ミケガモのブログ

17弾・ミケガモが組んだデッキ【デュエプレ】

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『エクスニャーキリン』

16弾で《エクス》、17弾で《グレンニャー》を手に入れた《キリン・レガシー》。 《エクス》のおかげで、場に多色1体・7マナの状態からでも《キリン》の能力を狙える。 ちょうど《エクス》《キリン》《ニャー》で7マナなのが綺麗。

地味に重要なのが《クルメル》。本来守りが薄いシータカラーで長期戦に持ち込めるのはコイツがいるから。

回しているうちに、《チューター》が必須であることに気付いた。 リソース役には《スプラッシュアックス》もいるのだが、それでもなお《チューター》が欲しい。 採用枚数は0→2→3と変遷を辿っている。 例えば《エクス》《キリン》《ジャスミン》《アルドロン》と動くと、手札4枚消費。 これらを手札に揃えるためには、手札枚数が5-6枚くらい欲しい。 殴ってくる相手には《スプラッシュアックス》(←殴られててもドローが必要)、そうでなければ《チューター》という感じ。

『湧水エリザベスマーシャル』

《湧水の光陣》を使ってなかったので作成。 進化クリーチャーを吊れることに注目し、《マーシャル・クイーン》の2体目を出すことにした。

1回目の《マーシャル》から《湧水》《サイン》、《エリザベス》と2体目の《マーシャル》を準備。 2回目で《フォートレス》《HELL》をパなすという設計。

《フォートレス》《HELL》を合わせて2発撃てば大体勝てるので、それ以外のギミックは不要。 残りスペースはほとんどドロソで埋めた。 何度でも言うが、《マーシャル》はドロソが命である。 特にこのコンボは、最低でも6枚の手札が必要。先攻であれば、2回は手札を増やさないといけない。

墓地に《エリザベス》《マーシャル》を用意する必要があるので、ディスカードも多めに積んでいる。 《エマタイ》はスケールが小さいカードだが、2ターン目から手札調整を始められる(強いドロソを蓄えることもできる)点、 トリガーのおかげで思わぬところからコンボ始動できる点から重要。

《N・ワールド》は切ってる。

『倍割ーる・ゼロ』

元ネタはビルド杯から。 《ガイアール・ゼロ》を《紫電城 バルザーク》でブレイク数2倍にする。

《マッハアーマー》《バルザーク》《ガイゼロ》の流れを組むために《マッハアーマー》。 せっかく《マッハアーマー》を使うならということで、 以前から知見のあった《ダクマバルガロウ》《バルガレイズ》もセットで入れた。

《ガイゼロ》が短期決戦のカードなこと、早いターンに要求値高めのコンボをすることから、2色かつ全て単色。

思ったより高コストがめくれなくて困る。「より小さい」なので、《ライフ》などをめくると何も出せない。 ゴッドカードでも何も出せない。

『ドロマーリボーンカイザー』

最初《ギャラクシー・ファルコン》を入れた赤型だった。 上手く回せなかったのでドロマーカラーに変更。 《リボーン・カイザー》は4以下のハンターを吊れる。狙い目は《キタロウ》《カッチ・コチーン》《鬼丸ボーイ》あたり。 いまいちビートに向いてないので、低速のビートダウンとして組んでも問題なかった。

『ダルピゼキラ』

ダピコに頑張ってもらいたくて作成。 《ダルピ》《ゼキラ》を《トリプル・リバイブ》で同時蘇生して、実質《デーモン・ハンド》にする。 『ドンドンダンディ』を使ったあとだと、この《トリプル・リバイブ》には少々物足りなさを覚える。

実は《ベリアル・ワーム》からの《アブゾ・ドルバ》を初めてやった。楽しい。

『沸騰NEX』

《激沸騰》で《ボルシャック・NEX》を使い回したい。 普通の【NEX】だと《コッコ・ルピア》を呼ぶのに若干のためらいがあるが、このレシピなら気兼ねなく出せる。 レジェプレ2023収録の《シャチホコ・ホール》で、《激沸騰》に確実に生き残ってもらうことにした。 黒が入るので《ダルピ》を入れてみたが、全然使わない。

『リキシジェネラル』

《ガガ・カリーナ》のパワーが4500だと勘違いしていた時に、《ツッパリキシ》とセットで出そうと思って作った(本当は3500)。 仮にそれができていたとしても、《ジェネラルマンティス》込での打点は「2+2+2」。 《ミランダ》《フォーエバー》なら「2+3+1」の打点が組めるので、ちょうどダイレクトアタックが決まる。 《カリーナ》を使う意味は無い。 《リキシ》自体には今後も注目すべし。

