デアリディアブロストコントロール
お題とカード
ディアブロストの相手クリーチャーのブロッカー化を利用したおしゃれデッキが見たいです
https://odaibako.net/detail/request/0401293e-e669-4938-a7b8-f78bc9ea9fea
《蒼黒の知将ディアブロスト》。5マナ6000のWブレイカー。 コスト論を破った代償として、相手を全てブロッカーにしてしまうというデメリットを持つ。 といっても、このデメリットは容易くメリットに変換できる。 通常の除去よりもコストが軽い「ブロッカー除去」で、相手クリーチャーを粉砕すべし。
デッキレシピ
- コンセプト:B
- 完成度:A
- デッキパワー:A
- 思い入れ:B
一つ目はスタンダードな構築。 《ディアブロスト》の黒、ブロッカー破壊を多く持つ赤、ブーストの緑でデアリガズカラーになった。 白を入れると、自分のブロッカーが《クリムゾン・ワイバーン》で巻き添えになる。 青を入れるとクローシスカラーとなるが、それなら普通の除去コンで良い。
ブロッカー破壊が使えるのは、《ディアブロスト》を出した次のターンから。 ブースト無しだと6ターン目からということになるが、流石にそれでは遅すぎる。 3→5の繋ぎで4ターン目召喚を狙いたい。
ブロッカー破壊カードは、どれもアドバンテージが取れるものを採用した。 《火炎流星弾》《ピーカプのドライバー》のようなカードは結局1:1交換をするだけなので、 別の所でアドバンテージ源を確保する必要が出てきてしまう。
最強カード《腐敗勇騎ガレック》、5枚目以降となる《無頼勇騎ウインドアックス》、3→5の補助にもなる《コメット・チャージャー》。
そして、全てを吹き飛ばす《クリムゾン・ワイバーン》。
フィニッシャーは《無双恐皇ガラムタ》。 黒緑のクリーチャーが沢山並ぶこのデッキに適任である。
確定除去はブロッカー破壊で十分なので、トリガー枠には《不浄の魔人ジャラ》を起用。暇なときに立てて、こちらの打点確保&相手の打開札牽制をしよう。 このデッキで唯一、《クリムゾン・ワイバーン》の巻き添えになりうるカードなので注意。
最序盤の除去に《クリムゾン・ハンマー》。 今の環境だと、《ディアブロスト》が出るまで持ちこたえるために必要だと判断した。 4マナに使いたいカードが無いので、《フェアリー・ライフ》は積まなくても良い。
おまけ
- コンセプト:B
- 完成度:B
- デッキパワー:B
- 思い入れ:B
脳内構築のおふざけバージョン。
《薩摩の超人》と組んで強制ブロックさせる。自分は分解してしまったので試せない。 多分ジャイアントが強いから勝てる。
ネクラエルフェウス
お題とカード
エルフェウスのデッキを組んで頂きたいです。ピカリエ込みのAD用でも大丈夫です。
https://odaibako.net/detail/request/85c46d7a-860c-4387-819b-eeee5edd701d
あるものは使う主義なので、この指示が無くてもADで組んでいたと思う。 逆にNDの構築が見たい場合は、そのように明記していただきたい。
《聖霊王エルフェウス》。 5マナ8500のエンジェル・コマンド進化。 1体目に出てくるクリーチャーをタップインにする。
紙版からはパワーが1000下がったばかりか、タップインが最初の1体のみに限定されるという弱体化を受けている。 エンジェルサポートの手厚いデュエプレ環境に参戦するにあたって、調整が必要だったということだろうか。
弱体化したとはいえ、タップインの効果は普通に強い。 パワー8000以下のクリーチャー召喚に疑似的にロックをかけるようなものである。 高パワーカードが出てきても、《悪魔聖霊アウゼス》で倒せばよい。
ガチ環境での採用率こそ高くないが、普通の【アウゼス】に1~2枚挿しておけば十分活躍が見込める。
デッキレシピ
かといって普通の【アウゼス】に入れるのは面白くないので、《エルフェウス》の効果で遊べるデッキを考えてみた。
組み合わせるのは《緑神龍ガミラタール》。 相手の手札にある最もコストの高いクリーチャーを場に引きずり出す。 cip効果を無視するという注釈が付いているが、《エルフェウス》のタップインは適用される。 相手のクリーチャーを無理矢理出させてタップキルしよう。
《ガミラタール》の利点はコストに対するパワーの高さ。 これを活かすには、中速ビートダウンの構築にするのが良い。 《アルファディオス》を待たずにさっさと殴り切るイメージで全体を仕上げた。
緑を入れたことで、普通の【アウゼス】よりも最序盤の動きが安定する。 事故を起こして速攻相手に轢かれる、という負け方を減らせるという点で、白黒・ドロマー・デイガ型とは差別化できていると思いたい。
《ガミラタール》でデカブツが出てくると困るので、《悪魔聖霊アウゼス》も入れておく必要があるだろう。 あまり気は進まないが……。
《エルフェウス》が刺さらない呪文コンには、対の選択肢となる《聖霊王アルカディアス》を出して詰ませる。
エンジェルデッキなので、流石に《聖騎士ヴォイジャー》を入れた。 自分がデュエプレで1番嫌いなカードなのだが、この構築で使わない意味は無いだろう。 出しておくと、《ピカリエ》《エルフェウス》で5マナ進化速攻ができるようになる。
おわりに
今回は2枚とも個性の強いカードで助かった。 この調子で頼む。