ミケガモのブログ

10弾環境ハイランダー戦 デッキ紹介【デュエプレ】【DMPP-10】

はじめに

特殊ルールで戦うSPルールマッチ。 第13回(2021/9/9~ 9/21)の今回は、 通算3回目となるハイランダー戦。 同じカードを1枚までしか積めないという縛りでデッキを組むルールである。

前回から加わったのは、9, 9ex, 10弾のカードプール。

↓前回。

mikegamo.hatenablog.com

『HLリース速攻』

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周回用。速い。

《イダテン・アクセラー》が強かったので、 《ボルット・紫郎・バルット》を入れてみてもいいかも。

『HLシータビート』

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第1回ハイランダー戦からの鉄板構築。未運転。

《メイデン》《パンダ》でガツガツ殴り込む。

『HL5cコン』

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みんな大好き【5cコン】。

今回、特に使用率が高い気がする。10戦潜ったら5戦当たるくらい。

『HLリースドラゴン』

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【5cコン】に続く人気デッキ、ドラゴン。 10戦潜ったら2回当たる。

『HLトリーヴァアルファ』

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近頃、優良エンジェルが何枚か収録されていたので作ってみた。 割と戦える。 《ヴォイジャー》は気合いで引く。

デュエプレの連ドラ / 崩壊ストライク【デュエプレ】【DMPP-10】

デュエプレの【連ドラ】

お題

いつも楽しく読ませてもらっています。 デュエプレの連ドラには何が足りないと思いますか? キーカードのバルガゲイザーとバルガライザー、擬似除去耐性のインフィニティ、リソース回復のボルグレスバース、シールド焼却のサファイア、踏み倒しのバルキリアスなど火文明に絞ってもこれだけ強力なドラゴンが揃っています。(ボルグレスは多色ですが。)人気なデッキなはずなので誰かが新しいタイプを作ってそうなのですが、見かけたことがありません。 個人的に7体制限とインフィニティの効果変更がきついのかなと思いました。ミケガモさんはどう思いますか?

https://odaibako.net/detail/request/eb82461d-e47f-41bc-9409-1f1fbac7df8e

【連ドラ】について

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【連ドラ】が環境入りしない理由は、速いデッキに勝てないから。

【連ドラ】が最初に出したいクリーチャーは、《バルガゲイザー》のコスト6。 デッキとして回り始めるのは《ゲイザー》を召喚した次のターン、 強みを引き出せる出力となるのはさらに次のターンである。 全力で殴りかかってくるビートダウンには到底間に合わない。

安定を求めてブーストカードを入れたり、 逆転のためにトリガーを積んだりすると、《ゲイザー》《ライザー》のヒット率が落ちる。 このせいで、まともなビート対策が出来ないのが難しいところ。

盤面の7体制限は、楽しく遊ぶのには支障をきたすかもしれないが、 普通に勝つなら大した問題にはならない。 デカいドラゴンが4~5体並んだら、ゲームを終わらせるには十分である。

