ミケガモのブログ

Texのメモ。

表の中での改行

tabularのセル内では改行が出来ないので、段落を生成する構文

\parbox{}{テキスト}

を使う。段落幅は自分で決めなければならない。上の行との間隔、セル内の行間を微調整するため、自分が使った時はこんな形になった。

1-1 & 1-2  \\ [+5pt]
2-1 &  \parbox{15em}{\fontsize{9}{5}\selectfont 長いテキスト}


フォントサイズ

\parboxと組み合わせて使った。

\fontsize{サイズ}{行間}\selectfont


下のサイトがとても便利。Excelからのコピペもできる。 www.tablesgenerator.com

プログラミング言語「fortran」のメモ。

全てfortran90のもの。

配列

多次元配列(行列)の初期化

値を入れながら多次元配列を宣言するときは、

A(m,n) = (1次元配列).reshape(shape(A))

とする。配列の中に配列を入れる、という一般的な形での宣言は受け付けてくれない。

さらにここで、悪名高きfortranの多次元配列代入の仕様に注意。reshapeやファイルのreadなどで1次元の数列を多次元配列に初めから代入していく場合、代入される場所は(1,1), (2,1), (3,1)...という順である(普通の言語なら(1,1),(1,2),...となるところ)。例えば

A = (/1,2,3,4,5,6/).reshape(3,2)

を実行すると、結果は

((1,3,5), (2,4,6))

である。

特定行へのアクセス

「ある行をn倍したい」という時など、行の成分をまとめて処理する際は

 A(1,:) = A(1,:)*0.5

のような書き方が可能である。

size,shape関数

size(配列, 次元)

で、任意の次元の要素数を取得できる。例えばある2次元配列で、各行に対しループを回したいときは

do i = 1, size(A, 1)
  (処理)
enddo

としよう。次元のオプションをつけないと、全要素数が返ってくるので注意(3x2行列なら"6"が返る)。

shape関数は、配列の次元を一次元配列で返す。sizeが使えればあんまり出番が無さそう。

if文

if (条件 1) then
  aaa
else if (条件 2) then
  bbb
else
  zzz
end if

条件式を( )でくくる。最後のelseにはthenがいらない。 基本的な構文なのにも関わらず、ググった回数は数知れず。

allocate/deallocate

deallocate文は、一度宣言したallocatable配列の長さをリセットできる。再度allocateすれば、配列の長さを前回から変更することも可能。 ループごとに異なる要素数の配列を用意したいときに有用だった。

real(8),allocatable :: matrix(:,:)
 allocate(matrix(10,15))
~~~
 deallocate(matrix)
 allocate(matrix(20,30))
~~~

ファイル名に番号を割り当てて保存

変数の値ごとに別のファイルに計算結果を書き出す際に使ったコード。 文字列の扱いにはあまり強くないfortranは、

  • character型は長さを手動で宣言しなければならない。
  • char(x) のような構文が使えない。

そのためここでは、

  1. 十分長い文字列を用意する。
  2. 目的の数値をcharacter型に代入する。
  3. trim関数で文字列の余り部分をトリミングする。

という手順を踏んでいる。

real(8) :: x = 1.2d0
integer :: ios
character(len=30) :: filename, fullname

filenum = int(x*10)
write(filename,'(i0)') filenum ! point1: 整数型のfilenumを文字列型のfilenumに書き込み(代入)
fullname = trim('result'//trim(filename)//'.txt') ! point2: trim関数で文字列の余白部分をトリミング
open(unit=filenum, iostat=ios, file=fullname, action='write', form='formatted', status='replace')
if (ios /= 0) then
  write(*,*) 'Failed to open file', filenum
  stop
end if

名前を指定してファイルを開くサブルーチン

character(len=*) :: name とすることで、任意の長さの文字列を引数に取ることができる。

subroutine open_file_read(filename_strings, filenum_integer)
  integer :: filenum_integer, fileopen_ios
  character(len=*),INTENT(IN) :: filename_strings
    character(len=30) :: filenum_strings
    write(filenum_strings,'(i0)') filenum_integer !整数を文字列型に変換
    open(unit=filenum_integer, iostat=fileopen_ios, file=filename_strings, action='read', form='formatted', status='old')

