デッキレシピ
- コンセプト:B
- 完成度:A
- デッキパワー:B
- 思い入れ:B
ND対応。
21/10/28:黒型を追加。
お題
いつもブログを楽しく読ませてもらっています! 緑神龍ドルルガン・ムラサメを使ってデッキを組んでは頂けないでしょうか。 私はダークライフや黒神龍ハルヴェルドなどと組み合わせようと思ったのですが、なかなかうまくいきません。 なのでミケガモさんのアイデアを見せてもらえれば幸いです。 ご一考のほどをよろしくお願いします!
https://odaibako.net/detail/request/6806b23a-177c-4667-b70f-65a50b4cc528
ちょうど自分でも作ろうと思ってた。
キーカード解説
《緑神龍ドルルガン・ムラサメ》
6-6000。
出たときにサムライとギアを全てマナへ。 デュエプレには珍しく、ブーストはアンタップインである。
さらに紙からの強化点として、攻撃時にサムライまたはギアを1枚マナ回収できる。
紙では、《カラフル・ダンス》で5枚墓地を肥やしてから《ムラサメ》で大量ブーストして、 《ボルグゲンパク》でマナ回収に繋ぐというコンボで使われていた。 お題文にある《ハルヴェルド》は、一度に4枚墓地を肥やせるカードとして、このコンボの代役になれるように見える。
ところが、《ハルヴェルド》自身はもちろんのこと、現状黒で《ムラサメ》の効果対象になるカードは1枚もない。 デッキ構成上、《ハルヴェルド》の墓地肥やしは、《ムラサメ》にとってヒット率が低くなってしまう。
そもそも、《カラダン》を絡めたブーストコンボは、 《カラダン》のマナがアンタップインするからこそ強かった節がある。 デュエプレには《カラダン》ほど自由度の高い大量墓地肥やしが無いので、 大量ブーストを狙うのはかなり難しい。
なので少し残念ではあるが、「無理に大量ブーストを狙わない」構成に切り替えたほうが上手くいくと思う。 「マナを回復して回収する」という自己完結したカードになったので、特化した構築にしなくても使いやすいはずだ。
構築解説
このデッキのメインルートは、《ビワノシン》《ソウジ》のちくちくビートダウン。 アドを取りながら殴って、中盤の《ムラサメ》に繋ぐ。 殴り返されたらその分《ムラサメ》が強くなるので、強気に攻め込む。
注目したのが、《流砲 ハイドロ・バズーカ》。 10弾の時点では、サムライにとって「1枚捨てる」は何のメリットにもならなかった。 《ムラサメ》登場によって、これにようやく意味が出てきたわけだ。 たった1枚、されど1枚。このマナは次に繋がる。
墓地肥やし補助に、《エマタイ》。自発的なディスカードがあと3枚くらい積めると良いのだが……。
《エマタイ》を入れたので、マッドネスギミック《ラネーバ・早雲》もついでに。 ただ、このデッキは元からリソースを取るカードが多いため、 対コントロール性能が過剰になっているのが気になる。
高コストパンチャーに《紫電》。 マナが増えれば、《紫電》+もう1体で無理やり殴り切りだ。 序盤からシールドを割るので、《維新》や《影虎》は不適。 場にサムライを溜める構成でもないので、《剣誠》も外した。
軽量ATギアは、ブーストできる《フェアリー・アクセラー》を選択。 ドローの《メモリー・アクセラー》も試したが、手札は《ビワノシン》《ソウジ》のAT、 《ムラサメ》のマナ回収で十分。 どちらかというと《ムラサメ》《紫電》に早くアクセスしたかったので、《覇翼》を取った。 《ムラサメ》のブースト枚数もたかが知れているので、《覇翼》のブーストは過剰ではない。 むしろ《ムラサメ》にクロスして、回収分のマナを補填できるのがグッド。
追記:黒型について
《ハルヴェルド》入りでも組んでみた。 数戦しかしていないが、思ったよりは回る印象。 《ハルヴェルド》が《マッハアーマー》の対象になるため、全くのノイズカードにはならないのが良かった。
《ハルヴェルド》の採用理由は、墓地にサムライを多く落とすためである。 もしランダム墓地肥やしでサムライ以外が落ちると、 《ハルヴェルド》を採用している意味がなくなってしまう。 そこで、最低限の黒8枚以外はすべてサムライで固めることにした。
《ムラサメ》でマナ送りするカードはなるべく単色がいいこと、 そもそも黒混じりの多色で入れたいカードが無いことなどから、 《ソウジ》4枚以外はすべて単色になった。
色バランスが厳しくなったことで、《ビワノシン》が4ターン目にギアを付けて殴れる可能性が減少。 そこで、《ビワノシン》を削って《紫郎》を入れた。
《紫郎》の探索成功率を考慮すると、《助太刀》《覇翼》をどちらかに統一して、 《パーフィン》《クマっ太》を採用しなかった方の文明のカードにするべき。 (多分《覇翼》《パーフィン》が無難)。