ミケガモのブログ

青黒バニラルーペナーガ【デュエプレ】【マスター】【DMPP-22】

デッキレシピ

2023/11/2, ガイギンガカップADマスター。

所要対戦数、275戦。

一度楽にプラチナ1-1まで上げた後、不調が重なりプラチナ5-1に転落。 構築を考え直すも奮わず、初期の型に《クロック》を挿しただけのレシピで再び勢いよく星を稼いでマスターまで。

《蛇魂王ナーガ》

歴史と使用経緯

パラサイトワームと青クリーチャーの進化V。 ブロックされず、攻撃時および離れた時に《陰謀と計略の手》。 五王の中では、デザイナーズ色の強かった《デスフェニ》に次ぎ、 アッパー調整後にぶっぱデッキが流行した《ペガサス》と並ぶ形で、環境での使用率は2-3番目の位置であった。

5弾後半から6弾にかけて【メイデン】【ウェーブ】ら中速ビートの存在感が増した時期には、《エストール》《スパーク》などをタッチした『ドロマーナーガ』がメタデッキになった。 9弾で《ブレードワーム》が出ると、《アクアン》《ゲキメツ》などとセットにして【赤ドロマーコントロール】に1-2枚タッチされることもあった。

五王の使い勝手を決めるのは、種族指定の進化元である。 《ナーガ》が比較的扱いやすかった理由は、《ドナ》《ネクロ・ワーム》らオリカのワームが、当時基準で優秀だったためである。

使用率が高かったということはすなわち、ミケガモはあまり手を出してこなかったということでもある。 特に《ナーガ》は相手への嫌がらせ成分が強いカードゆえ、積極的に使おうとは思わなかった。

こういったネガティブイメージに対して、年月の経過による「そろそろ使ってやってもいいか」という感覚が打ち勝ったのが、たまたま今シーズンだった。 なんやかんや、五王はどれも好きである。

逆風環境

22弾環境のナーガは、正直使いどころではない。

《ナーガ》の強みは、破壊しない確定除去。 現環境では、シータ基盤が苦し紛れに置いてくる《ダイハード・リュウセイ》をサラッと流せる。 21弾環境であればこれに加え、【赤青UKパンク】やエグザイル大量搭載型の【ジャッキー】がある程度存在したため、それらを食い物にできていたはずである。

カモ。

しかし、22弾環境ではエグザイルの中速ビートはかなり廃れてしまった感がある。 その原因にして、《ナーガ》自身にとっても苦しい相手が、《グレンモルトだ。 進化V目線では、殴りながら場をぐちゃぐちゃにしてくる《グレンモルト》はシンプルにキツい。 ドラグハートには様バウンスが効果抜群だが、《ガイギンガ》は除去対象に取りたくない。

やめてほしい人その1。

加えて、22弾では天敵エバーローズ》も登場。 一旦《エバーラスト》が立ってしまうと《ナーガ》のバウンスが効かなくなるため、ほぼ無理対面である。

やめてほしい人その2。

一方で、《ナーガ》に必要なパーツは22弾には全く収録されていない。 考察するほど、21弾の時に使っておけばよかったという後悔の念が押し寄せる。


ではなぜ今使ったか?

ふと使いたくなったから。それ以上の理由は無い。

考察で逆風であることが分かっても、使いたいという気持ちがそれに勝れば構わない。 それがカジュアルデッカーというものである。

主要カード

構築の軸にしたカードたち。型が変わっても抜けない枠。

《アクア・ティーチャー》

《臓裂虫テンタイク・ワーム》

《ナーガ》の前には、しょーもないワームを場に出さなければならない。 当時基準で優秀だった《ドナ》《ネクロ》のスペックも、今となってはさほど魅力がない。

この窮地を救ったのは、21弾のバニラ支援カード《アクア・ティーチャー》

運の良いことに、ベーシックデッキのオリジナルカード《テンタイク・ワーム》が2マナの軽量バニラである。

カワイく見えてくるから困る。

軽量かつ実質cip1ドローとなれば、今一番マシなワームは《テンタイク》だと言える。 《ティーチャー》が1コストの青クリーチャーとして《ナーガ》の種になることも考えれば、 この2枚が現代《ナーガ》の主要パーツになることは自明である。