忘れがちなショートカットキーのメモ。

調べては忘れを何度となく繰り返したショートカットキーたちを供養します。


何もないところで右クリック
  1. 「Ctrl+Space」でファイル選択解除
  2. 「Shift+F10」でShift+右クリック

エクスプローラーの表示が「詳細表示」のとき、Windowsのスナップ機能を使って画面半分表示をしていると、"何もないスペース"が無くて無選択の右クリックメニューが開けなくなる。Shift+右クリックからPowershellウィンドウを開くときに使用。


随時追加予定。 …ブログってこんな使い方で良いんだっけか。

BTOパソコンの購入検討メモ

キーボードやらグラフィックボードやらを調べていたら、デスクトップPCが欲しくてたまらなくなってしまった。買うとしたらどんなスペックにしようかを妄想してここに書き留める。

価格表

  • デスクトップ ¥60,000
  • モニター ¥0
  • モニターアーム ¥10,000
  • キーボード ¥20,000
  • マウス ¥0(?)
  • ヘッドセット ¥5,000
  • SSD ¥6,000
  • グラフィックボード ¥0 or 15,000
  • BD/DVDドライブ ¥7,500
  • SDカードスロット ¥1,400
  • 通信系 ¥2,000
  • Office Premium ¥24,000

各パーツ

デスクトップPC本体

IntelのCPUは第八世代でついに6コアに。購入検討のきっかけでもある。狙うは超絶コスパと評判のIntel Core i5-8400。 安さ狙いでBTO発注。タイプは置き場所に困らず、かつカスタマイズしやすいミニタワー型。

モニター

ゲームイベントのスタッフをやったとき、機材提供のために個人で買ったディスプレイを余しているのでそいつを使用。日用でも低遅延モニターを使うゲーマーの鑑(言いたいだけ)。

モニターアーム

今の机のレイアウトをなるべく崩したくない。必然的にモニターおよびアーム取付位置がかなり変なことになりそうなので、融通の利く高級路線のアームが欲しい。レビューの信頼性が厚いエルゴトロンののOEMを検討中。AmazonベーシックかHP、安い方で。

キーボード

REALFORCE。前の記事参照。キーボードだけを研究しているときは「最高級品だしこの値段も納得だな」と思うわけだが、他の機器と並べて見てみるとバカみたく高いのがよく分かる。買うけど。 mikegamo.hatenablog.com

マウス

今のエレコムのM-XGL20DLBK、M-XT3DRBKが使いやすいからそのままで。 …と思ったらなんか出てんじゃん。 ascii.jp ascii.jp

愛用品の上位機種を出すのはやめろ(歓喜)。普通のマウスの方はマクロタイプとサイドホイールタイプの2種類が出ている。どっちかというとサイドホイールが欲しいけど、両方とも興味あり。トラックボールはボタン数が増えてる上に、DPI設定を500/1000/1500と細かく設定できる。すごい。

3つとも2018年6月発売。エレコムのマウスは時間が経つとAmazonで凄まじい値崩れを起こすので、しばらくは「待ち」で。でもこれだけ定価が高い製品は今までにないから、どうなるのか読めない。

スピーカー

キーボードに音量調節ボタンを強く欲していたが、普通にスピーカーの音量調節機能を使えばいいことにさっき気付いた。これだからノートPC脳は…。

設置するのは多分サウンドバータイプ。これまたレイアウトの都合で、高さがあるスピーカーが置けないから。一応今持っているものでやりくりできなくはないけど、せっかくだから買ってもいい気がしている。音に拘りがあるわけじゃないので、高くて3,000円クラスの商品でいいかな。

ヘッドセット

持っているヘッドセットの耳当て部分がボロボロなので買い替えたい。色々試用したのだが、価格、着け心地、音の好みの点から自分的合格判定となった商品が、ASUSのCerberus V2ともう1つくらいしかなかった。1万円越えでも自分好みじゃない音のヘッドホンがたくさんあることにびっくり。

