ミケガモのブログ

白緑特化セイントシャンメリー【デュエプレ】【マスターですわ】【DMPP-17】

《セイント・シャン・メリー》の記事はお嬢様言葉で書かなければいけないというのは本当ですの~~~!?!?(虚言)

デッキレシピ

  • コンセプト:C
  • 完成度:A
  • デッキパワー:S
  • 思い入れ:A

2022/11/26, ガロウズカップNDマスターランクに到達しましたわ。 通算戦績は29-14でしたの。 大きく勝ち越してはいるのですけれど……想定よりも手こずったというのが正直な感想ですわね。

キーカード解説

《豪遊!セイント・シャン・メリー》

《シャンデリア》《メリーアン》さんを待機させ、《アヴェ・マリア》様がいらしたら即座にPS覚醒リンク。 そのお力は以下に示す通りですの。

  • 19500, QB
  • 警戒(アンタップ)持ち
  • 手札1枚で除去を無効化
  • なんかシールド増える

警戒でトリガー《スパーク》をケアし、手札をコストにして除去トリガーをケアしますから、並の受け札や除去札は通用いたしません。 お相手様がビートでもコントロールでも、おしなべて強い圧をかけ続けますの。 5マナホール2回でゲームを終わらせるハイパーお嬢様でございますわ~~~!(過言)

こんなクッソ激烈アルティメットパワーカードが弱いわけが無いというのが、このデッキを組んだモチベーションですの。

構築解説

メインデッキ

わたくしのいつぞやの構築、『チャクラゲー』をご覧になればお分かりかと思いますけれど、 強いと思う動きがあればそれに全力を注ぐのがわたくしのモットーですの。 何度除去が来ようとも、ひたすらにホール呪文を撃ち続ければいつかはPS覚醒リンクできるはずですわ~~~!(脳筋

mikegamo.hatenablog.com

超次元系カードには、優秀な5マナホールを満遍なくご用意いたしました。 さらに、付属カードのカービィさんこと《予言者ヨーデル・ワイス》さんにもいらしていただきましたの。 まず《シャンデリア》《メリーアン》さんの2体を撒き、片方除去されたところにカービィさんでやられた方を復活、 除去耐性までつけていただいて《アヴェ・マリア》様を待つ動きはとても強力ですわ。 パックからちょうど3枚当てたものですから、喜びのあまり3枚入れてしまいましたわ~~~!(思考停止) 4枚目が必要とは申しませんが、DMポイントを惜しまぬ蛮勇なお方は、4枚目を試してみるのも一興かと存じますの。

ほかの《シャン・メリー》使いの方と線引をさせていただくため、 わたくしが選んだのは《マザー・ホール》ジャンヌ・ダルク様ですわ。 《シャン・メリー》に特化するため、デッキにはあぶれ者を受け入れる余地がほとんどありませんの。 そこで試すことにしたのが、《アヴェ・マリア》様を呼ぶカードである《マザー・ホール》と、 手出しも可能な強力なブロッカー《ジャンヌ・ダルク》様だったのです。

ジャンヌ・ダルク》様のお力は、確かに目を見張るものがありました。 厄介極まりないクリーチャーをタップしたり、 1体で実質3体分の相手を止めて《シャン・メリー》様の守りが貫通されるのを防いだりと、 《ジャンヌ》様がいらっしゃらなければ勝てなかった戦いもございましたわ。 しかし大変申し上げにくいのですが、 《ジャンヌ》様は世にいう「有利状況をさらに有利にするカード」の側面も強いように感じられましたの。 残念ながら、相性補完の最適解ではいらっしゃらないようです。 わたくしのようなモノ好きならばともかく、皆々様にオススメしたいというわけではなくってよ~~~!(忠告)

《サプライズ・ホール》はトリガーによる逆転要素として必要ですわ。 《ホワイトグリーン・ホール》はパワーカードに付き適当に入れておりますの。 どちらも強力ですけれど、メインルートでは不要かつ特に《ホワグリ》は多色ということで、枚数は抑えめにしてありますわ。 あくまで5マナホールを2回撃つのが目標ですのよ~~~!(初志貫徹)