《一撃奪取 マイパッド》

速攻系統のデッキを上振れムーブで迎撃するべく、《ナーガ》本体の軽減手段は必須だと考えた。

後述の《ジェスタールーペ》との相性は抜群。 2→4《ルーペ》の繋ぎに大きく軽減できる上、《ルーペ》下での2体展開を補助するのにも役に立つ。

差別化

主要カードに概ね見通しが立ったところで、今の時代に《ナーガ》を使うにあたっての課題に向き合おう。

ティーチャー》をエンジンにする際に考えなければならないのは、【青単ツヴァイ】ならびに【青単ジャバジャック】との差別化である。

ジャバが1枚も当たらなかった。

結論から言えば、【ツヴァイ】よりも強いデッキを組むのはおろか、明確に差別化するのも大変困難である。 例えば、《ツヴァイランサー》は《ナーガ》同様にアンブロッカブル。 複数進化による盤面圧縮は、《マーキュリー》の方がコストも圧縮率も勝っている。 除去は《ヴィルヴィスヴィード》でいい。 このように、リキッドピープルには《ナーガ》のそれぞれの特長を備えたカードが存在するのである。

ティーチャー》をフル活用すべく、「進化元になれる有効バニラの数」で勝負することも考えた。 しかし、バニラを増やしすぎると《ティーチャー》に過剰に依存することになる。 他のカードとの兼ね合いも考えて、バニラは積むとしても8-10枚が適切だという結論になった。 リキピには《ゾロル》《ビークル》の2種8枚があるので、それで十分適正枚数の範囲に入ってしまう。

苦し紛れに出せる差別化点は、以下の2つ。

  • 非リキピを場に出せること
  • 黒クリーチャーを採用できること

《ツヴァイランサー》はGゼロ条件を満たすために、盤面をリキピで固めなければならない。 ならば、そうしなくてもいいことを《ナーガ》の利点とみなすほかないだろう。

非リキピの青クリーチャーで優秀だと言えるのは、先の《マイパッド》以外に、《ゴーゴンシャック》《アリス》など。

黒のカードとしては《バトウ》《キクチ》《トリッパー》、青黒多色で言えば《アツト》《スタートダッシュ・リバイバー》など。

この辺りを上手く活用したレシピにせざるを得ない。

採用カード

《アクア・ジェスタールーペ》

《ナーガ》のためには、小型をたくさん並べなければならない。 さらに、ドローエンジンは《ティーチャー》以外にも用意しておきたいところだ。

この両方の要求を叶えるカードは《ジェスタールーペ》。

入れると小型クリーチャーで固めることが推奨される。デッキ構築の方向性を大きく左右するカードと言えるだろう。

リキッドピープルゆえ【ツヴァイ】との差別化には貢献しないが、だとしても採用するべきと考えた。

《封魔ゴーゴンシャック》

バカみたいにガン積み。 《リュウセイ・ホール》を撃たれたら壊滅必至なので、そもそも撃たれないようにする。 当然、こちらには呪文など1枚も入っていない。

《虚構の影バトウ・ショルダー》

同上。 《ゴーゴン》と一緒に展開し、呪文の手撃ちを徹底的に潰す。 複数立てると効用が高まるため、たくさん積みたい。

《電脳の女王 アリス》

最初は意味もなく《ハルカス》にしていた。 ただの青クリーチャーとして進化元にするなら《アリス》の方がずっと優秀であることに気付き、即刻差し替えた。

3ターン目に出すと、「トップ3枚の中から引きたくないカードを1枚抜き取る」人である。 それでも十分だが、本命は《ルーペ》や《ティーチャー》が並んでいる時だ。 余ったマナで出せるカードを手札に加えて《ルーペ》《ティーチャー》のドロー条件を満たす動きが大変強かった。

