デッキレシピ
- コンセプト:C
- 完成度:A
- デッキパワー:SS
- 思い入れ:C
安い・早い・強いの3拍子揃った、最高級にランクマッチ向けのデッキ。 こちらの風が吹くまで運ゲー仕掛けていきましょう。
2020/6/10、初めてのデュエルマスター・レジェンド到達。やっぱり対戦回数を稼げるのは正義。
それにしても、こんなのが勝てちゃっていいのか…?
構築解説
除去トリガーは不要。 トップで何でもいいからクリーチャーを引きたいときに、《テンペストザウルス》など引こうものなら発狂である。 そういう意味では《双神兵カミカゼ》《孤高の願》あたりはワンチャンありそうだが、シールドの1~2枚目で出てこないと意味が無いのでやはり微妙。
あと一手が欲しいときはトップSAだけが頼みの綱なので、3コスSAをもう1~2枚増やしてもいいと感じた。抜くのは《クック・ポロン》。
SA3種の比率は適当である。相変わらず《エグゼドライブ》は2枚しか持っていない。《タグタップ》のパワー2000は、《汽車男》《サーファー》からの殴り返しを受けるときに地味に重要。しかしながら多色事故が非常に怖いので、《ピーカプ》も入れておいた方が良いと思う。
プレイングなど
- 1t目の優先度:《ブレイズ・クロー》>《モスキート》>《ポレゴン》
- 2t目の優先度:《ゴンタ》>《怒髪》《サエポヨ》>《クック・ポロン》
- 3t目の優先度:2マナ+1マナクリ ≧ 《タグタップ》>《ピーカプ》>《エグゼドライブ》
ただし、
- 2t目、相手が赤緑orブリザードの時は、瞬間パワーの出る《怒髪》>《ゴンタ》
- 3t目、手札が尽きかけているなら3コスSA>2マナ+1マナクリ
《火炎流星弾》は必ずキープ。 対白黒ボルバル、対イニシエートは、《サリエス》が出てきても一旦《流星弾》を撃たずに様子見。 高確率で《ピカリエ》《タージマル》が出てくるので、そっちに撃つ。
《モスキート》が殴るのは3マナ溜まってから。 《モスキート》のマナ回収を前提にチャージするにしても、《デーモン・ハンド》《アクア・サーファー》を踏んだ時のことを考えて《ゴンタ》などの高パワークリーチャーから殴る。
対速攻(今の環境だと赤緑、ブリザード)は、お互いの「キルターン」を強く意識する。 下手に相手の手札を増やすと場数を増やされて一斉攻撃されるのと、相手の次ターンの選択肢に「殴り返し」を与えてしまうことになるので、むやみにシールドを割るべきではない。 「次のターンにSAを出されたら負ける」といった基本的な思考から、「このターン1枚だけ割れば、次の自分のターンにちょうど殴り切れる。ゆえに相手に殴り返しを強要できるから、自分はあと2ターンは負けない」といった先の先を考えたプレイまでできると良い。
戦績
- 総合戦績:57勝38敗(勝率60.0%)
<メジャーデッキ>
- 赤緑速攻 2勝2敗
- 青ブリザード 6勝10敗
- 3cドラゴン 3勝1敗
- 4cドラゴン 12勝5敗
- イニシエート 7勝3敗
- 白黒ボルバル 9勝6敗
- 青黒ボルバル 1勝3敗
- トリガーボルバル 2勝2敗
- 5cボルバル 1勝0敗
<マイナーデッキ>
- ペンチカチュア 1勝2敗
- 白入りドラゴン 2勝1敗
- リースバジュラ 1勝1敗
- クローシスガルザーク 0勝1敗
- シータブリザード 1勝0敗
- 青黒ガチャック 0勝1敗
- シータジャガルザー 1勝0敗
- ブリザードカチュア 1勝0敗
- 青黒バロム 1勝0敗
- リースボルバル 1勝0敗
- ドロマーガーディアン 1勝0敗
- 白入りボルコン 1勝0敗
- 不明 3勝0敗
同系は先攻ゲー。
青緑ブリザードは無理。展開力・トリガーの厚さ・軽量除去の全てで勝てないので、相手の事故・プレイングミスを祈るのみ。
案の定、イニシエートに対しては普通に勝てる。
ドラゴンは《フェアリー・ライフ》と《バースト・ショット》を踏んだら負ける。 青入りだと《エマタイ》+《デラセルナ》も怖いけど、こっちが対策できるものではない。
ボルバルにもまあまあ勝てる。 ボルバル系の中では一番食えるはずの青黒ボルバルに対して最も勝率が悪いのは何なのか。
おわりに
マスターもプラチナも、環境はほとんど変わらないと思う。 むしろ、マスターはレートを気にしてない人が地雷デッキを使ってくることがあるため、マッチングするデッキは多様である(プラチナ5付近に近い)。
マスター上位常連レベルになると環境読みの精度・発想力・資産力が違ってくるのかもしれないが、 ちょろっとレジェンドに顔を出すくらいなら無課金・テンプレ構築でも不可能ではないことが改めて分かった。 幸い高いデッキでもないので、挑戦してみる価値はあるだろう。