《お清めトラップ》は、今なお環境に居続ける【MRC】様と戦うために必要ですの。 《N・ワールド》入りのデッキを調整していると忘れがちですけれど、 そうでないデッキはメタを張らないとどうしようもありませんわ~~~!(不平) ……と言いつつ、早期リンクできれば《MRC》に発進されても戦えるような気もいたしますの。 仮にも《MRC》のパワーは越しておりますし、《ヤミノオーダー》や《シューティング・ホール》にも強いですし。 貴方に検証する権利を与えてやっても良いんですのよ~?(上ずり声)

超次元ゾーン

  • メインカード
  • 《ホワグリ》および汎用カード用
    • 《プリンプリン》x2

が確定ですの。後でも述べますが、 お相手の《プリンプリン》様による遅延は、こちらの《プリンプリン》様で返すのが最も確実ですわ! ストップのリレーをかけることもしばしばありますから、2枚積んでおくのがベターだと考えていますの。

わたくし実は根っからの貧乏性でして(※お嬢様とは?)、 《シャンデリア》《メリーアン》さんがどちらか片方だけいるとき、もう片方のついでに何かを出したくなってしまいますの……。 最初はバウンス対策で《キル》さんのみを入れていたのですけれど、 気が動転して《シャン・メリー》様と合わせて安全に詰めるアンタッチャブルさんまで入れてしまいましたわ。 《キル》さんは良いのですけれど、《アンタッチャブル》さんは改良ポイントになるのでしょうね。

《ジオ・ザ・マン》はマナ回収要員ですの。 17弾に入ってからは即効性のある《ホワグリ》《大地》に役割を奪われがちですけれど、 《マザー・ホール》から出せるのもあって採用している形ですわね。 以上が採用の8枚となりますの。


ほかの採用候補は、まずリンク中の《サプライズ・ホール》を防御札にするために2枚目の《メリーアン》。 リンクした直後のターン、トリガーが1枚以上来ないと貫通負けするというパターンは少なからずございます。 出番が少ないとは言え、あるとより安心して戦えると思いますわ。

続いて、《勝利のガイアール・カイザー》。 最初は《フェアホ》から出せるSAとして搭載しておりましたが、 いたずらに超次元カードを増やした結果、 相対的に出せるホールが少なくなった彼には出番が回ってこないことに気付きましたの。 勝つときは防御も除去耐性も盤石な《シャン・メリー》が出ておりますので、今すぐに勝ちたい!という状況はあまりありませんわ。 ゲームを長引かせる《勝利プリン》などのほうに枠を譲りたいというのが今回の所感ですことよ。

そして、白ホールの選択肢を増やす《時空の精圧ドラヴィタ》。 《シャン・メリー》が遠い、もしくはリンクした後に出すカードとして採用したかったですわ。 やはりスペースがございませんのよね。

使用感

思ったほど無敵ではございませんでした……。 はじめの強気な発言、痛く反省しておりますの。

キツい要素はいくつかありますけれど、一つ挙げるならば同じく17弾登場の姫君、《勝利のプリンプリン》様。 「除去せずストップをかける」という姫の威光には、流石のわたくしも指を咥えて見ていることしかできませんの。 屈辱的ではございますが、この辱めは忘れずお返しすべきもの。 こちらも《プリンプリン》様を出し、お相手の《プリンプリン》様を指定して《ガイアール・オレドラゴン》の攻撃を止め、反撃の時を待ちますわよ。 お相手の《プリンプリン》様が何度もおいで遊ばすことのなきよう、 一度いらしたら倒さずに場にとどまっていただくのが相応しい「おもてなし」でございますわ~~~!(悪役令嬢)

