ミケガモのブログ

22弾・ミケガモが組んだデッキ【デュエプレ】

mikegamo.hatenablog.com

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『リンネアサシン』

  • ノルマ
  • 《呼び声》《アサシン》《リンネ》を決める
  • 《アバヨシャバヨ》を活躍させる ←失敗

原案ビルド杯&裏ビルド杯。

6マナで《スクリーム・アサシン》、7マナで《ベル・ヘル・デ・リンネ》。 ドラゴンの《リンネ》が出た時に《アサシン》が反応し、相手の最小クリーチャーを破壊。 相手の破壊に《リンネ》が反応し、トップがドラゴンならそれを場へ。 ドラゴンが出たのでまた《アサシン》が反応し……といった具合に、破壊とドラゴンめくりが連鎖する。

《アバヨ・シャバヨ》は、メインカード2枚と相性が良い。 《アサシン》と組み合わせれば2体除去可能。単体で《リンネ》の効果も起動できる。 《アサシン》《リンネ》のコンボが決まると布告除去はなくてもいい。

ベースにしたのは裏ビルド杯の構築。 3《呼び声》から《アサシン》に繋ぐ狙いである。 《カンタービレ》《ヴィレム》《ブラキオヤイバ》などのチョイスが渋くて良い。 原案の《ミカド》は《ディアス》の覚醒を狙うという意図だそう。 安定重視で《ライフプラン》に変えてしまったが、ロマンを見るならこのままでもいい。

ビルド杯ではこんなタイプも出ていた。 《ガミラタール》で無理やり引きずり出して破壊を連鎖させることができる。 実は《リンネ》が《ドラグストライク》《ヤミノストライク》両方に対応していたりする。

『解析オトマクット』

  • ノルマ
  • 《解析》から《オトマクット》を出し、さらにもう1アクション取る
  • 《解析》から《ブラキオヤイバ》を出す。できればさらに緑クリーチャーを踏み倒す

手札を補充する《解析》と、そこから出てきてマナを回復して再行動できる《オトマ=クット》。 マナ武装が5になったおかげで、《解析》を積む余裕がある。

《解析》の上振れ要員として《ブラキオヤイバ》。《解析》で補充した手札を消費するという点でも有能。

カジュアルマッチで出会った素敵なレシピを参考にさせていただいた。 《悠久》は入っていたものの赤が少なそうだったので、適当に《リュウセイ・ホール》をぶち込んでNDランクマ仕様にした。

ガンリキ》が強い。でも青単色の枚数を抑えめにしないとマナ武装5が失敗するので、沢山は積めない。

『ファントムキグナシオン』

  • ノルマ
  • 《キグナシオン》《ベール》を決めてトリガーを使う ←半分失敗
  • サブプランの「ワテライオネル」を決める

《キグナシオン》と《ファントム・ベール》で、相手に無理やり攻撃させてトリガーを使いまくる。 2000以上のクリーチャーを2体以上並べてもらわないとコンボが成立しないので、決めるのは相当難しい。

《キグナシオン》を引けなかったときの動きとして、《ワテライオ》を入れた。 どのみち《金ライオネル》は入るので自然に組み込める。 《金ライオネル》のために、デッキはなるべく白orドラゴンで埋めた。

トリガーの《ドラホ》《ガドホ》から《ドラヴィタ》を出す動きが強い。 《ライオネル》《デストラーデ》《ヴィルヘルム》が白ドラゴンのため、返しのターンのはじめにすぐ覚醒できる。

案の定、《キグナシオン》はほぼ使わなかった。

『ダンシングブルザッソ』

  • ノルマ
  • 4キルを決める ←失敗
  • 仕事を終えた《ケロスケ》《ミランダ》を《鼓舞》で強化して殴る

《鼓舞の化身》がいるときに《ブルザッソ》から《タイガ》を出すと、その《タイガ》もSAになる。 《ムーンナイフ》or《ケラサス》→《ブルザッソ》&1点刻み→《鼓舞》《タイガ》とすれば一応4キルできる。 《アニマベルギス》も強いと言えば強いが、4キルルートに絡めることはできない。

実際は《ケロスケ》《ミランダ》が優秀。ほぼ彼らしか使わない。

『カラフルインザダーク』

  • ノルマ
  • 《アンタレス》で《インザダーク》を捨て、後にそれを回収する
  • カラフル・ダンス》で《インザダーク》《グール》を落としてアドを取る
  • 《激天下》で《ドラピ》を回してエンジンにする ←失敗

