デッキレシピ
- コンセプト:A
- 完成度:A
- デッキパワー:A
- 思い入れ:A
とりあえず組んだ型を全部上げた。 一番上のリース型が本命。
強いのかな。
お題
はじめまして、いつもミケガモさんのページを楽しく見させてもらっています! 初めてのリクになるのですが、エターナルフェニックスを主軸としたデッキを組んでみていただけないでしょうか? 子供の頃初めて引いたSRで思い入れがあり、なんとか強いデッキにできないかと試行錯誤していますが、いまいちコレだ!というものになりません。 ミケガモさんのアイデアを参考にさせていただければと思います! ※ちなみに私はアポデイタッチの赤緑で組めないかと挑戦してます
https://odaibako.net/detail/request/f3b77a4b-c841-4b0a-8aab-5469d3a99446
これじゃダメ……?
ダメか……。
キーカード解説
《龍炎鳳エターナル・フェニックス》
進化V:ファイアー・バードとドラゴン。 5-12000, T・ブレイカー。出た時に13000以下のクリーチャーを破壊。 場を離れた時、墓地から火のクリーチャーを全て手札に戻す。
11000のアンタップキラーだった紙版と比べると、だいぶ改変されている。 破壊されると自身も含めて墓地から戻ってこれるようになり、永遠の不死鳥の名前に恥じない能力になった。
めちゃくちゃカッコいいカードなのだが、進化Vの中ではこれといった活躍を見せていない。 シークレットレアに抜擢されたにもかかわらず、メタゲームに掠りもしなかったのはとても残念である。
その原因は、能動的に使える効果に特徴が無いから。 cip除去は悪くないものの、クリーチャーを1体だけ破壊しているに過ぎない。 それが終わると、場にいる間は「12000のT・ブレイカー」というところにしか価値が無い。 場を離れた時の効果は特徴的だが、積極的に発動できるものではないし、 墓地回収だけしてもちょっと悠長である。
さらに最近では、強力なライバルも増えている。 決定力では《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》、 盤面制圧では《超竜騎神ボルガウルジャック》に後れを取っていると言わざるを得まい。 DMPP-05の時点でもパッとしなかったのが、最近ではさらに立場が怪しい。
ライバルたちと差別化を図るにあたっては、墓地回収効果を活かすのが活路となる。 そのためには、一度に回収した大量の手札を使うためのマナが欲しい所だ。
《龍仙ロマネスク》
DMPP-08登場。 出た時にタップインで4ブースト、ターンエンド時に1枚セルフランデスする。
《エタフェニ》の進化元になれて、しかも大量ブーストがこなせるというのは都合がよい。 ブロッカーも、防御が薄いドラゴンデッキにはありがたい存在だ。
6マナで召喚すれば、次のターンはランデス&マナチャージ込みで10マナ。 《ルピア》+4マナドラゴン+《エタフェニ》の進化速攻が決まる所までブーストできる。
さらに、セルフランデスでうっかり火のクリーチャーが墓地に落ちれば、 それを《エタフェニ》で回収できるかもしれない。
《エタフェニ》とは相互的に相性の良いカードである。
ちなみに、背景ストーリー上では、《エタフェニ》も《ロマネスク》も仙界からやってきたことになっている。タッグを組むのは必然の理か。
《セブンス・タワー》
もう1つの大量ブーストカード。 基本的には「そんなにマナ溜めてどうすんだ!」というカードだが、 このデッキは上で述べた進化速攻のために10マナ欲しい。
《ロマネスク》とは、ブーストしたマナが即時使用可能であることで差別化できる。 攻め込まれて急がなければならないときにも、片手間で撃てるのが強みである。
構築解説
リース型
基盤はオーソドックスな【リースドラゴン】である。
進化元ドラゴンとしてまず欠かせないのは、 まさに進化Vフェニックスのために実装された《ボルシャック・バディ・ドラゴン》。 貴重なcipドローのドラゴンとして、こき使っていこう。
ファイアー・バードは、《バディ》の探索のために3種に抑えた。 定番コスト軽減の《コッコ・ルピア》、1000火力の《ピアラ・ハート》、 フェニックスを持ってくる《パッピ・ラッピー》が入っている。 できるだけグッドスタッフ性を高めた結果である。
《ロマネスク》を入れると自ずと入ってくるのが、《無双竜機ボルグレス・バーズ》。 大量ブーストからのマナ回収は、言うまでもなく相性が良い。 フェニックスも回収できるので、《エタフェニ》も持ってこれる。
しかし、《ボルグレス》でリソースを取りすぎてしまうと、 《エタフェニ》の墓地回収がもはや不要になってしまう。 この問題に対しては、「デッキ内のドラゴンを多くしない」という消極的な方法で立ち向かうことにした。 この方法は、《アポロヌス》との差別化とも同じ方向性である。
除去トリガーには、お題でも提案されていた《アポカリプス・デイ》を積んだ。 《エタフェニ》ではどうしようもない頭数を処理する算段。 《エタフェニ》を自壊できるかもしれない。 普通に《スパーク》の方が良い説もある。
《ブラッサム・シャワー》《セブンス・タワー》は補助ブースト。 特に《シャワー》は、《エタフェニ》をマナから回収できる器用なカードである。
《フレイムバーン・ドラゴン》は何となくのカード。 《ガルベリアス・ドラゴン》とかでもいい。
シータ型
《ストリーミング・チューター》をパなす型。 小さいカードを連打するデッキなので、大量ドローがあると嬉しい。 ブーストは《セブンス・タワー》に任せ切り。
4c型
リースとシータの融合型。楽しいけど、デッキがスカスカで色事故も多発。
《ブラッサム・シャワー》の探索が確定なのがポイント。
基盤は↓とよく似ている。
候補カード
《ヘリオライズ・ドラゴン》
フェニックスサーチ。1枚くらいは積んでもいい。 《パッピ・ラッピー》よりは強いのだが、これを入れ始めると《アポロヌス》との差別化が難しくなる。
《バルケリオス・ドラゴン》
《エタフェニ》で回収した手札の使い道。 しかし、「これが出る=《アポロヌス》が出せる」ということになるので、難しい。
《翔竜提督ザークピッチ》
今回は《エタフェニ》《ボルグレス》のリソースパワーを信じ、採用しなかった。
《G・A・E》
《ブラッサム・シャワー》《セブンス・タワー》あたりを持って来れる進化元。 《エタフェニ》で回収できないので却下。