この弾のサイキックと言えば《流星のフォーエバー・カイザー》様もいささか厄介ですが、さほどご心配には及びませんの。 というのも、この御方はプレイヤーへの攻撃を封じるだけで、タップキルは見逃してくださいます。 わたくし共は《シャイニー・ホール》《コルテオ》に加え《ジャンヌ・ダルク》様を従えておりますので、 突破の糸口はつかみやすいですわ。 ただし一度だけ、攻撃もブロックも完全に封じるリンク形態《ガイアール・リュウセイドラゴン》が降り立ったときには、 流石のわたくしも息絶え絶えにトリガー《母なる大地》を願うしかありませんでしたの……(※実際来ましたわ)。

ほか、デッキタイプとしては【鬼流院 刃】様も目の敵にしておりますの。 ひとたび《刃》様がいらっしゃれば、《スコップ》さんの効果が連続して降り掛かって参ります。 わたくしの鉄壁のベールが、いとも簡単に剥がされてしまいますの。 まったく無礼者ですわ~~~!(血涙)

《超次元リュウセイ・ホール》も勿論手強いカードでございます。 わたくしの5マナホールの2連射がタダでは通らないのは、 皆様方が《リュウセイ・ホール》をお積みになっているのが原因と言っても過言ではありませんの。 実を申し上げますと、《メリーアン》だけの処理で終わらずに、 《シャンデリア》を《勝利ガイアール》で叩かれると厳しいことが多いのです。 《シャンデリア》は場に残るために白のカードを捨てるのですが、 このときに落ちるのは大抵、《アヴェ・マリア》を出すためにキープしていた白ホールやカービィさんといった強いカードですの。 「弱いトップ」であるブースト札が多い構成なのも相まって、 場のみならず手札までズタボロにされるとクッソキツいですわ~~~!(息切れ)

逆に大して問題ないのが、《シャンメリー》が降臨した後の《永遠のリュウセイ・カイザー》様。 普通ならタップインに手こずるところではございますが、 こちらは《シャンメリー》でエンド時に味方の皆さまを全てアンタップして差し上げられますの。 ハンターを場に出せばその分だけシールドが直ちに回復して、むしろありがとうまでございますわ~~~!(感謝感激) 念のため、全軍スピードアタッカー化で貫通されないようにだけご注意あそばせ。

そう言えば、同じ色の呪文を連打するということで《超電磁マクスウェルZ》様を大いに警戒していたのですが、 今回一度もお見かけしませんでしたの。場を弁えている殿方は嫌いでなくってよ~~~?(震え声)


そして非ッ常に遺憾ながら、今回一度もミラーマッチが発生しませんでしたの! わたくし新進気鋭のPS覚醒リンク持ちSRですのに、なんという無礼でございましょうか!! もっとわたくしを称えるべきではなくって!?!?

参考

わたくしと違ってADではございますが、 《聖隷王ガガ・アルカディアス》様のデッキに《シャン・メリー》様を採用した御方もいらっしゃいましたわ。

こちらの記事に後押しされてお嬢様言葉で書く決心をしたのはナイショですわ(小声)

note.com

わたくし《ガガアルカ》様に関しましては、 採用率の高い《勝利のプリンプリン》様がエイリアン持ちゆえ、この環境では厳しいのではないかと見立てておりました。 しかしながら、この御方の言うところによれば、ADのみならずNDでも通りが良いのでは無いかとのこと。 いくらか特化構築を崩す必要はありますが、 わたくしのデッキにも《ミランダ》《ジオ・ホーン》あたりは無理なく入ってくるでしょう。 今後の研究に期待ですわ~~~!(他力本願)

おわりに

手こずったと感じたのには、17弾環境の1試合が長期戦になりやすく、とても消耗するからというのもございましょう。 グッドスタッフデッキの【Nエクス】はプレイングの選択肢が豊富で、しかも《N・ワールド》によりデッキアウトもしにくいのです。 こちらの《シャン・メリー》も上手くいなされれば負けてしまいますので、ただリンクさせるだけに留まらず、 一歩踏み込んだプレイングが必要になりますわ。

デザイナーズでない純粋なパワーカードが暴れ回っている様子は、8弾環境初期の【5cゲオルグ天門】を思い出しますわね。 わたくしは例えデッキタイプが少なくてもグッドスタッフ環境が好きでございますが、皆様いかがお考えでいらして?