デッキレシピ
- コンセプト：B
- 完成度：A
- デッキパワー：A
- 思い入れ：A
ND対応。10弾前に駆け込む。
お題
いつも記事を楽しく読ませてもらっています。話題に上がらなくなって久しい「華憐妖精ミンメイ」のデッキを組んでみてほしいです
ミンメイの難しいところは ・2000なので除去されやすい ・何とか能力が使えてもマナが減るので7コスト以上のカードがプレイしづらい ・ギフトで早出ししても、多色獣が足りなかったりマナが伸びなかったりでうまみが少ない ・ブーストやセイバーを絡めるにも多色獣をマナに用意しながらだと要求値が高くなる だと考えました。そこから「ハンデス連打で除去を落としてからミンメイを着地させるのが一番いい使い方」と結論付け、以下のネクラミンメイができました（カジュアルでしか使っていませんが…）
構築の際に考えたアイデアは ・ミンメイから繋がらないコスト7以上のカードは少なくする。 ・多色獣は除去を抜くためのハンデスと、ミンメイによるマナ消費を補うマナブーストを持つものを中心に採用する ・ミンメイ自身がマナ消費を補えるようにロスチャで多色獣が落ちる構築にする ・ゴッド・多色呪文はなるべく入れない ・ミンメイからスムーズに勝ちに繋がるように多色獣をフィニッシャーにする ・二角をドロソにするとミンメイと喧嘩するので口寄せにする などです 実際カジュアル対戦で「ミンメイが活躍して勝つ対戦」がそこそこ実現できるようになったのでひとまず満足してたのですが、長らくデッキ内容が変わらないのでだんだん飽きてきてしまいました。そこで他の人はどう構築するんだろう？自分の結論とは別の結論があるんじゃないか？と思い今回投稿しました 10弾が迫る中9弾のお題で申し訳ないのですが、よろしくお願いします
https://odaibako.net/detail/request/f167f896-5e95-4d92-8947-cd34ae3ba409
かなり手ごわいのが来た。
送っていただいたデッキレシピがこちら。
ネクラ型へのコメント
送られてきたレシピは相当よくできている。 構築の際に意識したことたちも、筋が通っている。
自分が《ミンメイ》を活かす場合も、
- 墓地からの多色ブーストを活用すること
- ハンデスで除去札落としを狙うこと
の2点を意識して組むと思う。 このレシピを見て、『ハンデス軸ミンメイ』の基盤が↓のようになることを確信した。
投稿者さんの構築は、ネクラカラーに徹した安定版だ。 つい欲張りたくなる気持ちを抑えて、デッキの最高コストを7にしているのは大したもの。 《ミンメイ》を保護する札として、《クイーン》《ジオ・マスターチャ》が入っているのも良い。
さて、見た通りレベルの高い構成なので、 こちらからも遠慮なくどんどん意見を出させてもらおう。
5コストハンデス8枚は過剰。 3マナのブースト札が8枚なので、それよりは少ない枚数でいいと思う。
《べリックス》《アポカリ》の用途が不明。 おそらく単色光マナのつもりなのだろう。 《べリックス》は、《ロスチャ》を連打する意味を感じない。 《アポカリ》は腐りやすいため、ヤケクソになって4枚積むカードではない。 せめて《バリスパ》か《ミューズ・ルブール》にしよう。
ブーストカードが多いのだから、「コスト7以上のカードを少なくする」必要はない。 《ミンメイ》が出なかった場合、8~10マナまで伸びる試合も珍しくないはずだ。
防御面が弱い。 《べリックス》《アポカリ》はそこをカバーしたいのだと思うが、 確定で有効トリガーとなるのが《ハンド》4枚なのは厳しい。 せっかく《ベガ》も入れるのだし、 《バリスパ》《ジャラ》《ナチュトラ》あたりを使って、 有効トリガーを7~8枚は用意したい。
《口寄》4枚に《ミンメイ》4枚は、コストがだぶつき過ぎている。 この構築の《口寄》は大量のドローが見込めるので、2~3枚に抑えてもいい。 それでもドローソースに不安があるなら、除去を吸う《ミスト・リエス》、 手堅い《G・A・E》、パンチャーの《ヘックスペイン》などがデッキを回すカードの候補。
この構築を練る場合の参考になれば。
自分で組んだ5c版
要望は、違うレシピを見てみたいというもの。 しかし、自分は今回『ハンデス軸ミンメイ』の基盤に心を動かされた。 これをベースにして、味付けのほうを変える路線で行きたい。
なんとなくランクマでも戦えそうな予感がしたので、結構ガチで組んでみた。
まず、せっかく《ロスチャ》から《ミンメイ》でマナにセットするなら、 欲張ってデカいクリーチャーを出したい。 《ミンメイ》の対象としては定番だが、《極仙龍バイオレンス・サンダー》に来てもらおう。
構成的に受けが弱い点を解決するため、《聖鎧亜ジャック・アルカディアス》も入れてしまう。 トリガーで出れば、うっかり《ミンメイ》が《バイオレンス・サンダー》に変身させてくれるかもしれない。
マナが伸びるだろうという読みで、高マナ域のパワーカード、《光神龍スペル・デル・フィン》。 元レシピでは《クイーン》が担っていた、除去札封じの要素も盛り込む。
マナ加速を助けるため、《無敵死神ヘックスペイン》。 《ミンメイ》でセットした《サンダー》を落としてしまうのだけが残念だが、 逆に《ヘックスペイン》を先に出せば、《ミンメイ》のブースト対象が墓地にいるということ。
デカブツが増えてきたので、《フェアリー・ギフト》を準備しておく。 7コスト以上の輩を不意打ちで出したり、《ウルコス》などと《ミンメイ》をくっつけて出したりするのに使える。
《アポカリプス・デイ》は、単色白マナ。それ以上でもそれ以下でもない。
こんな感じでどうだろうか。
おわりに
10弾はコントロールが弱い環境になりそうなので、 《ミンメイ》が多少生き残りやすいかも。 《ゲキメツ》がいなくなってくれれば理想なのだが……。
一方で、多色カードが一切収録されないのは悲しい。
《ミンメイ》が《カチュア》のように化ける日が来るのを夢見て、 今のうちから使う練習をしておこう。
対戦動画
準備中……