原案ビルド杯。

リュウセイインザダーク》の手札に返ってくる能力は独特だが、実は自動回収するだけなら《キャロル》でいい。 その差別化として、《RiD》を《アンタレス》の手札コストにすれば、破壊できる範囲を広く取れる。 コストが高くて破壊できない相手には、《デスゲート》の価値が上がるという補完もできている。

カラフル・ダンス》がオシャレ。《RiD》《グールジェネレイド》をまとめて墓地に送り、《ドラピ》で起爆&一斉回収できる。 ……のだが、結局マナが伸びる《ギガヴォル》の方が使いやすい。

デッキエンジンが非常に独特なので、プレイングが難しい。 実は基本戦術は《ドラピ》《グール》だったりする。

『極楽ヒラメキバデス』

  • ノルマ
  • 最速5tの《極楽》《ヒラメキ》を決める
  • 《バデス》でブチギレる

原案ビルド杯。

《ガロウズ・極楽・カイザー》下で《ヒラメキ・プログラム》を撃って《スペルサイクリカ》に変身すると、 6→7→8→9と3回ヒラメくことができる。

ビルド杯では8のタイミングで《鬼修羅》を挟むタイプをよく見たが、GJで勝つことを要求されるので不安定である。 そこでここでは、8に《バリアント・バデス》を搭載。《ヒラメキ》で破壊時、進化元の分と合わせてアンタップインで4マナ溜まる。 この起きたマナで、9のクリーチャーが出た後に、《サイクリカ》から回収した《ヒラメキ》をもう一度撃つことができる。

変身していくだけだと最終的に残るのが1体だけなので、最後は場を離れない《金ライオネル》に《ヒラメキ》を当てることにした。 10コストは無難に《ドラゴ大王》を選択。

原案は9マナに《ベルセルク》を採用していた。8の《バデス》の代わりにマナ回復担当を《ベルセルク》にできる可能性がある。 他の9コストには《ヴィオラ》などもいいかも。

7-10コスト帯にかからない高パワー獣として《ワルド・ブラッキオ》を1枚だけ刺し、《バデス》ブチ切れプランも確保している。

『ミキュートケルケルヨ』

  • ノルマ
  • 5《ミキュート》6《ケルケルヨ》での2体タップキルを狙う ←半分失敗
  • 《シャングリラ》を出す

分解配信で《ミキュート》の使い道を考えていた時に思いついた。

基本的に《モーリッツ》の方が高性能であるため、《ミキュート》は6マナ時にタップ効果をできるのを活かすほかない。 そこで、ちょうど6マナの《タース・ケルケルヨ》に注目。 《ケルケルヨ》が出た時に《ミキュート》で殴り先を作りつつ、 MBで進化元のガーディアンを出し直してさらに1体タップし、《ミキュート》でのタップキルを狙える。

《ウォルポニカ》を積むために緑を搭載。《フェアホ》《四つ牙》でブーストしての《シャングリラ》まで狙っている。

『メタモルサイクリカ』

https://assets.st-note.com/production/uploads/images/120103577/picture_pc_aac980b7bf6bcb986df73e295d2bd386.png?width=800

https://note.com/rich_beetle880/n/nec6cd1b6d34d#D647AD6E-DED0-4BD8-82FB-F1ED9AC9AC04

  • ノルマ
  • 《メタモルフィース》の破壊効果を複数回使って盤面をキープして押し切る
  • 《コーシロウ》でマナの7マナドラゴンを出す
  • 《サイクリカ》で《槍》を撃つ

原案裏ビルド杯。

破壊時にデッキからクリーチャーを飛ばす《メタモルフィース》と、 破壊時にデッキに戻る《スペルサイクリカ》のタッグ。 《サイクリカ》で《インフェルノ・サイン》を撃てば、《メタモル》をすぐ蘇生させることもできる。 ハマると中々にキモい動きをする。

《バベルギヌス》はクリーチャー数の水増し。《ロスチャ》で落ちると気まずいので2枚でよさそう。

《フェアホ》を使いまくる。 デッキギミックのおかげで6000を場にキープしやすいため《キル》が強い。 《メタモル》で覚醒する《マティーニ》も強い。 クリーチャーが3種類だけなので、実質探索縛りの無い《コーシロウ》も使いやすい。

《ガロウズ・ホール》を入れればデッキパワーが上がりそうだが、《フェアホ》連打もしたいので超次元のスペースがカツカツである。

《農園》は、ウィニーの物量攻めに弱い《メタモルフィース》をカバーするためのトリガー。 原案者さんもランクマ用のチューンでこのカードに辿り着いたらしい。

モルトスターマン』

  • ノルマ
  • 《トロワ》《ピカリャン》《マーメイド》で《グレンモルト》を引き込んで攻める
  • 《スターマン》を活躍させる
  • 《マーメイド》を出した後に《スターマン》を出す ←特に難しい

