デッキレシピ
- コンセプト:A
- 完成度:S
- デッキパワー:A
- 思い入れ:B
↓の派生構築。今回の方が回しやすい。
キーカード解説
《雷鳴の守護者ミスト・リエス》《統率するレオパルド・ホーン》
楽しすぎる。 《ミスト・リエス》を除去すると《レオパルド・ホーン》が生き残る。
《巡霊者ウェビウス》
前の構築では、もう1つのG・ゼロである《式神ブゥ》が出せなすぎた。 今回はそれを反省して、もっとプレイしやすいG・ゼロを使いたい。
そこでお呼びがかかったのが《巡霊者ウェビウス》。 素のスペックはDMに存在する全クリーチャーを見渡しても最低レベル。 そのぶん、G・ゼロ条件は「エンジェル・コマンド1体」とかなりシンプルである。
エンジェル・コマンドは本家DMでこそ重たい種族だったが、デュエプレには《光輪の精霊 ピカリエ》がいる。
《ピカリエ》のcip1ドローは、《ミスト・リエス》から繋ぐG・ゼロを手札にキープするのに好都合である。 マナカーブも、《ピカリエ》→《ミスト・リエス》からの手札に溜めた《ウェビウス》《レオパルド・ホーン》という流れがとても美しい。
構築解説
白青タッチ《レオパルド・ホーン》で構築。
前回、白緑というカラーに拘ったのは、《ライフ》《青銅》から4t目に《ミスト・リエス》を出したかったからである。 だが、ブーストして《ミスト・リエス》を出した場合、《レオパルド・ホーン》や《ブゥ》のG・ゼロ条件が《ミスト・リエス》召喚時点で満たされていることは稀。 これではやりたいことができていない。
さらに今回は、《ウェビウス》《ピカリエ》という白カード2枚がキーカードになっている。 コンセプトのホーン・ビーストたちが緑のマナ基盤になってくれた前回と違って、今回のサイドカラーは搭載できる枚数が少ない。 ここでサイドカラーに緑を選んだとしても、最序盤に色が来なくてブーストできないことが多いだろう。 (《レオパルド・ホーン》は必ずキープしたいカードであるため、緑マナにはできない。) そこで、緑のブーストを切って、5t目にG・ゼロ条件を満たした状態で《ミスト・リエス》を出すことを目標にした。
サイドカラーは定番の青。 ドローの《アクア・ハルカス》、トリガーの《アクア・サーファー》で、《レオパルド・ホーン》のための場数を稼ぐ。
前回と同じく、火力メタに《曙の守護者パラ・オーレシス》。 悲しいかな、《ウェビウス》はパワーを上げても《裁》に引っ掛かる。
フィニッシュカードは《ダイヤモンド・カッター》。 殴れない《ウェビウス》《ピカリエ》を攻撃に参加させ、1ターンフィニッシュを狙う。
せっかく《カッター》を入れたので、 同じターンに手撃ちできるかもしれない《バリアント・スパーク》をトリガー枠に選んだ。
《清浄の精霊ウル》は《ピカリエ》以外のエンジェル・コマンド。 《スパイラル・スライダー》は青マナ&有効トリガー&場が埋まったときにも使える呪文。 1積みにしているのは自分の甘え。
デッキパーツは大部分が固定。 悩むにしても、《クレス・ドーベル》や《スライダー》などの枠をどうするかというレベルの話ではないか。
プレイング
2~3マナで展開→《ピカリエ》→《ミスト・リエス》&《ウェビウス》、4体揃って《レオパルド・ホーン》が理想。 《ウェビウス》は1体出せれば十分。むしろ2体以上並べると、《レオパルド・ホーン》を出すスペースが無くなる。
《レオパルド・ホーン》以外はただのブロッカーデッキなので、回すのは難しくない。
《レオパルド・ホーン》が来ない間に7体埋まってしまったら、殴れる奴らでちょこちょこシールドを割りに行く。
トリガー《スクラッパー》に対しては、《パラ・オーレシス》の加護が効かない。
おわりに
デュエプレの《レオパルド・ホーン》はとても良い調整を受けたと思う。 G・ゼロ参照が自分の場だけになったことで、自分の構築だけでコンセプトが完結する。デュエプレお得意のパワード・ブレイカーによって、場数上限の7体でT・ブレイカーになる。
少々大変ではあるが、ノーコストで9000Wブレイカーが出てくるのは普通に強い。《ミスト・リエス》と組むだけでなく、様々な構築でタッチできるポテンシャルを秘めている。