各パーツについて

書き始めると止まらないので主要パーツだけ。

《紅神龍バルガゲイザー》

これが入っていなければ【連ドラ】と認めたくない。 ただしカードパワーは微妙。 【連ドラ】の強さであり、限界である。

《インフィニティ・ドラゴン》

紙に比べると確かに見劣りする。 だが、《インフィニティ》が活躍するコントロール対面は、【連ドラ】が比較的得意とする相手。

仮に《インフィニティ》が強化を受けたとして、今でも勝てる相手にさらに簡単に勝てるようになるだけで、 弱点である防御力の低さを補えるわけではない。

《竜星バルガライザー》

間違いなく強い。ただし重い。

《超竜ヴァルキリアス》

【連ドラ】にはあまり要らないと思っている。 どちらかというと【リースドラゴン】用のカード。

《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》

好みではないけど、上振れ狙いで入れといたほうがよさそう。

龍仙ロマネスク

《バルガゲイザー》以外の貴重な6コストドラゴン。 【連ドラ】構築だと進化でのキャンセルができないのがキツい。

《無双竜機ボルグレス・バーズ》

【リースドラゴン】用カード。 まともな緑のドラゴンはコイツくらいしかいない。

【リースドラゴン】

個人的には、【連ドラ】を組むなら、同系統の【リースドラゴン】の方が強いと思っている。 《バディ》《ボルガウルジャック》《アルグロス》など、小回りの効くカードを採用しやすい。 《ゲイザー》《ライザー》で踏み倒さなくても、 《ロマネスク》《ボルグレス・バーズ》でリソースが取れるためコントロールには勝てる。

ただ、【黒緑ドルバロム】【フュージョン】などのタイムリミット系のデッキには、 速度の出る【連ドラ】の方が戦いやすいか。

mikegamo.hatenablog.com

普通に強いぞ?

そもそも、【連ドラ】はロマン寄りのデッキ。 紙の方でも「環境デッキと勝負できるレベル」という時期はあったかもしれないが、 紙環境にまともに入ってきたことは無いはず。

今のデュエプレ【連ドラ】は、 環境入りこそしていないものの、 環境デッキに食らいつくだけのパワーは持っていると思う。

ロマン構築の割には勝てるということだから、これで御の字ではないだろうか。

参考

『崩壊ロマノフストライク』

お題

こんにちは!いつも楽しく読ませていただいてます!

灼熱と崩壊の牙とロマノフストライクを組み合わせたらロマンがあって面白そうだなと思うのですが、全く面白いのが思い付きません。 よければミケガモさん流の面白デッキを見せてくれると嬉しいです。ご一考ください!

https://odaibako.net/detail/request/f548366f-9c87-424d-acaa-b28f8b758546

構築

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《崩壊と灼熱の牙》を撃つ発想の時点で十分面白いと思う。

このコンセプトを実現しようとすると、デッキが確定枠としてこのくらいが埋まる。 ここから面白い構築にするのは……難しいな。

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ザ・無難ならこう。 アタッカーが少ないので《武者》を入れてみた。 《武者》のATで破壊して、《牙》を誘発することもできる。

《牙》が腐りやすいカードなので、 《ロマノフ・ストライク》以外にも併用できるカードを用意しておくと良い。

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ちょっとひねるならこう。

《フランツ》で呪文を軽減して、《牙》ともう1枚の呪文を撃ちやすくする。 《サイン》《オルゼキア》が本命だけど、そんなに上手くいくかな。

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問題点

考えていて厄介だった点が2つ。

1つ目、《牙》《ストライク》を決める場合、

《ロマノフ》を出す→次ターン《牙》

という繋ぎになること。 《マッハアーマー》で《ロマノフ》をSAにするコンセプトとは噛み合わない。 赤入りで《マッハアーマー》を入れない理由は基本的に無いので、ここは妥協ポイント。

2つ目、《牙》は《ロマノフ》の山札探索には引っかからないが、墓地探索には引っかかること。 《牙》を撃った後に《ロマノフ》で墓地探索することになるので、絶対に《牙》が邪魔になる。

リースソウルガルダス【デュエプレ】【マスター】【DMPP-10】

デッキレシピ

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  • コンセプト:B
  • 完成度:A
  • デッキパワー:A+
  • 思い入れ:A

21/9/7, ボルバルザーク・紫電カップ NDマスター到達。

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キーカード解説

《緑神龍ウルガルダス》

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10弾屈指のハズレア。

コイツを活躍させようと思うと、 構築がドラゴンとファイアー・バードを多く積むように制限される。

それで得られるのは、シンプルにパワーとブレイク数。 しかも意味の分からないことに、パワーアタッカーを得るだけで、素のパワーが上がらない。 緑のデカブツはどいつもこいつも……。