枚数調整枠。結果的に3枚。

《暴虐虫タイラント・ワーム》

味方が出ると退場するヘタレ。1マナの《ナーガ》の種である。 トップ《タイラント》ならなんとかなる!とお祈りしているシーンは結構多い。 《ナーガ》を主軸にする場合、最低1枚、下手すると2枚入ってくると思う。

《ルーペ》でうっかりめくれると微妙なこともあるので、ここでは1枚。

《アクア戦闘員 ゾロル》

青2-2000バニラ。《キュート・ウィスパー》でもいい。

《終末の時計 クロック》

最初は入ってなかった。 最後までデュエルを諦めないために入れた。 まだ《クロック》で返せる……!と粘ることで、その過程で相手がミスする可能性に賭けられる。

殴るターンに《ルーペ》を出したくなくなるのがデメリットである。 ターンスキップが優先され、《ルーペ》のドローが発動しないのも噛み合っていない。

だが、ドローできないにしても「《ハルカス》から1-3000を引いて場に出した」と考えれば十分。 完全に外れるよりはマシだという思考で積むことにした。 殴りに行くのは大抵《ルーペ》で展開した次のターンゆえ、出したくないのシーンもほぼラストターンに限られる。

手札に来たら即刻チャージできるので、プレイングもいくらか楽になった。

当落線上のカード

当落線上にいるのは皆メタカード。

《停滞の影タイム・トリッパー》

1枚だけ《バトウ》から差し替えた。 黒マナでありつつ、呪文を使ってこない相手に刺さったら嬉しいなという意図。

並べるほど強くなる《ゴーゴン》《バトウ》とは真逆で、2体以上並べる意味が一切ない。 したがって、最も効用の大きくなる1積み。

《デュエマの鬼!キクチ師範代》

結局不採用。強烈なメタカードではあるが、以下のように簡単にかわされる。 置くだけで完封できる相手はいない。

  • シータ基盤:《吸い込む》に戻され、《リュウホ》《ヴィルヘルム》に焼かれる。《覇》は防げない。
  • 【ライゾウ】:《アカギ》《ミツルギ》《ヴィオラ》にやられる。
  • 【白単】:《龍アガピ》は防げるが、そうしたところで勝てる相手ではない。

コイツを積むよりは、《ゴーゴン》に《バトウ》を重ね、徹底的に呪文の手撃ちを妨害するほうが良いと感じた。

それと、《キクチ》は《ルーペ》の連鎖を妨害してしまう。 プレイングでカバー可能な範囲だとは思うが、あまり気分のいいものではない。

《埋め立てロボ・コンクリオン》

軽量青クリーチャーのメタカード。

最悪《ナーガ》に進化できると考えれば積みやすいようにも思えるが、結局不採用。 これも《キクチ》と同じで、メタ対象のデッキに対して出しても勝ちが確定しないからである。

  • 【墓地ビート】→キルターンが早いため、都合よく引かないと間に合わない。出してもすぐ6枚溜まって《クロスファイア》、もっと時間が経てば《GT》で積み。積んだところで、ガン不利がちょい不利に変わるだけという印象。
  • 【MRC】→《MRC》の着地が遅れたところで、《ベリアル》《スクラッパー》がキツすぎる。ウィニービートが奇跡的に通れば《コンクリオン》なしでも勝てる。

ADはデッキタイプが多すぎるため、ほんの一部対面で勝率がいくらか上がるだけ(=大きく有利になるわけではない)のカードを積んでいる場合ではない。 自らのデッキパワーが足りない時にはなおさらである。

地味に《バトウ》との相性が悪いのも難点。 プレイングでカバー可能だが、もし《ルーペ》でめくれたらどうしようもない。

他の型

型自体が大きく変わりうる、サブプランのカードたち。 回してボツになった型違いのレシピも載せておく。

《魔水晶スタートダッシュ・リバイバー》

メインアタッカーが4枚だけだと心もとない。 《ナーガ》以外にも《テンタイク》《タイラント》に意味を持たせるとなると、そこから進化できる《スタリバ》が適任だと考えた。