《ナーガ》を使ったらやっぱり《スターマン》も使いたくなる。

……というわけではなくて、《トロワ・チャージャー》《ガガ・ピカリャン》が《スターマン》を早出しするルートになっていたので、その軸で何かを作りたかった。 5マナに繋ぎながらサイバーロードを展開できるとなれば、一般には《エンペラー・マルコ》が思い浮かぶ。 しかし、《マルコ》は進化元のサイバーロードを食ってしまうので、《スターマン》と併用したくない。

というわけで、サイバーロードを消費しない《ミラージュ・マーメイド》を出したい。

《ミラージュ》単体もデッキ全体も力不足なところは、新規の《グレンモルト》で雑にフォローする。 《モルト》は龍解前は1枚ずつ刻みたいので、《マルコ》と違ってWBにならなくて済む《ミラージュ》はちょこっと噛み合っている。

5マナのもう一つの選択肢は《セブ・アルゴル》。《ディアナ》を出し、ATでタップしたクリーチャーに《モルト》が向かっていけば、シールドを1枚だけ割って安全に龍解できる。

赤は少なめに押さえている。《コメット・チャージャー》で3→5を強く意識する案もあったが、《トロワ》のせいで白のカードが増えるので安定しない。一方で今の構成だと、たった4積みのチャージャーを撃てるかどうかで出力が大きく変わってしまうのも事実。

デッキの完成度は高いと思っているのだが、いまひとつ強くない。何が足りないのだろうか。

『アイラヴァルゲットⅢ』

  • ノルマ
  • 《アイラ》に《グリージーホーン》以外のドラグハートを装備し、《ヴァルゲットⅢ》に進化してアンタップキルしながら龍解させる

《ストラス・アイラ》がドラグハートを装備して、《ヴァルゲットⅢ》へ進化。 アンタップキラーでシールドを割らずにタップし、ドラグハートを安全に龍解させる。

分解配信で《ヴァルゲット》の使い道を考察している時に思いついた。

の3種類を組んでみた。

結論になったのは赤青ガネージャ基盤。 2→4《アイラ》→5《ヴァルゲット》を決めるのは至難の技なので、3t目に《アリス》などを出しながら手札を整える意図。 《B-BOY》が《ガネージャ》にも繋がり、《ヴァルゲット》にも進化できていい感じ……と言いたいのだが、 理想ムーブは結局《トップギア》《アイラ》《ヴァルゲット》なのでなんとも言えない。

赤黒ヒューマノイド基盤は、《ヴァルゲット》の進化が安定する。だからどうした。 結局《鬼丸「爆」》でブチギレるパターンが多すぎて、コンセプトを遂行できなかった。 なんなら《アイラ》から除去耐性付きの《爆》に進化すれば、割と安全に龍解できてしまうという話もある。

シータラムダ型は、《ヴァルゲット》を引けなくても《アイラ》が腐りにくい。 《アイラ》《ケロスケ》に《グリージーホーン》を装備して次に《ラムダ》に進化し、 安全にAT3ドローを決めるプランが強力である。 むしろそのプランしか取らなかったのでボツにした。

2コストドラグハートは《グリージーホーン》の性能が飛び抜けて高い。 しかし、自力でアンタップキラーを得る《ヴァルゲット》とは逆に噛み合わない。 《ウルオヴェリア》はパワーが高くて頼りになるが殴れない。 《ディスカルド》はハンデスがビートダウンと方向性が合わない。 《マルチプライ》はシンプルに弱すぎる。 一番まともなのは《トゲトプス》に見えるが、冷静になると6000WBが2体並ぶだけなのはしょっぱい。

決まっても特に強くないコンボである。

『トライピオ』

  • ノルマ
  • 《石碑》《石碑》《サソリス》を決める ←失敗
  • 《ザウルピオ》を3体同時に龍解させる ←できたけど勝てなかった

《ザウルピオ》を3体出したい。

《サソリス》を3体出す時点で、龍解条件のドラゴンを並べるスペースが無い。 ゆえに、《サソリス》を《ジオ・マスターチャ》でドラゴン化する他無い。 《レジェンド・アタッカー》もアリだが、《サソリス》を複数並べるための《石碑》で白を入れたいことから、《ジオ・マスターチャ》になった。

