ミケガモのブログ

23弾・ミケガモが組んだデッキ【デュエプレ】

mikegamo.hatenablog.com

mikegamo.hatenablog.com

イメン盛り合わせ

「イメンブーゴ研究会」の作品。投稿作の全ては↓で確認できる。

掲載の4つのレシピを代表として動画化させていただいた。 収録に際してチューニングした点だけ説明。

エルレヴァイン》:《エメラルーダ》で緑カードを拾って《オチャッピィ》を出さなければならないので、緑を多くするという制約がある。《宝箱》増量、《ケチャ》→《エウルブッカ》くらいしかいじるところがない。

《カツMAX》:理想ムーブを目指すために《カツブードン》4。多色が邪魔すぎるので《ジャッキー》OUT。アウトレイジで固める意味がなくなってしまったので、《グローバル》を入れた。《トレジャーマップ》は《未来設計図》に変えて、《カツブードン》や《カツキング》を掴めるようにした。《マップ》を1コストで撃ててよかった、と感じるシーンが無かったため。 思った以上に理想ムーブが決まらなくて凹んだ。

《トワイライトΣ》:《イメン》で《Σ》を出すには、7マナかつ場にサイバー2体が必要。これを5t目に実現しようと思うと、《スプライト》でドローを稼ぎながら2コストブーストを2回撃たなければならない。それを意識して、《石版》と《スプライト》を1ずつ増量。サイバーロードが意外と少ないので、《アロマ》OUTで《トリア》in。最悪普通に《Σ》を出せばOK。

《ドルバロム》:最速ムーブの《ズカズッカ》《カオスウィッチ》《イメン》のルートを太くした。あまりにも成功率が低いので、トリガーを全抜きして動きの安定感を上げた。次弾の《ドルバロムD》に置き換えても大丈夫。

『白青スベンガリィスタグネイト』

原案はビルド杯だったはず。 2+3で《スタグネイト》進化速攻ができるよう、《ヴォイジャー》だけ突っ込んだ。 緑を入れるほどでもないので、《アクロアイト》に頑張ってもらう。 ただ、《スベンガリィ》はどう頑張っても5ターン目にしか出ない。 改善すべきはここ。

《ウルソフィア》は貴重なタップ系トリガー。 召喚酔いした相手クリーチャーを寝かせて、返しの《スタグネイト》でロックできる。 多色なのがものすごく邪魔。

『ゲンセルシファー』

《ブラックルシファー》で5枚墓地を肥やし、その中に《ゲンセトライセ》があれば《ルシファー》を破壊しながら登場。 《ルシファー》は自身の破壊耐性で、墓地から進化デーモンを回収しながら生き残るという、相互のシナジーがとても強い組み合わせである。

4-5マナ圏の動きが貧弱。《タイガニトロ》はカジュアル的にはNGなので、できれば追い出したい。 現時点ではやや無理矢理感のある《グレイブ・モット》を増やすか、適当な5マナのデーモンを入れるかくらい。

次弾の《ヘルボロフ》がアツいらしい。

『ココッチモルト双』

廉価版と豪華版。

《ココッチ》で《モルト双》を2軽減かつSA化する。 《ココッチ》から綺麗に繋がる赤7のコマンドドラゴンorドラグナーは、ほとんどが自前でSAを持っている。 《ココッチ》の能力を余すところなく活かせる(かつ普通に強い)のは、《ガイアール・ホーン》を装備した《モルト双》しかない。

5→7のルートも取れたほうが良いと思い、豪華版では《ドン・カツドン》を採用。 《カツキング》も合わせて、プレイングの幅を広げている。

『イメンマーシャル』

裏ビルド杯ジョニー賞(参加者投票最多)。

メインのコンボは、《イメン》《ボアロパゴス》下での《マーシャル》ループ。 ループの根幹部分は以下の通り。

  1. 《マーシャル》で《アトランティス》《マッスル・ポテト》を仕込んでプレイ(この順で)
    • このとき《ボアロ》の効果が2回スタックされる
  2. アトランティス》のcipで《イメン》を場に残し、《マーシャル》《アトランティス》《ポテト》を手札に戻す
  3. 《ポテト》のcipで、《マーシャル》とその進化元を、手札からマナに送る
  4. 《ボアロ》の効果2回分で、マナに埋めた進化元と《マーシャル》を出す
  5. 1に戻る

《マーシャル》の仕込む効果の3枠目が余っているので、 その枠でのトリガー獣のプレイ、さらにその際の《ボアロ》による5コスト獣踏み倒しでゲームを進めていく。 以下の動きにより、デッキの全てのカードに触ることができる。

  • 3枚目を初期盾と入れ替えて盾落ちケア
  • 《ジェリー》でドロー
  • 《ロイヤル・アドニス》でデッキ回転&ボトム落ちケア
  • 2体目の《ポテト》で手札をマナ送り
    • フィニッシュパーツや《ボアロ》で出したクリーチャーをマナへ
  • 《ソルハバキ》でマナ回収、《オチャッピィ》と合わせて墓地回収
  • 《ガストゥール》を回して相手クリーチャーを溶かす
    • 《ガストゥール》を1体目に出す必要あり

フィニッシュは、手札に《大地》を3枚揃え、《マーシャル》からそれらを一度に発動して「ドラゴVANデルフィン」を揃える。 《アトランティス》で1体残った敵獣を《ガストゥール》《大王》で刈り取れば、相手に虚無の1ターンを渡すことができる。

ループ自体も美しく独自性があるが(注:紙では《大地》がプレ殿)、真に注目すべきはループの始動。 なんと《マーシャル》で《オチャッピィ》の疑似Sバックをエンド時に起動し、その召喚でループを起動するのである。 始動の手順は以下の通り。

  1. 《マーシャル》で《ガストゥール》《大地》と緑のカード1枚を埋めて回収
  2. 《大地》は《マーシャル》を引っ込めて《イメン》
  3. 《ボアロアックス》装備で《ジェリー》を出す
  4. エンド時に8+7+5=20で場の《ボアロアックス》が龍解
  5. 1で緑のカードを手札に加えたことで、手札の《オチャッピィ》を召喚
  6. 2で出した《ジェリー》の上に《マーシャル》
  7. アトランティス》《ポテト》を仕込んで本ループに入る

