ミケガモのブログ

アナギフトドルバロム【デュエプレ】【DMPP-07N】

ふと、環境で通用するか気になった。

デッキレシピ

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  • コンセプト:B
  • 完成度:S-
  • デッキパワー:S-
  • 思い入れ:A

NDマスター帯で45勝40敗、勝率52.9%。 プラチナからマスターへの昇格には使えるけど、 レートをバリバリ上げるには向かないなぁ……という感触。

7弾環境ももう終わるので、供養しておく。

構築の背景

アナカラーの経緯

6弾環境で登場した環境デッキ、【青黒ドルバロム】。

《ロスチャ》《リバチャ》などを絡めて、最速6ターン目、 そこそこ安定して7ターン目に《ドルバロム》を降臨させるデッキである。

7弾環境では、準環境デッキと環境外デッキの狭間を生きている。 その理由は、やはり環境の高速化。 元よりアグロには間に合わずに轢き殺されていたが、 今ではミッドレンジ相手でも召喚が間に合わないケースが増えている。

しかし一方で、7弾環境のメジャーデッキの多くは黒があまり入らない。 《ドルバロム》を出すことさえできれば、大きく優位に立てそうである。

そこで思い出したのが、 カジュアルマッチで黒緑型の【ドルバロム】が使ってきた《フェアリー・ギフト》からの《バーロウ》。 7弾環境で【カチュア】を強化した《ギフト》の力を【ドルバロム】に取り込めば、 今の前寄せ高速環境でも通用するのでは?と考えて構築に至った。

《ギフト》を入れると、3→5→7の繋ぎから5t《ギフト》《バーロウ》という鬼のような繋ぎもできる。 が、条件が厳しすぎるので、基本的には6t召喚を狙うことにした。

6t《召喚》なら、ブーストは《ロスチャ》1回だけ撃てればOK。 ブーストを頑張る必要はないので、 ドロソとハンデスの要素がある青黒型をベースに、《ギフト》をタッチする構築にした。

結論から言うと、タッチ《ギフト》構築は割と成功だったと言える。 ちょい事故した【ブリザード】や【パンダ】にもギリギリ《ドルバロム》が間に合って勝ちを拾える試合が多かった。 青を残しておくことで、最強の中継ぎ役《腐敗電脳アクアポインター》、 パーツ集めの《エナジー・ライト》を使えるのもかなり良かった。

ただ、6t目の《ギフト》《バーロウ》はたられば感が強かった(予想していたほどではなかったが)。 前寄せ・上振れを狙分ければ生き残れない環境なのでそうするしかないのだが、 そんなに都合よく引けるデュエルばかりではない。

また、打点を一気に揃えて殴ってくる【ツヴァイ】【メカオー】【アポロヌス】相手だと、 結局《ドルバロム》を出せずに終わることが多かった。 こちらの《ドルバロム》はベストで6ターン目、安定は7ターン目以降。 一方、これらは最速4~5ターンでフィニッシャー降臨、ちょっと遅くても6ターン目には殴ってくる。 結局間に合わないのである。

デッキとしての欠陥

【ドルバロム】を初めて回してみて気付いたのは、 このデッキタイプには「特定のカードに依存しすぎている」という欠陥があるということだ。

《ドルバロム》を出すためには、《ロスチャ》《バーロウ》の2枚を絶対に引き込まなければならない。 《ロスチャ》が引けない間に、《ドルバロム》を2枚先に引いてしまったデュエル。 ガン有利対面にもかかわらず、《バーロウ》4枚が未公開領域15枚に埋まって落としたデュエル。 100戦もしていないのに、酷い事故を起こしてなにも出来なかった試合が3~4回ある。

速攻を除き、事故は全てのデッキに共通の要素である。 しかし、今の環境にいるコンボデッキは、「引ければいい」カードの種類が多い。 【アポロヌス】なら《ボルシャック・バディ・ドラゴン》で《コッコ・ルピア》を持ってこれる。 【ブリザード】は《進化の化身》持ち、【ツヴァイ】はドローソースが豊富で、【メカオー】は超神星6枚積み。 パーツを引き込める確率が高いので、割と事故が起きにくい。

これに対して、コントロール側は刺さるカードをピンポイントで手札に持ってくる必要がある。 ベストタイミングの《ファントム・バイツ》や《炎槍と水剣の裁》、【天門】なら《ヘブンズ》《ザーディア》。 対アグロならシールドから対処札を取れることもあるだろうが、コンボデッキは始動までシールドを割って来ない。 コントロール側にかなり分が悪い勝負なのが分かるだろう。

