゴンになる。
《ブライゼナーガ》はネタ枠。コイツを抜けばNDで組める。 《斬撃虫ブレードワーム》が強いので、これに差し替えるのが無難。
突破力が足りないため、《バリスパ》4積み。
デッキの潤滑油として《フェアリー・ライフ》《プリズム・ブレイン》を適当に積んで〆。
参考・改良点
パーフェクトアース×プラチナムでとりあえず5-1
— ミョガちゃん (@myondamin) 2021年7月21日
ゲルネウスお前は最高だ pic.twitter.com/aNMQLrRNMD
今朝ADレート1600到達したパーフェクトアースです。(1550→1600)
— りびゅうと (@reviewt_dmps) 2021年7月24日
プラチナムのG0召喚を決めて、後続にアルバトロス、烈流神、除去札で押し切ります。
天門、竜極神が天敵ですが、運良く避けられました。 pic.twitter.com/FtGxPKagbR
この2つを見ていると、《プリズム・ブレイン》ではなく《アクアン》の方が良いように思えてくる。 そうなるとその場合、《ライフ》《メフィスト》《ガルベリアス》を白黒入りカードに差し替えたほうが良い。
《居合のアラゴナイト》をどこかに入れるべきかもしれない。 一応、色は《ヴァルチャー》、スピードアタッカーは《ガルベリアス》で確保できているが。
*1:あえて積まないこともできるが、《ミンメイ》まで入れるこのコンセプトで積まない理由が無い