『リケ大地』

《リケ》に《母なる大地》を撃つと、流れるように9マナにアクセス可能。 9と言えばやはり《スペル・デル・フィン》。 《スネーク》→1マナで《陰陽の舞》も人気か。

『青黒プレキリtギフト』

《エボリューター》下で《ラリコ》《ギフト》《プレキリ》が5マナで出せることに注目。 これなら緑なしでも組めるのでは?という発想で青黒で構築した。 〆は定番の《ザビ・ミラ》《死海竜》。ちっこいのがいっぱい出てきても嬉しい。

《アルゴル》は《プレキリ》の生贄数を稼いでくれる。《プレキリ》からめくれる場合、《ザビ・ミラ》よりも先に出てほしいところ。

《ザビ・ミラ》が2体、もしくは《デモナ》《ザビ・ミラ》がこの順で《プレキリ》からめくれた場合、 《ザビ・ミラ》自身を《ザビ・ミラ》生贄の頭数に換算可能。これをやると《死海竜》が2セット出せたりする。 でも《アルゴル》《デモナ》を素で使いたいので、今回は1セットしか入れていない。

『黒緑宝箱ウマイプラチナム

  • コンセプト:A
  • 完成度:A
  • デッキパワー:B
  • 思い入れ:A

《宝箱》で3cカード埋めてマナに5色揃え、《ウマイタケ》を5c化して《プラチナム》を出す。

《宝箱》で埋めるのは、17弾で初めて出たラッカカラーの《クラップ》。 というか《クラップ》を埋めたかったがために黒緑基盤にした。 完全にビルド杯意識のチューニング。

真面目にやるなら白緑基盤にタッチ《アイオライト》が良いと思う。 《プラチナム》が白なので安定しそう。 3cカードは、例えばクローシスなら《牢獄》《バイオレンス・サンダー》でも可能だが、 基盤2色クリ+タッチ3色クリで場に5c揃えることもあるはずなので軽量クリーチャー推奨。

黒の利点は《グレイトフル・デッド》。 何かと死にやすい《プラチナム》を引っ張ってこれる。 墓地を増やしておく《ギガヴォル》とセット。

《オーケストラ》はネタで積んだ。 なんやかんや多色18枚構築なので、2枚くらいはヒットする。 出るカードはクソ雑魚だけど。

『シャチドンキルドルフ』

  • コンセプト:A
  • 完成度:A
  • デッキパワー:A
  • 思い入れ:B

《激天下》から《ドンキノフ》を出して3コスト減で呪文を撃ちたい、というのが原動力。 《HELL》のような重たい呪文を撃つか、中型呪文を撃ってさらにもう1アクションするかの選択。

最初は《ドンキノフ》で"出た数"が稼げることに注目し、 超次元呪文を連射して《ジョジョン・パワード》を狙うつもりでいた。 しかし、3軽減したくらいでは《ジョンタ》を3体出すことは不可能。 2連射+《シャドウ》ならできそうだが、《激天下》を立てる・《ドンキノフ》落としとく・手札にホール2枚と《シャドウ》を構えるという要求値の高さを考えると、既出の『激沸騰ジョンパ』でよくね?となる。

行き詰まったため発想をリセットしたところ、《ルドルフ》+自壊行動に行き着いた。 2マナになった《エッグ》で《ルドルフ》を出し、残ったマナで《特攻》《ピエロ》《邪魂》など。 《ルドルフ》を呪文から出すため、《グロゲ》《エッグ》の白黒ナイト基盤になった。 最大のセールスポイントは《邪魂創世》。 ディスカードの青を入れないと任意のカードを墓地に送るのは難しいのだが、 そこを《ドンキ》+《邪魂》で遂行できる。もちろん《邪魂》は自壊誘発も狙える。

白黒ナイト軸にすると、《ルドルフ》でめくれた《エッグ》の価値が高まるのが嬉しい。 また《ルドルフ》が真っ先に破壊された場合も、隣に普通のナイトがいればナイトマジックを発動できるのもいい。

《激天下》を立てるホールは主に《ミカド》。 《リバイヴ》の墓地回収は強制のため、せっかく墓地に送った《ドンキノフ》を回収してしまうことがある。 《ドラホ》も《グロゲ》を回収してしまうので微妙。

上手く組めたと得意になっていたが、こんな回りくどいことをしなくても、《ミンメイ》や《テレジア》でターン開始時に《ルドルフ》を踏み倒せばいいことに気付いた。それも今度組もう。