破壊耐性があるのが救いと思いきや、破壊を逃れる代償として2ランデスを食らう。

  • 《ゲキメツ》に踏まれて4ランデス
  • 《ゼンアク》に破壊されながら殴られて4ランデス
  • 《サイン》《ロマノフ》→相討ち自爆の連鎖特攻

など、トラウマものの展開がいくつかある。

一応、《エタガ》が消えて非破壊除去は減ったのは追い風。

ついでに言うと、《緑神龍ダクマバルガロウ》との差別化がしんどい。 どちらも7コストで、おおよそQ・ブレイカー。 《ダクマバルガロウ》はアタックトリガーかつ除去耐性が無いのが難点だったが、 それは今回採用している《マッハアーマー》でかなり克服された。

それでもあえて言うなら、盾を割られても出力が落ちないのが《ソウルガルダス》のいいところ。

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構築解説

基盤は【リースドラゴン】。 バカみたくリソースが取れるのが大好き。

《緑神龍ウルガルダス》

メインカード。 7コストには《ボルグレス》もいるし、積みすぎても腐るので3枚。

最悪《緑神龍グレガリゴン》でもOK。

ブレイク数 マナの竜・鳥
トリプル 2枚
クアトロ 5枚
5ブレイク 8枚

《マッハアーマー》クロス中は、マナ要求枚数が1枚減る。

龍仙ロマネスク

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ブースト役。コイツが引けないと結構渋い。4枚。

新しい仕様の探索ランデスは、このデッキにとってはデメリットとなるケースが多い。 というのも、探索の対象がクリーチャーに限定されているため、ほぼ確実に《ソウルガルダス》の出力が落ちるのだ。 ランダムランデスであれば、呪文やギアが落ちてラッキー!となったかもしれないのに、余計なことしやがって。

……今気付いたが、どうしてもクリーチャーを落としたくない時は、 あえて探索ランデスを時間切れさせて、ランダムランデスを発動する という手がある。失敗したらただの遅延行為だけど。

追記:選択せずにOKで、ランダムランデスできるらしい。初めて知った。

《無双竜機ボルグレス・バーズ》

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リソース役。 4枚入れてワッショイするのがベターだが、 今回は《ザークピッチ》が入っているので3枚に抑えた。

《翔竜提督ザークピッチ》

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バードかつドラゴン。 他には《ザーク・ゼヴォル》がいる。 《ロマネスク》で落とさないように。

リソース確保役でもある。 ヒット率は29/40。 あんまり入れても仕方無いので2枚。

《コッコ・ルピア》

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最凶の鳥。4枚。

《ロマネスク》で引っかかったら最優先で落とす。 《エタフェニ》で回収できるかもしれない。

《ホッピ・ルッピ》

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新規鳥にして、《ソウルガルダス》のお供。

後半はパンチャーになれる2コストブーストとして重宝する。 安定のため4枚。

《キング・アルカディアス》の生贄になる事例多数。

《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》

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ぶっ壊れ。 《ソウルガルダス》で奇襲をかけるため、ぜひとも採用したいカード。 《ロマネスク》にも綺麗に繋がる。

素引きしないといけないので4枚。

《ボルシャック・バディ・ドラゴン》

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依存度は低いが、細かく動きたいときに何かと便利。 何も引けなかった時の初動。 なんとなく3枚にしているが、2枚でもいいかもしれない。

《光神龍ベティス

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まともなドラゴンデッキを組もうと思ったら4確だと思っている。

《超竜騎神ボルガウルジャック》

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つえー。《ロマネスク》キャンセルもできる。 本当は3にしたいけど事故が怖いので2枚。

《バリアント・スパーク》

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ワンチャン製造機。割とタップキルもする。4枚。

ナチュラル・トラップ》

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気休め。トリガーで使ったことは一回もない。緑マナは《ソウルガルダス》が確保してくれるので、2枚。

《龍炎鳳エターナル・フェニックス》

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趣味で1枚。 《ソウルガルダス》《ザークピッチ》から漏れるが、《ボルグレス》で回収可。 《ロマネスク》で引っかかったら優先的に落とす。