大きなデメリットが、多色が増えること。 《スタリバ》のお供である《アツト》、墓地肥やしという点で相性のいい《ドナ》まで含めると、多色が飽和する。 1《ティーチャー》2バニラの強ムーブの確率が下がるのはいただけない。

また、《スタリバ》がアグロ寄りのカードなのに対し、ハンデスと離れた時効果を持つ《ナーガ》はミッドレンジ向きである。 《スタリバ》と《ナーガ》を両立させると、それ以外のパーツやプレイングにブレが出るのが良くない。 仮に《リバイバー》に寄せるなら、《デスマーチ》《ドルゲドス》、場合によっては《エリート》も入る。 実は《ワーム・ゴワルスキー》がパラサイトワームの墓地進化だが、《ゴワルスキー》の上に《ナーガ》は乗せないだろう。

神羅リザード・ムーン》

《ナーガ》と同じく、進化元の指定が「青クリーチャー」。種族非統一という方向性を共有できる。 対ビートに《ナーガ》、対コントロールに《ブリム》と考えれば役割分担もバッチリではある。

《ブリム》の王道上振れルートと言えば、《ガード》《エボリュ》《ラブリ》からの4t《ブリム》。 しかし、現環境ではそれも先4《生姜》や3t《吸い込む》で簡単に妨害されてしまう。 特にこのデッキでは、ワームも積む都合で進化クリーチャー(《アンドラージ》など)も多くは積めない。 上記のルートを崩されると、《ブリム》の着地が絶望的になる。

《ブリム》単体での活用ならまだしも、《ナーガ》のサブプランとしての運用は厳しいと判断した。

仮に《ブリム》採用の場合、《マイパッド》が《エボリューター》に置き換わる。

《超神星マーキュリー・ギガブリザード

悩ましいカード。小型青クリが並ぶデッキのサブアタッカーとしてメジャーである。

対クリーチャー用の《ナーガ》、対呪文用の《マーキュリー》でやはり役割分担が可能。 今のレシピではトリガー《天門》《祝門》がお手上げなので、それらをケアする手段としても欲しい人材ではある。

だが残念なことに、《マーキュリー》目線では《ナーガ》のパーツが邪魔にしかならない。 ワームや黒のメタクリーチャーは、《マーキュリー》に何も寄与しない。 《マーキュリー》採用前提での除去手段を考えると、リキピ軸にすれば《ヴィルヴィスヴィード》、グランドデビル軸にすれば《アスティマート》《プルート》がいる。 《マーキュリー》を採用すればある程度種族を固めることになるのは必然なので、「ワーム以外の種族の自由度」という《ナーガ》の強みは薄れる。

要素としては必要のだが、それ以上にデッキとしての歪みが大きくなってしまうデメリットが目立つ。 今回はコンセプト遂行のため不採用とした。

《アクア・エリート》《超閃機ジャバジャック》

正直、【青単ジャバジャック】基盤に乗っかることも考えた。 しかしこの場合、《ヴィルヴィスヴィード》との差別化が非常に厳しくなる。 《ナーガ》の出番がなくなっては元も子もないので、思考の段階で候補から落とした。

非採用ワーム所感

パラサイトワーム

当時基準ではなかなか優秀なラインナップだったパラサイトワームも、今となってはさほど褒められたものではない。 《リュウセイ・ホール》の小型狩り性能の前では尚更である。

新規ワームは16弾の《いも虫ライダー》が最後。 使い勝手を大きく左右する種族進化元自体には、ほとんど改善が見られない。

《妖蟲麗姫ドナ》

ワームかつ青で、《ナーガ》のどちらの進化元条件も満たせる。 2-3000ブロッカーというスペックは悪くない。

《ナーガ》と抱き合わせで採用されてきたカードだが、今回は多色かつ殴れないため不採用。 1t《ティーチャー》に始まりマナを使い切るのが大事なデッキゆえ、手札の多色事故は極力避けたい。 切り札の《ナーガ》すらしばしば鬱陶しいので、ほかに多色は積みたくない。