一応、1体を龍解させた後に《大地》などで《サソリス》を出し直すという手もあるが……。

本命は、12マナ溜めての《石碑》《石碑》《サソリス》。 ……だったが、実際は《サソリス》を1体ずつ立てていくパターンも少なくない。

とにかくバカみたくリソースが必要なので、緑軸にして《チューター》。 青マナを埋めたいので《宝箱》もセットで採用。

《ソイル・チャージャー》は、相手のサイキックをどかしながらブーストできるカードとして採用。《チューター》で拾って撃ち、同じターン中に《セブンス・タワー》に繋いで3ブーストしたい。 紙では《ラグマール》の方が使い勝手が良かったが、デュエプレではマナがアンタップインの《ソイル》にはまだ出番がある。

プテラサンダー』

https://x.com/Oudontype2/status/1708534358376927373?s=20

  • ノルマ
  • 最速5t《サンダー》を決める
  • おまけで積んでいる他のドラゴンを出し分ける

原案ビルド杯。

《ドラグイノセント》に《ヒラメキ》、《プテラトックス》&《進化の化身》。 《バイオレンス・サンダー》をサーチし、《プテラ》の上にすぐ進化できる。 準備が《ドラグ》を出すだけなのでとても簡単。

もちろん、他の進化ドラゴンを呼び分けてもよい。 また、《リップル》を出せば《ドラゴ大王》などのコマンドドラゴンを出すことも可能。

実は《サンダー》で殴った後の追撃が弱い。 《リュウセイ・ホール》などを積めると良いのだが、ご覧の通りスペースがカツカツである。

『循環コットン』

https://x.com/d2m2bb10/status/1711005844719202565?s=20

  • ノルマ
  • 山札を一周させて《コットン》で強いカードを予言する

原案ビルド杯。

新規の《ネクチャ》でデッキを循環させ、《コットン》の予言を的中させる。 3→5で繋がっているのがキレイ。

……なのだが、赤型は若干回転率が低い。 《ネクチャ》を諦めて《スペルブック》を積んだ青型のほうが、循環のコンセプトは達成しやすくなった。 《スペルブック》で循環呪文を持ってこれるため、デッキを回しやすい。

赤型だと《ヴィルヘルム》が、青型だと《スネーク》が踏み倒し対象になっている。

  • 比較的大型で、序盤に踏み倒すメリットが大きい
  • 循環呪文の2色、《Gイズモ》のリンクに必要な黒を一度に揃える
  • デッキを削ってボトムを早く上に持ってくる

という近い役割を、偶然にもデアリガズ・アナのそれぞれの色で実現できている。

実は《ヨーデル》から《ヴォルグ》を出すことでデッキを削り、循環を早めるというテクニックがある。 が、素直に《四つ牙》を投げたほうが早い。

《コットン》は21弾天井してもなお4枚揃わなかったので、前期に全く研究できなかったという背景があったりする。

『ザウラージェネラル』

  • ノルマ
  • 《ザウラー》下で《エンシェント・ホーン》を出し、《ジェネラルマンティス》で特攻する
  • ビシャモン》で《ナムダエッド》のパワーを5000にし、《ジェネラルマンティス》下でWBする

《ジェネラルマンティス》にとって初めてとなる、味方の5000ラインを参照する仲間《エッグザウラー》が現れた。 今まで採用されることのなかった《シャムシャム・カブキリ》にもようやく役目が出てきた。

《ジェネラル》は《エボト》とニコイチだと思っている。 セットで積みたい進化クリーチャーを探した結果、《ビシャモン》に辿り着いた。 既にやっている、「《エッグザウラー》自身をパンプしてドローする」がこの人でもできる。

5000ラインのエースは《エンシェント・ホーン》。条件を満たせば実質手札もマナも食わずに召喚できる。

ビシャモン》の+2000を活かすために3000のクリーチャーを探したところ、《ナムダエッド》を発見。 主要パーツが緑ばかりなのでちょうどよかった。

追加ブレイクを付与するカードには、《インビンシブル・パワー》や《カンクロウ・ブラスター》もある。 これに対して、《ジェネラル》は以下のような差別化点を持っている。

  • 《エボト》でサーチ可能
  • ビシャモン》で軽減できる
  • 種含め《ザウラー》でドローできるかも
  • 進化速攻でしか出せない打点がある

《エウルブッカ》をちゃんと積みましょう。

『サイクロサザン』

https://x.com/7grass_spring/status/1711048929650122935?s=20

  • ノルマ
  • 《サイクロペディア》《サザン》のそれぞれを軽減から出す

原案ビルド杯。 「白を含むコスト3以下のリキピ」で固めて、《サザンルネッサンス》《サイクロペディア》の両方のシンパシーを狙う。 ブロッカーの《サザン》、ブロックされない《サイクロペディア》が能力的に対になっているのが綺麗。