『激沸騰ジョジョンパワード』

  • コンセプト:A
  • 完成度:A
  • デッキパワー:B+
  • 思い入れ:A

《激沸騰》下で《セブ・アルゴル》か《アマテラス》を出し入れ。 《ジョンタ》が2体と、2回分の《アルゴル》or《アマテラス》により、《ジョジョン・パワード》へと即覚醒する。 次のターン、《シューティング》《ガイアール》か《GENJI》でWブレイクを決め、その後は《ジョジョン・パワード》2体が計4打点を生み出して勝ち。

4マナホールの品切れが怖いので、《ホワグリ》に加えて《グリーンレッド》まで入れて6枚体制。 チャージャー2種と合わせて探索対象が4種類だが、4ホールが最低1枚引っかかってくれればいいのでこれでOK。

3→5で動ければいいので、緑の2コスブーストを積む必要が無い。 《GENJI》をサーチできる《XX・チャージャー》と、 《ジョジョン・パワード》がトリガー《スパーク》を食らったときの殴り返し防止に《ソーラー・チャージャー》。 なんとなくラッカ各色を均等に積みたくなってしまったが、《ソラチャ》を全抜きして《コメチャ》に差し替えてもいいかもしれない。

ND対応。

『赤緑ヒューマノイド速攻』

  • コンセプト:B
  • 完成度:A
  • デッキパワー:A-
  • 思い入れ:B

ヴァルボーグ》が実質8枚体制になった。 種のヒューマノイドもSA持ちを中心に編成。 頑張れ人間。

『極楽ランデス

  • コンセプト:A-
  • 完成度:B+
  • デッキパワー:A-
  • 思い入れ:B

赤と青の呪文を山札から再詠唱できる《ガロウズ・極楽・カイザー》。 《ラスバイ》《宝剣》を連射するランデス中毒者がビルド杯に現れるのを期待していたが、いないようだったので自分で作った。 《勝利リュウセイ》も疑似ランデスカードである。

マナを生み出さない5cカードの《ラスバイ》は3枚に抑えた。 万一マナ落ちしたときに回収するため、《フェアホ》《ジオ・ザ・マン》も投入。

墓地に落ちた呪文を山に戻すため《Nワールド》。 ランデスを続けると相手は手札消費が滞るので(+《宝剣》で手札増える)、《N》でドローさせても大丈夫。 《極楽・カイザー》で墓地に呪文が溜まりやすいので、《アレグル》や《ロマノフZ》でもいい。

『灼熱の牙イーサン』

  • コンセプト:A
  • 完成度:A+
  • デッキパワー:B
  • 思い入れ:B

ネタカード「デュエマ七英雄」に数え上げられる《偽りの名 イーサン》。 7-7500のWBブロッカーで、タップスキルで《アポカリプス・デイ》を撃てる。 スタッツは取り立てて弱くないし、能力も現状唯一無二。 コイツがネタにされているのは、ひとえに空回りなフレーバーテキストのせいである。

デュエル・マスターズ七英雄 - アニヲタWiki(仮) - atwiki(アットウィキ)

アタックステップに《アポカリ》を撃てるなら、その前のメインステップで下準備をすることができる。 《ガミラタール》で相手クリーチャーを引きずり出し(場合によってはそれで6体を達成)、《崩壊と灼熱の牙》でシールドと手札を焼却しよう。 この使い方が《イーサン》の強みだと思っているので、《イダテン・アクセラー》などで無理にSA化する必要はないと考えている。

もし仮に《イーサン》にブロッカーがついていなかったら、立てた返しのターンに殴られて負けてしまうだろう。 ブロッカーを持っていることに大いに感謝したい。

《灼熱の牙》の使い道が《イーサン》だけなのはよろしくないので、 バトル勝利で起きる《ドラヴィタ》《至高無上神》、軽量でアンタップキラーを付与できる《勝負だ!チャージャー》との組み合わせで、小型を殲滅するプランも備えた。 ビルド杯には、このコンボに専念した完成度の高いレシピが投稿されていた。

リソース源を《ジオ・ブロンズ・マジック》に頼っているので、白も赤も持たないカードの枚数は極限まで絞っている。 《至高無上神》は、赤持ちかつ黒マナ確保の役割でも重宝する。

《エクス》は《イーサン》起動の数合わせ、および《イーサン》で盤面とシールドを空にしてからのSAダイレクトアタックが目的。 《ハピネス・ベル》は、《イーサン》起動直前の時間稼ぎと、あわよくばリソース補充ができたりいいなという願望。

