デッキレシピ
- コンセプト:C
- 完成度:B
- デッキパワー:A
- 思い入れ:B
2021/12/22, デスドラゲリオンカップADマスター到達。 ADでも使える。
割と見たまんまなので、解説はそこそこに。
キーカード
《トモエ》
2マナ多色のサイバーロード。 3マナ以下でcipドローできる多色は初。
こんなの【マルコヴァルディ】のためのカードじゃん。
コイツのおかげで《ヴァルディ》もだいぶ出しやすくなった。 まあその《ヴァルディ》は落としちゃうんだけど……。
《ヴァルディ》
やっとギアメタを返してもらえたものの、 デッキパワー自体が控えめのため流行らなかった人。 《武者》は《マッハアーマー》を剥がして上から叩けたが、 《剣誠》には素でパワー負けしているのが残念。
破壊したい単色のクリーチャーがいないのが長らくの悩みだったが、 最近は《ヘヴィ》を破壊できるようになって嬉しそう。
《マルコ》
何でも組める魔法のカード。 バウンス能力をつけてくれたことにもめちゃくちゃ感謝してる。 《トモエ》の手札補充のおかげでバウンスがよりパワーアップ。 《トモエ》《マルコ》でちょうど《ネロ・グリフィス》をバウンスできたときは心が踊った。
構築のこだわり
《トモエ》のドローを落とさないこと
《トモエ》が落とした1枚が致命傷になるとまでは思っていない。 でもドローできたほうが気持ちいい。
黒を12枚確保すること
最初にパパッと40枚集めたら、たまたま黒が12枚だった。 改造案を考えると黒が減る方向にしか動かないので、 せめて12枚はキープすることにした。 本当は14枚くらい入れるべきだと思っている。
採用カード
《トリア》
1-5で《マルコ》進化速攻を狙う。 マナが余ったときにくっつけて出したり、 単色としてマナに埋まってもらったりする。 ほどほどに来てほしいので2枚。
《ポワワン》
破壊されても手札が減らないのがつえー。 ハンデスも地味~に効いてる気がする。 《花籠》でマナを増やしてくれる分には問題ない。 黒で強いと思える貴重なカードのため、4確。
《パイロン》
たまたまドレイクだったので《トモエ》に拾ってもらえる。 最初は1積みだったが、黒の枚数確保で増えた。 ドヤでリンクしてきた《ヘヴィ・メタル》《ゲキメツ》のパンチを返すのがたまらなく気持ちいい。
《ピピッピ》
効果には期待してない。 むしろ情報アドバンテージを相手に与えるのをやめてほしい。
ただ、腐っても2マナ3000。 色調整の都合で2枚にまで減ってしまったが、 火力耐性を考えるともっと積んでおきたいカード。
《クゥリャン》
3ターン目に何も考えずに出してる。 3マナ帯の強いカードが少ないため4枚。 何かあったら削ってもいいかも。
《コメット・チャージャー》
【ラッカマルコ】リスペクト。 こっちは多色が多いので、《コメチャ》《トリア》《マルコ》は難しい。 それでも、たまりすぎた手札を吐くのによく使っていた。 最初は4積みだったが、《ロウバンレイ》4積みに伴って2枚に。
《衝撃のロウバンレイ》
パワー1000&強制攻撃のため、普段はあんまり信用していないカード。 ところがこのデッキは《トモエ》をはじめドレイクが多いので、入れる旨味が大きい。 期待と単色確保で4積み。
《アクア・サーファー》
クソつよトリガー。 《トモエ》で拾えなくても4枚入れる価値がある。
《ビトレイヤル・ドラグーン》
黒単色、トリガー、ドレイク。 要素だけ取って2枚の採用だが、【ガントラビート】などには謎に刺さる。 なんなら最初は4枚入ってた。
かわいい。
《タイガーグレンオー》
流石に速攻メタで必要だった。欲を言えば3積みしたい。 サムライがついているおかげで《トモエ》で拾える。
候補カード
《クラゲン》
試さなくて後悔してるカード。 直近の調整で《ヴァルディ》も持ってこれるようになった。
手札が欲しすぎて《クゥリャン》を採用していたが、 手札は《トモエ》が増やしてくれるので、《クラゲン》も検討してよかったかも。
役割対象は【赤青剣誠】。 3積みの《ヴァルディ》を引けずに負ける試合が多かったので、 《クラゲン》の擬似サーチで対抗してみたい。
しかしながら、2マナ進化元→3マナ《クラゲン》→4マナ《ヴァルディ》の動きには、 序盤から3連続単色埋め&3色揃えが必要。