ヘッドホンは今持っているPanasonic RP-HT360(2,000円台!)がかなり気に入っているので、これに安いマイク単体を足せばいいという説も。

SSD

240~256GBのものを購入予定。BTOカスタマイズだと費用がかさむので自分で換装する。 昨冬くらいまで価格が高騰してたけど、2018/6現在はだいぶ落ち着いている。 新規メーカーが多数参入したおかげ、のように見える。

グラフィックボード

Intelオンボードのグラフィックドライバも最近はかなり高性能なようなので、ひとまずは無しで。 追加するなら、十分な性能向上が見込めると踏んだ中で最も安いGTX 1050を選ぶ予定。

BD/DVDドライブ

多分内蔵型BDドライブを買う。

SDカードスロット

これだけはカスタマイズオーダーの予定。

通信系

最新ノートなら無条件でついてるけど、デスクトップだとこれも自分でつけなきゃいけない。 Bluetoothアダプタはもう持っているので、無線LAN子機だけ買えばいい。 有線LANを引っ張ってきてもいいのだが、ちょっと配線が大変かも。

Office Premium Home and Business

永続ライセンスで、特定のPC1台で最新版のOfficeを使い続けられるサービス。2014年あたりから始まった販売形態らしい。知らなかった。

Officeライセンスは期限付きのものを既に持っているが、Premiumは新規購入時にしか契約できないため、後のことを考えてここで購入するつもりでいる。ライセンスを紐づけられるのは最初にインストールしたPCのみで、PCがお釈迦になるとOfficePremiumのライセンスもぶっ飛ぶらしい。ちょっぴり不可解なシステムではあるが、ずっと最新版が使えるのは嬉しい。


順次追記予定。

東プレ REALFORCEが欲しいという話

東プレの高級キーボード、REALFORCEが欲しい。

REALFORCEは、PCガジェット好きなら避けては通れないであろう、ほとんど唯一と言っていい静電容量無接点式キーボード*1Amazonレビュー平均4.8というバケモノみたいな製品である。

2万円~という安めのキーボードなら10個以上買えてしまうぶっとび価格だが、それに見合うだけの素晴らしい使い心地が保証されている。

そして地味に助かるのが、キーボードは高級機種の製品選びに煩わされずに済むということ。例えばヘッドホンなんかは上を見ると本当にキリが無く好みも分かれるので、仮に高いお金を出す決心がついたとしても「何を買うか」が(少なくとも自分は)なかなか決められない。しかしREALFORCEは、キーボード界では値段・性能のどちらで見ても絶対的な最上位機種だ。必ず"最高級"の製品を手に入れられるという安心感は、自分にとって非常に有難い。


実際に店頭で初めて触ったのは確か3~4年前。暇つぶしのためにPC周辺機器コーナーをぶらぶらして、展示品のキーボードを片っ端からいじっていた時、私はREALFORCEに出会った。

一目惚れだった。

キーを打った心地は最高級の寝具にダイブしているような感覚。その時はたまたま静音モデルを試打したのだが、静音のキー音はもはや官能的とすら言える。 たかがキーボードと思っていたが、これほどにも違うものなのか。

数年の時を経て、デスクトップPCに触れる機会が増えた私は、「キーボード おすすめ」などと検索し、REALFORCEと必然の再会を果たした。ノートパソコンにばかり目が行っていたあの頃とは違う*2。とうとう購買意欲に火がついた。

そんなこんなで、REALFORCEの情報をリサーチ。REALFORCEの山ほどある品番の特徴については、↓のサイトが非常に詳しく解説してくれている。

pasokatu.com

自分が欲しいのは以下の機能である。

  • 一律45g
  • 静音式
  • 音量調節キー

……

……無い。

これらを全部備えたキーボードが、無い。

こんだけいっぱいあるのに無いのかぁ…。
どれかを諦めなければならないので、一度整理してみる。

押下圧45g

30g、45g、変荷重の3択。 REALFORCEを買う以上一番大事にしたいのが打鍵感だが、一番しっくりくるのが45gだった。変荷重を選ばない理由は、

  • ゲームに使うかもという万が一の可能性
  • 荷重が異なるアンバランスさがなんとなくイヤ

の2つ。30gは最高級タイプ限定で、店頭の試打では少し軽すぎるかなという印象。買った人からは絶賛の声が挙がっているが、自分は押下の力が強めなのと極端にタイピング数が多いわけではないのとで45gが良い。