『青白ハンター軸ツヴァイ』

  • コンセプト:B
  • 完成度:A
  • デッキパワー:A-
  • 思い入れ:B

17弾でハンター持ちリキッド・ピープルが増えたので、 同じくこの弾収録の《スーパーエメラル》《アドバイザー》のコンボを組み込んだ【ツヴァイ】が成立すると判断。 リキピの数が足りなかったら《マーキュリー》のみで妥協していたと思う。

スパエメアドバイザーはすごいコンボに見えるかもしれないが、アドバンテージで見れば「手札-1, 場+2」のみ。 《ハルカス》とGゼロパワー2000のリキピを出しているだけである。しかも必ず成功するとは限らない。

《ジェット》が優秀なドロソに見えるが、《ツヴァイ》をキープしながら軽量リキピハンターを展開するのは難しい。 思うようにドローを稼げないのが常である。 《ガトリンガー》が使いやすいのは《ピラミリオン》のおかげということがよくわかる。

普通の【ツヴァイ】なら、《ジェット》ではなく《ルーペ》がドロソである。 《ルーペ》は連鎖ヒットすれば実質2ドロー&コスト踏み倒し、次ターン以降さらにドローできる可能性もある。 無難に《ルーペ》のほうが強い。

ハンデスマクスウェルマーシャル』

  • コンセプト:A
  • 完成度:C
  • デッキパワー:B-
  • 思い入れ:B

《マーシャル・クイーン》から7マナの《ルナ・ヘドウィック》を出し、1マナで《マクスウェルZ》に進化するのが流行っている。 そこで少し逆張りして、同じく7マナの《オロチム》から《マクスウェル》に進化してみたいなという発想。 《オロチム》がトリガーを得る7マナまで貯めれば、《サプホ》《マーシャル》《マクスウェル》がぴったりプレイできる。

《マクスウェル》は相手の墓地に呪文が落ちていてほしい。 ハンデスで強制的に呪文を墓地に送らせればいいのでは?と考え、《オロチム》からめくるのはハンデスクリーチャーに決めた。 その中で最も巨大だったのが《ベルザローグ》である。

ここまではいいコンセプトなのだが、構築の詰めが完全に破綻している。

まず、《オロチム》で《ベルザローグ》を出したいので、それ以外の通常クリーチャーが入れられない。 特に《マーシャル・クイーン》からプレイしたいトリガークリーチャーを一切積めない。 《汽車男》くらい積んでもいいかと思ったが、《オロチム》からめくれたら困るし、 そもそも《マーシャル》から《汽車》が出てきても強くない。

次に、《マクスウェル》の効果は、《オロチム》のせいで呪文主体になった自分自身の構築にもめちゃくちゃ刺さる。 ハンデスの補助として入れた《ジェラシー・ベル》なんかを唱えた日には、《スパーク》も《ハンド》も撃てなくなる。 《マーシャル》で《スパーク》を盾に仕込んでビートするという伝統の動きが制限されている。

そして、攻撃体制がショボすぎる。 仮に《オロチム》が1枚しか来ていなくて、その効果を《マーシャル》に当てた場合、 場に残るのは《マクスウェル》《ベルザローグ》のみである。 ハンデスと呪文ロックが決まったとしても、頭数が足りていない。

最後に根幹の話として、《マーシャル》が始動するようなターンには、相手のトリガー呪文はとっくにマナ置きされている。 ハンデスを決めても呪文が落ちない可能性も高い。

以上、完成度がダメダメな理由である。

『赤白XX』

  • コンセプト:C
  • 完成度:A
  • デッキパワー:B+
  • 思い入れ:B

《HEIKE・XX》が強化要素……かもしれない「XX」。 防御力が上がるとともに、今までタッチするしか無かった白が2色目に昇格した。 赤単色より対応力が上がったのは間違いない。

《レッピ》→なにか→《HEIKE》→真《キズナ・ブラスター》 の動きもある。 とはいえ、5マナ時にXXを出す動きは《レッピSP》でも元から可能だった。

ビートダウンの少ないカジュアル環境では、《HEIKE》を出すタイミングが回ってこない。

『白緑特化シャンメリー

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『アナカラーホーガンver.17』

  • コンセプト:C
  • 完成度:B
  • デッキパワー:A-
  • 思い入れ:B

《ジオ・リバース》を手に入れた《ホーガン》。 《ジオ・リバース》の下に仕込んでも強いし、《ホーガン》から《ジオ・リバース》をめくることもできる。

《クルメル》が4コスブーストとして来てくれたのは朗報。 防御の脆いアナを支えてくれるだろう。 《ギガヴォル》と同じく、《ジオ・リバース》に繋がる進化元でもある。

《バベルギヌス》は、《ホーガン》のみならず《ジオ・リバース》とも相性抜群。 《ジオ・リバース》は自身の下を全て墓地から場に出すので、《バベルギヌス》で吊るのは事前に《ギガヴォル》や《ジャスミン》で墓地に落としておいたクリーチャーとなる。

