お題
いつも記事楽しく読んでおります。 シータトゥレイトのサバイバー付与先にいいカードがないか探していたところ、キュラトプスというカードが目にとまりました。パワーの高いアンタップキラーは強いはずという想いからデッキを作ってみたのですがどうしてもデッキスロットがカツカツになってしまいます。また進化が絡むことでコンボの枚数要求値も比較的高いためか、あまり強いデッキにならずに困っています。今のところ必須パーツはサバイバーの他にキュラトプス・ペトローバ(2〜3)・無限掌(1〜2)あたりを想定しているのですが、抜いても良さげなカードや他に相性のいいカードなど含めてデッキ考察していただけると幸いです。
https://odaibako.net/detail/request/2707c419-e354-4755-beee-8146cf0c1e2d
キュラトプスサバイバーのリクエストを送ったものです。 言葉足らずな気がしたので追記します。 形としてはキュラコンにサバイバーを足すようなものを考えています。 使用用途はカジュアル〜ランクマ地底くらいを想定しているのでそこまで勝率には拘りません。 シータ手出し→キュラトプスは遅すぎるので想定としてはトリガーシータ又はシェルレガシーペトローバなどで序盤キュラトプスをパンプしてシータに繋ぐといった形を考えています。 サバイバーはスマッシュホーン・バルス・ブレイズザウルスのパンプ系と汎用枠の枚数調整などもお願いできればと思います。 よろしくお願いします。
https://odaibako.net/detail/request/bf38fcc5-aa89-43b6-8ff6-d1096b971ed1
初めまして。 ぽんぽこと申します。
いつもブログ拝見させていただいております。 自分はテンプレガチガチのデッキよりユニークなものが好きなのですが、 ミケガモさんのレシピはとても面白く、勉強になることも多いのでいつも更新楽しみにしています。
本題ですが、 シータ・トゥレイトを使いたく、トリーヴァカラーのサバイバーデッキを使用しています。 流星魚のブロック無効効果でかなり攻撃が通しやすい印象なので、 ターボラッシュと相性がいいのではと思い日向草などを入れて組んでみました。
しかし自分で組んでみても、トリーヴァのサバイバー+日向草(一応セニアも…)+ペトローバといった感じで、結局ほとんどただの3色サバイバーデッキになってしまいます。 せっかくシータを入れているのでサバイバー付与も活かせればと思うのですが、中々いいアイデアが浮かびません。
もう少し面白い動きができればと思うのですが、アイデアをいただけないでしょうか?
よろしくお願いいたします。
https://odaibako.net/detail/request/205004fa-a0b7-4766-906e-b6c1a64bb682
ゴメン、相当考えたけど厳しかった。
このお題たちのために《シータ》を生成して色々試したが、 ついに満足のいくデッキは完成しなかった。 今日は精一杯言い訳をするので、それで許してほしい。
キーカード解説
《シータ・トゥレイト》
- トリガー持ちの進化クリーチャー。
- 味方全ての種族にサバイバーを追加。
- マナにあるサバイブ能力を手に入れる。(デュエプレで追加された能力)
- マナのサバイブ能力を得るのは《シータ》自身のみである。
任意のクリーチャーを永続的にかつ多彩な能力で強化できるのは、 デュエプレでは初めてのギミック。 ここに惹かれ、「何かしらのコンボに組み込みたい!」と考えるのはカジュアルデッカーの性だろう。
しかしながら、これをやろうと思うといくつかの問題点が浮かび上がってくる。
1つ、要求値が高いこと。 目標を達成するには、
- 使いたいクリーチャー
- 《シータ》
- その進化元
- サバイブ能力を持つクリーチャー
の4枚をプレイし、それらが全て生き残る必要がある。 サバイブ能力を複数載せたいなら、その分だけ要求値は跳ね上がる。
2つ、代替が利くこと。 サバイブ能力は、シンプルな効果が多い。 その大半は、既存カードでも実現できてしまうものである。 特定のサバイブ能力でコンボを狙うにしても、 《シータ》およびサバイバーのギミックを使う必要のあるコンボは、ほぼ無い。
3つ、サバイブ能力を複数載せる前提なら、素体の味が薄くなること。 複数の能力で素体を強化すると、 素体が元から持っていた能力は相対的に影が薄くなる。 《シータ》およびサバイバーのギミックを活かすほど、 実態が《モリノオウジャダケα》のようなバニラサバイバーを強化するのと変わらなくなっていく。
4つ、【サバイバー】はデッキスペースを食う基盤だということ。 ウェーブストライカー程ではないにせよ、 【サバイバー】はデッキ内をサバイバーで固めることで、 デッキのパワー・完成度が上がっていく。 そこに個性的なクリーチャーを入れて、さらにそいつをサポートするカードまで入れてとなると、 確実にスペースが足りない。