また、《ヴァルディ》を見せると間違いなく《マッハアーマー》をキープされるので、 その辺のプレイングがどうなるのかじっくり詰めたほうがいいと思っている。
↑ 仮組み。《ピピッピ》を入れたい。
《ロミュナス》
黒単軽量ドレイクで最も入れたいカード。 しかし、2マナ多色軍団は軽減できないので、旨味が少ない。
《タケチヨ》
↓の診断で勧めたが、完全にエアプだった。殴れないのが弱すぎる。 このデッキだと、4t目にサーチ→城を貼るようではトロい。 《ライフ》から繋ぐか、もっとネタコンボ寄りのデッキで使うべきカードである。
《ダキテー・ドラグーン》
パワー3000・3000火力が出る・1軽い・《ロウバンレイ》の効果を使えるというメリットがあるので、一長一短。
レシピ比較について
こんにちは、いつも記事を楽しく読んでいます。 早速本題ですが、私がデッキビルド杯に応募した「ジャック・ヴァルディ」と「鬼面城」を組み合わせたデッキ(添付1枚目)について、配信(part3)で以下のコメントをもらいました。 ①「タケチヨ」を入れたほうが良い ②「スクラッパー」→「タイガーグレンオー」に替えたほうが良い ③「キンタ」よりも「マルコ」を推す 以上のコメントを踏まえたうえで新実装の「トモエ」を投入して、最終的に添付画像2枚目のようなリストに落ち着きました。 さて、コメント③について、私も「マルコ」はとても好きなカードなのですが、このコンセプトにおいては「ドローは鬼面城とトモエで間に合っている」「マルコを採用するならトリアも入れないと高出力が出づらいが、スロットが足りない」という点を重く見て、私は原案通り「キンタ」採用としました。 その後の配信で、ミケガモさんも似たコンセプトのデッキを組んでいるとおっしゃられていたので、私の「キンタ」ver.とミケガモさんの「マルコ」ver.の最終的なリストを比較して、採用カードなどについてどのような点が異なるのかを論じていただきたいと、身勝手ながらお願いさせていただきます。 以上、ご検討のほど宜しくお願い致します。
https://odaibako.net/detail/request/1e3ce0a0-a701-40d6-9420-91c781b7f9bf
このお題を受けて、 《海底鬼面城》《エンペラー・キンタ》入りのレシピも回してみた。 こちらも良いデッキだった。
構成カードこそ近いが、戦術はだいぶ違ってくる。
《鬼面城》型の場合、小型カードを増やして、速攻成分を強めたい。 相手にもドローさせてしまうので、その手札を活用されないうちにしとめよう。
こちらのレシピでは、立ち上がりで「2マナ → 2マナ+《鬼面城》」の繋ぎでどんどん攻めたい。 そこで、2マナ圏のクリーチャーをさらに増やす。 特に火力耐性の高い《ピピッピ》をしっかり積む。
5マナ前後で止めて殴り切るイメージになるので、《キンタ》で速度を出すのは理に適っている。 ジャスキル打点が組めているときの《キンタ》は相当強い。
レシピへのコメント
- 繰り返すが、《タケチヨ》はエアプだった。申し訳ない。
- 《サーファー》は4積みしたい。コイツでだけ返せる状況というのが多すぎる。
- 《コーライル》は自分の思考から抜け落ちていたカード。試してみたい。
《鬼面城》型の課題
《ヴァルディ》《キンタ》のコストが被っている。 2+4の進化速攻なら《ヴァルディ》にもできるので、 《キンタ》を入れるなら《トリア》もセットにして1+4を狙いたいというのが個人的な趣味。
《鬼面城》を張るために手札を使うので、意外と手札が増えない。 《鬼面城》以外のドロソは《トモエ》になるが、《トモエ》のヒット率も《鬼面城》によって若干落ちている。 一方で相手の手札はしっかり増えているので、粘られ始めたときの動きがかなりキツい。 コントロールに対しては、やはり《マルコ》が圧倒的に強い。
総合的に判断して、僅差で《マルコ》型のほうが好み。 《鬼面城》型にしたら《ロウバンレイ》が目に見えて出しにくくなったのが"衝撃"だった。
ただし、これも自分の限られた対戦回数と、個人的な趣向の話。 【バルガライゾウ】などには《鬼面城》型のほうが明らかに強い。 《鬼面城》型を練り込む余地は大いにある。