《ガストゥール》の位置は8コスト以上のトリガー獣なら何でもよい。 選択肢は以下の通り。

  • 《コルティオール》
    • トリガー性能が高い。
    • 《VAN》で詰む。
  • 《ガストゥール》
    • 《VAN》下でも始動し、ループの中で《VAN》をどかすことができる。
    • トリガー性能はそれなり。
    • 《ローズ・キャッスル》で詰む。
  • 《クマっ太》
    • 詰まされるカードが無い。
    • 《オチャッピィ》のコストにできる。
    • トリガー性能は最低。

ネックは、やはり始動条件の厳しさ。 場に《ジェリー》を置いておくにしても、手札に《マーシャル》《ガストゥール》《大地》《オチャッピィ》《アトランティス》《ポテト》《(緑のなにか)》の計7枚が必要になる。 さらに、盤面スペースの都合上、コンボ前に1体も余計なクリーチャーを出してはいけない。 単純に手札枚数が必要なため、《エナライ》《ネオ・ブレイン》をガン積み。 パーツがあと少しで揃うときには、《未来設計図》で探しに行けるようにもした。

24弾では、この期に及んでSバックが実装される。 デュエプレの《オチャッピィ》は、Sバックの無い時代に疑似的にその動きを再現したものである。 仮に能力がSバックに書き換えられてしまうと、このコンボは成立しなくなってしまう。 今のうちに動画に収めておく必要があると判断し、急遽収録した。

『イメンフルブレイクシギャラ』

  • ノルマ
    • 《シギャラ》に《イチバンボシ》の効果を2回乗せ、5ブレイクx2で勝つ

進化V連中から《シデン・ギャラクシー》にも注目。 龍解コスト稼ぎに便利な《ガガ・カリーナ》で《シギャラ》の進化元を2体揃えられるので、無理なくコンボができると判断した。 5コストのクリーチャーを絡めてなにかできないかと考えた結果、《ドスコイ・イチバンボシ》でアンブロッカブル&追加ブレイクを付与し、 《シギャラ》の攻撃2回のみで確実にフィニッシュする路線になった。

想定ムーブの一例は以下。

  • なにかを召喚、マナから《イチバンボシ》を出して進化元に効果付与
  • 《ラグマトックス》を召喚して《イチバンボシ》を引っ込め、効果付与。マナから《シギャラ》へ進化

この例では、場の進化元が《カリーナ》1体だけ、最初のクリーチャーは《ジャスミン》《オトマクット》などを想定している。 理想ムーブを決めるには、場もマナも手札もめちゃくちゃ都合の良い状態でなければならない。 「絶命オーバースキル」や「トリプルフェニックス」では最速ルートを明瞭に意識しながら回していたが、このレシピに限っては最速ルートには全くこだわらず、 ごちゃごちゃやってどこかで5ブレイクx2が決まれば良い、というくらいのユルさで回していた。 《イチバンボシ》が2枚しか無いのも、最速でパーツを揃えるのをハナから諦めているからである。

普通に《カリーナ》《シュヴァル》を召喚してマナから即《シギャラ》に進化するだけでも十分強い。 これが決まる状況なら、横の《イメン》と合わせてジャスキルになる。 これは「トリプルフェニックス」で、《カモン》《フォーエバー》からフェニックスに繋いでも良いのと同じことである。

このレシピで《ラグマトックス》の重要性に気付いた。 《イメン》がやられたとしても、緑の《ラグマトックス》は《ボアロパゴス》単体で出し続けることができる。 場合によっては場の《プロメテウス》を引っ込め、再びマナ回収を狙っても良い。 さらにここでは《シギャラ》の進化元にもなるということで、非常に取り回しが良かった。

超次元に《シュヴァル》が2枚いるが、片方は《シルバー・ヴォルグ》に変えた方がいい。

『イメントリプルフェニックス』

  • ノルマ
    • フェニックスを3体同時に出す
    • フェニックスをいい感じに使い分ける ←撮れ高になる前に3体降臨が2回も決まったため中止

「イメンボアロ」の盤面制限を乗り越えるための次のアイデアは、進化V・GVによる盤面圧縮。 手始めに、五王の皆さんを複数体揃えるロマンコンボを目指すことにした。

想定した理想コンボは以下の状態でスタートする。

  • 場に《イメン》《ボアロパゴス》、ドラゴン2体、バード3体
  • マナに《ヘリオライズ》、フェニックス1体
  • 手札にフェニックス1体

フェニックス召喚→《ヘリオライズ》を引っ張ってフェニックスサーチ、 そのフェニックスを召喚→マナからもフェニックス、という流れで達成できる。

このムーブが決まる場合、コンボするターンの開始時にはほぼ確実に《ヴェロキボアロス》へと龍解する。 《ヴェロキ》自身がドラゴンなので、これを進化元にするなら場のドラゴンは1体でもよかったりする。

「絶命オーバースキル」に比べると必須パーツが少ないので、色々なパーツを試すことができた。

まず便利だったのは《クジゴジラ》。理想コンボではフェニックスを2体召喚するので、最低8マナ必要である。 《イメン》で《カモン》を出してマナが削れた次のターンに決めるためには、多めにブーストする必要があった。 《クジゴジラ》自身と《イメン》で2ブーストできれば、理想ムーブに必要なマナは確保できる。 理想ムーブから外れた場合や、マナを大量に溜めて汚くコンボを決める場合にも大活躍。 ブーストできる状況も、《イメン》《オトマクット》を出した時に始まり、《カモン》から《フォーエバー》を出した時、 フェニックスが出た時、《ウコン》でパワーが4000+2000になった《ヘリオライズ》が出た時など、想像以上に多くて便利だった。

次に良さに気付いたのが《オトマ=クット》。 この構成であれば、《イメン》で染色せずとも大抵はマナ武装5を達成できる。 龍解前は、《イメン》の前に挟むことで龍解コストを稼げる。 《ボアロパゴス》下では、実質コスト0で召喚回数とドラゴンの進化元を稼げるのがとても便利である。 相手に攻め込まれて手札を持て余しているときも、コイツで手札を吐いてコンボに持っていけた。 除去も地味に便利だった。

