ミケガモのブログ

デュエプレの連ドラ / 崩壊ストライク【デュエプレ】【DMPP-10】

デュエプレの【連ドラ】

お題

いつも楽しく読ませてもらっています。 デュエプレの連ドラには何が足りないと思いますか? キーカードのバルガゲイザーとバルガライザー、擬似除去耐性のインフィニティ、リソース回復のボルグレスバース、シールド焼却のサファイア、踏み倒しのバルキリアスなど火文明に絞ってもこれだけ強力なドラゴンが揃っています。(ボルグレスは多色ですが。)人気なデッキなはずなので誰かが新しいタイプを作ってそうなのですが、見かけたことがありません。 個人的に7体制限とインフィニティの効果変更がきついのかなと思いました。ミケガモさんはどう思いますか?

https://odaibako.net/detail/request/eb82461d-e47f-41bc-9409-1f1fbac7df8e

【連ドラ】について

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【連ドラ】が環境入りしない理由は、速いデッキに勝てないから。

【連ドラ】が最初に出したいクリーチャーは、《バルガゲイザー》のコスト6。 デッキとして回り始めるのは《ゲイザー》を召喚した次のターン、 強みを引き出せる出力となるのはさらに次のターンである。 全力で殴りかかってくるビートダウンには到底間に合わない。

安定を求めてブーストカードを入れたり、 逆転のためにトリガーを積んだりすると、《ゲイザー》《ライザー》のヒット率が落ちる。 このせいで、まともなビート対策が出来ないのが難しいところ。

盤面の7体制限は、楽しく遊ぶのには支障をきたすかもしれないが、 普通に勝つなら大した問題にはならない。 デカいドラゴンが4~5体並んだら、ゲームを終わらせるには十分である。

各パーツについて

書き始めると止まらないので主要パーツだけ。

《紅神龍バルガゲイザー》

これが入っていなければ【連ドラ】と認めたくない。 ただしカードパワーは微妙。 【連ドラ】の強さであり、限界である。

《インフィニティ・ドラゴン》

紙に比べると確かに見劣りする。 だが、《インフィニティ》が活躍するコントロール対面は、【連ドラ】が比較的得意とする相手。

仮に《インフィニティ》が強化を受けたとして、今でも勝てる相手にさらに簡単に勝てるようになるだけで、 弱点である防御力の低さを補えるわけではない。

《竜星バルガライザー》

間違いなく強い。ただし重い。

《超竜ヴァルキリアス》

【連ドラ】にはあまり要らないと思っている。 どちらかというと【リースドラゴン】用のカード。

《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》

好みではないけど、上振れ狙いで入れといたほうがよさそう。

龍仙ロマネスク

《バルガゲイザー》以外の貴重な6コストドラゴン。 【連ドラ】構築だと進化でのキャンセルができないのがキツい。

《無双竜機ボルグレス・バーズ》

【リースドラゴン】用カード。 まともな緑のドラゴンはコイツくらいしかいない。

【リースドラゴン】

個人的には、【連ドラ】を組むなら、同系統の【リースドラゴン】の方が強いと思っている。 《バディ》《ボルガウルジャック》《アルグロス》など、小回りの効くカードを採用しやすい。 《ゲイザー》《ライザー》で踏み倒さなくても、 《ロマネスク》《ボルグレス・バーズ》でリソースが取れるためコントロールには勝てる。

ただ、【黒緑ドルバロム】【フュージョン】などのタイムリミット系のデッキには、 速度の出る【連ドラ】の方が戦いやすいか。

mikegamo.hatenablog.com

普通に強いぞ?

そもそも、【連ドラ】はロマン寄りのデッキ。 紙の方でも「環境デッキと勝負できるレベル」という時期はあったかもしれないが、 紙環境にまともに入ってきたことは無いはず。

今のデュエプレ【連ドラ】は、 環境入りこそしていないものの、 環境デッキに食らいつくだけのパワーは持っていると思う。

ロマン構築の割には勝てるということだから、これで御の字ではないだろうか。

参考

『崩壊ロマノフストライク』

お題

こんにちは!いつも楽しく読ませていただいてます!

灼熱と崩壊の牙とロマノフストライクを組み合わせたらロマンがあって面白そうだなと思うのですが、全く面白いのが思い付きません。 よければミケガモさん流の面白デッキを見せてくれると嬉しいです。ご一考ください!

https://odaibako.net/detail/request/f548366f-9c87-424d-acaa-b28f8b758546

構築

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《崩壊と灼熱の牙》を撃つ発想の時点で十分面白いと思う。

このコンセプトを実現しようとすると、デッキが確定枠としてこのくらいが埋まる。 ここから面白い構築にするのは……難しいな。

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ザ・無難ならこう。 アタッカーが少ないので《武者》を入れてみた。 《武者》のATで破壊して、《牙》を誘発することもできる。

《牙》が腐りやすいカードなので、 《ロマノフ・ストライク》以外にも併用できるカードを用意しておくと良い。

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ちょっとひねるならこう。

《フランツ》で呪文を軽減して、《牙》ともう1枚の呪文を撃ちやすくする。 《サイン》《オルゼキア》が本命だけど、そんなに上手くいくかな。

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問題点

考えていて厄介だった点が2つ。

1つ目、《牙》《ストライク》を決める場合、

《ロマノフ》を出す→次ターン《牙》

という繋ぎになること。 《マッハアーマー》で《ロマノフ》をSAにするコンセプトとは噛み合わない。 赤入りで《マッハアーマー》を入れない理由は基本的に無いので、ここは妥協ポイント。

2つ目、《牙》は《ロマノフ》の山札探索には引っかからないが、墓地探索には引っかかること。 《牙》を撃った後に《ロマノフ》で墓地探索することになるので、絶対に《牙》が邪魔になる。