デッキレシピ
- コンセプト:B
- 完成度:A
- デッキパワー:A
- 思い入れ:B
ADのみ対応。
懐古。
キーカード解説
《電磁旋竜アカシック・ファースト》
4弾収録のVR。
7-6000、W・ブレイカー。 アンタップキラー&モヤシ。 味方のサイバー、ドラゴノイド1体につきコストが1下がる。
9弾では、《エンペラー・マルコ》の収録に合わせて、強いサイバーロードが複数収録された。
まず、2マナでありながらパワー3500で場持ちの良い《電磁星樹アマリンα》。
次に、3マナでキャントリップができる《クゥリャン》。
そして、4マナ3000で場持ちがよく、やはりキャントリップが可能な《剛撃電磁サイバゴン》。
以前はサイバー・ウイルスやドラゴノイドでシンパシー元を稼いでいたが、 今や《ファースト》と同じサイバーロードだけで、十分な数のクリーチャーを用意できる。 そのおかげで、《光器ペトローバ》でこれらをまとめて強化できるようになった。
《ファースト》の素のパワー6000は、現環境でゲーム終盤まで制圧を続けるには微妙に足りない。 《ペトローバ》でパンプすることにより、《ゲキメツ》《ゼンアク》を討ち取れるサイズになれる。
構築解説
《ファースト》の赤青に、《ペトローバ》《アマリンα》の白、《サイバゴン》の緑を加えて4色で構築。 《サイバゴン》を入れないラッカカラーもあり得る。
1マナでシンパシー元にも有用なブロッカー、《トリア》。
昔のよしみで、《マーチング・スプライト》。 このカードを抜けばNDで回せるようになるが、どのみちカジュアルマッチで回せれば良いので気にせず入れている。
《ファースト》で倒せるのは、毎ターン1体だけ。 相手の展開に追いつけない可能性があるため、《無限掌》も入れた。 《ファースト》が出ていないと腐るのと、1回撃てれば十分なため、2枚。
《統率するレオパルド・ホーン》は、緑マナ確保兼上振れ要素。 デッキにW・ブレイカーが《ファースト》しかいなくなる所だったので、パンチャーを確保した。
不気味な《フェアリー・ライフ》2積み。 スペースと色確保の都合でこうなった。 運良く2ターン目に撃てると強い。
《ナチュラル・トラップ》《魂と記憶の盾》《地獄スクラッパー》《雷撃と火炎の城塞》あたりのカードは、 色を見ながらバランス積み。
《エンペラー・マルコ》は、今回不採用。
34サイバー、5マナで《ファースト》を出したいので、マナカーブが被ってしまう。 《マルコ》でドローしても、このデッキはブーストが少ない、キャントリップが多い、 そして《ファースト》がモヤシで手札に返ってくるため、手札を持て余してしまう。
といっても、《マルコ》自体は強いし、《ファースト》が来ない時のサブプランにもなる。 《スプライト》の枠を《マルコ》にするのもアリ。
おわりに
カードプールが狭かった時代には、新しいデッキは新弾のカードを眺めることによってのみ開発できた。
一方、カードプールの広がった今では、 「昔のカードを眺めて新弾のカードと結びつける」という構築方法が徐々に有効になってきている。
これからの時代、特にカジュアルデッキを組みたければ、 古いカードリストを見直してみるのも良いだろう。