デッキレシピ
- コンセプト:A
- 完成度:B
- デッキパワー:A
- 思い入れ:B
カジュアルマッチで出会ったデッキの再現(調整はオリジナル)。
「火のドラゴンを使わない」という反骨精神あふれる構築はとても好印象である。 実はそれだけでなく、細かい所が上手く噛み合っている良い構築だ。
ちなみに自分は青黒t白アブゾ・ドルバを回していた。 《アブゾ・ドルバ》が5枚ブレイクできる状態で《ホーリー・スパーク》を打ち込み辛くも勝利したが、 構築の美しさでは正直こちらが負けていた。
久しぶりに良いデッキを見せてもらえたことに感謝するため、簡潔ながらこの記事で紹介させていただく。
キーカード解説
《超神龍バイラス・テンペスト》《超神龍アブゾ・ドルバ》
DMPP-02の花形進化ドラゴン2種。
火のドラゴンは非進化であっても強烈な攻撃性能を持っているのに対し、 闇と自然の非進化ドラゴンはサポート系の地味な能力を持つものが多い。 よって、火抜きでドラゴンデッキを組むならフィニッシャーは進化ドラゴンに頼るほかない。
高いフィニッシュパワーを持つ《バイラス・テンペスト》は当然採用。
その一方、《アブゾ・ドルバ》はどちらかというと専用構築で光るカードである。しかし今回はそんなことに構わず、雑に使ってやることにしよう。
構築解説
裏キーカードは《エマージェンシー・タイフーン》。以下に挙げるように、黒および緑のドラゴンと相性バッチリ。これこそがこのデッキの美しさである。
マナブーストに《ボーンおどり・チャージャー》を採用したら、緑の低コストマナブーストを積むスペースが無くなってしまった。
《龍の呼び声》はドラゴンデッキにおける強力なブースト手段だが、このデッキはドラゴン率がそこまで高くないので不採用。
プレイングなど
脳内構築のため省略。
改良点
《緑神龍ジオブリード》の除去は、《クリムゾン・チャージャー》《バースト・ショット》などの火力除去と組み合わせることで一層輝く。 しかしこのデッキでは火が積めないので、《ファントム・バイツ》などで代用するほかない。
《バイラス・テンペスト》まで繋ぐための中コストマナブーストが貧弱。《腐敗無頼トリプルマウス》《無頼電脳スプラッシュアックス》の登場が望まれる。
《アブゾ・ドルバ》を雑に使うと言ったものの、気付いたら構築がかなり《アブゾ・ドルバ》に寄っていた。《アブゾ・ドルバ》のためのスペースを最低限まで削るには、実際に回してみて改良するしかない。
ドローソースが少なすぎて不安になる。《エナジー・ライト》《トリプル・ブレイン》を入れるか。 《二角の超人》増量はまず間違いなく強いが、別のデッキになるのを避けるため、どんなに多くても3枚までにしておこう。