ミケガモのブログ

DMPP-31 環境所感

mikegamo.hatenablog.com

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スタン落ち・バランス調整

革命編の中巻にあたる26弾がスタン落ち。 《デスザロスト》《ミラダンテ》《デビルドレーン》が落ちたため、前弾終盤に話題になった【白黒夢幻ザロスト】は短すぎる命を終えた。

《メガマグマドラゴン》は、新章の横並びテーマが来るのを目前にして落ちた。

《皇帝ワルスラ》のG0条件が《研究所》に限定された。 30弾後半に大流行した【青黒オーパーツ】の、 《オールフォーワン》でG0して《オーパーツ》に変換する動きが咎められた。

《サンナップ》のマナ回復がターン1制限になった。 ADの【緑単パゴスループ】が主要因だと言われている。 ほんの少数の猛者だけが研究を進めていた、どマイナーな強デッキだった。 規制は使用率に関係なくかかるらしい。

《バイケン》のエラッタは、場に出なかった場合にバウンスが発動しなくなるというもの。《センノー》の「出せない」に対応するためと思われる。 しかし同時に、盤面制限で場から溢れた場合にバウンスができなくなるという、小さいが無視はできない弊害が発生している。

環境前半

ND

150種収録で、5文明+無色の6種族がプッシュされている。

新規テーマの一番人気は【ジョーカーズ】。 アッパー調整を受けた《ジョリーザジョニー》を武器に、鳴り物入りでやってきた。 ただ、紙時代に存在した超強力無色サポートが無いため、《ジョニー》への依存度が高くなってしまった。 人気のテーマではありながらも、環境を定義するほどの力は無かった。 革命チェンジに《センノー》を刺す、【ネロⅢ天門】などに《誣》で対抗するなど、メタ的なポジションでガチ環境を戦っている。

https://x.com/JokerSilverroad/status/1934103480492507498

新規テーマで頭一つ抜けているのはメタリカ。 《バーナイン》《防鎧》《夢幻》で序盤から盤面展開を優位に進め、強化された《オヴシディア》をその優位を確実なものとする。 《ミラクルミラダンテ》でカウンター力も確保できている。

やはり《夢幻》が強い。 31弾は全体としてデフレ傾向にあるので、30弾基準のパワーを持たせてもらえた《夢幻》が最強になるのはある意味で納得。 盤面制限のあるデュエプレでは、攻撃と防御を1枠でこなせる「攻撃曲げ」が非常に強力だったりもする。

【ジョーカーズ】との対面も有利。《ジョニー》《ダンガンオー》は「出たターンにシールドを集中的に割りたい」カードなので、それを攻撃曲げで避けられる。《センノー》の踏み倒しメタも、ターンを跨ぐ《翔天》ならすり抜けられる。

【フェリックスミザリィ】も時折活躍。 ルーターでデッキをガンガン回して、《ガシャゴズラ》の大量展開、そこからの小型メタカードを使いながらビートダウンする。 初期は青黒型・赤黒型などがそれなりにいたが、圧倒的と言えるほどのデッキパワーは持ち合わせていなかったため、数を減らした。その後は対応力の高さと特有の粘り強さを武器に、少数の玄人が青黒型を使い続けている。

【グランセクト】は受け系のデッキが多いとき、【ビートジョッキー】は低速コントロールが多いときに、 環境の流れを見てちょっと出てくる。

【ムートピア】【マフィギャング】は、種族デッキとしては環境に来れていない。

こうした新規テーマに対してマジレスしたのが、【赤黒ドルマゲドン】。 《デッドゾーン》の面処理、粒揃いのトリガー、そして盤面を問答無用で流す禁断爆発は、 素直な横並べテーマたちを蹂躙した。

ドルマゲドン】が流行ると、それを受け切る【5c耐久ジョリー】も環境に出てくる。 対【ジョーカーズ】も、《テックGo》《ハムカツGo》などを積むことで無理なく対処できてしまった。

少しすると、【ドロマーネロⅢ天門】も出てきた。 《改造治療院》を新弾の強化要素として迎え入れ、レシピの洗練が進んだ。 受け強めのコントロールゆえ、【ドルマゲドン】【ジョーカーズ】などに安定した勝率を叩き出せた。

同じ頃、【ドロマークジルマギカ】の開拓が一部で進んだ。 《ファイナルストップ》を搭載することで、対コントロールにメタを張ったミッドレンジになった。 最終的には数は残らなかったが、地雷デッキのポジションに居続けている。

