デッキレシピ
- コンセプト:B
- 完成度:B
- デッキパワー:C
- 思い入れ:A
ミッション:「カジュアルマッチにて、《エメラルド・ミスト》の効果を使って勝つ」を3回達成できたので公開。
普通に弱いが、真面目なドラゴンデッキも倒せたので、完全なジャンクではない。そう信じている。
タイトルの「正統派」というのは、《暗黒王デス・フェニックス》との有名コンボを使わないという意味。 このコンボはDMwikiにも載っている。
キーカード解説
《エメラルド・ミスト》
タップスキルで敵味方を全てバウンスする、強烈なリセットカード。 しかし、《エメラルド・ミスト》自身も対象になるため非常に使いづらい。 デュエプレではレアリティがRになり(これでも元SRである)、パワー6000とW・ブレイカーを得た。
豪快な能力が魅力的だが、今のところ《エメラルド・ミスト》を使って有意義なデッキを組むのはかなり厳しい。理由は以下。
- DMPP-05時点で、「場を離れるときに代わりにとどまる」という能力を持つカードは無い。
- 自分のクリーチャーのcipを使い回す目的なら、《エクストリーム・クロウラー》がいる。
- 毎ターン《エメラルド・ミスト》にスピードアタッカーを与えてロックを掛けるには、12マナまで伸ばして《暁の守護者ファル・イーガ》+《スクランブル・ブースター》+《エメラルド・ミスト》。しかし、それなら《キング・アトランティス》を2枚ぐるぐるする方が簡単。
- 冒頭にも述べた通り《デス・フェニックス》とのコンボはあまりにも有名だが、コンボ用のカードが多すぎてまず決まらないし、何より在り来たりのアイデアではつまらない。
このことから、現時点ではコンボ狙いの構築は難しいと判断。 そこで今回は基礎スペックが上がったことに注目し、「最低限アタッカーとしての役割を持たせつつ、必要があればリセット」という正統派(?)な用途で、《エメラルド・ミスト》がどこまで頑張れるかを見てみたい。
リセットの必要があるのは、相手の展開に対して自分の展開が間に合わない時である。 ところが、タップスキルでお互いの場を空にすると、次の相手ターンに相手クリーチャーが先に並び始める。 上手くリセットできたとしても、状況は不利なままなのである。 この矛盾を覆すためには、自分のcipクリーチャーを戻して使いまわすという工夫はもちろん、マナを十二分に伸ばしておいて、リセット後に大量展開できるように構築したい。
それと、相手の場に高パワークリーチャーが控えているときや、トリガーヘブンズを踏んだ時などに、自分の弱いクリーチャーを《エグゼドライブ》のごとく手札に逃がせるのも《エクストリーム》《アトランティス》に無い魅力だったりする。 実際にそんなシーンがあるのかは置いといて、プレイングでも《エメラルド・ミスト》の強みが活かせるかもしれないということを頭に入れておくべし。
構築解説
《エメラルド・ミスト》の早出し&SA化が必須なため、シータカラーで構築。
SA付与のため、《スクランブル・ブースター》をガン積み。 回した感じ、無いと話にならない。
リセットの2ターン後に試合を決められるように、《紅神龍ジャガルザー》。 5枚目の《スクランブル・ブースター》でもある。 マナが溜まっていれば、《ジャガルザー》+αの展開で3~4打点くらい作れるシーンがあるはず。 残念ながら1枚しか持ってない。
手札大量消費のための《マッスル・ポテト》。 トリガーで出てきてくれれば、《エメラルド》+《ブースター》が決まるマナまで伸ばせるのではないか。 5弾のパックはだいぶ引いたけど、これも1枚しか持っていない。
プレイングなど
どうせ相手の手札がいっぱいになるので、序盤から《青銅》《ハルカス》で適当に殴っておく。
中盤は頑張って《エメラルド・ミスト》を立てる。
この構築では、《エメラルド・ミスト》のタップスキルを使うのは一度きりと思った方が良い。 もたもたしていると相手に先に展開されて負けるので、リセット後は早急に勝ちに行く意識で。