原案だと、《サイクロペディア》は《ロココ》を絡めると4tの上振れ召喚がある。 《サザン》にも4tルートが欲しかったので、《アクロアイト》を積んでみた。 《ディス・タージマル》は軽減できないが、《ハンプティ》《タージマル》は軽減可能。

一般的な【リキピ】に比べると、7000ラインのブロッカーとして《サザン》を立てられるのが強み。

ゾルジャックポットループ(ガルバロスループ)』

https://x.com/s_ivson_dsodr/status/1710628036591407432?s=20

  • ノルマ
  • トレモ相手でループを決める
  • 《ガルバロス》の自分ハンデス・自分盾焼却を活かす ←失敗

原案ビルド杯。

を繰り返す。道中で、墓地に落ちた《オリーブオイル》を《バベルギヌス》で吊って山札を回復できれば、疑似的な無限ループになる。

フィニッシュに使うのは、なんと今までボクが散々バカにしてきた《ガルバロス》。現状、「相手の盾を焼けて《ジャックポット》に倒されるドラゴン」はコイツしかいない。しかも《ガルバロス》の自傷効果が上手く噛み合えば、自分のシールドを回収してからのディスカードで、盾にあるカードをループに加えることができる(その前に盾焼却が完了することも多いが)。《ガルバロス》に明確な採用理由が生まれた瞬間である。

でもきらい。

ジャックポット》でめくった3枚の中にドラゴンが無いと、バトル相手がいなくなって破綻しうる。これを防ぐため、《メタモルフィース》もしくは《ダンチガイ》で盤面を増やし、1回スカってもループを継続できるようにしておく。バトルを2回余計にスタックしておけると安心。

マナ落ちケアを務めるのが《ゴーヤマ》。 最初は《ロードスター》だったが、不要なカードを選択的にマナに送ってデッキ圧縮できる《ゴーヤマ》の方がいい(by作者さん)。 《ゴーヤマ》ならびに《オリーブオイル》へのアクセスを良くするため、《シューゲイザー》を1枚入れている。 原案ではマナ落ちを《大地》《サイクリカ》でカバーしていたが、《大地》コスト増加に合わせてリペアした。

《エクス》はマナ回復でループ序盤の破綻を一度だけなかったことにしてくれる……かもしれない。《大地》を抜くならいらないのかも。

『バトクロスマーシャル』

  • ノルマ
  • 《マーシャル》《サプホ》《バトクロス》を決める
  • 《マーシャル》《ヤヌス》《ヘドウィック》《バトクロス》《マクスウェル》の6点ジャスキルを狙う

《バトクロス》は、自分のターン中にトリガーで踏み倒すと山札の下に帰っていかない。 《マーシャル》とシンプルに組み合わせよう。

実はこういうシンプルなレシピこそ、意外と公式ビルド杯やYoutubeの動画に出てこなかったりするものである。 今回も、誰も動画投稿していないようだったので自分で補完した。

紙で《バトクロス》が出たときの【マーシャルクイーン】のレシピを調べたところ、《ヘドウィック》《マクスウェル》を併用しているタイプがほとんどだった。 6マナあれば、《マーシャル》《赤ヤヌス》《バトクロス》《マクスウェル》で、1面除去&部分的な呪文ロックでジャスキルを仕掛けることができる。

《バトクロス》は非常に画期的に思えるのだが、【マーシャル】のプロ曰く、デュエプレでは紙の時ほどの衝撃ではないらしい。 というのも、デュエプレではこれまででも《デモナ》《オーフレイム》で実質SA2打点を組めていたからだそうだ。 6000火力持ちのWBという点に関しても、一時的にではあるが""ナーフ前""の《ハンゾウ》が実現できていた。 《バトクロス》の新しさをアピールするには、取り回しの良さを押していくのがよいだろう。

《エターナル・スパーク》はやや血迷っている。 《サプホ》手撃ちを考えて白マナを確保したかったというのが大きいのだが、実は《盗み》《赤マグナム》《オリオティス》へのメタを意識していたりもする。 普段だったらこういうしょうもないメタカードは積まないのだが、たまたまこれを組んだ時に「コイツらが出てきただけで爆発せざるを得ないってどうなんだ……?」という思考が働いてしまった。 この辺を切るなら、《サーファー》などの方が無難。

