ミケガモのブログ

日向草カチュアワンショット【デュエプレ】【DMPP-03】

2020/05/03 記事の内容を修正しました。ターボラッシュの発動条件、自分の「他の」クリーチャーじゃん…。

デッキレシピ

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  • コンセプト:A
  • 完成度:B
  • デッキパワー:B
  • 思い入れ:B+

《日向草》の使い方を模索するうちに辿り着いた。だが今の自分はカード資産が足りないので、このレシピを全く組めない。 ゆえにデッキの回転力は保証できないが、5マナの非進化を2枚出せればよいので、全く回らないことはない…はずである。

調べてみると、Twitterに同様のコンセプトでデッキを組んでいる人が多く出てきた。ファンデッカーとして、アイデアが被るのは悔しい。

レシピはこちらにも↓。

https://dmps.takaratomy.co.jp/deckbuilder/deck/?c=JMBW.JMBW.JMBW.JMBW.ZAAF.ZAAF.ZAAF.ZAAF.AAAF.AAAF.AAAF.AAAF.ZABZ.ZABZ.PU80.PU80.PU80.PU80.AABX.AABX.AABX.PUBS.PUBS.PUBS.PUBS.V4AE.V4AE.V4AE.ZABJ.ZABJ.ZABJ.ZABJ.DEBD.DEBD.AAAH.AAAH.JMAT.JMAT.JMAT.ZABV&k=PUBS

キーカード解説

《日向草》

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何かできそうだけど、その「何か」がすごく難しいカード。

本家DMでは、《メタルコックのタイマー》もしくは《超鎧亜キングダム・ゲオルグ》と組み合わせて無限アタックするコンボが有名(?)である。しかし自分に言わせれば、このコンボは《日向草》の能力を活かし尽くしているとは言い難い。《日向草》は自分のクリーチャーを「全て」アンタップできるのが魅力だからだ。《日向草》を使うからには、できるだけ多くのクリーチャーを(最低でも2体は)アンタップしたいところである。

そういうわけで、まず「場に《日向草》含むクリーチャーを多く並べ、ワンショット狙いで一斉に攻撃する」というコンセプトでデッキを組んだのだが…

弱い。

《日向草》が死ぬ。トリガーを踏む。《日向草》が死ぬ。《日向草》を出す暇が無い。《日向草》が死ぬ。《日向草》が死ぬ。

カジュアルマッチで10戦ほど回して、《日向草》のターボラッシュで勝てたのは1試合だけだった。 正直投げ出してしまいたかったが、負けがかさむにつれ、《日向草》の特徴と弱点が見えてきた。

普通に《日向草》でワンショットを狙う戦術は、「攻撃前の《日向草》がトリガーで除去されると、実質的な頭数が一気に減る」という重大な欠点を抱えている。しかも、《日向草》の能力でアンタップするクリーチャー数を増やすには、《日向草》が攻撃する前にそのぶんだけ多く攻撃しなければならない。効果を活かそうとすればするほど、効果が使えなくなるかもしれないリスクが高くなっていく。これが《日向草》を使う上で最も難しい問題だろう。

この問題に対する一つの解答が、「タップスキルを持つクリーチャーをアンタップする」である。タップスキルならば、相手プレイヤーを攻撃することなく《日向草》のアンタップ対象のクリーチャーを増やせる。無論、ターボラッシュを決める前に最低1枚シールドを割らなければならないのは変わらない。しかし、トリガーを踏まないよう祈りながら3枚や4枚のシールドを割るよりはずっとマシである。

そこで、タップスキル持ちのクリーチャーをチェックした。

《幻想妖精カチュア》

f:id:mikegamo:20200429110859j:plain 強力なタップスキルと言えばやはりコイツだろう。 アクの強い能力ではあるが、呼び出すドラゴンのことまで考えると《日向草》とは意外にも好相性なことが分かったため、このデッキを形にした。

ちなみに私は《アクアン》《ペトローバ》欲しさに《カチュア》を3枚分解したので、今更このレシピを組む気になれない。ローバもアクアンもクラウゼも全然当たらなかったDMPP-02の引きが恨めしい。

《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》

f:id:mikegamo:20200429111230j:plain 呼び出し対象。

驚くべきことに、《ボル白》でシールドを焼却した場合にもターボラッシュが発動する(検証済み)。本来、《ボル白》のシールド焼却はブレイクを置換する効果なので、「ブレイクした時」に発動するターボラッシュの条件を満たせない。ところがどういうわけか、デュエプレではそれが可能になってしまっている。*1

この仕様を利用すると、《日向草》《カチュア》が両方とも召喚酔いしていないときには、

  • 《カチュア》TSで《ボル白》、W焼却。相手盾残り3枚
  • →《日向草》攻撃&TR。《カチュア》《ボル白》アンタップ。相手盾残り2枚
  • →アンタップした《ボル白》で再びW焼却
  • →《カチュア》でトドメ

で、1ターンに4枚のシールドを焼却してそのまま勝てる。

このように《日向草》と《カチュア》を組ませると、《ボル白》の焼却のおかげでそこそこ安定してワンショットを決めることができる。《日向草》の爆発力が良く活きた構築だと言えよう。さらにワンショットする前提なら、《カチュア》で呼び出されたドラゴンがターンエンド時に破壊されるデメリットなど無いに等しい。キーカード2枚の特性を存分に引き出すことができた。

構築解説

《日向草》の白、《カチュア》の緑、強力なドラゴンを抱える赤の3色で構成。キーカードが両方とも5マナと微妙に重いので、マナブーストを入れて早期召喚を狙う。《スクランブル・ブースター》を使い、《カチュア》と《日向草》のいずれかをSA化してコンボ開始。

f:id:mikegamo:20200413205812j:plain サブプランに《聖天使クラウゼ・バルキューラ》を用意した。ブロッカーをタップしてターボラッシュの発動を狙う。《マグリス》→《日向草》→《クラウゼ》のマナカーブが美しい。ちなみに、タップキルは「《日向草》の攻撃前にブレイク数を増やしたくない問題」へのもう一つの解答である。アイデアとしては《カチュア》に敵わないが、こっちを煮詰めるのも面白いはず。

f:id:mikegamo:20200429112041j:plain まあまあ強いタップスキル持ちということで、《魅了妖精チャミリア》を投入。キーパーツを引っ張ってくる。《チャミリア》→《カチュア》or《日向草》→《チャミリア》TSでもう片方サーチとか。

f:id:mikegamo:20200429112257j:plain カチュアで呼べるドラゴンの選択肢を増やすため、《ダブルソード・レッド・ドラゴン》を投入。コイツを選んだのはタップスキル持ちだから。ちなみにDMPP-03のVRで唯一引けていない。《カチュア》の探索で目的のドラゴンを確実に持ってくるために、搭載するドラゴンは3種類以下に抑えるべきである。

f:id:mikegamo:20200429112855j:plain 殴れるブロッカーとして投入。攻撃に参加した後、《日向草》で起こしてブロッカーとして立たせておく。 しかも《クラウゼ》の進化元にもなる。最強では…?

プレイングなど

ブースト→《カチュア》or《日向草》→もう片方+《スクランブル・ブースター》と繋ぐと、最速5ターン目にワンショットが可能。

回していないので使用感は分からない。

*1:ちなみに、本家DM《ボルメテウス》の焼却でターボラッシュが発動するか否かを確認しようとしたら、どこにも記述が無かった。ターボラッシュの存在感が無さすぎるのがいけない。