これを妥協すると、全部入りの最高級モデルが候補になる。

静音

初めて触った時の感動点。打鍵感に直接の影響はないものの、静音モデルの落ち着いたタイプ音はやはり心地よい。一応非静音モデルのカシャカシャ音がどの程度気になるかを確認するため、もう一度試打してみたい。

これを妥協すると、APC搭載モデルまたはゲーミングモデルが買える。どうせならゲーミングにしちゃおうかな。

音量調節キー

APC切換キーのついでとして新装されたキー。今使っているキーボードの音量調節ボタンが想像以上に便利だったため、検討に至った。極限まで快適さを求めるなら欲しい機能。ノートなら本体側面にボリュームダイヤルがあるけど、デスクトップPCの音量調節って普通はどうするものなんだろう。

これを妥協すると、静音モデルが買えるようになる。ただ静音モデルはレーザー印字(高級なのは昇華印刷)なのが微妙なマイナスポイント。ほとんど変わらないかもしれないけど。

うーん、なかなか決まらないな。心の中ではゲーミングモデルが面白そうだな、と思っている。だが静音性を犠牲にできるのかどうか。早いとこ試打しに行かなきゃ。


追記: レビューによれば、RGBモデルはキーボードの打感が他のREALFORCEシリーズと異なり、ややカシャカシャ感が強いらしい。キーのぐらつきやLEDライトの不具合を指摘する投稿もあったし、候補からは外れてしまうかもしれない。

追記

試打してきました。印象・考え方が結構変わったのでレビュー。

静音モデル

ここに来てめちゃめちゃ迷っている。自分が見初めたのは確かに静音モデルだ。しかし通常モデルを打ってみると、別に打鍵音がうるさいわけというわけではなく、むしろ小気味よい音だとすら思う。逆に静音モデルの方は音が小さいので、「上質な打鍵音を味わう」という点では物足りないかもしれない。静かな部屋なら静音でも十分聞こえそうだが…。現時点では通常モデル優勢。

APC搭載モデル

静音モデルへの拘りを捨てると、APCモデルも候補に入ってくる。自分が本当に欲しいのは音量調節キーである。APCはCapslockの誤反応を防げたらいいな、という程度の認識だ。しかし、そもそも音量調節はスピーカーでも可能なことを考えると必須の機能ではない。通常モデルとの差額で、良いスピーカーとヘッドセットを買った方が満足度が高くなりそうである。

それと真面目に検討し始めて思ったが、上位モデルは黒の印字が見辛い。自分は記号をよく打ち間違える不完全ブラインドタッチなので、ホームポジションから遠いキーはチラ見で確認することがある。こういう時に印字が見えないのは少なからずストレスだ。昇華印刷は確かに魅力だが、金字もストレートにカッコいい。やはり通常/静音の選択になっていきそうである。

変荷重タイプ

文字入力だけに関して言えば、意外と違和感はなかった。まあでも等荷重タイプで。

ゲーミング(RGB)

別物と思った方が良い。ちなみに第一世代REALFORCEのHi-Proはこいつにやや似ていた。

目を引くのはバックライト機能だが、実は使用感も通常のものとは大きく異なる。キーの打感は一般的なゲーミングキーボードのそれに近く、音もカシャカシャとメカニカルな感じ。キートップはつるつるで、やはりこれもゲーミングっぽい質感。REALFORCEらしさをかなぐり捨てて、いかにゲーミングに寄せるかに焦点を当てて開発された製品なのだろう。打感はかなり自分好みなので全然アリだが、今回は初めてのREALFORCEなので正統派の方で行くことにしよう。

*1:HKKPも東プレのOEMなので実質完全一択のようなところがある

*2:持っているのは今もノートだけだが