ロココイカズチ(無限ヴィルヘルム)』

  • ノルマ
  • 無限《ヴィルヘルム》のコンボを決める
  • 《サイクロペディア》のドローが優秀であることを示す

原案ビルド杯。

https://x.com/KrZXxbvhJPAIt5B/status/1710340311481000111?s=20

場に《イカズチ》《Gアイニー》《ロココ》と、コマンドドラゴンを揃えてループ開始。 《Gアイニー》でコマンドドラゴンを破壊し、《ロココ》で付与された破壊置換で手札に戻る。 その後、《Gアイニー》の効果の続きで、手札に戻したコマンドドラゴンをすぐに出し直せる。 《イカズチ》によって《Gアイニー》がアンタップし、無限ループとなる。

出し入れするのは《ヴィルヘルム》。キングコマンドドラゴンも《ロココ》のモヤシ化対象である。 全ランデスは無限ループの出力として十分だろう。

このコンボはそのまま無限攻撃にも流用できるので、マナを根こそぎ奪ったらそのターンのうちに殴りに行ける。 トリガーケアはできないが、まあヨシ。

MVPは《サイクロペディア》。《ロココ》で3軽減して3ドローし、コンボパーツを集める。 さらに、表記上のコストが8であるおかげで、《Gアイニー》に食わせて《ヴィルヘルム》に変換できる。 ループ開始時に《ヴィルヘルム》を引けていなければ、《サイクロペディア》を回して探しに行こう。

実は《生姜》《昇竜》もコマンドドラゴン。《Gアイニー》で潰して《サイクロペディア》に変換できたりする。

決めるのは難しいだろうと覚悟してカジュアルマッチに潜ったら、3戦連続でコンボが決まって勝ってしまった。 マッチング運のおかげが大きいが、正直信じられない。 《リュウセイ・ホール》が強すぎることの他に、《サイクロペディア》が非常に優秀だったことも申し添えておく。

『デアリガズブラキオヤイバ』

  • ノルマ
  • 《青銅》《トリマ》《大地》《ブラキオヤイバ》のルートを決める
  • 速い相手に《ブラキオヤイバ》を間に合わせて完封する
  • 《ブラキオヤイバ》の大型踏み倒しを決める

SRから格下げされてしまった《ブラキオヤイバ》を使いたい。 《ヴィルヘルム》や《ワルド・ブラッキオ》を投げつけているだけでも強いはずである。

攻撃先を確保するために《グリーンレッド》を撃ち、おそらく赤マナとして埋まっているであろう《ヴィルヘルム》を回収して投げつけるのがベストムーブとなる。

最速は3-5-《大地》。 ←《大地》8コストにつき破綻。

準緑単構築になったので、3は《ナムダエッド》にした。 5の繋ぎには、《大地》の種にできるように《トリプルマウス》を選んだ。 といいつつ、サブで《フェアホ》も入っている。

《ブラキオヤイバ》で出すカード分の手札補充として、《二角牙》と《口寄》を投入。 《二角牙》はビーストフォークシナジーに注目してここぞとばかりに突っ込んだ感。 《口寄》は、ビーストフォーク號のおかげでドロー数を稼ぎやすくなっている。 ND仕様にするならこれらの位置を《野生設計図》にすればいい……と思っていたのだが、改めて見ると呪文も多いので悩ましい。

《デスゲート》は《トリプルマウス》の黒マナ確保。性能的には《エウルブッカ》を入れるべき場所。

『ルーペジュラピ』

  • ノルマ
  • 《ジュラピ》をデッキ連鎖から場に出す

《ジュラピ》は手札から召喚できない。《ジュダイナ》でマナから召喚する、もしくは22弾の《チェインレックス》系統の「マナ連鎖」で出すのが想定された使い方。 しかしここでは、本家の「連鎖」でデッキから呼び出してやりたい。

《ルーペ》から出てくる通常クリーチャーの中で、デメリット無しでWBを持っているのは《ジュラピ》が初めてである。 《オンバル・チョコザイカー》も入れて連鎖の可能性を高めた。《ペロリ・ハット》も入っていたが、スペースとカードパワーを見て断念。 手札に来た《ジュラピ》も、《ガスティン》の緑ODで場に送り出すことができたりする。

ビルド杯には、同じ発想で《デストラーデ》と組み合わせたものがあった。 《ウルコス》《ジャスミン》《ホッピルッピ》といった2-3コストのクリーチャーからめくれるチャンスが多いので、《デストラーデ》の方が適任のように思える。 ただし、《デストラーデ》《シンラン》がWBを持っているので、《ジュラピ》のWBが活かされるかどうかは別問題。

『ドッコウォール』

  • ノルマ
  • 《ゴッドウォール》を適用した《コッコ・ドッコ》の効果をターン中に2回以上使う。できれば《コシガヘヴィ》の対象にも取る
  • 《RiD》下で《プロディジー》を出してゴッドリンクし、エンド時アンタップ効果で耐える