「絶命オーバースキル」で理想ムーブを決めるのにやたら手こずったので、 こちらはより収録が大変になる……と思いきや、あっさりと撮れ高を得ることができた。 こちらのほうがよりロマン性が高く、潤滑剤の《プロメテウス》も入っていないのにも関わらずである。 それだけ《クジゴジラ》《オトマクット》が強かったのだと結論づけたい。

『イメン絶命オーバースキル』

  • ノルマ
    • 最速ルートを決める

レジェプレ2024で収録された《イメン=ブーゴ》を研究するフェーズに入った。 デュエプレでは盤面制限がめちゃくちゃキツいので、それをどうかいくぐるかが腕の見せ所になる。

最初は《星龍王》を揃えながら《カオスウィッチ》などでトップを固定し、《裏ヴィタ》を出そうとしていた。 PS覚醒リンクはデュエプレ固有の仕様であるため、紙時代にはできなかったコンボである。 が、どうやっても盤面制限に引っかかるため断念。

同じくPS覚醒リンクで思考をスライドし、 《シャチホコ》下で自壊しながらエイリアンサイキックを出せば盤面制限を避けることができると思考。 PSリンクしながらコスト5のクリーチャーを出したい状況……と考えた結果、その昔に見た《絶体絶命》と《オーバースキル》の組み合わせでの即LOに思い当たった。

なにかトリガーを踏んだところでLOはほぼ確定なので、《セレスト》でタップしたところに《絶体絶命》が殴りに行く……という一般的なプレイングは不要。 マズいとすれば《アポカリ》《オリーブオイル》くらいである。

始動条件の例は以下。

  • 場に《イメン》《ボアロパゴス》、2つ以上の空き
  • 手札に《学校》《シャチホコ
  • マナに《ザビ・デモナ》《オーバースキル》

シャチホコ》と《デモナ》の位置は逆でもOK。 場にクリーチャーが十分いれば、《デモナ》を2枚目の《学校》にしても良い。

グダった展開で決めるのはさほど難しくなかったのだが、理想ムーブの6ターン目で成功させるのが死ぬほど難しかった。 《デモナ》《オーバースキル》はマナで良いとはいえ、これだけパーツが必要となるとどこかで躓く。 5t目に《イメン》を立てて《ボアロパゴス》に龍解させるためには、それまでに《プロメテウス》や《ミランダ》をいい感じに引かないといけないのも忘れてはいけない。

《ボアロパゴス》龍解のパターンは以下。 上のパターンだと、《ボアロパゴス》の7コストも合わせて《ヴェロキボアロス》の龍解条件まで満たせてしまう。 踏み倒すコストは5までで十分なので、逆に見栄えが悪くなる。

  • 《プロメテウス》《イメン》《ミランダ》《四つ牙》(計23コスト)
  • 《青銅》《プロメテウス》《イメン》《スプラッシュアックス》(計20コスト)

《宝箱》入りが元案。《オーバースキル》《ザビデモナ》《シャチホコ》《アルゴル》を確定で埋めるために《宝箱》を採用している。

その後、あまりにも最速ルートが決まらないため《青銅》《ホルモン》型に切り替えた。 《未来設計図》が重要であることに改めて気付いた。

『セブンスチュレンサファイア

  • ノルマ
    • 最速ルートを決める ←半分妥協

原案ビルド杯。

https://x.com/analogmon/status/1729736932589015388?s=20

《チュレンテンホウ》は、初めて緑または無色の呪文を複製できるシステムクリーチャー。 今回は緑呪文2枚、《セブンス・タワー》《母なる大地》を同じターンに複製してしまおう。 なお、白青黒は《アレクサンドル》、赤青は《ガロウズ・極楽・カイザー》で複製可能。

回し方は次の通り。

  1. 6マナで《チュレンテンホウ》を出す
  2. 次の7マナで《セブンス・タワー》x2。アンタップインの6ブーストで残り9マナ
  3. 《ヒッポ》を1コストでマナ爆誕
  4. 8マナで《母なる大地》x2。
  5. 1回目は《ヒッポ》を《ヴィオラ》に変換し、1体破壊しながら墓地の《サファイア》を吊る
  6. 2回目は《ヴィオラ》をマナの《サファイア》に変換する

結果的に《サファイア》2体と《チュレンテンホウ》が場に並び、最速6ターン目に確殺となる。 マナをぴったり使い切っているのが大変美しい。 最後の手札も《七塔》《大地》の2枚で良い。

このとき、《チュレンテンホウ》のマナ武装5を達成しているかどうかは、 《七塔》の効果を処理した後に判定される。 7マナの時点で青が3-4枚しかなくても、3ブーストに期待して見切り発車することができる。

ここまで書くと簡単そうに見えるが、実際にコンボを決めるのはかなり難しい。 マナをぴったり使い切って美しく〆るためには、1ターンの遅れも許されない。 最初のふるい分けは、3ターン目までに《エマタイ》で《サファイア》を墓地に置かなければならないところから始まる。ここを少しでも達成しやすくするため、《シクロ》を2枚挿した。 その後、4《チャージャー》、6《チュレン》、7マナで《七塔》《大地》と動いて成功である。

これに加えて、以下の条件が必要になる。 カジュアル対戦とはいえ、簡単に決まるものではない。

  • 《チュレン》が生き残ってターンが返ってくる
  • 《七塔》1回目でマナに青5枚以上
  • 最終的に、マナに《ヒッポ》《ヴィオラ》《サファイア》、《ヒッポ》でない緑のカード1枚

便利カード募集で上がってきていた《カッキー・ケッシー》を初めて使った。 《サファイア》1枚を3ターン目までに落とせばよいので、性能は必要十分である。 さらに、選択式のバウンスも、思っていたより便利だった。 ごちゃついた最終局面をバウンスで切り抜けたとき、オススメの理由を強く実感した。 このデッキに関して言えば、《チュレン》で複製することで選択権が2回発生するのも嬉しい。

