デッキレシピ
- コンセプト:B
- 完成度:B
- デッキパワー:B
- 思い入れ:B
カジュアル帯で沼ってた(?)。
お題
アウグストを使ってコントロールして欲しいです。 場のお掃除もハンデスもできる彼には何かしらポテンシャルがあるはず…と思うのですが、びっくりするほど使いにくいです。なにかいいコンボはないでしょうか…? https://odaibako.net/detail/request/5564b0a7-7784-48c8-a246-1be5128dcdf1
キーカード解説
《邪眼皇弟アウグストⅢ世》
5-5000。自分のカードプレイに、
- クリーチャー:同パワー1体破壊(選べる)
- 呪文:同コストをハンデス
を付与する。
自身が出たときも、パワー5000のクリーチャーを破壊できる。 しかし、現環境でパワー5000のメジャークリーチャーはいない。 アドバンテージを取れるのは、ほとんどのケースで次にカードをプレイしたとき。 しかも、それすら不確定と来ている。 素直に5マナ2000サイクルでも出しておいた方がよっぽどアドを取れるだろう。
デッキビルド杯投稿作品では、《神殿》などの召喚系呪文と組み合わせる案が注目だった。 ただ、回してみると意外と難しい……。
- 《神殿》で破壊 → 出てきたクリーチャーでさらに破壊 → 6コストの呪文ハンデス
が黄金ムーブ。 しかしながら、《神殿》で出てくるクリーチャーのパワーを相手の場に合わせるのは困難である。 全然決まらないので、自分は《神殿》を使うのを挫折した。
《神殿》は極端な例だが、対面によって刺さるカードは全く変わってくる。 中途半端にオールマイティを目指すと、微妙に勝ち切れない構築になるだろう。 それよりかは、特定のカードや対面を想定しながらデッキを組んだ方がいいかもしれない。
一つ間違いなく言えるのが、「呪文ハンデスは、6以外狙う必要が無い」ということ。 デュエプレのカードプールは、クリーチャーに比べて呪文が弱い。 安定して入るのは、《ハンド》《スパーク》をはじめとする6コスト帯のトリガー呪文くらいのものである。 それ以外のコストの呪文を狙い撃つのは、いくらなんでもコスパが悪い。
まずは確実にできること、すなわち「見えている場のクリーチャーを狙うこと」を意識したい。
構築解説
5マナのクリーチャーを5ターン目に出しているようでは遅すぎる。 常在型効果を早くから使い始めるためにも、軽量ブーストは必須と考える。
ネクラ型
コントロールっぽく組んだのがネクラ型。 《ウルコス》《アウグスト》でネクラになるので、そのまま組んだ。 「夫妻ロック」といえばその通り。
頼りになるのはやはり《口寄の化身》。 《ウルコス》《アウグスト》から繋ぐと、なんと5ドローできる。 単色カードでも他種族持ちなのは、サムライ・ナイトの良いところ。
《連珠の精霊アガピトス》は、パワーを使い分けられる貴重なカード。 といっても、出すクリーチャーのカードパワーも考えると、《ムルムル》《ヴァルチャー》を用意するのでいっぱい。
実はパワー1000が入っていない。欠陥と言えば欠陥。 《ウルコス》を《青銅》にする案もなくはないが、 《キング》《クイーン》の種になれることを考えると《ウルコス》がいい。
ガントラビート型
《運命の選択》から、《アラゴナイト》《ウルコス》《ガントラ》の3種を出し分ける。 3000ラインとして《ホッピ・ルッピ》も欲しいところだが、 この3体と比べると単体のカードパワーが足りないので諦めた。
《アウグスト》の能力を高パワークリーチャーで起動することを完全に切っている。 【ガントラビート】などのビートダウンミラーで相手をハメて遊ぼう。
《アウグスト》が地味に5000あるので、ミラーでのパワーライン勝負では地味に強い。 5000ジャストのクリーチャーは相手にいないんだけど……。
《口寄》は手癖で入れている。《アルバトロス》を4積みするのが先か。
お察しの通り、半分プライドを捨ててガチデッキの基盤を借りている。 今回分かったのは、《ガルベリアス》を積まなければ、 【ガントラビート】の理不尽さはだいぶ薄れるということ。
赤ネクラ型
《ゲキ》《メツ》で《ゲキ》《メツ》を破壊したかった。 《ゲキメツ》でしか勝たないからボツ。
デアリガズ型
《二角》で《ゲキ》《メツ》を破壊する案。 ミッドレンジ風にしたかった。
シンプルにデッキパワーが足りない。