ダイヤモンドの和名は「金剛石」。
デッキレシピ
- コンセプト:B
- 完成度:A
- デッキパワー:C
- 思い入れ:A
スターライト・ツリーデッキ。
あからさまなファンデッキは↓以来かもしれない。
キーカード解説
スターライト・ツリー。 植物モチーフでありながら、光文明の無機質な雰囲気も漂わせているという幻想的なイラストが特徴である。
デュエプレではもちろん、本家まで含めても種族関連のギミックは一切なし。 言わずもがなの、どマイナー種族だ。
中点の位置は「スターライト」と「ツリー」の間なので、この点お間違えの無いようお願い申し上げる。 名前の読み方もカッコいいのだが、ちゃんと全部読める人はいるのだろうか。
《碧玉草》
読み:エメラルド・グラス。
「碧玉」は、不純物を含んだ石英の鉱物。 英名は「ジャスパー」。ブルーサファイアの和名として使われることも。 どちらにせよエメラルド関係ないじゃん。
DMPP-01収録。 1弾環境では環境に通用するスペックだったが、ベーシックデッキに相互互換の《鎮圧の使徒サリエス》があったため、 わざわざこちらを選んで使うプレイヤーは稀だった。
2弾以降はイニシエートに強化が入ったため、完全に《サリエス》に出番を譲ることになる。 2-3000ブロッカーとして《碧玉草》を使うにしても、イニシエートデッキに偽装できる《サリエス》の方が良い。
《紅玉草》
読み:ルビー・グラス。
「紅玉」はルビーの和名。
DMPP-01収録。ターン終了時にアンタップできる。 しかしプレイヤーを攻撃できないので、自力だとアンタップ能力が活かせるのはタップキルをした時のみ。 1弾環境でも誰も使っていなかったと思う。
実は今回の主役。 分解してしまっていたので、泣きながら4枚生成した。
《翡翠樹》
読み:ジェイド・ツリー。
「翡翠(ひすい。英名:ジェイド)」は、深緑で半透明な宝石。 デュエプレ組のスターライト・ツリーの中では唯一、「草」ではないカード。
DMPP-01収録。3マナ4000のブロッカー。 1弾環境では、《奇襲兵ブルレイザー》《ペコタン》などを一方的に倒せるパワーを見込まれ、 環境トップの【デイガボルコン】に起用されていた。
実は、コイツの完全相互互換はまだ収録されていない。
《琥珀草》
読み:アンバー・グラス。
「琥珀(こはく。英名:アンバー)」は、黄~茶色の宝石。
ベーシック収録。4-3000のトリガークリーチャー。 1弾のカードプールでは、トリガークリーチャーの基礎パワーは3000が最大(《シェル・キャノン》除く)。 そのため、トリガービートに採用されることもあった。
《日向草》
読み:ソーラー・グラス。
宝石関係なし。
DMPP-03収録。 ターボラッシュ能力で、ブロックされなかったときに味方を全てアンタップする。 スターライト・ツリーらしからぬ、特徴溢れる能力を持っている。 現時点で最強のスターライト・ツリーだ。
このデッキでは、殴り手を実質的に増やすことで展開力を補完するという、 ごく基本的な働き方をしてもらう。
構築解説
スターライト・ツリーは淡白なカードばかりなのが寂しい。 だが、軽量ブロッカーが多いために《光器ペトローバ》が使いやすいのは救いだ。 種族デッキとしては比較的組みやすい方である。
《光器ペトローバ》
種族デッキの意義その1。 これが無かったら組んでいない。
現在、2-3000, 3-4000のブロッカーを両方抱える種族は、スターライト・ツリーとイニシエートのみ。 序盤から軽量高パワーのブロッカーでガチガチに固められるのは、この2種族だけだ。
イニシエートと比較した時のスターライト・ツリーの強みは、《日向草》を持っていることである。 《日向草》が、火力除去・ブロック・殴り返しに怯えることなく攻撃できるだけでも、《ペトローバ》を入れる価値がある。
《ソーラー・コミューン》
種族デッキの意義その2。 こちらは7弾で新たに手に入れた新兵器。
低コストで複数体のタップキルができる。 軽量ブロッカーの多いスターライト・ツリーの特色を生かした戦略である。
《光神龍ダイヤモンド・グロリアス》
6-7000。プレイヤー攻撃制限を永続的に解除する。
なぜ今になってスターライト・ツリーデッキを組むのかと言えば、7弾環境でコイツがリリースされたから。 プレイヤーを攻撃できない《碧玉草》《紅玉草》《翡翠樹》の3種を、アタッカーに変身させる。 《日向草》やトリガー《琥珀草》も合わせて、相手の打点数計算を狂わせて奇襲しよう。
特に《紅玉草》との相性の良さは随一。 プレイヤー攻撃制限付きかつターン終了時にアンタップするのは、全カード中《紅玉草》のみ。 《グロリアス》下では、《紅玉草》が攻守一体のクリーチャーとして八面六臂の活躍をすることが期待される。
一応、《ダイヤモンド・カッター》でも、《紅玉草》の効果を活かすことは可能だ。 だが、《カッター》は使ったターンにしか攻撃制限が解除されないことから、そのターン中に決めきる意図で使うのが基本である。 次のターンが来ることを想定していないということは、 すなわち《紅玉草》の効果も無駄になりやすいということなので、少々噛み合わない。 一方、永続発動の《グロリアス》なら、次のターンまで見据えた上で《紅玉草》で攻撃を仕掛けることができる。
《英霊王スターマン》
「スター」繋がりで1枚挿した。
↓の構築では、《スターマン》を2積みにして、トリガー枠をサイバーロードの《メカピン》に変えた。 一方、今回のように1積みならば、進化元は《アクアン》4枚で十分である。
改良点
ドロソが薄すぎる。 でもこのくらい割り切らないと多分勝てない。
おわりに
鉱物の説明は全てWikipediaを参照した。無駄な努力。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8