『マーシャルダブルQED

  • ノルマ
    • 《マーシャル》《サイン》《大地》で《QED》《QED+》の両方を龍解させる

《マーシャル・クイーン》を使えば、《龍素王QED》と《最終龍理QED+》を同時に龍解させられる。

QED》の龍解条件は、青のカードを3枚プレイすることと非常に厳しい。 ところが《ポリタン》《マーシャル》から青のトリガーをプレイすれば、 これをあっさりと達成可能だ。 ここでもうひと頑張りして《エビデゴラス》も出せれば、《QED+》まで龍解させることができる。 《QED+》のドロー選別は、《QED》でプレイしたい青のカードを探してくるのに役に立つ。 決してロマンというだけではない。

理想パターンはこう。

  1. 《マーシャル》から《エマタイ》《サイン》《大地》
  2. 《エマタイ》2ドロー、《MAS》を捨てる
  3. 《サイン》で捨てた《MAS》を吊る
  4. 《大地》で《MAS》を出し入れする
  5. 《エビデゴラス》→《エビデンス》の順で場に出す

最後の《エビデンス》装備時の1ドローは、ターン中4枚目のドローなので、《QED+》が龍解する。

《MAS》の2回の処理は、必ず《エビデゴラス》→《エビデンス》の順で出すこと。 もし1回目の効果処理で《エビデンス》を選択してしまうと、 その効果をもたらした《MAS》は既に場にいない扱いのため(《大地》で出し直すと別のクリーチャーとみなされる)、装備することができない。

実際は《サイン》《大地》の代わりに《大地》2回でもよい。 パーツ集めの段階で、《MAS》を予め捨てておくこともできる。 なんなら、普通に《シャワー》《MAS》と繋いで《エビデゴラス》のドローで《マーシャル》のパーツを集めても良い。 理想パターンのとおりに行くことは稀である。

フィニッシュは無難に《ガロウズ》《サイクリカ》《死海竜》で。 青クリーチャーと青呪文を組み合わせたフィニッシュ手段は、これが最もスマートだと思う。

『マリニャンジェネラル』

  • ノルマ
    • 《マリニャン》《レジルブッカ》《恋サエポヨ》を《ジェネラルマンティス》で強化する
    • 《ザウロディレクス》を活用する

またしても5000の優秀なパーツを手に入れてしまった《ジェネラルマンティス》。 《マリニャン》《レジルブッカ》は、手札1枚から5000を2体生成できるスーパーカードである。

さらに、クリーチャーのコストを下げてくれるのも見逃せない。 おかげで、《ジェネラルマンティス》の進化速攻が計4マナで可能となる。 《キリンソーヤ》を添えることもできるだろう(これもWBになる)。 《カンクロウ・ブラスター》《インビンシブル・パワー》では軽減の恩恵に預かれないし、 《ハルクーンベルガ》ではブレイク付与が間に合わない。 《ジェネラルマンティス》の良いところが出ている。

《マリニャン》が軸になるので、サーチのための《初恋サエポヨ》を投入。 《マリニャン》《レジルブッカ》がいればパワー7000で、これもWBになる。

前弾でお友達になった《エッグザウラー》も続投。 緑のコマンドドラゴンなので、《恋ポヨ》でサーチ可能である。

《ザウラー》でドローできるように、 《ジェネラル》の進化元には《シャムシャム・カブキリ》を採用した。 《レジルブッカ》下では1マナで出せるので、定番の《モスキート》と変わらない使用感である。 ただし、横に進化クリーチャーを置くと勝手に死ぬので注意(1敗)。

このデッキで一番重要なカードは、《ザウロディレクス》である。 《恋ポヨ》の探索3枠目を探していたときに目についたので入れてみたら、これが上手く噛み合った。 緑単の手札不足をバッチリ解決してくれる。 《カブキリ》《ジェネラル》のセットを持ってこれたら万歳だ。 古参プレイヤーには《二角の超人》と言えば使い勝手が分かるだろうか。

仮に《恋ポヨ》《マリニャン》と繋いだ後に除去が来て、 《レジルブッカ》への龍解が失敗しても大丈夫。 フォートレスの状態でも1軽減が乗るので、6マナでちょうど《ザウロディレクス》を出せる。

『コットンデッドマン』

  • ノルマ
    • 《コットン》《デッドマン》それぞれでゼニスを出す
    • 《コットン》から《デッドマン》を出し、そのターンにゼニスを手札から召喚する

予言が召喚扱いとなる《イザナイコットン》と、 条件を満たすと重いカードを全て5コストでプレイできるようになる《デッドマン》。 ともにゼニスの召喚時能力を使うのに便利である。 《コットン》目線では、予言が上手く行かなかった場合の目標マナが8で済むのが助かる。

《コットン》からゼニスを直接予言するだけでなく、 《デッドマン》を予言してそのターン中に手札からゼニスをプレイするという動きもある。 《コットン》の当たりを実質的に増やせていることにも注目したい。

リソース役には《ベートーベン》先生に来ていただいた。そろそろ擦りすぎと怒られそうである。 ただし、《デッドマン》の軽減能力を起動するために《ニガアブシューム》でマナを染色すると、 《ベートーベン》の回収条件のうち「無色カード」のほうが潰されてしまうので注意。 染色下では「ドラゴン」の条件のほうで回収することになる。 《戦慄》《VAN》《王牙》《刃鬼》が候補。

実は最初、《アナライザー》を入れずに白緑ベースで構築していた(脳内再現・超次元省略)。 仕込みのために「弱い」カードを入れるくらいなら、 色を削って安定性とグッドスタッフ性を高めてしまおうという優等生ぶった構成である。

だが、こちらは完全に失敗作。 理由を特定できてはいないのだが、さっぱり回らなかった。 《アナライザー》系統のカードもバカにできない。

『二刀流伝説』

  • ノルマ
    • 《アーマ・フランツ》下で《伝説》を撃つ
    • ヤヌス》下で《伝説》《二刀流》を同じターンに撃つ

2回攻撃を付与する《二刀流トレーニング》。 まだ自分のアイデアで遊んでいなかったので、ここで消化する。

ワールドブレイカーや《サファイア》《ゼロフェニ》を二刀流にする案はビルド杯で出ていたが、 なぜか《ボル白》は誰もやっていなかった。

《ボル白》の良いところはやはり《伝説》。 準備いらずかつ軽いコストで場に出し、なんならそのターンに《二刀流》を撃てたらカッコいい。 呪文のコストを軽減できればより簡単にそのアイデアも実現できそうだということで、 この弾の《ガリレオ》……は使いづらすぎるため、前弾の《アーマ・フランツ》に目を付けた。