闇のコマンド・ドラゴンorドラグナーを3軽減し、そいつらが出てくると自分は破壊される《コッコ・ドッコ》。 《デッド・リュウセイ》に繋ぐのが鉄板。《ドッコ》が破壊された時にドローできるのもやや噛み合う。 軽減と破壊を活かすという点では《シャチホコ・カイザー》も面白いが、2軽減しかできないのがモヤッとする。 一方、《ウルボロフ》を出しての《ゴートゥーヘル》で即蘇生できるかと思いきや、破壊の前に《ゴートゥーヘル》の蘇生が発動するため、これは嘘コンボ。

すぐ破壊されると勿体ない!と思ったので、純粋な破壊耐性を最も簡単に付与できる《ゴッド・ウォール》で保護してみることにした。 アホほど弱かった。

保護した後に《コシガヘヴィ》の破壊対象に選べば、実質ノーコストでドロー可能。 でも《コシガヘヴィ》本体は特に強くない。

《ケミプロ》は《ゴッドウォール》を撃つためのゴッド。 最軽量ゴッドは《イズモ》になるが、それよりも《ケミカル》の2ドローで手札を減らさない方が大事。 ATでも《エマタイ》を撃つので、アウトに注意。

切り札には《リュウセイ・イン・ザ・ダーク》。 《コッコ・ドッコ》を生贄にしながら出てくるだけだと、マナが溜まっていなくて微妙だったりする。 味方の《プロディジー》も寝てしまうが、彼ら自身の能力で起き上がれるという後ろ向きなシナジーがある。

『ケロスケペガサス』

  • ノルマ
  • カニンビー》《ケロスケ》《ペガサス》の流れを決める
  • 《四つ牙》からの10コストドラゴンルートを見せる

《グリージーホーン》を装備した《ケロスケ》が《ペガサス》に進化し、アンタップキラーになりながらデッキからクリーチャーを踏み倒す。 2マナのドラグハートを進化先に引き継いで一番面白い動きが出来るのは何かを検討した結果、ここに行き着いた。

普通の《ペガサス》は、TBしながら《サファイア》を出すと焼くシールドが減ってしまうのが難点だった。 クリーチャーを殴りながらであれば、《サファイア》の踏み倒しにさらに価値が出てくる。

メインルートは《カニンビー》《ケロスケ》《ペガサス》の3,4,5ルート。この動きを安定させるために《未来設計図》もガン積みしている。

サブプランには、同じく《ケロスケ》から進化できて、ATも持っている《四つ牙》を採用。 殴ることでちょうど10マナに到達し、次のターンに《サファイア》を手から出せる。

アタリが《サファイア》4だけだと寂しいので、新規の《Gメビウス》を2枚採用している。 《Gメビウス》は、《サファイア》《覇》《ドラゴ大王》《GILL》といったライバルが多い。 が、このデッキでは

  • サファイア》→既に4積み
  • 《覇》→小型進化元が多いためジャッジが弱い
  • 《ドラゴ大王》→構成カードが非ドラゴン
  • 《GILL》→《四つ牙》でWBした次のターンに勝てない

という事情があるため、《Gメビウス》が最適解となる。

《ラ・ウラ・ギガ》は速いデッキに間に合えばいいなと期待して2枚。 たくさん入れるとアタリが出なくなるので、少なめに抑えたい。

『トラマルフィディック』

  • ノルマ
  • 《フィディック》が自爆して《鬼羅丸》を出す
  • 放置された《フィディック》から《トラマルGGG》に進化する ←失敗

《トラマルGGG》のサブプランとして《フィディック》。《鬼修羅》を踏み倒し先として共有できる。

赤単に近づけるため、【トラマルGGG】によく入っている(らしい)《ヒッポポさん》はOUT。 それでも無色をチャージせずに5マナまで行くのは難しい。

これを組むために【トラマルGGG】のレシピをまともに調べるまで、《鬼修羅》が入っていることを知らなかった。 カジュアルで対面する《トラマル》は大体《覇》か《永遠リュウ》を出してくる印象。

『赤緑フジサンダービート』

  • ノルマ
  • 《フジサンダー》で殴り勝つ
  • 《コッコ》《エッグザウラー》下で《フジサンダー》をお得に召喚する

《フジサンダー》をはじめとするちっこいドラゴンで殴るだけ。これだけたくさん積んでおけば《フジサンダー》の「ドラゴンがないと攻撃不可」も気にならない。 謎にガードマンも付いているが気にしなくていい。