同じ方向性として、【青単VV-8】も一時的に立ち位置が良かった。

https://x.com/ellen_DMP/status/1930036906521440530

新章テーマが息を潜めると、メタクリーチャーの数が減ることになる。 当然、最強カード《ドギラゴン剣》が黙ってはいない。 トリガー意識の【4cリンネバスター】【マッドデッドウッドバスター】をはじめ、ハイスタンダードな【ハムカツ団】、【デアリガズオーパーツバスター】などが現れた。

こうしたトリガー重視、耐久コントロール系のデッキへの回答として出てきたのは、【メタリカ】だった。ガン有利というほどでもないが、安定した展開力と、《オーリリア》《ミラクルストップ》などのメタ要素を絡めることができるのがポイントだった。

大まかに言うと以下のような感じ。

  • 人気の【ジョーカーズ】
  • ←新章テーマを狩る【ドルマゲドン】
  • ←それを受け切る【5c耐久】【ネロⅢ天門】
  • 上記に満遍なく戦える【ドギラゴン剣】などのビートダウン
  • 総合力の【メタリカ

こちらもドルマゲドン】が強い。《カナサンド》《黒ライオネル》《反逆狼》で耐久するタイプである。レシピの洗練により、《キルザボロフ》の採用が一般的になった印象がある。

AD特有のデッキとして、【赤青罰怒ブランド】が発生。 《無重力ナイン》のG0で《ブランド》を軽量化。 弱体化したとはいえ、「単騎ラフルル」の攻勢は強力。

モルトNEXT】が真面目に強い。 《ドギラゴン剣》《リュウセイジアース》《ドギラゴールデン》の最低限の革命チェンジパッケージを取り込んだ形である。 NDだと【ドギラゴン剣】は受け系のデッキに不利がつくが、ADであれば少なくとも【天門】を《バトライ閣》が粉砕してくれる。

その他、【白単サザン】【青黒Sザーエ】【スノーフェアリー】【成長バスター】など、旧来のデッキもちょこちょこいる。

環境中期のバランス調整

https://dmps.takaratomy.co.jp/news/12470

まず、《ドキンダムゾーン》のコストが増加。 NDの【ドルマゲドン】を少しでも減らそうという意図が見える。 3t《ドルテラ》は不可能になり、4t《ギガトロン》も多色事故のリスクが高まった。

次に、【ジョーカーズ】の強化。 《ニヤリーゲット》が3枚回収となり、さらに《アリゾナヘッドショット》の要求レベルが低下した。 前者は、E2時代に未来予知で弱めに調整したものがフルパワーに戻った形。 後者は、なぜ《ゼロショット》と同じ厳しさだったのかが分からなかったため妥当。

調整後・ND

狙い通りに【ドルマゲドン】は減少した。 ただし【ドルマゲドン】も完全に消滅したわけではない。

【ジョーカーズ】は顕著に増加した。 《ニヤリーゲット》のアッパーは効果てきめん。 リソースが伸びることで、《誣》を狙う長期戦プランも取りやすくなった。 《アリゾナ》も、《ジョニー》の面処理要員としての価値を大きく引き出した。

《誣》《ジョニー》の使い勝手が良くなったことで、《プレリュード》の価値が上昇。 高速・ぶん回りへの対応力も改善され、純粋にデッキパワーが上がった。

《センノー》との遭遇頻度が増えたことで、【ドギラゴン剣】系のデッキは少し立場が悪化した。 しかしながら、【ハムカツ団】は《ブリキン将軍》や《ボルドギ》、【リンネバスター】は《龍帝武陣》などで対抗できている。 新章デッキが強くなるなら、《ドキンダム》の刺さりも当然良くなる。

受け系のデッキを使うのも簡単ではなくなった。 【ドルマゲドン】減少、【ジョーカーズ】への《誣》加入で、イージーウィンの対面が減った。 一方、【ジョーカーズ】の増加自体は受けデッキにとって悪い話ではない。

【ジョーカーズ】に対しては、依然優位を取る【メタリカ】、《ナグナグ》《スパイク7K》で面を取りつつ速度勝ちできる【ビートジョッキー】が刺さる。

調整後は強デッキが多数ある雑多環境になった。

調整後・AD

《ドキゾ》弱体化は、AD仕様の【ドルマゲドン】には無関係。 【ドルマゲドン】【モルトNEXT】のツートップ体制は変わらなかった。

ND以上に【ジョーカーズ】の立場が良い。 【ドルマゲドン】【モルトNEXT】が受け系のデッキを蹴散らし、なおかつそれらの速度はそこそこであることから、《ダンガンオー》で雑に殴る動きがよく刺さる。

殴るデッキが増えまくったことを背景に、【4c耐久ジョリー】が出現。 【モルネク】の《マナロック》の被害を避けるために黒を抜いているのが特徴。