《アーマ・フランツ》下であれば、《エクホ》《伝説》《二刀流》が計6コストで可能。 《ボル白》x2、《ヤヌス》《アマフラ》でちょうど殴り切りである。 このルート自体は要求値が高すぎて決まらなかったが、部分的に再現できたのでヨシとする。

デッキ構築便利カードの募集で多く意見が寄せられた《クロック》をきちんと採用。

『ヴィーナスグランデ』

  • ノルマ
    • 《グランデ》を《ヴィーナス》で保護する
    • 《ヴィーナス》の攻撃を《グランデ》のタップで補助する

chikanzya.hatenablog.com

【デュエプレ】ビートデッキを駆逐する「ヴィーナスグランデ」が楽しいので観てください。 - YouTube

原案ビルド杯ならびにその方執筆の記事・動画↑。

マナ武装7で負けなくなる《ヴァルハラ・グランデ》。 せっかくなので、《ヴィーナス》で除去耐性を付けて不敗としたい。 かの【5cメカオー】が《ヴィーナス》《パーフェクト・アース》《プラチナム》でやっていたことの再現である。

白で7マナ溜めた上で、《ヴィーナス》と《グランデ》を立てるのが大変。 ブースト要員かつ《ヴィーナス》の種になる《ウルコス》《ウォルポニカ》は欠かせないだろう。 さらにリソースの課題を解決するため、原案では《ミスト・リエス》のドローを軸にしている。

それに対し、自分は《フェアホ》《アンタッチャブル》x2を組み込んだ。 今までもしばしば使ってきた定番の動きである。 呪文がそこそこ多くなりそうだったので、《アヴァラルド公》も投入。 《アヴァ公》はキャントリップとして見ている。

動き出しがトロそうなのが問題だが、緑の《ライフ》などもあまり積めない。 ここは《トロワ・チャージャー》を入れて解決した。 《ウルコス》に加えて《アヴァ公》もいるので、射出もまあまあ狙える。 想像以上に、チャージャーはマナ武装達成に便利である。

『クアトロピオ』

  • ノルマ
    • 「クアトロピオ」を作る(できれば複数回)
    • 《バイオレンス・サンダー》のサブプランを見せる

22弾までは《ジオ・マスターチャ》で《サソリス》をドラゴン化し、 やっとのことで「トライピオ」を達成していた。 それが、23弾ではドラゴンの《デッドマン》で《ジュダイナ》を呼べるようになった。 単純に《デッドマン》を3体出すだけで「トライピオ」できるのである。 盤面制限の都合上4体同時龍解は不可能だが、 「トライピオ」をした次のターンに《デッドマン》1体を《大地》で出し入れすれば、 超越的存在の「クアトロピオ」も夢じゃない。

まず《デッドマン》を1体出し、次のターンに《石碑》《デッドマン》x2する。 《ジュダイナ》のマナ召喚能力と、《デッドマン》本体についているコスト5化を組み合わせれば、 8マナ・手札には《石碑》のみでコンボ可能。

《ニガ=アブシューム》は出さないので、自分で5色揃える必要はある。 といっても、《石碑》の白緑に加えてクローシスの《バイオレンス・サンダー》を積めばいいだけなので楽勝である。 なんなら、《デッドマン》《ジュダイナ》の次にマナから《Vサンダー》を出すサブプランまで確保できる。 ……むしろこっちのほうが強いのでは?

前に「トライピオ」を使ったときは《チューター》の手札補充が必須だったため、緑単に近い構築をしていた。 今回は特にそういう縛りは無いのだが、無意識のうちに準緑単に寄っていって《エウルブッカ》まで積みそうになってしまった。 クセって怖いね。

5cを達成する必要があるため、しっかりした5c構成にしてブーストを《ミラクル》に任せる手もある。 しかし、「クアトロピオ」するには道中でクリーチャーを出してはいけない。 構築に縛りがある都合上、グッドスタッフカード前提の5cは難しいだろう。 《デッドマン》《石碑》《大地》と構成カードが緑に寄っているので、緑軸で組むのがベターである。

《クロック》は元々《吸い込む》にしていた。 《デッドマン》を立てた返しに多かったので、《ツヴァイ》や《モルト王》の猛攻を1ターンだけ防ぐ目的で入れた。

『二刀ジョンパ』

  • ノルマ
    • 《ジョンパ》で3回殴って勝つ

原案ビルド杯。 裏《ジョンパ》を出す5枚目以降のカードとして《ガイアール・ホール》を積んでみたが、あんまり使ってない。 ハンターでシンパシーを狙ったほうが良いような気もしている。 でも《ハチ公》くらいしか積みたいヤツがいない。

《ジョンタッチャブル・パワード》をWブレイカーにして《二刀流》を積めば、 3回殴れて選ばれない&ブロックされないWBが誕生する。 横の1体で1枚割ってから《ジョンパ》で殴り込めば、そのまま安全にフィニッシュできる。

最速は《グレンニャー》3チャージャー《シューティング》《二刀》《バクレツ》の5tキル。 要求値はまあまあ高いので、《アリス》2種でパーツを探しながら6tキルを狙うのでも十分だろう。

『万歳ルードヴィヒ』

  • ノルマ
    • 《万歳》から《ベートーベン》経由で《ルードヴィヒ》を投げまくる
    • 《デラッド・バラッド》ルートを見せる(失敗)

原案ビルド杯。 主要パーツがNDだったので、ND用にチューニングしてランクマに潜った。

《古代龍万歳》でマナにドラゴンを大量に置き、その分だけ軽くなった《ルードヴィヒ》を投げつける。 《万歳》で大量ブーストした後の行動としては満点である。 手札補充は《ベートーベン》におまかせ。

原案で目を引くのは《デラッド・バラッド》。 《ルードヴィヒ》や《ベートーベン》を軽減することで、《万歳》が撃てなかったときの保険になる。 ドラゴンの数稼ぎに黒の《オドル・ニードル》を入れているので、《デラッド》も無理なく採用可能だ。 《ルードヴィヒ》も《デラッド》も下限コストが2なので、お互いに邪魔はしない。