当初は《ギランド》も積んで4-6000WBドラゴンで固めることを考えたが、《ガミラタール》との8枚体制で十分だと判断した。

裏の主役は《エッグザウラー》。特に《ペッペ・パイン》と組みあせて《エッグザウラー》自身のパワーを上げてやることで、出たときにも1枚引ける。

SAがちょっと少ないかも。突破力重視で《GENJI》《ガルベリアス》、もしくは進化で《ボルガウルジャック》《サンバースト・NEX》《バジュラ・セカンド》あたりも検討したい。

小型ドラゴンが並ぶとはいえ各々の攻撃性能が高いので、《アポロヌス》はナシ。 ちゃんと彼らに殴らせてあげてください。

『ネロフッシ』

  • ノルマ
  • 《ネロ》下で《フッシッシ》を《邪魂創世》《デドラブ》で破壊する

《フッシッシ》を何度も破壊して《ネロ・グリフィス》の効果を起動しまくる。 《ルドルフ》下では《特攻》《激天下シャチホコ》で近いムーブが可能だが、《フッシッシ》はナイトなので本家《ネロ・グリフィス》の効果も起動可能である。

ビルド杯では早速トリッキーな《フッシッシ》の使い方が多数出てきているが、難しいことをしなくとも、《デドラブ》《邪魂》をお得に使えるだけで十分強かったりする。

動画はブロント語に力入れた。

『水呪文コントロール

《アーマ・フランツ》で青呪文を2軽減。《宝剣》に綺麗に繋ぐことができる。 《アーマ・フランツ》のためにたくさん青の呪文を入れることになるので、せっかくだからということで《極楽・カイザー》で増幅。 《ガロウズ・ホール》2連射からの《死海竜》をフィニッシャーに添えて、クローシスカラーで無難な構築にまとまった。 3マナチャージャー計8枚しか初動がない。ビート対面は半分切っている。

《炎獄スクラッパー》の位置は、元は《レイジクリスタル》だった。 多色濁りが邪魔だったので単色に差し替えている。

『赤黒タイガバレバイ』

  • ノルマ
  • 《タイガマイト》《バレバイ》の流れを決める

ファンキー・「ナイト」メアの《タイガマイト》でハンデス→《バレバイ》でさらにハンデス。 予め相手の手札を削ることで、《バレバイ》の価値が大きく上がる。

準黒単で組むにあたって、サイドカラーの選定に頭を悩ませた。 各色および純正黒単の利点は次の通り。 まだ所持していない《ウルボロフ》は不採用の前提での評価となる。

  • 白:《オール・イエス》《G・イズモ》《プラス・ワン》
  • 青:《おつかい》《ビューティシャン》《陰謀》
  • 赤:《エックスリボルバー》《のろテラ》
  • 緑:なし(多分)
  • 黒単:《ザマル》《アビス》

今回は「ビッグマナ相手にハンデス連打してもトップ解決されたら負ける」という致命的な弱点を補うため、《エックスリボルバー》を選んだ。

フィニッシャーは《ディアス》、時々《ランブル》。ロックなどはかけずに、ちまちま詰めていく設計。

墓地肥やしを適量入れることで、《ソウル・キャッチャー》や《リバイヴ》での手札補充ができるようにしている。 赤黒はリソースが本当に細いので、それを少しでも埋めたい。

ちなみに、赤入りは《グレイテスト・シーザー》をフィニッシャーに据えるのが自然な発想のようである。 こういうガチ風味のデッキを使うときだけ妙に後ろ向きになるのはなんなのか。

『デネブモンゴサンゾン』

  1. ノルマ
  2. 《デネブモンゴ》展開から《サンゾン》に繋ぐ

新弾の立ち上がりは安いカードから。 《デネブモンゴ》でブロッカーを展開し、次のターンの《サンゾン》をめちゃくちゃパンプする。 その前に《ハッチャキ》を出せていれば、4ターン目にムキムキの《サンゾン》を出せるかも。 新規ギミックはそこだけなのだが、ジャスティス・ウイングの軽量ブロッカー、《オリオティス》や《アンドロム》もちゃんと強い。

《デネブモンゴ》のテキストはちゃんと強いのだが、自身が2500のブロッカーであることを活かさないとただ盤面が広がるだけになってしまう。 新弾の《エバーラスト》の龍解に役立ててね!ということなのだが、当たる気がしなかったので《サンゾン》と組ませることにしていた。 結局《エバーローズ》は2枚当たったのだが……。

白単にはせず、真面目に青を入れた。《ハッチャキ》もそうだが、《ロリエス》のドロー、《リバスパ》の擬似的な除去が欲しかった。