ミケガモのブログ

ドロマーアブゾドルバ【デュエプレ】【DMPP-05】

カッコよくて構築しがいがあるカードだなーと思っていた《超神龍アブゾ・ドルバ》が4枚引けちゃったので構築。《大昆虫ジェネラルマンティス》にも惚れ込んでいるところだし、どうもデュエプレではシールド追加ブレイクに縁があるらしい。

mikegamo.hatenablog.com

2020/8/30 更新

レジェンドバトルの報酬に《アブゾ・ドルバ》が選定されたのを受けて、記事の内容に手を加えた。

デッキレシピ

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  • コンセプト:A
  • 完成度:A
  • デッキパワー:A
  • 思い入れ:A

安定感を求めるドロマーカラー。 結構使い込んだが、当初のレシピと大きく変わった点は無い。 元から完成度が高かったということだろうか。

キーカード解説

《超神龍アブゾ・ドルバ》

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死を司る超神龍の復活。全ての生命に等しく危機が訪れた。
パワード・ブレイカーを引っ提げて復活。ちょっとだけ融通の利く脳筋になった。 墓地の枚数とブレイク数は以下のようになる。

  • 墓地に1体 → T・ブレイカ
  • 墓地に4体 → Q・ブレイカ
  • 墓地に7体 → 5枚ブレイカ

墓地にクリーチャーが1体も無いときにはW・ブレイカーになってしまう。 これには思ったよりも困らされることが多い。

ちなみに、《黒神龍イゾリストヴァル》は墓地の闇のクリーチャーのみを参照するのに対し、《アブゾ・ドルバ》は文明関係なく墓地のクリーチャー全てを参照する。

構築解説

《アブゾ・ドルバ》が文明問わず自分のすべての墓地クリーチャーを参照することに注目し、 《アクアン》で落ちた青クリーチャーを《アブゾ・ドルバ》のパワーに還元することにした。 普通は損失にしかならない青の落ちを有効活用できるので、精神的にも楽になる(もちろん沢山拾えるに越したことは無いが)。 落ちても良い前提で、青はアクアン構築にしては少し多めに積む。 f:id:mikegamo:20200330164520j:plain

《アブゾ・ドルバ》は、それほど墓地を肥やそうとしなくとも、Q・ブレイカー程度であれば割と簡単に実現できるのが魅力。 そこでこのデッキでは、序盤にシールドを1枚だけ割っておき、状況が整ったらQ・ブレイク→トドメという展開を目指す。 そのために、シールドを割っても相手にリソースを与えない《卵胞虫ゼリー・ワーム》を採用。 相手はすぐに《ゼリー・ワーム》を除去してくるので、墓地の肥やしにもなって一石二鳥である。

ただ、最近は軽量除去が横行していること、パワー3000以上のクリーチャーが序盤からよく出てくることから、採用当初より使いづらくなってしまった。よって3積み。逆に増量したいなら、《闇猫人形ジェリット》を積むと良い。 f:id:mikegamo:20200330164535j:plain

《アブゾ・ドルバ》に足りないのは突破力である。 そこで、相手クリーチャーをタップするために光文明を投入した。 伝家の宝刀ホーリー・スパーク》に加え、軽量タッパー《時空の守護者ジル・ワーカ》を採用。 《ジル・ワーカ》はpig効果なのが《アブゾ・ドルバ》と噛み合っていて嬉しい。 さらに、《黒神ゾルヴェール》が進化したときに手薄になりがちな防御をしっかりカバーしてくれる。 相手もやすやすと《ジル・ワーカ》に突っ込んではくれないが、確実に相手のプレイングが歪むので付け入るスキができるというもの。

突破力を上げるために除去コン風味にするのも面白いかもしれない。でもそれ《バロム》でいいよね。 f:id:mikegamo:20200330164546j:plain

進化元は特に優秀な…というかどう見ても《アブゾ・ドルバ》のためにデザインされた黒神ゾルヴェール》を4積み。さらに、DMPP-05で追加された3マナの黒神龍メギラ》を2枚。一般的に、進化3枚に対して種6枚というのはちょっと少ないが、このデッキでは種が除去されても次の《ゾルヴェール》で回収できるので十分。

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墓地回収はあまり入れたくないが、《アクアン》で落ちた《アクアン》を回収するために《リバース・チャージャー》を1枚刺した。墓地肥やしを兼ねる《プライマル・スクリーム》も面白い。ただ、そうするとデッキの主旨が変わるかもしれない。 f:id:mikegamo:20200830093004j:plain

《ボーンおどり・チャージャー》は不採用。間違いなく《アブゾ・ドルバ》を意識して収録されているカードだが、3色にするとスペースが足りなかった。あえて墓地を肥やすことはしないというコンセプトなので、分かりやすくアドバンテージを取れる各色のハイスペックカードを積むべし。 f:id:mikegamo:20200830092940j:plain

《アブゾ・ドルバ》は規格外のパワーを叩き出すが、それ以外のクリーチャーは全体的にパワーが低いのがこのデッキの弱点。《アブゾ・ドルバ》以外は全て《サウザンド・スピア》の餌食である。どうにかしたい。

構成カード的に、《邪魂王ナーガ》を入れることができる。 《アブゾ・ドルバ》の一斉ブレイクとは噛み合わないが、突破力補完という点ではアリ。 f:id:mikegamo:20200830093453j:plain

プレイングなど

《ゼリー・ワーム》→《アクアン》→《ゾルヴェール》と繋ぎたい。 6マナ溜まったときに《アブゾ・ドルバ》を出すか、2-4や3-3で細かく動くかは状況次第。

構築解説にも書いたように、序盤で1枚だけシールドを割って、場を整えてから《アブゾ・ドルバ》でQ・ブレイクを狙っていく。相手が明らかに除去コンで、かつ《ゼリー・ワーム》の攻撃が通らなかったら、墓地に7体溜めて5枚ブレイクするプレイングを狙ってもいい。

進化元が5マナの《ゾルヴェール》な上、マナが溜まる構成でもないので、バウンスにとても弱い。《アブゾ・ドルバ》が《スパイラル・スライダー》で戻された日には泣きそうになる。理想的には、《ゾルヴェール》を2体用意してから《アブゾ・ドルバ》に進化したい。ここは《ピカリエ》と《アルカディアス》の関係に似ている。

変更履歴

DMPP-03

軽量進化元の《黒神龍ジャグラヴィーン》、墓地肥やしの《幻想のジルコン》、死ぬのが仕事の《腐敗電脳メルニア》を投入。

多色の登場で《アクアン》のキャッチ率を上げられるようになったが、墓地が肥えてほしいのである程度青は残してある。

DMPP-03環境は光の堅いブロッカーが多く、《ゼリー・ワーム》の攻撃が通りづらい。この状況が続くようなら、コンセプトを見直すべきかもしれない。

DMPP-05

軽量となった進化元の《黒神龍メギラ》、墓地肥やしの《妖蟲麗姫ドナ》を投入。 《メルニア》は左遷。

《ゼリー・ワーム》が腐るシーンが増えてきたため、1枚《貴星虫ドレインワーム》に差し替えた。

過去のレシピ

DMPP-02

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DMPP-03

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