このように素晴らしいアイデアではあるのだが、実戦ではいまひとつ出すタイミングが見つからなかった。 6マナが微妙に重い点、《ベートーベン》には直接繋がらない点などがもう一歩だと感じた。 そして活用できていない割には、《万歳》や《ベートーベン》でのタップインになってしまう点が気になった。 よって、このスペースは疑似マナ回収の《デッドマン》、手堅く〆る《VAN》様と《ブラッキオ》に変えてしまった。

《デラッド》を積む場合、マナカーブが繋がる《ヴィルヘルム》を入れると良いように思う。 あるいは《リュウホ》が生きているADに行けば、サイキックを溶かせる《デラッド》も価値が上がりそう。

『マリニャンスネーク』

  • ノルマ
    • 《マリニャン》から《スネーク》に繋ぎ、そのターン中に展開しまくる

原案はビルド杯。いじるところほぼなし。 多色の《プロメテウス》を排除するかどうかくらい。

《青銅》《マリニャン》からの《レジルブッカ》で、3→5→8のルートを実現。 《スネーク》を召喚し、そこから出る1マナで2軽減された《青銅》などをさらに展開しまくる。 《スネーク》の効果を活かすタイムラグが無いのが美しい。

フィニッシュはいつもの《ザビミラ》《死海竜》。 結局お前か!となりがちだが、《スネーク》においては以下が噛み合っている。

  • 《ザビミラ》の黒が《スネーク》に必要
  • アウトする前に《スネーク》を場からどかしたい
  • 特徴のない小型クリーチャーが沢山並ぶ

本来はこれに加えて「メインギミックが超次元を必要としない」という要素があるのだが、 今回は《マリニャン》を積むので若干気まずい。 《マリニャン》は《レジル》専用機として働いてもらうしかない。

新規要素は《クローチェ・フォーコ》。 G0で《スネーク》下のアド稼ぎになったり、こちらのLO防止に役立ったりする。 ADランクマでは【MRC】【墓地ビート】などのメタにもなってよかった。 原案者によれば、元は《オリーブオイル》が入っていたスペースらしい。 このデッキでトリガーがどのくらい重要なのかはよく分からないが、 自分の動きを追求する分には《クローチェ》のほうがずっと便利だと思う。

『ゲンセシュヴァル』

  • ノルマ
    • 《ゲンセトライセ》で《シュヴァル》を覚醒させる
    • 《アスファル》《ライデンホール》《デュランザメス》を決める

原案ビルド杯。《ゲンセトライセ》は、自ターンエンド時に出てくるコスト6のデーモンコマンド。 出した直後の相手ターン開始時、《シュヴァル》がそれを参照してすぐに覚醒できる。 例えばもし《シュヴァル》の覚醒タイミングがターンエンド時だったら、場を参照するときに《ゲンセトライセ》はまだ出ていない。 タイミングが美しく噛み合ったコンボである。

《アスファル》が優秀。 《ゲンセトライセ》の生贄として破壊しながら、《シュヴァル》を出せる。 もちろん、《ライデン・ホール》で砕いて《デュランザメス》のG0を狙う従来からのコンボも健在。 ただし、《デュランザメス》を出すと墓地の《ゲンセ》を回収してしまうので注意。

《ゲンセ》の墓地送りは、ディスカードで《エマタイ》《アツト》《ケミカル》、加えて《ヴォルグ》があれば十分だろう。 《ロスチャ》で落とす構成にできないことも無いが、《デュランザメス》を使いたいことから今回は却下。 《デュランザメス》も《シュヴァル》の覚醒条件になるので、《ゲンセ》に寄せすぎなくてもよい。

《ヴォルグ》の墓地肥やしや《シュヴァル》の盾追加を重ねると割とアウトする。 《ケミプロ》で殴る流れの時は特に注意。

トリガーかつ《ゲンセ》の生贄候補として《ポーク・ビーフ》を追加。 ナイトメアなので、《ゲンセ》がマナ武装7を達成すればATで釣ってこれる。

『シバカゲヴァンガード

《シバカゲ斎》は、墓地を肥やしながらタダで出てくるナイト。 墓地に呪文が3枚あるとATドローできる《ヴァンガード》にピッタリの性能である。 もちろん《バルクライ》とも相性が良いのだが、墓地肥やしの機嫌に左右されたり、 7マナが微妙に遠かったりで意外にも使いにくかった。

サブプランに《ワルボロフ》《デスシラズ》。 《ワルボロフ》を2枚しか持っていないのでこうしているが、《バルクライ》の位置も《ワルボロフ》にすべきかもしれない。

呪文は15枚。期待値としては、概ね《シバカゲ》の5枚のうち2枚が呪文になる計算である。 それゆえ、《エマタイ》《アツト》《ボンチャ》などで事前に1-2枚落としておくのが大事。

《タイガニトロ》は不採用。 呪文割合をキープしたいという建前と、カジュアル目的では寒いという本音。

呪文稼ぎかつ色合わせの《リアデス》が本当にしょうもない。 優秀な青黒トリガー呪文は《テック団の破壊Go!》まで待たなければならないのか。 E3には《知識と衰弱のアシスト》なる呪文もあったようだが、デュエプレではなかったことにされている。

『ニャンクロウブラスター』

  • ノルマ
    • 《ニャンダフル》《カンクロウ・ブラスター》で勝つ
    • 普通に《青銅》《ミランダ》《四つ牙》《カンブラ》で勝つ
    • ドロンゴーで《ニャンダフル》をWBにする

《ニャンダフル》に《カンクロウ・ブラスター》を撃つと、パワー6000になってWBになり、さらに効果のブレイク付与でTBになれる。 2マナでWBを得る可能性のあるカードには《シシガミ・ホーン》もあるが、あちらは素のパワーが1000なので同じ芸当はできない。

ところが、《カンクロウ・ブラスター》で勝つのであれば、《ミランダ》《ヨーデル》の2種8枚耐性による《四つ牙》安定ルートが強すぎる。 そこで、《カツキング》率いるドロンゴー軍団も取り入れ、能動的な破壊で《ニャンダフル》のパワーを上げられるようにした。 サンプルレシピでは入っていないが、エグザイルに寄せるなら《カツブードン》も候補に入る。 《カツドン》自爆→アンタップキルで2体破壊となり、《ニャンダフル》がWBになれる。