この問題達を解決できる美しい構築は、今のカードプールだと難しい。
特定のクリーチャーを強化したいなら、クロスギアが実装されるのを待つのが賢い。
《シータ》のサバイバー追加効果は、サバイバーと非サバイバーの共存の可能性を示す効果ではある。 しかし現状の役割は、《青銅》《サーファー》《アガピトス》など、 【サバイバー】デッキにうっかり迷い込んでしまった一般人を洗脳することにある。
以下、それぞれのお題に対してコメントと、 自分が組むとしたらのサンプルレシピをそれぞれつけておく。
『ドラゴノイドサバイバー』
まず、『キュラコン』という単語を初めて聞いた。 これ自体がクソマイナーなコンセプトだというツッコミを入れさせてほしい。
アンタップキラーはシンプルな効果でありながら、持っているクリーチャーは希少だ。 強化の素体としては悪くないチョイスである。 サバイブ能力に多いアタックトリガーを、シールドを割らずに使えるのは強そうに見える。
一方で、このコンセプトには重大な問題が2つある。
1個目は、サバイバーには《雲上の精霊オービスγ》がいること。 《オービス》のcipフリーズさえあれば、アンタップキラーに頼らずとも、 盾を割らずにアタックトリガーを使える。
2個目は、サバイバーを沢山展開できるなら、 制圧を《キュラトプス》1体で頑張る必要は無いということ。 《キュラトプス》に付与したサバイブ能力は、当然場の全てのクリーチャーが持っている。 《無限掌》で《キュラトプス》を起こさなくても、 《スパーク》や《クエイク・ゲート》を使って、皆でアタックトリガーを発動すればいい。
この辺を承知の上で組んだのがこう。
ドラゴノイドデッキとサバイバーで共有できるデッキパーツは、《光器ペトローバ》。 《電磁旋竜アカシック・ファースト》まで入れるなら《電磁星樹アマリンα》も共有パーツになる……が、 彼女はサバイブ能力を持たないので、《キュラトプス》を強化したいというコンセプトにはそぐわない。
《肉弾兵ウルティモ》は、ドラゴノイドのよしみで入っている。 《ウルティモ》出したら《キュラトプス》要らない説は割と有力。 ターボラッシュを起動することを考えると、 本当ならアタックトリガー持ちの《猛毒モクレンβ》が欲しい。 しかし、《キュラトプス》《ウルティモ》とコストが被るため、今回は不採用にした。
『日向草サバイバー』
オリジナリティのある能力を持つという点で、《日向草》のチョイスもなかなかよい。
投稿者さんはこれに加えて何かをしたがっているようだが、 先に述べたように、下手にサバイバーの枚数を削るとデッキの完成度が低くなる。 よって、無理して要素を足す必要は無いと考える。
横展開系のデッキにとって、盤面7体の上限は死活問題。 複数打点を1枠に圧縮できる《日向草》は、適当に入れておいても良いカードだと思う。
気を付けたいのが、打点圧縮の特性は《シグマ・トゥレイト》と被るということ。 差別化のため、赤を入れずに構築することを勧める。
『エグゼズサバイバー』
自分でもアイデアを出してみた。
サバイブ能力の中で、他のカードで代用が一切利かないのが、 《キング・ムーγ》の「出るたびバウンス」能力。
これをどう活かそうか考えた結果、 《襲撃者エグゼドライブ》《エグゼズ・ワイバーン》と組み合わせて、 毎ターン無限バウンスするコンボを思いついた。
……弱そう。
追記
1,2個目のお題の方からフィードバックをいただいた。
キュラトプスサバイバーの考察ありがとうございました. やはりかなり厳しいものがありますよね... ミケガモさんのデッキ考察を見て,無限掌側の効果を使うほうにも興味がわいたので,ミールマキシマムをサバイバーに合わせてみようかと思いました. 補足のほうはあまり推敲せずに書いたので読みづらくて本当に申し訳ないです... ただキュラコンという言葉を拾っていただいた結果,当時の製作者の方がリアクションしていたのに少しクスリと来ました.
https://odaibako.net/detail/request/8c7b8108-bb63-4ae6-bca2-a8143595fd58
こちらこそ、ご期待に沿えず申し訳ない。
《機動聖者ミールマキシマム》、良いと思う。 《キュラトプス》の3倍は良い。 《シータ》&サバイバーは強化ギミックとしては不安定なので、 《ミールマキシマム》のように単体でも活躍できるカードのほうが上手く行くだろう。 同じ路線で行くと、《機動聖霊ムゲン・イングマール》なんかもいいんじゃないだろうか。 サバイバーには《ガリア・ゾールα》がいる。 ブロッカーを付与すれば、彼らは無限ブロッカーになれる。
また、サバイバーの特性として、白は重いクリーチャーが多くて枚数を積みにくく、赤は汎用効果が少なくて積むカードに困る。 ゆえに、白赤の彼らは、色合わせ役としても重宝するかもしれない。 逆に言うと、彼らを手札から使いにくいということでもあるけど……。