東プレ REALFORCEが欲しいという話

東プレの高級キーボード、REALFORCEが欲しい。

REALFORCEは、PCガジェット好きなら避けては通れないであろう、ほとんど唯一と言っていい静電容量無接点式キーボード*1Amazonレビュー平均4.8というバケモノみたいな製品である。

2万円~という安めのキーボードなら10個以上買えてしまうぶっとび価格だが、それに見合うだけの素晴らしい使い心地が保証されている。

そして地味に助かるのが、キーボードは高級機種の製品選びに煩わされずに済むということ。例えばヘッドホンなんかは上を見ると本当にキリが無く好みも分かれるので、仮に高いお金を出す決心がついたとしても「何を買うか」が(少なくとも自分は)なかなか決められない。しかしREALFORCEは、キーボード界では値段・性能のどちらで見ても絶対的な最上位機種だ。必ず"最高級"の製品を手に入れられるという安心感は、自分にとって非常に有難い。


実際に店頭で初めて触ったのは確か3~4年前。暇つぶしのためにPC周辺機器コーナーをぶらぶらして、展示品のキーボードを片っ端からいじっていた時、私はREALFORCEに出会った。

一目惚れだった。

キーを打った心地は最高級の寝具にダイブしているような感覚。その時はたまたま静音モデルを試打したのだが、静音のキー音はもはや官能的とすら言える。 たかがキーボードと思っていたが、これほどにも違うものなのか。

数年の時を経て、デスクトップPCに触れる機会が増えた私は、「キーボード おすすめ」などと検索し、REALFORCEと必然の再会を果たした。ノートパソコンにばかり目が行っていたあの頃とは違う*2。とうとう購買意欲に火がついた。

そんなこんなで、REALFORCEの情報をリサーチ。REALFORCEの山ほどある品番の特徴については、↓のサイトが非常に詳しく解説してくれている。

pasokatu.com

自分が欲しいのは以下の機能である。

  • 一律45g
  • 静音式
  • 音量調節キー

……

……無い。

これらを全部備えたキーボードが、無い。

こんだけいっぱいあるのに無いのかぁ…。
どれかを諦めなければならないので、一度整理してみる。

押下圧45g

30g、45g、変荷重の3択。 REALFORCEを買う以上一番大事にしたいのが打鍵感だが、一番しっくりくるのが45gだった。変荷重を選ばない理由は、

  • ゲームに使うかもという万が一の可能性
  • 荷重が異なるアンバランスさがなんとなくイヤ

の2つ。30gは最高級タイプ限定で、店頭の試打では少し軽すぎるかなという印象。買った人からは絶賛の声が挙がっているが、自分は押下の力が強めなのと極端にタイピング数が多いわけではないのとで45gが良い。

これを妥協すると、全部入りの最高級モデルが候補になる。

静音

初めて触った時の感動点。打鍵感に直接の影響はないものの、静音モデルの落ち着いたタイプ音はやはり心地よい。一応非静音モデルのカシャカシャ音がどの程度気になるかを確認するため、もう一度試打してみたい。

これを妥協すると、APC搭載モデルまたはゲーミングモデルが買える。どうせならゲーミングにしちゃおうかな。

音量調節キー

APC切換キーのついでとして新装されたキー。今使っているキーボードの音量調節ボタンが想像以上に便利だったため、検討に至った。極限まで快適さを求めるなら欲しい機能。ノートなら本体側面にボリュームダイヤルがあるけど、デスクトップPCの音量調節って普通はどうするものなんだろう。

これを妥協すると、静音モデルが買えるようになる。ただ静音モデルはレーザー印字(高級なのは昇華印刷)なのが微妙なマイナスポイント。ほとんど変わらないかもしれないけど。

うーん、なかなか決まらないな。心の中ではゲーミングモデルが面白そうだな、と思っている。だが静音性を犠牲にできるのかどうか。早いとこ試打しに行かなきゃ。


追記: レビューによれば、RGBモデルはキーボードの打感が他のREALFORCEシリーズと異なり、ややカシャカシャ感が強いらしい。キーのぐらつきやLEDライトの不具合を指摘する投稿もあったし、候補からは外れてしまうかもしれない。

追記

試打してきました。印象・考え方が結構変わったのでレビュー。

静音モデル

ここに来てめちゃめちゃ迷っている。自分が見初めたのは確かに静音モデルだ。しかし通常モデルを打ってみると、別に打鍵音がうるさいわけというわけではなく、むしろ小気味よい音だとすら思う。逆に静音モデルの方は音が小さいので、「上質な打鍵音を味わう」という点では物足りないかもしれない。静かな部屋なら静音でも十分聞こえそうだが…。現時点では通常モデル優勢。

APC搭載モデル

静音モデルへの拘りを捨てると、APCモデルも候補に入ってくる。自分が本当に欲しいのは音量調節キーである。APCはCapslockの誤反応を防げたらいいな、という程度の認識だ。しかし、そもそも音量調節はスピーカーでも可能なことを考えると必須の機能ではない。通常モデルとの差額で、良いスピーカーとヘッドセットを買った方が満足度が高くなりそうである。

それと真面目に検討し始めて思ったが、上位モデルは黒の印字が見辛い。自分は記号をよく打ち間違える不完全ブラインドタッチなので、ホームポジションから遠いキーはチラ見で確認することがある。こういう時に印字が見えないのは少なからずストレスだ。昇華印刷は確かに魅力だが、金字もストレートにカッコいい。やはり通常/静音の選択になっていきそうである。

変荷重タイプ

文字入力だけに関して言えば、意外と違和感はなかった。まあでも等荷重タイプで。

ゲーミング(RGB)

別物と思った方が良い。ちなみに第一世代REALFORCEのHi-Proはこいつにやや似ていた。

目を引くのはバックライト機能だが、実は使用感も通常のものとは大きく異なる。キーの打感は一般的なゲーミングキーボードのそれに近く、音もカシャカシャとメカニカルな感じ。キートップはつるつるで、やはりこれもゲーミングっぽい質感。REALFORCEらしさをかなぐり捨てて、いかにゲーミングに寄せるかに焦点を当てて開発された製品なのだろう。打感はかなり自分好みなので全然アリだが、今回は初めてのREALFORCEなので正統派の方で行くことにしよう。

*1:HKKPも東プレのOEMなので実質完全一択のようなところがある

*2:持っているのは今もノートだけだが