いつまでボクは《口寄》を使い続ければいいんだ。

『イーサンデューク』

  • ノルマ
    • 《デューク》で《イーサン》のスイッチオンを耐える
    • 《デューク》と《エバーラスト》の除去耐性を合わせて無敵になる (失敗)

《イーサン》を起爆するターンに《ヴァルハラ・デューク》を出せば、相手の場だけを爆散させられる。 《デューク》自身も《イーサン》の6体カウントの頭数になる。 《デューク》目線でも、出したターンに破壊耐性を活かすのが難しいので、《アポカリ》を予め場に設置しておける《イーサン》がありがたい。 どちらも単体ではしょっぱいカードだが、組み合わせることで絶大なシナジーを生んでいる。

デザイナーズコンボとして、《エバーラスト》の破壊以外耐性付与と、《デューク》の破壊耐性付与の補完もある。

ドロー基盤は、《エナライ》《ブレチャ》か、《おつかい》の2択。 《おつかい》はこれを引けるかどうかがわからないので、安定感を欠く。 《スペルブック》を備えてより安定するようになった《エナライ》ルートとは対照的である。 今回は安定を取って《エナライ》の方にした。

《ヘブンズ》が雑に強い。手札に蓄えた分だけ、純粋に《天門》《マザホ》の出力が上がる。 《イーサン》の頭数を揃えつつ、展開した分を《デューク》で保護する価値も高まる。 《シュヴァル》の覚醒条件を満たすのにも一役買う。

青単色をこれ以上増やすと、7マナ時に《デューク》のマナ武装を達成しにくくなる。 《ブレチャ》《スペルブック》が確実に青マナを増やしてしまうのが割りと鬱陶しい。

弾幕リンシャンフェルナンド』

  • ノルマ
    • 弾幕》の全体火力を活用する
    • 《フェルナンド》《リンシャン》の両方を出して突撃する
    • 《リンシャン》のデッキ回復を使う(失敗)

弾幕フェルナンド】に《リンシャンカイホ》を投入。 アタッカーが《フェルナンド》のみでは心もとないので、単純にその増強として使える。 どちらもパワーが12000なので、

  • 弾幕》の出力がブレない
  • 味方のクリーチャーが巻き込まれない
    • 弾幕》の火力範囲は「未満」

のが美しい。ちなみに紙の《フェルナンド》は11000。デュエプレの調整に感謝。

いざというときには《リンシャン》のデッキ回復は使うつもりでいたが、あまりそういう状況にならなかった。 墓地をリセットすると召喚コストと《フェンルナンド》の火力が落ちてしまうし、 クリーチャーはデッキに戻らないので《弾幕》を撃てる回数が増えるわけでもない。

一番大事なのは《エナジー・ライト》。 軽量呪文でデッキを固めているので、純粋にアドを取ってくれるカードが意外と少ない。 《グリップ》や《エマタイ》を撃つために《エナライ》を切ることのないように注意したい。

1積みの呪文3種はやや日和見。 それぞれ、赤マナの確保、ドロー補強、《ヴォルグ・サンダー》での墓地肥やしに期待している。

『ヒラメキトリプレックス』

  • ノルマ
    • コンボを決める

《ドラグストライク》に《ヒラメキ》。 デッキから《ガラムタ》、手札から《トリプレックス》、マナから《キリュー》《ホッピ/ジャスミン》を出すと、即席のトリガー封じ6打点。

《トリプレックス》の踏み倒し範囲は、緑かつ2体までの制限がついた《グレイテスト・グレート》。 できることは《グレグレ》よりも少ないので、自身の出しやすさで差別化する。 特に、《トリプレックス》を踏み倒したときにも効果が発動するところが大きな特長である。 《トリプレックス》を出しつつ、《グレグレ》での知見を参考に《トリプレックス》から出したいカードも考えて……と思考を進めた結果、 無駄のないワンショットが組めた。

コンボ自体は《ドラグ》→《ヒラメキ》の2ステップだけなので、そこそこ決まる。 その代わり、コンボとそのサポートにデッキのほぼすべての枠を食われている。 サブプランなど知ったことではない。 決まらなかったら負である。

普通なら2コストブーストは《ライフ》を一番に検討するべきである。 しかし、このデッキでは緑2をマナに埋めないとコンボが始動できないので、《ホッピ》《ジャスミン》を優先して積んでいる。 こういうケースでは、《ライフ》を少なくするほうがよい。

『赤青ガリレオスチムパンプ』

ガリレオ》をどうやって活かすかが分からず、迷走を続けた末に生まれたなにか。

青のマナ武装5はシンプルに厳しい。 青の縛りがキツすぎるので、普通にブーストしたほうが早いような気もしてくる。 しかも、適用範囲はターン1回目に唱える呪文のみ。 デッキの大半を青で固めることを考えると、普通に青呪文を撃つなら前の弾の《アーマ・フランツ》のほうが使いやすいようにすら思える。

準青単のような構成でコントロールにするのも難しい気がしたので、 1ターンに複数のドロー呪文を撃ち、《スチムパンプ》のパワーを上げまくってゲームエンドを狙うことにした。

基盤はランクマでも活躍実績のある【赤青キャロルビュー】を参考にした。 元レシピには《クロスファイア2nd》が入っておらず、暫くの間自分でも気付けなかった。 1ターンにドローしまくるデッキでは《2nd》が使えることを今一度覚えておきたい。

トロすぎて結局勝てないので、運ゲーだとしても2ターン目に《ライフ》《クサナギ》などを撃ち、3ターン目に《ガリレオ》を立てる方がいい。 その際には《チュレンテンホウ》と組み合わせても良さそうだが、アイツはアイツで強いらしい。 ガチデッキを弱くチューンしただけの紙束にならないように気を付けたい。

『赤青無限マーダル』

《マーダル・ビッシュ》に《無限掌》を撃つと、殴る→バトル→アンタップ→ を繰り返すことが出来る。どんどんパワーが上がっていくので、《カナシミドミノ》のような連鎖的な破壊を楽しむことができる……かもしれない。

