ミケガモのブログ

リドロバズラデューダ / ドロマーベルザローグ【デュエプレ】【DMPP-07N】

同じ黒神龍だし、一気にお題2個を消化してしまえという横柄さ。

リドロバズラデューダ

こんばんは、いつも拝見させてもらってます。 早速本題に入るのですが、バズラデューダの破壊耐性を活かしたデッキを作って頂きたいです。

https://odaibako.net/detail/request/fd17aacb-17ec-4e07-b7c6-ee4583d6db21

今更かよ!?とツッコんでしまっていいだろうか。

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黒神バズラデューダは5弾のカード。 破壊されるとき、代わりに自分の手札からドラゴンを1枚捨てることで場に留まる。

相手ターン中に破壊されそうになった場合、マッドネスドラゴンを捨てれば生き残る上、さらに場数が増える。 マッドネスと組み合わせるという使い方が確立されているため、相手もうかつにハンデスできない。 コントロールからして見れば非常に厄介なカードである。

しかしながら、コスト7という微妙な重さにしてパワー7000と、コイツ自身のパンチ力は不足気味。 ビートダウン同士の戦いでは確実に押し負けるだろう。 そして今や、「ドラゴンを破壊」にリスクを追わせるカードには《黒神グールジェネレイド》がいる始末である。

初めは《ペッペ・パイン》や《フェアリー・ギフト》で《バズラデューダ》のコストを下げ、 ビートダウンの速度アップを図る路線で構築を考えていた。 しかし、《バズラデューダ》を引けなかったときのサブプランが無いのと、 アグロに対しては結局間に合わずに負けてしまうということで、調整は難航。

どうすれば形になるだろうか……と考えていたところ、偶然にもこんなレシピを見かけてしまった。

デッキレシピ

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  • コンセプト:A
  • 完成度:A
  • デッキパワー:A
  • 思い入れ:-

これに勝るアイデアは思いつかないと悟ったので、ここで紹介させていただきたく思う。 いつもの通り勝手に引用させていただいているので、何かあれば連絡ください。

アグロに対する回答は、《血風戦攻リドロ》からのマッドネスカウンター。 《バズラデューダ》のために積むマッドネスを腐らせない、最良の選択だと思う。

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薄くなりがちな手札補充には、7弾で獲得した《翔竜提督ザークピッチ》を起用。 《バズラデューダ》に《ゾルヴェール》まで積んでいるため、普通の【リドロマッドネス】に比べてドロー枚数が多くなる。 普通に召喚しても強いカードとなっている。

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ブースト役には、ドラゴンデッキ定番の《コッコ・ルピア》。 《ルピア》は除去に弱いため、普段はあまり信用していない。 が、ほぼクローシスカラーという色の都合上、《ルピア》は採用せざるを得ないだろう。 仮に除去されたとしても、コントロール相手には《バズラデューダ》やマッドネスドラゴンが強い。 《ルピア》に依存し切った構築にはならずに済んでいる。

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相性補完をしながら、構成カードに複数の役割を持たせる。非常に美しい構築だ。

ドロマーベルザローグ

お久しぶりです。エアプ民と申します。 ドロマーワームの記事ではお世話になりました。 リクエストのお題はハンデス型のドラゴンです。 具体的には、ロスト・チャージャーからデモニック・バイスへつなぎ、インフェルノ・ゲートで黒神龍ベルザローグを釣る動きを行うデッキの構築をお願いします。 コンセプトとしてはインフェルノ・ゲートで黒神龍ベルザローグを釣ることをちらつかせながら、相手の手札に確定除去とセルフハンデスを避けるだけの手札を温存させ、その手札をデモニック・バイス黒神龍ベルザローグの効果で削っていくというものです。 よろしくお願いします。 もし、面倒であれば、無視して頂いてもかまいません。

https://odaibako.net/detail/request/67631ff1-50a3-454e-952e-1fd3b09c1348

ここまで素晴らしいアイデアが出ているなら、ボクが組む必要あるのかな……なんて。 細かい調整か、あっと驚くもう一捻りを求められているのだろうか。

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黒神龍ベルザローグ》は、7弾にリリースされた9マナ14000のドラゴン。 出た時に《デモニック・バイス》を放つ。 これを《インフェルノ・ゲート》で吊ってくれば、確かに強い。

このコンセプトで意識せざるを得ないのは、 インフェルノ・ゲート》の常連さんである《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》の存在。 あちらは攻撃が通れば、実質的に3枚のハンデスを食らわすことができるため、《ベルザローグ》よりも取れるアドが大きい。

せっかく《ベルザローグ》を主役にするからには、 なんで《サファイア》出さないの?という問いに答えがあるようなデッキにしておくべきだろう。 とりあえず赤を入れずに組むか……というところから構築を始めた。

デッキレシピ

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  • コンセプト:B
  • 完成度:B
  • デッキパワー:A
  • 思い入れ:B

本当にこれでいいのか……?と錯乱しながら回して、カジュアルで13勝3敗。 もうこれでいいやという気分になったので、少しだけ飾り付けして投稿した。

《ベルザローグ》の性質はコントロール寄り。 赤を入れずに《ロスチャ》を撃つコントロールということで、無難なドロマーカラーになった。

お題の《ロスチャ》《インフェルノ》《ベルザローグ》は全て4積み。 《ベルザローグ》はこのデッキにおける貴重な大型アタッカーなので、欲張って4積みした。

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《デモニック・バイスは、《腐敗電脳アクアポインターと3-3の棲み分けとした。 相手の手札の枚数に応じて使い分けたい。 どちらでも良さそうな場合、《デモバイ》から先に撃とう。その後の《アクアポインター》で、相手の最重要カードを引っこ抜ける確率が上がる。

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《ロスチャ》《デモバイ》《ベルザローグ》は、コンボやコントロールに対しては無類の強さを誇る。 残りのスペースで補うべきはビートダウン耐性だ。

ガチ環境の防御札は、【ブリザード】を正面から受け止められる《ヘブンズ・ゲート》でほぼ一択となっている。 が、【天門】には《血風聖霊ザーディア》の赤が入るので、そのまま《サファイア》がくっついてくる。 そもそも、《ザーディア》を入れる時点で《ロスチャ》の対象が《ベルザローグ》からブレてしまうので、 《ヘブンズ》はこのデッキには採用できない。

ここは一旦、ブン周り【ブリザード】のことは忘れて、普通の速攻・ビートダウンに勝てればOKということにしよう。 採用するのは、古の軽量ブロッカーたち。

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それに加えて《光神龍ベティス。何故《ベティス》かというと、

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《超神龍アルグロス・クリューソス》を入れてみたかったから。 《ベルザローグ》の上に置くムーブは決して褒められたものではないが、 メテオバーンから再び《インフェルノ》で吊り上げる動きもあるのでナシではない。 ビートダウンに対するオシャレな打開札として活躍してほしい。

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《ベルザローグ》がただ立っているだけだと勿体ないので、《バリアント・スパーク》を入れてタップキルを狙えるようにしている。 《インフェルノ》が撃てるということは7マナ溜まっているということなので、《バリスパ》>《ホリスパ》だ。 タップキルには軽量ブロッカーたちにも参加してもらおう。

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おわりに

デッキのお題が溜まり気味なので、こんな風にまとめて紹介したり、 簡単な解説に留めたりすることがこれからもあると思う。 完成度や記事の分量にムラが出来てしまうのは不本意なのだが、何卒ご容赦いただきたい。