《ナーガ》を出さずにウィニービートするのも大事な勝ち筋ゆえ、殴れないのもかなり痛手。 殴り手保護という名目のブロッカーは《ティーチャー》で十分である。

《マイパッド》の軽減を無駄にしてしまうのも地味な欠点。

《魂縛虫ネクロ・ワーム》

トリガーまで込みだとそこそこのスペックな虫。 《ドナ》や《アクアン》などで落としたクリーチャーを拾えると嬉しい。

が、現環境はそんなことで喜んでいる場合ではない。

《貴星虫ドレインワーム》

モルト】対面で《青銅》《オチャ》、シータ基盤に時々いる《ラブスナイパー》などを溶かせる。 貴重な軽量cipワームではあるが、ピーキーすぎるので不採用。

《斬撃虫ブレード・ワーム》

cipでパワー低下。3cの-3000でも十分優秀ではある。 が、今回は《ティーチャー》を1t目に出したいため、安定を取って2色にしたい。 流石に-2000では火力が足りない。 《ルーペ》から連鎖できないサイズでもあるので、不採用。

ランクマでの立ち回り

共通

まともなガチデッキを避ける。《ナーガ》に限らないが、ADプラチナ帯をクソデッキで抜ける時はこれが最重要。 まともじゃないデッキにしっかり勝ち、マッチング運で連勝を伸ばすことが星を稼ぐ近道。

主な勝ち筋は、《ナーガ》がよく分からない刺さり方をするか、《ゴーゴン》の呪文ロックでハメ殺すかの2択である。

初手に来た《ナーガ》は埋める。後で絶対に多色が邪魔になる。 その一方、《ナーガ》はせいぜい4積みなので、引けない時はどこまでも引けない。 一度、《ナーガ》が引ければ勝ちという場面で、非公開領域を8枚まで削ったのに《ナーガ》が見えなくて負けた。

各対面

基本的に【ツヴァイ】【MRC】【墓地ビート】【白単】【祝門】【天門】は大幅に不利。 一応どれにも勝ったことはあるが、マッチングしたら基本的に負けを覚悟する。

【オラクル】も普通に不利。《ナーガ》での殴り返しが始まれば試合になるが、概ねその前にハンデスされて終わる。

モルト】はほんのり不利。 相手が《ガイギンガ》の火力対象をミスしてくれればチャンス。

【ライゾウ】がようやく五分。《ナーガ》でトリガー《イージスブースト》をケアできると良い。 《ミスキュー》が入っている場合もしばしばあるので、手撃ちされないように《ゴーゴン》を立てたい。

シータ基盤、5c呪文コン、《ホーブラ》系統のガチャは微有利だと思い込む。 場に《ゴーゴン》《バトウ》らを含む5体以上が並んだらウィニーでビートする。 運だけトリガーで止められることもあるし、《ラブスナイパー》《スーパーヒーロー》が出てきて赤ボタンを押すこともある。 《ナーガ》は無理に出さなくてよい。 脈絡のない《永遠リュウ》に襲われる可能性があるほか、一度《リュウホ》をハンデスしてしまって返しの《サイクリカ》から捲られたことがある。

おわりに

今回は実に久しぶりの完全自作デッキによるマスター到達となった。 最近はどうも調子が悪く、戦えるデッキを見抜く審美眼すら失ったかと落ち込んでいたが、その不安を拭い去ることができた。

ここのところ、マイナーカードを使ってマスターを目指す人が増えてきたように感じる。 そういう遊び方の潮流ができれば、自分のクソデッキマスター挑戦シリーズもお役御免。 大人しく動画投稿に専念したほうがいいのかもしれない。

……が、リリース直後からここまでやってきた手前、なるべく自分でもデッキを作って頑張りたいというプライドもある。 使いたいカードが無くなるまでは、マスターチャレンジは続けていきたい。

ところで、今回で五王のうちマスターに連れて行ったことの無いカードが《デスフェニ》だけになった。……今更使うの?