ミケガモのブログ

マッハダクバグナver.13【デュエプレ】【マスター】【DMPP-13】

デッキレシピ

  • コンセプト:B
  • 完成度:A
  • デッキパワー:A
  • 思い入れ:A

22/5/4, チャクラカップADマスター。

キーカード解説

《緑神龍ダクマバルガロウ》

DMPP-04収録のSR。 ウェーブストライカーや《バルホルス》《ザーディア》など、DMPP-03に引き続きパワーカードが多く収録された弾である。 そこに混ざる《ダクマバルガロウ》を初めて見た時、皆さんはどう思っただろうか。

おぼろげな記憶を辿ると、評価はまちまちだったと思う。

ほぼ無条件で7-21000のQブレイカー、さらに攻撃時に+3アドと来れば、コスト論的には明らかなオーバースペックである。 その一方で、返しに《ハンド》を食らったら終わりだし、4枚ブレイクできてもシールドが1枚残るため突っ込むのも微妙だという辛辣な見方もあった。

環境では、《サファイア》が6弾で収録されてガチデッキになった【カチュア】に入っている時期があった。 しかし7弾で《フェアリー・ギフト》が来ると、《ヘリオス・ティガ・ドラゴン》《ダーク・サラマンダス》のデアリガズ型が主流に。 8弾で《バイオレンス・サンダー》が来てからは、ほとんどが5c型になった。 構築が洗練された結果、《ダクマバルガロウ》は【カチュア】に入らなくなってしまった。 カジュアル構築の【連ドラ】にいたりいなかったりというくらいだ。

こういう「ハイスペックだがあまり使われなかったカード」に、自分は弱い。 溢れ出るポテンシャルを感じ取れれば、構築意欲も沸き立つというものだ。

何も感じ取れない。

構築解説

新弾要素はない。基盤は前に組んだこれ。

mikegamo.hatenablog.com

  • 4《マッハアーマー》→5《ギフト》《ダクマバルガロウ》、クロス
  • 4《マッハアーマー》→5《スプラッシュアックス》→7《ダクマバルガロウ》、クロス

の美しい繋ぎが目標。

平常時の《ダクマバルガロウ》は、自身の攻撃でシールドを追加してもパワーが23000で、ギリギリQブレイカーにとどまってしまう。 しかし、そこに《マッハアーマー》の2000パンプが乗れば、パワー25000の5枚ブレイカーになれる。 殴られればタップキル、殴られなければシールド全ぶっぱだ。

サブプランも前と同じく、《緑神龍バグナボーン》。 奇しくも《ダクマバルガロウ》と同コストなので、同じマナカーブに乗せてやれる。 ブーストできる《ダクマバルガロウ》と、マナを削る《バグナボーン》は相性もいい。 彼もまた性能の割に使われずくすぶっているので、この際一緒に活躍させてやるべし。


《ギフト》《ダクマバルガロウ》はもちろん4。 《バグナボーン》は最初4だったが、腐り気味だったので3にした。 《スプラッシュアックス》4枚は過剰気味。

《マッハアーマー》が何よりも大事なので、《バルット》もフル積みで8枚体制。

《タイガーグレンオー》はおなじみの火力トリガー。 はじめは《バグナボーン》の探索種類が増えないようにしたくて《地獄スクラッパー》を積んでいた。 しかし《マッハアーマー》入りのこのデッキでは、コスト減とSA化ができる《タイガーグレンオー》の価値が普通よりも高い。 また、《地獄スクラッパー》のメリットはパワー3000~5000のクリーチャーを対処できることだが、 このデッキでは《ダクマバルガロウ》が中~大型クリーチャーを悠々と殴り返してくれるので、 それよりは小型処理に集中できる《タイガーグレンオー》のほうが噛み合っている。

そう感じて入れ替えてみたら、探索がブレて困ることは意外にもなかった。 むしろ、選択肢が一つ増えた点、マナに何もいなくてスカることがなくなった点で、メリットのほうが大きかった。

《バルット》《タイガーグレンオー》は、《バグナボーン》から踏み倒すとそのままSAで殴れる。

《ホッピ・ルッピ》は《鼓動する石版》より優先して入れている。 序盤にブーストしてマナに行き、後から《バグナボーン》で吊り上げる動きがある。 たまにしかやらないけど。

《ドルボラン》は、《キング・アルカディアス》や《ゼンアク》で詰まない意識。 あと青マナ。

《デュアル・スティンガー》は、2種類目のギアとして1枚だけ採用。 《ミルザム》《ゼンアク》などを処理したい。 これができるから《バルット》は強い。

ゲームプラン

ビート:有利、コントロール:微不利。

殴ってくる相手には《ダクマバルガロウ》で殴り返せばまず負けない。 速攻相手には間に合うかどうかの勝負。 コントロール相手もリソースを稼ぎながら勢いよく殴りかかればいいのだが、《メタル》で《マッハアーマー》を割られるとキツい。

まずは何が何でも《マッハアーマー》設置。 やることがなければ2枚目《マッハアーマー》も設置する。 《ダクマバルガロウ》で割り切り、《バグナボーン》や追い《ダクマ》で詰めるのが基本。

5枚割り切れるなら、積極的に《ダクマバルガロウ》で突っ込む。 《キリコ》《Bロマ》なども、次に出されるタイミングで5枚ブレイクを決めれば十分。 5枚ブレイクを決めた後の《ダクマバルガロウ》のパワーは15000なので、《キリコ》《Bロマ》にも叩かれない。 処理されるとしたら《デスドラ》だが、そうなったら《マッハアーマー》で適当にSAを作ればいい。

全く《ダクマバルガロウ》を引けない時にのみ、《バグナボーン》から始動することもある。 ただし継戦能力が低いので、あまりやりたくない。

原則として、《ダクマバルガロウ》《バグナボーン》はSAで走らせる。 ただし、《マッハアーマー》の設置に躓いている間に相手が《カチュア》《Bロマ》《デスドラ》などのビッグムーブを打ってきそうな場合、 SA化できずとも《ギフト》《ダクマバルガロウ》を待機させておくのはアリ。 デカい奴は立ってるだけで強い。

おわりに

先月の宣言通り、《ダクマバルガロウ》で走り切れた。 《マッハアーマー》《ギフト》《ダクマバルガロウ》のマナカーブが気持ちいい。 なんで《ダクマバルガロウ》に魅力を感じるのかと思ったら、ATがトリーヴァカラーの動きだからだと気付いた。

いずれ使いたいカードに《ルナ・ブリッツホーク》があるんだけど、難しそうだなぁ。