《バトライオウ》の追撃ギミックも搭載。前から《バトラッシュ・ナックル》で似たようなことができていたが、《マッハアーマー》を絡めれば《マーダル》のほうが1ターン早く殴りかかれる。

《無限掌》はたくさん積むカードではないので、《アマテラス》で引っ張ってくることにした。《吸い込む》も色的に確定。もう一種類はパンプにも使える《エナジー・チャージャー》にした。《バルット》がいるとはいえ、3コストチャージャーは理想的に6枚くらい積みたい。 《マーダル》は盤面処理が得意なので、少し遅れても取り戻せるだろうという風に自分を納得させている。

『世紀末メダロス』

よく見たらND対応だったのにADで回してしまった。もったいない。

  • ノルマ
    • 《トロワ》から6t《世紀末》を決めて勝つ
    • ダブルアクションで《メダロス》を立てる
    • それっぽく逆転する

《メダロス》はマナ武装5を達成すると《パーフェクト・リリィ》っぽくなる。 シンプルに【世紀末リリィ】の《パリィ》の位置を《メダロス》に置き換えてみた。

【世紀末リリィ】の弱点は、《パリィ》を置くターンに他のアクションが取れないこと。 一方《メダロス》であれば、《おつかい》《タッチ》《エタガ》などの軽い動きを添えることができる。

毎ターン1マナずつ貯めていくと、《世紀末》が出るのは7t目(マナ7, 《世紀末》のコスト6)。 一方、《チャージャー》を1回撃っておくと、6t目に《世紀末》を召喚できる(マナ7, 《世紀末》のコスト7)。 《トロワ》で加速しながら《メダロス》を出せるといい。

メタとして《オリオティス》は必須だろう。 手札への干渉手段として《ゴースト・タッチ》も必要だと思った。

アドバンテージの源は《おつかい》のみ。 この感覚、3弾で組んだ【ドロマーイニシエート】を思い出す。

白マナ確保という名目で、思考停止のスパーク系統11枚積み。 《サイレント・スパーク》ははじめ《ウルソフィア》にしていたが、

  • 2ドローできたほうがよい
  • 《ボルフレ》《オラジュ》と同じ効果ゆえプレイ方針が立てやすい
  • カニンビー》で拾えたほうがいい

といった理由で差し替えた。

『黒緑ウラミバベミラ』

https://x.com/nanabi____/status/1727934018195476895?s=20

《ウラミハデス》《バベルギヌス》をめちゃくちゃ墓地に落として連鎖的に吊り上げる。たくさん並んだら《ザビミラ》《死海竜》でドン。 自分で組んだつもりが、もっと洗練されたレシピが既に投稿されていた。恥ずかしい。

落とすのには《カラフル・ダンス》が使いやすい。 【カラフルインザダーク】はなんだかんだで《カラダン》を撃たないほうが強くなってしまったが、このデッキは本気で《カラダン》を撃ちたくて仕方がない。

《シバカゲ斎》に気付けなかったことに大幅に反省。墓地を肥やしながら《ザビミラ》の頭数を稼ぐ。とんでもなく強い。

ヴィオラソナタ》の役割は以下。 《シバカゲ斎》がいれば蘇生数にはそこまで困らないので、 かさ増しの役割は弱め。《ロスチャ》で確定で落とせるので、1-2枚入れておけばいいだろう。

  • 重量蘇生カードのかさ増し
  • 《永遠リュウ》《盗み》《赤マグナム》などを越せる
  • シールドを増やして逆転負けを予防する
  • トリガー《サイン》で《バベル》《ヴィオラ》できる

《サイン》はトリガー期待、3→《カラダン》→《サイン》の上振れルート確保。 《ギガヴォル》でデッキのクリーチャーを抜きすぎても、山に残ってくれる。

原案者曰く、《ボンチャ》>《ダライフ》らしい。 2→4は単色緑が多くないため非現実的。 ゆえに、3→多色を埋めながら4マナ緑カードを安定させるのがいい。 《シバカゲ斎》目線でも、5マナを確実に貯めるのが大事だろう。 仮に2→《ギガヴォル》できれば3t目にして《シバカゲ斎》の準備が整うが、この構成でそこまでの上振れを決められる確率は低い。

追記:同じ基盤で瞬間1位の猛者がいらっしゃった。バケモン。

驚くべきことに、《ウラミ》《バベル》の枚数を減らしている。 《カラダン》を少なめにして《ズカズッカ》を投入し、確定で墓地と盤面を稼ぐ構成のようだ。 黒マナの割合が非常に高いため、《ズカズッカ》で《シバカゲ》を落としてすぐに墓地蘇生を狙うのも簡単そうだ。

『t赤パーレンチャン』

  • ノルマ
    • 《メテオチャージャー》から《パーレンチャン》に繋ぐ
    • 《パーレンチャン》で連続攻撃を完走する
    • 青呪文のサブプランを見せる

《パーレンチャン》で連続攻撃したい。 《ウンリュウ》が出た10弾でこれを真っ先に動画化したことを覚えていらっしゃるだろうか。

連続攻撃という点だけに注目すると、《ウンリュウ》のほうが高性能。 《クサナギ》から3t目に出せて、《マッハアーマー》で簡単にSA化できる。 ギアはすぐに場に出せるので、実質的にコスト踏み倒しまでできる。 相当前のカードではあるが、こうして振り返るとかなりのハイスペックである。

《パーレンチャン》の一番のネックはコスト。 この弾で《ピーピング・チャージャー》が出たものの、青単色では《パーレンチャン》の駆け出しを早めるカードは、この4枚しかない。 5t目に置くようではやる気がなさすぎるので、仕方なく色を足した。

3→5のために追加したのは、この弾で追加された《メテオ・チャージャー》。ブロッカーの突破にも役に立つ。 ……と思ったのだが、《マッハアーマー》のほうがずっと取り回しがいいことに気づいた。2体目の《パーレンチャン》、さらには《昇竜》もSAになる。

3tチャージャーを安定させるため、《クロックタワー》《ブレイン・ストーム》。どちらもトップ仕込みにもなる。

サブプランに《エナホ》《ガロホ》と《死海竜》。アタッカーとして《生姜》。 このあたりで小回りが利くのが【ウンリュウビート】よりも良いところ。