【5cサードニクス】
デッキレシピ
- コンセプト:A
- 完成度:A
- デッキパワー:A
- 思い入れ:B
とあるレシピに大きく引っ張られている。 詳細は後述。
お題
いつも面白い構築楽しみにしてます。サードニクスで例えばアルバトロスなどの破壊時効果を使うデッキとかどうでしょうか?僕は組んでプラチナまでは行けましたが、ミケガモさんの構築も見たいです。よろしくお願いします。
https://odaibako.net/detail/request/2251d258-bb96-47b1-887b-10e395d7bcdc
キーカード解説
《魔魂葬のサードニクス》
白黒赤、5-1000。 攻撃時に自分の多色クリーチャーを好きな数破壊し、その数だけシールド焼却&パワーアタッカーを得る。 ターンエンド時アンタップ。
扱い辛い色と発動条件に見合ったリターンを持つ、ロマン溢れるカードだ。 上手く行けば3~4枚のシールドを一気に焼却できる。 ファンデッキ向けのカードとしては、割と強い部類だと思う。
《サードニクス》の効果を使うのは、ゲームエンドが近い時である。 そういうタイミングだと、例えば《電磁傀儡ポワワン》のようなpig効果を使っても、 それを活かせずじまいになってしまう。
破壊する多色クリーチャーは、
- 《霊騎幻獣ウルコス》のように、仕事を既に終えているもの
- 《霊翼の翼アルバトロス》のように、pig効果でゲームエンドを狙えるもの
のどちらかを狙っていくと良いと思う。
構築解説
効果が面白いカードなので、デッキビルダーたちが既に色々なレシピを作り上げている。
その中で特に自分の印象に残ったのがこれ。 一応、最初に上げたレシピは自作しようと頑張ったものだが、 どうしてもこのレシピに近づいてしまった。
そこで、こちらのレシピが如何に優れているかを解説したいと思う。
https://youtu.be/snvDDqsDyxw?t=3944
まず、《サードニクス》は確定。コンセプトなので自分は4積みにした。
次は、《サードニクス》で破壊する多色クリーチャーをふんだんに用意する。
先ほど紹介したように、 cipでアドバンテージを取れる《ウルコス》、 破壊時に打点を増やせる《アルバトロス》は、 《サードニクス》の生贄としてぴったりである。
優秀なpig効果を持っているカードとして挙がるのが、《鎧亜の氷爪メフィスト》。 効果でスピードアタッカーの《居合のアラゴナイト》をデッキから持って来れる。 打点を増やすカードとして有能だ。
《メフィスト》のために青を入れることを考えると、 cipでアドバンテージを取れるカードとして、《剛撃電磁サイバゴン》も候補入りしてくる。 パワー3000のため場持ちが良い点、デッキのコストバランスを整える点でぜひとも欲しいカードだ。 cipだけなら《腐敗聖者ベガ》をはじめとする5マナ2000サイクルの面々も優秀なのだが、 コストとパワーを考えると、今回は《サイバゴン》の方を優先したい。
ここで、《サードニクス》と《メフィスト》《サイバゴン》で、 バトルゾーンに5文明を揃えられることに気が付く。 すなわち、《五元の精霊プラチナム》の出番だ。
現状の候補カードにはビートダウンに強いカードが無いので、 防御力を補完してくれる《プラチナム》はありがたい。 他にも、デッキの上振れ要素、6000のパワーライン、単色カードの確保といった具合に、持てる役割が多い。
残りのスペースは、色バランス、単色・多色の枚数、ドロー・ブースト・トリガーといった各要素の確保を意識して仕上げていく。
《クゥリャン》《エンペラー・マルコ》のセットはドローソース。 《クゥリャン》は、《メフィスト》で呼べる3種類目のカードとして選択した。 《サイバゴン》《クゥリャン》がそれなりの枚数入ったので、《マルコ》を採用できる。
ただ、進化事故が起きると嫌なので、なんとなく《プリズム・ブレイン》も入れている。
ブロッカー突破用カードとして、《バリアント・スパーク》。 力押しができないこのデッキには、このカードが必要だ。
《バリスパ》と同じ用途のカードとしては、《クリムゾン・メガ・ドラグーン》もある。 しかし、自分の《プラチナム》もふっとばしてしまうので今回はボツ。
以上のように、デッキ全体が合理的に組まれた凄いレシピなのである。
このコンセプトに勝てる《サードニクス》のアイデアは、今の自分では思いつかない。
良いものはどんどん吸収して、自分の構築力の糧にしよう。
【スターライトサンゾン】
デッキレシピ
お題
スターライトツリー……サンゾン……はっ!
https://odaibako.net/detail/request/f900e8dd-f515-4cca-8a4f-0ab780d7afaf
は?
……なんちゃって。こちらの構築から着想してくれたのなら嬉しい。
構築解説
サンゾン型の方は、前のスターライト・ツリーデッキをこれと融合した形である。
種族デッキを組むからには、種族で固める合理性を必ず用意しておく必要がある。 そのために、今回も定番の《光器ペトローバ》を採用している。
新規スターライト・ツリー、《電磁星樹アマリンα》が今回のキーパーソン。 《ペトローバ》で選択してやると、サイバーロードまで強化することが出来る。
旧型のスターライト・ツリーは、適当に入れている。 カードパワーは気にしないこと。
ドローソース問題は、《アクアン》に加えて《エンペラー・マルコ》採用で解決を図る。 ただし、《アクアン》で《マルコ》が落ちるという欠陥が、個人的には許しがたい。
お題無視バージョンでは、《凶星王ダーク・ヒドラ》を入れてそれをカバーしている。 綺麗さを求めるあまり、デッキパワーが下がっているかもしれない。
大変申し訳ないが、どちらもあんまり回していない。 しっかり練るとしたらお題無視バージョンのほうかな。