ミケガモのブログ

星域アルファディオス【デュエプレ】【マスター】【DMPP-24】

デッキレシピ

2024/2/2、QED+カップNDマスター。 プラチナ3後半あたりからのスタートだったことは白状しておく。

キーカード解説

聖霊王アルファディオス》

登場は6弾。 20弾のリバイバル枠で再録されたことにより、NDでも使用可能となっている。

《アルファリオン》と比べると、《クロック》《デッド=ブラッキオ》などを防げるのがメリット。 代わりに《スパーク》は通してしまう。この構築では単色であることも結構大事。

《母なる星域》

進化クリーチャーにとっての救世主。 特に重量級進化の着地が大幅に簡単になった。

紙の神化編で可能だった「ターボアルファディオス」の動きが通用するのかどうかを確かめたい。

ロックの穴

《アルファディオス》のロックは非常に強力だが、現環境では光以外の突破手段も少なくない。 実際に苦しめられたカードを以下に載せておく。

《超合金 ロビー》

【ドロマーシューゲイザー】対面で頻出。 ドロンゴーは防げないので、殴り返しの自爆で《アルファディオス》をバウンスされる。 《ロビンフッド》もATバウンスを持っているため厳しい。

エンジェルを複数出した状態で《アルファディオス》に進化し、バウンスされたら手札から召喚して攻撃を続けるのがよい。 その余裕がない時は、突っ込んできた《ロビー》を一か八かで殴り返すしかない。 一度だけ、《ローゼス》のハンデスでドロンゴーを防ぎながら処理したことがある。

モルトNEXT》《バトライ閣》

《閣》の踏み倒しも防げない。 ドラゴンが1匹でもいる限り無限に湧いてくるため、一度このセットを出されると厳しい。 基本は《VAN》様頼み。

《ニガ=ヴェルムート》

龍解を防げず、除去もできない。 こちらの召喚も概ねロックされるため、生贄に捧げるクリーチャーを展開できずに詰む。 これも《VAN》様頼み。

シューゲイザー》《イメン=ブーゴ》

既に場に出ている場合、ATで《キリュー》を踏み倒される。 手撃ちなりトリガーの《スパーク》で処理すべし。

構築解説

最低限の白緑で構築。 《スパーク》の位置を《クロック》にしたなんちゃってトリーヴァも無くはないが、 《アルファディオス》下の立ち回りを考えると《スパーク》が無難。

《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》

このデッキの本質。【モルトNEXT】【白単天門】を詰ますことができる。 《ダブルライフ》2回で《VAN》様に繋ぐのが典型的な立ち回りである。

もはやこの人に繋ぐのがメインルートなので、《アルファディオス》も《星域》も2積みでいい。

《連唱 フェアリー・ダブルライフ》

最重要パーツ。現NDプールにおける最良のターボカード。 5→8→11というマナカーブが刻めるので、《VAN》を出すのにもってこい。

リサイクルが8マナなこともあって、ブースト中は他の動きがほぼできない。 しかし、このデッキは完全単色構築なので《ピラフ》を確実に挟むことが可能。 ターボ中に落ちた《VAN》を回収できると良い。

《次元流の豪力》

《シュヴァル》を立てながら《星域》の生贄にする。 元はエンジェル確保のために《ガガ・カリーナ》を入れるつもりだったが、 《アルファディオス》を《シュヴァル》の上に置くならコイツでも問題ないことに気付いた。

その上で、マナを伸ばした後の動きを保証する《ザ・マン》と、速攻にワンチャンスを作る《マティーナ》を出せるのがこちらのメリット。

《アルファディオス》ロック中に出せないのはデメリットだが、そこは相手のデッキ内容を見ながらプレイングでカバーできると考えた。

《四つ牙》がNDにいないのがカス。

《天真妖精オチャッピィ》

Sバックで殴り込みに間に合わせたり、《星域》の生贄になったり。 便利カードではあるが、枚数調整可能とも思っている。

《清浄の精霊ウル》

トリガーエンジェル。【モルトNEXT】は《スパーク》でないと止まらない場面も多いが、 一方で速攻相手にはコイツを踏ませなければ勝てない。

《スパーク》5枚、《ウル》3枚なのはなんとなくである。

聖霊龍王 バラディオス》

《星域》の使い分け要員。たまに出す。

《「智」の頂 レディオ・ローゼス》

ターボした後のトップが弱いのが気になって、途中で1枚挿した。 ほとんど使ってない。

プレイング・対面所感

共通

《ダブルライフ》からの《VAN》がメインルート。 もちろん《アルファディオス》も狙うが、全ての相手に刺さるわけではないのと、 都合よく《星域》《ミランダ》を引く必要があるため、程々の意識で良い。

モルトNEXT】

見栄を張って五分。口が裂けても有利とは言えない。 先攻が大前提で、最速の6t《VAN》が決まるかの勝負である。 後攻の場合、ごく稀に5t《アルファディオス》ロックを決めて勝つこともある。 が、《モルトNEXT》《閣》を置かれていると普通に負ける。

【白単天門】

《アルファディオス》がバニラカードになる。 しかし幸い《VAN》が刺さるので、さほど問題はない。

打点を早期に組まれると厳しい。

【ドロマーシューゲイザー

ほんのり有利。 低速なので《アルファディオス》を出す余裕があり、立ち回り札をほぼ全てロックできる。 トリガー《クロック》も許さないため、《スパーク》と合わせてのうっかり敗北を防げる。 《VAN》はそこまで刺さらないので、ここが《アルファディオス》の活躍の場である。

ただし《ロビー》が鬼門。 《ロビー》に殴られたら、先述の通りエンジェルを複数立ててから《アルファディオス》。 トリガーで《ウル》が来てくれると楽なので、これと《エメラルーダ》を大事にしたい。

【イメン=ブーゴ】

ちょっと有利だと思う。《ロビー》のいない【ドロマーシューゲイザー】である。 代わりにちょっと速度が速いので、殴り負けないように。

赤単速攻

キツい。トリガー《ウル》、《エメラルーダ》、《ミランダ》《マティーナ》で頑張る。 《バラディオス》が刺さるかも。

【5c】

微有利な気もするが不明。《アルファディオス》《VAN》どちらでも良い。 《オラクルジュエル》が入っているので、《アルファディオス》を立てたらすぐに殴りに行くこと。

おわりに

はじめは『星域シャングリラ』でランクマを走っていた。 しかし先人のマスター到達者が出て、それがきっかけかYouTubeTwitterでもレシピが出回って流行ってしまったことで、自分で回す意義が失われた。 さらに【モルトNEXT】の数が落ち着いてきたため、《シャングリラ》の通りも少し悪くなってきた。

『星域シャングリラ』で【白単天門】を倒すために《VAN》を試した時の感触が良かったのと、 『石碑サソリスレイジ』で3-5-8-11の《VAN》がよく決まったことから、 ターボ《VAN》を逃げ道にしたターボ《アルファディオス》で潜ればいいのではないかという発想に至った。

《アルファディオス》だけで勝つデッキではないので、くれぐれ誤解のないように。