【トビゴンゴンセラフィム】
デッキレシピ
- コンセプト:A
- 完成度:A
- デッキパワー:A
- 思い入れ:B
ナチュラルに溶け込んでいる。
キーカード解説
《護聖妖精トビ・ゴンゴン》
5-2500, 白緑のブロッカー。 自分のマナゾーンにカードが置かれたとき、相手の最小クリーチャーを1体タップする。
比較的緩い条件で、継続的にタップキルできるのは面白い。
置きタップとしてのさばっていた《アガピトス》が弱体化を食らったおかげで、 このカードにも光が差したか。
これを軸にした専用構築も面白いが、タップキルは相手がクリーチャーを出さなければ腐る効果。
今回は、このカードを補助的に使える場を探してみたい。
構築解説
《トビ・ゴンゴン》の効果を発動させられるよう、マナを溜めやすい構成。 そして、タップキルに必要なパワーラインを確保できるデッキ。
その条件に当てはまるものとして、今回用意した基盤は【アーク・セラフィム】だ。
《護聖霊騎ラルゴバニス》は、「置きマナブースト」のカード。 セラフィムを出すだけでブーストできるので、《トビ・ゴンゴン》とよく噛み合う。
最初は《トビ・ゴンゴン》とともに4積みしていたのだが、 あまりにも多色事故を引き起こすので減らした。
メインアタッカーの《聖帝ソルダリオス》には、踏み倒し後にマナブーストする効果が付いている。 上手くハマれば、連鎖的にタップキルしていけそうだ。
《霊騎アラク・カイ・バデス》は、味方セラフィムをパワーアップするカード。 タップキルに必要なパワーラインを供給する。
感想
《ウルコス》→《トビ・ゴンゴン》→《ソルダリオス》 (or《アラク・カイ・バデス》)をイメージして組んだのだが、 30戦くらいやって《ソルダリオス》の方は一度も決まらなかった。なんで?
今の時代、火力は《竜極神メツ》《聖鎧亜ジャック・アルカディアス》の2000ラインが標準。 2500の《トビ・ゴンゴン》は、意外と破壊されない。 セラフィムには《トビ・ゴンゴン》なんかよりもっと強力なクリーチャーがいるので()、 《トビ・ゴンゴン》に除去を撃たれることも少ない。
他に組み合わせる基盤としては、《聖獣王ペガサス》《ダイヤモンド・ブリザード》も候補に挙がっていた。 どちらも、《トビ・ゴンゴン》の種族を活かせるのがポイント。
ただし、《ペガサス》は進化V&《トビ・ゴンゴン》で計4枚もカードをプレイしなければならないのがきつい。 《ブリザード》は、もはや《トビ・ゴンゴン》を使うまでも無く強い。 多色で《ブリザード》のブーストを濁すのも美味しくない。
対戦動画
《ウルコス》のせいでトライアル・ディビジョンで使えないのが癪。
【アシガル・デスアルカ】
デッキレシピ
- コンセプト:A
- 完成度:B
- デッキパワー:C
- 思い入れ:B
想像が全て形になるとは限らない。
お題
アシガルピア、ボルカニック・アロー、ヴォイジャー、ベガ、デスアルカディア、クイーンとキングあたりでエンジェルコマンド+シールド喪失追加のギミックを生かして何か作れそうなのですが知識が足りません、ご教授お願い致します。
https://odaibako.net/detail/request/c268adac-d57f-4a3b-8ad5-119ea65f48a0
先に言っておくが、このコンセプトをデッキにするのは難しい。その理由は、主にカードプールである。投稿者さんの知識が不足しているわけではないので、どうか安心してほしい。
キーカード
《アシガ・ルピア》
2-2000。自分のシールドが墓地に置かれたとき、同じ枚数を山札から補充するファイアー・バード。
《ボルメテウス・武者・ドラゴン》のサポート役として活躍……とは言い難いが、まあほどほどにやっている。
《魔聖デス・アルカディア》
6-6000、ブロッカー&W・ブレイカー&スレイヤー。 相手がシールドをブレイクしようとしたとき、 シールド1枚を墓地送りにして攻撃クリーチャーを破壊する。
《アシガ・ルピア》を横に置いておくと、シールドを実質無限に補給できる。
魅力的なコンボだが、デュエプレには《ファントム・ベール》のような、 相手を強制突撃させるカードがほとんど見当たらない。
最初は《ペリオンブレス・ドラグーン》で頑張ろうかとも思ったが、 どう考えても無理があるし、やってみても無理だった。
能動的に運用できないコンボなので、デッキコンセプトにするのは困難を極める。
こういう状況に陥ったら、 「負けまくっても構わない、10戦に1回くらいは決まればいい」 というように要求レベルを下げていくほかない。
構築解説
デイガカラーで構築。
注文のあったカードのうち、 《聖騎士ヴォイジャー》《ボルカニック・アロー》《腐敗聖者ベガ》あたりまではすんなり入った。
多色クリーチャーが少ないので、《キング》《クイーン》ではなく初代《聖霊王アルカディアス》を採用。 除去呪文による《アシガル》《デスアルカ》コンボ妨害を防ぎつつ、 コンボが決まらない相手に対しては《アルカディアス》ビートを仕掛けに行く。
補助アタッカーに《ボルメテウス・武者・ドラゴン》を採用。 《アシガル》がいなくても、置いておける6000火力はちょっと便利だった。
《悪魔聖霊アウゼス》は、入れると途端にそちらに構築が寄っていくので、今回は避けた。 《アシガル》《アロー》で序盤から高火力除去ができるのは、【アウゼス】には無い特長かもしれない。
このまま行くと、《アロー》は《アシガル》以外とのシナジーが皆無になってしまう。 それが嫌だったので、《リバース・チャージャー》をごまかしで入れている。