デッキレシピ
- コンセプト:A
- 完成度:B
- デッキパワー:A
- 思い入れ:B
割と決まる。
キーカード解説
《超鎧亜キングダム・ゲオルグ》
6-9000W, 進化多色クリーチャー。 出た時相手オールタップ、攻撃時味方オールアンタップ。 紙の頃は「攻撃時、場のクリーチャーを1体タップorアンタップ」だったが、それが大幅に強化された形だ。
《聖天使クラウゼ・バルキューラ》の上位種のような動きができる強カードである。 横に1体並べておけば、出たターンに3体のタップキルが可能。 《日向草》のように、周りの打点を倍にして突然の殴り切りにも使える。
ただし、効果を存分に発揮するには、召喚前に場にある程度クリーチャーを出しておかなければならない。 こういうお膳立てが必要になるカードは、見た目よりも使いにくいというのがお決まりである。 今後のユーザーの開拓に期待したい。
真面目に使っても強そうだが、今回はコンボで運用したい。 環境的に強かった場合、ただの強カードを使ったデッキになってしまうが、 そこはパックリリース直後ということで目を瞑っていただきたい。
《無双恐皇ガラムタ》
プレイヤーを攻撃してブロックされなかった場合、黒と緑のブレイクするシールドのトリガーを封じる。
《ゲオルグ》で相手のブロッカーを全タップすれば、《ガラムタ》の攻撃は必ず通る。 さらに、《ゲオルグ》でシールドを割りに行く際の難点である「味方が先にトリガーを踏むと効果が使えずに終わる」をケアできる。 相性的にはバッチリだ。
そしてなんと、《ガラムタ》+《ゲオルグ》+緑or黒のクリーチャーが1体いれば、トリガーを完封してゲームエンドになる。 横のクリーチャーが緑or黒でなくとも、そのクリーチャーが割る1枚がトリガーでなければ勝ち確定である。
ただのコンボにしては結構ヤバい。 《ゲオルグ》の潜在的なカードパワーが伺える。
構築解説
コンボが決まるように構築。 《ゲオルグ》は持っているなら4枚積んでもいい。
並べる"もう1体のクリーチャー"としてぜひ出したいのが、《青銅の鎧》。 《ガラムタ》のシンパシー元にもなれる。 8弾の《霊騎幻獣ウルコス》にデッキスロットを奪われそうになっているが、カラーや種族でまだまだ差別化できるだろう。 補助的に《幻緑の双月》も入れている。
多色の軽量進化元は、《霊王機エル・カイオウ》と《電脳封魔マクスヴァル》。 《マクスヴァル》は、《ガラムタ》《ゲオルグ》のコストを下げることが出来る。
もちろん、カラーリングやマナカーブ的に《腐敗電脳アクアポインター》も欠かせない。 このレシピに限らず、《ゲオルグ》はコイツを進化元にできるのがめちゃくちゃ強い。
コントロール相手のドローソースに《口寄の化身》。 多種族持ちが多いのでズルいほど引ける。
このレシピだと、
のように、5ターン目即死のパターンが2ルート取れる。 デッキのちょうど半分が多色カードなのでそこまで上手く行くことはないが、 6~7ターン目には割と決まると思う。
改良案
anonymousさんのコメントより、《電磁傀儡ポワワン》。 《ゲオルグ》の進化元かつ、《ガラムタ》のシンパシー元となる。 除去が多い環境になったらこのカードを入れると良いと思う。
AD構築では
AD構築になるが、もっと簡単かつ美しいコンボを見かけてしまったので紹介。
《幻想妖精カチュア》と多色1体を置いておくだけで、
《カチュア》タップ《ガラムタ》1枚→《ゲオルグ》2枚→《カチュア》タップ黒or緑ドラゴン2枚→《ガラムタ》トドメ
まで行ける。
《カチュア》×《日向草》の同じようなコンボは知っていただけに、 こちらを思いつかなかったのは悔しい。
まあ《カチュア》を持っていないのだが……。
おわりに
このレシピかどうかはともかく、来期は《ゲオルグ》でランクマッチに行くかもしれない。