出せればいい感じに活躍する。 DMPP-11環境でスタン落ちするので、その前に使ってやれてよかった。 それなら3積みしろって? そんな殺生な……。

戦績

記録した範囲で37-32。

コントロールに強くて、ビートダウンに弱い。

ビートダウン

  • 【ガントラビート】4-4
  • 【武者】3-6

ビート系はかなり厳しい。 《マッハアーマー》を出しておかないと話にならない。

特に【武者】はかなり絶望的。 《マッハアーマー》からのデカブツ連打で頑張るか、 《ボルガウルジャック》で踏み潰しながら殴るか。

コントロール

コントロール系は有利対面。 《ロマネ》《バーズ》が出来れば大体勝てる。

フュージョン】のタイムリミットは若干怖いが、 殴り切りを見せつければブーストの手も緩むため、やはりなんとかなる。

【赤ネクラ】はカモ。コントロールの癖にリソース薄いとか恥ずかしくないのか。

《キング》を喜んで出してくる人が多いが、 《マッハアーマー》を装備した状態の《ボルガウルジャック》で焼却できるので怖くない。 5戦中4戦それで勝った。 そもそも《ロマネ》《バーズ》は普通に出せるので、脅威というほどでもない。

その他

  • 【ツヴァイ】2-3
  • 【ドルバロム】0-5
  • 【ロマノフサイン】3-2
  • 【リースドラゴン】2-0

《ドルバロム》は無理。ゲームになってない。

ひょんな巡り合わせで、【リースドラゴン】ミラーが2回勃発した。 「《ソウルガルダス》来い!」と念じてたら《サファイア》を出してきたので、 どちらも《ソウルガルダス》で轢き殺した。

おわりに

なんか今日、《ソウルガルダス》の動画が2本上がってるんだけど。 明日ボクが上げたらパクリになるじゃん……。

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対戦動画

上げました。《ソウルガルダス》の時代が来てるんだと思うことにする。

youtu.be

光柱樹シールド【デュエプレ】【DMPP-10】

デッキレシピ

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  • コンセプト:B
  • 完成度:A
  • デッキパワー:B
  • 思い入れ:B

ND対応。ランクマで回す人いないと思うけど。

キーカード解説

《光柱樹》

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「ライトニング・ポール」。皆さんお待ちかねの新規スターライト・ツリー。

紙の方ではDM-06で登場した古参。 能力を一切いじられずにDMPP-10に参戦した。

何もなければ5マナ11000。コスト論的には確かに破格だが、 パワード・ブレイカーくらいつけてもらって良いカードだと思う。 マジで何しに来たんだ。

一応、戦国編には「シールド・フォース」「シールド・プラス」「城」をはじめとして、 シールド関連のカードが多くリリースされた。 悪名高き《ソウル・アドバンテージ》もその1枚である。

だからって《光柱樹》を今持ってくるのか……。えぇ……。

構築解説

シールドが増えるカードをいっぱい入れた。 《天武の精霊ライトニング・キッド》《光神龍ザ・イエスは、 シールド追加のコスト論を塗り替えるレベルの強カードである。

ぶっちゃけ、この2枚を軸に殴った方が勝てる。知ってたけど。

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《光柱樹》にパワード・ブレイカーを付与してやるため、《鬼装 オーガ・フィスト》。 ついでに《将騎 センジン・スタリオン》まで。 変なクリーチャーをムキムキにして遊べるのはクロスギアのいいところ。

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対戦動画

youtu.be

ギフトサイン7 【デュエプレ】【DMPP-10】

デッキレシピ

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  • コンセプト:B+
  • 完成度:A
  • デッキパワー:B
  • 思い入れ:B

ADのみ対応。

お題

フェアリーライフ→ロストチャージャー→インフェルノサインとすれば4ターン目にコスト7のクリーチャーを出せることに気付いたのですが、これを使って何か作れないでしょうか。

https://odaibako.net/detail/request/607d040c-cddb-42d2-bca3-26074a3c87d6

ブースト→5マナで《ギフト》、とやればもっと簡単にできるんだよねぇ。

……じゃあ両方入れてみる?

