デッキレシピ
- コンセプト:B
- 完成度:B
- デッキパワー:B
- 思い入れ:B
原始的なブロッカーデッキ。 本家でハイドロハリケーンを使っていた時期があるくらいブロッカーが好きだったのだが、 デュエプレでは場の7体制限でブロッカーデッキが組みにくくて遠ざかっていた。 このデッキを回して、久しぶりにブロッカーを並べる楽しさを味わえた。
《アムシオン》を2枚しか持っていないので、もう1枚欲しい。 ついでに《ラディア・バーレ》もあと1枚積みたい。 スペースが無いけど…。
キーカード解説
《護法の精霊アムシオン》
デュエプレでは初めてのブロッカー支援カード。 他のブロッカーをアンタッチャブル化し、ブロック中のパワーを4000上げる。 面白そうに見えるのだが、少し考えるとそう簡単なカードではないことが分かる。
「《アムシオン》以外の」という記述により、《アムシオン》を2体以上並べても自分はアンタッチャブルになれない。 優先的に除去されて終わりだというのに、6マナというそこそこの重さがさらに足を引っ張る。 除去をメタりたいはずなのに、《デーモン・ハンド》で消されたらコスト的にイーブンなのが辛い。
6マナ・パワー5500というサイズも微妙。 《火炎流星弾》《ボルカニック・アロー》《スパイラル・スライダー》といった速攻御用達の軽量呪文で簡単にどかされてしまう。
パンプはブロック中にしか適用されないので、火力避けにも攻撃にも使えない。 せめて「バトル中」にしてくれれば、こちらからタップキルを仕掛けるときに便利だったのに…。 そして、パンプ幅は大きいように見えて《光器ペトローバ》と同じである。
一応殴ることはできるものの、W・ブレイカーすらついていないので、このカードで勝利を引き寄せることは極めて難しい。
このように、よく見ると微妙なところが多いカードである。
仮にデコイとして使うとすると、《アムシオン》よりも大きいブロッカーと一緒に並べるべきである。 この発想からか、現状では《ヘブンズ・ゲート》で《エリクシア》《バルホルス》あたりと一緒に出す用法をよく見る。
しかしながら、そもそも《ヘブンズ・ゲート》でカードスペックが半端な《アムシオン》を出している状況そのものが弱い。 トップメタの5c天門は、《エリクシア》《バルホルス》《ザーディア》の中から戦況に最適な2体を選んで出せるところに強さがあるのであって、 その2枠のうち1枠を《アムシオン》で埋めてしまうのでは本末転倒感がある。 エンジェル・コマンドデッキに補助的に《ヘブンズ・ゲート》を採用するデッキなら、まだ採用理由が見出せるか…というくらい。
というわけで、今回は《ヘブンズ・ゲート》を使わずに、《アムシオン》を普通に召喚することにした。 《ヘブンズ・ゲート》を使わないブロッカーデッキの場合、フィニッシュカードをどうするかが問題となる。 《ダイヤモンド・カッター》はSA付与ができない残念カードに成り下がってしまったので、あまりお世話になりたくない。
どこかに殴れるフィニッシャー級のブロッカーはいないだろうか…。
《守護聖天ラディア・バーレ》
いました。
ガーディアンデッキの切り札の座を、DMPP-02で《守護聖天グレナ・ビューレ》に譲ったこのカード。 「ガンガン攻撃していきたい進化クリーチャーにとって、ブロッカーはあってもなくても変わらない」というのがテンプレなわけだが、《アムシオン》が登場したことによって、ようやくブロッカーがついていることを有効活用できるようになった。
反面、種族デッキ要素が強くなるため、《アムシオン》の《光器ペトローバ》に対する差別化がしづらくなってしまうのはマイナス要素だったり。
構築解説
ブロッカーデッキの基本となるドロマーカラーで構築。
《ラディア・バーレ》を採用する以上、ガーディアンの軽量ブロッカーをたくさん用意しておかねばならない。 常在型の《曙の守護者パラ・オーレシス》は、《アムシオン》で保護できると嬉しいカードである。 《アムシオン》にできない火力メタも担ってもらう。
選べないと地味に面倒なカードとして、スレイヤー付きの《妖蠱幻風ギュネール》。 攻め手が不足しがちなこのデッキでは、相手プレイヤーを攻撃できるのが超重要。 せっかく《ペトローバ》を使わないのだから、ガーディアンに限らないブロッカーもいくらか入れておきたい。
種族を問わないカードとして《粛清者アイザク》を1枚挿し。 紙の頃は《開眼者クーカイ》に《ペトリアル・フレーム》をクロスして楽しんでいたので、 《アムシオン》と同日にTwitterで発表された時には嬉しかった。
【第5弾カード情報】
— デュエル・マスターズ プレイス【公式】 (@dmps_info) 2020年8月13日
《粛清者アイザク》
シルヴァー・グローリーの声が聖堂に響き渡ると、差し込んだ光は集結し粛清の剣へと変わった。#デュエプレ #粛清者アイザク pic.twitter.com/rojhjFYbVe
【第5弾カード情報】
— デュエル・マスターズ プレイス【公式】 (@dmps_info) 2020年8月13日
《護法の精霊アムシオン》
護りの意志に、力が宿る。#デュエプレ #護法の精霊アムシオン pic.twitter.com/8gsYBpSAkr
《アクアン》以外のドローカードに悩んだが、 ブロッカー大量展開が目的なのと、《ラディア・バーレ》を積んでいることから《雷鳴の守護者ミスト・リエス》を選択。 ちょっと不安定かもしれないが、ドローカードはこの7枚で頑張る。
《アムシオン》保護用に、《碧空の守護者リムル・エイド》。 趣味で積んでいる。ブロッカーだったら最高だった。
プレイングなど
並べてちょこちょこ殴る。 本当なら12体くらい展開してから殴りたいのだが、デュエプレの仕様がそうさせてくれない。
《クリスタル・パラディン》《クリムゾン・ワイバーン》《アポカリプス・デイ》は無理。
改良案
今の所、ブロッカーを付与するカードは《滅罪の使徒レミーラ》《フル・ディフェンサー》の2枚のみ。 後者は一時的かつコスパも悪いので除外。 《レミーラ》は面白そうだと思ったが、青・緑に保護したいクリーチャーがパッとは思いつかなかったこと、 《レミーラ》と《アムシオン》の両方を出さないとコンセプトが成り立たないことから、今回は採用を見送った。
弱体化の著しい《ダイヤモンド・カッター》も、1枚くらい挿しておくべきかもしれない。