ミランダ》を入れたのは《ツッパリキシ》のため。 アナの宿命でもあるのだが、このデッキは平均パワーがあまりにも低すぎる。 17弾環境は《スクラッパー》を入れたレシピが減ったものの、 環境外まで普遍的に戦うためにはパンプアップが必要だと考えた。 1000しか上がらないので気休めかも知れないが……。

『5cスーパーグレートブルー』

  • コンセプト:A
  • 完成度:A
  • デッキパワー:A-
  • 思い入れ:B

なぜRに降格したのか小一時間ほど問い詰めたい。 出たときにもめくれるようになったので、無理にSA化する必要がなくなった。

今回注目したのが、5コスブーストホールが《フェアホ》《リュウホ》8枚体制になり、 《オロチム》に繋いでデッキから大型を踏み倒すギミックの再現性が上がったこと。 このギミック自体は他の大型にも応用可能だが、《スーパーグレートブルー》は必然的に呪文主体の構築になるため、デッキ調整がラクである。

リュウホ》のシータカラーは確定。 シータ3色だと撃つ呪文がしょっぱいので、思い切って5cにした。 《リュウホ》《ガドホ》で5c揃うのはやはり素晴らしい。 《ミラクル》の2ブーストも《スーパーグレートブルー》を目指すのにはちょうどいい。

《オロチム》の餌として《アンタッチャブル》を入れているが、 《リュウホ》からは出ないので微妙かもしれない。 《生姜》《プリン》の2体目や、《ガドホ》から出るサイキックを増やすほうが対応力が上がるはず。

綺麗だからという理由だけで、色バランスを8-17-8-8-17に調整した。 《大地》が1枚だけ入っているのはそのせい。

『激沸騰Nマリン』

  • コンセプト:A
  • 完成度:B
  • デッキパワー:B
  • 思い入れ:B

赤青のクリーチャーを「出し直す」効果の《激沸騰》。

そこで《N・ワールド》を出せば、自分と相手がのべ10枚ずつドローする。 ドローステップも合わせればターン中のドロー合計数は21枚となり、 《サイバー・S・マリン》のパワーがちょうど24000, 5枚ブレイカーになる。 《マリン》ではなく《スチムパンプ》でもOK。

また、《N》ではなく《ドスコイ・イチバンボシ》でもコンボ可能。 出る→離れる→出るで、3回分の「ブレイク+1, PA+5000, ブロックされない」をスタックできる。 実は《マリン》《スチムパンプ》とも、2回分スタックすれば十分。 余った1回は《激沸騰》にでも付与しておけばいいだろう。 ここの隠れ重要ポイントは、《スチムパンプ》《マリン》が低コストながらパワード・ブレイカーを持っていることである。

スペースがちょっと余ったので、受け札としての《スパーク》、《ヤヌス》《タッチャ》を出せる《サプホ》を入れた。

ラプター・フィッシュ》は完全にふざけて入れた。なんなら1枚追加生成した。

『白シータミセスアクア』

  • コンセプト:C
  • 完成度:A
  • デッキパワー:B
  • 思い入れ:A

3軸で固める《ミセス・アクア》。 上振れ要素&サブドロソとして《ジェスタールーペ》を積んでいる。

紙の頃は《タイム・トリッパー》《バトウ・ショルダー》《ヴィネス》を入れたアナカラーメタビートで組んでいた。プレでは闇の小型がしょっぱいので、代わりに《アラゴナイト》《クラップ》と優秀なSAを擁する赤白を入れた。

3で固めるとマナカーブが弱くなりがちなので、そこをなんとかカバーしたい。 既に紹介した《ジェスタールーペ》は、その役目を担う一人である。 もう一人の解決役は《ピーチ・プリンセス》。3+1の動きができるので、マナカーブばっちり。 ただし多色カードは軽減できないことに注意。 デッキビルド杯には、OD持ちの《ガスティン》《コアラ大佐》を解決案として採用した構築が見られた。

トリガーの制約が強いため《ジャニット》《グリンド》。 こちらは毎ターン1マナずつしかたまらないので、相手の上振れブースト妨害するための《ジェットドリル》。

枠として最も怪しいのは《青銅の鎧》だったりする。ここを《ガスティン》に変えるべき?