構築解説

コンセプトは、

  • 2/3tブースト→《ギフト》
  • 《ライフ》→《ロスチャ》→《サイン》

の2ルートで7マナクリーチャーにアクセスすること。

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原案

原案はアナカラー。

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出すカードは、シンプルに効果が強い《緑神龍ダクマバルガロウ》が筆頭。 緑も入っているので、コイツの採用は揺るがない。 《ソウルガルダス》も此奴を見習ってほしいところ。

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2番手に、対コントロールハンデス&ドローソースの《神滅海王グラン・ベルゼ》

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3番手に、《ギフト》の手札消費と相性が良い《散舞特機サンマイダー》

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4番手に、ブロッカー要員かつハズレなしガチャの《蒼神龍メタモルフィース》がエントリーした。

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他に出したいのは、《コマンダー・テクノバスター》など。 《オルゼキア》は、こちらに小型が入っていないのでボツ。 《PG》は、単体で出してもすぐに突破されてしまうためボツ。

今の型

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再掲。

原案を回したところ、中盤以降の召喚酔いが苦しかった。 よく見ると、《サンマイダー》以外の3体はドラゴン。

そこで、《サンマイダー》を落として《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》を突っ込んだのが今回の構築。 《マッハアーマー》を《ダクマバルガロウ》にクロスすると、ちょうど5枚ブレイクができるのがポイントである。

本当なら、赤は7~8枚は積みたいところ。 しかし、早期アクセスの2ルートとトリガーを確保することを考えると、どうしてもスペースが足りなかった。

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欠陥

このデッキには大きな欠陥がある。それは、

《ダクマバルガロウ》が基本的にQ・ブレイカーなのに、 デッキにシングルブレイカーが1枚も入っていないこと

だ。シールド追加や自傷を考えないとすると、 この場合のQ・ブレイカーはT・ブレイカーの下位互換である(早くに手札を多く与えてしまうため)。

そのための《マッハアーマー》ではあるのだが、タッチ構築だとどうしても安定性に欠ける。 「ブーストで赤が落ちる読みならキープ、そうでなければ埋め」のように、プレイの意識も面倒になる。

欠陥以前の問題として、クリーチャー比率が低すぎるというのもある。 《スペル・デル・フィン》が出てきて詰んだ試合多数。

番外編:シータ型

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ということで、《ダクマバルガロウ》×《マッハアーマー》をもう少し真面目にやろうとしたのがこちら。 お題のコンセプトに沿っていないので、番外編として紹介する。

《ギフト》および《マッハアーマー》の恩恵を受ける2種類目のクリーチャーは、《緑神龍バグナボーン》。 10弾の《ホッピ・ルッピ》ともちょっと相性が良い。 《ダクマバルガロウ》を出すことも可能だが、《バグナボーン》で盾を割ると《ダクマバルガロウ》がT・ブレイカーになるので、 ブレイク数的には得にならなかったりする。

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実はちょうどいいんじゃないか?と思って採用したのは、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》。 赤の7マナは意外と強カードが少ない。

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おわりに

今回気付いたのが、 ブースト込みでマナカーブを意識しているデッキは、ゴールに到達した後の小回りが利かないということ。

7マナ溜まったあたりの出力は最大なのだが、そこから8~9マナくらいに伸びたときにやることがない。 普通のデッキなら3+5や4+4などで2枚以上のカードを使う選択肢があるだろうに、 こういう構築だとただ7マナを投げるしかない。

やりたいことがパッと見で伝わるのはいいけど、裏を返すと深みがないということ。 コストバランスもちゃんと意識すべきだなと思った。

対戦動画

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