SPルール・単色限定戦も残すところあと3日。 最後まで遊び尽くそう。
前回記事はこちら。
前回デッキの感触
赤単アルティメットは結構使った。レシピは特にいじらなくて良さそう。 仮想敵のツヴァイへの勝率は上々だった。 《ツヴァイ》より前に《ヘリオス・ティガ・ドラゴン》を出せればイージーウィン。 《アルティメット》の攻撃もよく通った。 勝率はギリギリ60%に届かないくらい。
白単ヘブンズ、黒単ドルバロムは、パーツが微妙に足りなくて回せていない。
環境概略
最適解はツヴァイランサーで間違いない。 ただ、マッチング環境は思ったよりツヴァイ一色になっていない。 《ツヴァイ》を持っていないプレイヤーが多いのもあるだろうが、 喜ばしいことに、ガチに拘らず楽しいデッキを組みたいと考える人が一定数いてくれているからだと思う。
マッチング割合を体感で多い順に並べるとこんなイメージ。
- 青ツヴァイ
- 黒ドルバロム
- 緑ブリザード
- 赤速攻
- 白ヘブンズ
- 赤ドラゴン
それぞれの文明がバランス良く分布していて、終わるまで飽きずに楽しめそうだ。
が、文明それぞれに目を向けて見ると、そこで使われるデッキ種類は限られている(黒単ならほぼドルバロム、など)。 せっかくの貴重な環境なのだから、色々なデッキを組んでみなくては勿体ない。
というわけで、今回は欲張って5文明のデッキをさらに1つずつ組んだ。 今回はどれもバッチリ回ることを確認済みである。 前回に比べ、マイナーなパーツが多いため組みにくいかもしれない。 自分のレシピが潮流外れなのはいつものことだが。
デッキレシピ
白単スパークビート
光文明を体現した構築。 殴って、《スパーク》を撃つか踏ませて、もっかい殴って終わり。
序盤の《宣凶師パルシア》が無敵すぎる。 白単以外に高パワーブロッカーを積んでいる文明が無いので、 《ソーラー・チャージャー》を使えば殴り返しも受けずにどんどんシールドを削れる。
ボコスカ殴り合う展開なら《パルシア》や《リク》で優位に立てる。 コントロール狙いの相手には《グレナ・ビューレ》やらでさっさと殴り切る。
パワーカードは純粋にキツイ。
青単レジェンダリーバイロン
青単と言えばツヴァイ、という風潮に風穴を開けたい。原型はこれ。
序盤は《アストラル・リーフ》でビート、止められたら7マナまで伸ばして《レジェンダリー・バイロン》を召喚する。 《バイロン》のアンブロッカブル付与は、ツヴァイの《アクア・ガード》《アクア・ハルフォート》、白単の《ヘブンズ》を貫通する。 《キング・ケール》が突然2打点になるため、奇襲性も微妙に高い。
ツヴァイブリザードメタに《ソーサーヘッド・シャーク》を採用。少しでも遅延して、《バイロン》降臨を間に合わせたい。
全然別の案だが、《リーフ》のブレイクと《ソーサーヘッド》等の大量バウンスで相手の手札を飽和させて《ルナ・コスモビュー》を出すのは面白そう。 決まるのかは分からないが。
黒単アブゾドルバ
普通の《黒神龍アブゾ・ドルバ》の構築を考えていたら、黒単も行けそうな気がしたので作成。 《ドルバロム》と違って、《アブゾ・ドルバ》は黒単ミラーでも仕事をしてくれるのがグッド。
ツヴァイはパワー2000以下のカードばかりなので、《暗黒秘宝ザマル》を止められない。 心ゆくまで手札を引っ掻き回そう。
序盤は《ザマル》、さらには《飛行男》や《解体人形ジェニー》のハンデスでグダグダにする。 盤面にクリーチャーが並んできたら、適当なところで《インビンシブル・アビス》をぶっ放す。
トリガーが弱めなのでブリザードがキツい。
赤単エタフェニ
《龍炎鳳エターナル・フェニックス》で殴るデッキ。 cipでちょうど《ツヴァイ》を破壊できることが注目されるが、2体以上出てくると普通に圧殺される。
バード&ドラゴンの構成はアルティメットと変わらない。 アルティメットに比べると、崩されたときにも《エタフェニ》さえ出せればリソースが確保できるのが良い。
このルールだと、《ヘブンズ》から出てくる最高パワーは《天海の精霊シリウス》。 《エタフェニ》のパワー12000で相討ちが取れるため、生き生きした《エタフェニ》の姿を拝めるだろう。
《エタフェニ》は2でも良いと思う。 うっかり3枚当ててしまったので、"せっかくだから理論"の下に3積みしているだけ。
緑単ジェネラルマンティス
ボクが組まなきゃ誰が組む、ということで作成。
このレシピを緑単に改造しただけ。
アグレッシブに《大昆虫ジェネラルマンティス》を出して勝ちに行く。 速攻に対してもカウンター気味に動けるよう、トリガークリーチャーを多めに積んだ。
迷いなく緑単にできるので、4マナW・ブレイカー枠に《クラウド・メイフライ》を搭載。 単色構築だと手札補充が足りないデッキを相手することが多いため、こちらの《レベリオン・クワキリ》のパワーが安定しない。 そんなときに、《メイフライ》はとても役に立つ。
5t目に6000~7000ラインのクリーチャーが2体出てシールドを削り切れるのが強み。 ただし《ヘブンズ》で《シリウス》が出てくると流石に詰むので、《インビンシブル・パワー》を積んでいる。
おわりに
イベント戦でマッチングした人のプロフィールを見に行くと、シルバー帯・ゴールド帯のプレイヤーも多くいて嬉しくなる。 このまま、幅広いプレイヤー層に遊ばれるゲームでいてほしい。