一応、最近のコントロールは《ゲート》《サファイア》の別ルートを取れるが、 【ドルバロム】は本当に《ドルバロム》を出すしかない。 そんなの事故るに決まっている。

【ドルバロム】に関して言えば、8弾の《ダンディ・ナスオ》で《ロスト・チャージャー》問題は少しマシになるかもしれない。 しかし結局、探索に悩まされるハメになりそうである……。 探索がなければ《バーロウ》もサーチしたいところだ。

構築解説

《ドルバロム》《バーロウ》《ロスチャ》《ギフト》のコンセプトカード4種は説明不要。

《ダーク・ライフ》

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黒入りの緑マナ。基本的にマナに埋める。 たまーーーに《ロスチャ》→《エナジー・ライト》から繋いで、3→5→7を狙ったりする。 《ギガヴォル》と棲み分けしていた時期もあったが、そのムーブを考えると《ダライフ》で良いだろうと結論付けた。

緑には入れたいカードが無いので、《ギフト》と《ダライフ》の2種8枚のみ。

エナジー・ライト》

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ドローソース。青黒型だと《アクアン》が使えるのだが、《ギフト》を引き込みたいのでこっち。 6マナ、すなわち《ギフト》《バーロウ》の直前のターンに3→3で動けるのは便利だったりする。

《ファントム・バイツ》

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妨害札。最初は入っていなかったが、やはり必要だと判断。

《幻槍のジルコン》

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《ドルバロム》を捨てるのはおまけ。

本命は《ドルバロム》で落ちない青マナ基盤……と見せかけて、実は《ドルバロム》後の詰めカード。 ブロッカーを立てて、軽量orトリガークリーチャーによる反撃を防ぐのが重要である。 黒緑型にすると詰めに《ジルコン》を使えないことになるが、どうするのだろうか。

《解体人形ジェニー》

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ハンデス。しかし、1回使ったくらいではコンボを止めることはできない。 カラーリング的にも警戒されるので、有効に働いたデュエルはほとんど無かった。 この型だと、詰めていくと抜けるかも。

青黒型の場合、《ジェニー》《ポインター》の連打で遅延するのが重要になるので、3積みくらいしたいかも。

《リバース・チャージャー》

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長期戦用。大体マナに埋めているので、これも要らないかもしれない。

《ダライフ》《ジルコン》で落としたクリーチャーを回収出来ると美味しいが、 このデッキはクリーチャーが少ないのであまり上手く行かない。

《腐敗電脳アクアポインター

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つえー。初手に来たら苦い顔でマナに送る。

《不浄の魔人ジャラ》

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黒クリーチャーのトリガー、たまにブロッカーになる。 それで十分。

《デーモン・ハンド》

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確定除去。《悪魔聖霊アウゼス》はこれで倒す。 《ドルバロム》後にちょろちょろ出てくるクリーチャーを刈り取るにも重要。

不採用カード

《ブレイン・チャージャー》

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上振れ5t《バーロウ》を狙うためのパーツ。 しかし、パーツをしっかり集めた方が良いのと、 《ドルバロム》によるセルフランデスで吹き飛んでいくのが意外と苦しかったのとで《エナライ》にした。

《アクア・サーファー》

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最初は入れていた。 マナにしても場に出しても結局《ドルバロム》で墓地送りになるのでサヨナラ。

《覚醒のタンザナイト

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青黒のマナ要員、兼コントロール対面でのリソース札。 《ジルコン》と入れ替える形で試験投入していたが、 コイツが《ジルコン》だったら負けなかった試合がすぐに来たので、即刻クビにした。

環境デッキとの相性

戦績から判断。ただし【テクノロジー】だけ理論値で補正(特大事故や明らかなプレイミスで負け越したため)。

  • 【5c天門】ガン有利
  • 【4c天門】有利
  • 【除去サファイア】有利
  • 【テクノロジー】微有利
  • 【パンダネルラ】五分
  • 【カチュア】微不利
  • 【赤白アポロ】微不利
  • 【赤緑速攻】微不利
  • 【ブリザード】微不利
  • 【ツヴァイ】不利
  • 【メカオー】不利

《ギフト》を入れてこれである。青黒型はどうやって戦っているのだろうか……。

ちなみに、85戦中【ドルバロム】ミラーが6回も発生した。 アナカラーはいなかった。 青黒型はリソース負けするので不利。 黒緑型はリソース勝ちするので有利。 謎の赤黒型には運良く勝てた。

おわりに

いけそうだと思ったデッキが微妙に勝ち切れないのは悔しいものだ。 同時に、勝てるデッキをビルディングできるプレイヤーは凄いと思った。