ミケガモのブログ

白緑/白青チャクラゲー【デュエプレ】【マスター】【DMPP-15】

デッキレシピ

緑型。

青型。

  • コンセプト:C
  • 完成度:A+
  • デッキパワー:A
  • 思い入れ:A+

2022/9/19, ラストストームカップADマスター到達。 今期はあと1ヶ月あるのだが、新弾前に上がりたかったので急いだ。

キーカード解説

《時空の雷龍チャクラ》

皆さん、「チャクラゲー」してますか?

紙時代は、覚醒編2弾《超次元ドラヴィタ・ホール》で白5マナホールが8枚体制になったことで安定するようになった「チャクラゲー」。 デュエプレでもチャクラゲーを楽しもうと思って《ドラホ》を楽しみにしていたところ、 あろうことか天敵《爆竜 GENJI・XX》との同時収録になってしまった。*1 結局、14弾のND環境では使えずじまいに。

こうなったら《チャクラ》スタン落ちのタイミングでNDを走ろうか……などと思案していたのだが、 よく考えると《未来設計図》から繋ぎたい《霊騎幻獣ウルコス》がAD専用カードなので、 結局ADになるんじゃんということに気付いた。 思い立ったが吉日、ADで回すデッキも決まっていなかったので(←サムライはどうした?)、サクッとデッキを組んでランクマへ向かった。

構築解説

共通

4t《シャニホ》《ドラホ》に特化。 普通にブーストする緑型と、《王機聖者ミル・アーマ》《氷牙フランツⅠ世》で軽減して繋ぐ青型を作った。 総合力では僅差で緑型に軍配が上がるが、青型にも強い点・面白い点があるので甲乙つけ難い。

15弾でこのデッキを組む意義としては、《光源の使徒ラーサ》の存在が大きい。 エンド時アンタップにより、《グレート・チャクラ》が攻守一体のデカブツになる。 寝ている《グレート・チャクラ》は「《GENJI》ATブロッカー破壊→殴り返し」や「《ガドホ》《ガンヴィート》」で一発退場してしまうが、アンタップできていればこれらを防げる。 さらに、シールド数で負けていてもホーリー・フィールドを有効化。 殴られると覚醒できず置物になるという《チャクラ》の残念ポイントをバッチリカバーしてくれる。 このデッキの影の立役者である。 個人的にこういう「確定除去でしかどかせないが、除去札を切りたくはない」という絶妙な厄介さのカードが好き。

《チャクラ》は2積み。 その理由は《時空の精圧ドラヴィタ》の覚醒条件を満たすため。 2体の覚醒を狙うことはほぼ無い。

《ドラヴィタ》は《チャクラ》がポンコツな状況でとりあえず出す。 最終的に《ドラヴィタ》か《チャクラ》どちらかが覚醒しないと勝てないので、《ドラヴィタ》を出している時点で結構しんどい。

緑型

《未来設計図》からの《霊騎幻獣ウルコス》《青銅の鎧》、《ドラホ》に繋ぐ。

《大神秘イダ》でSAを確保。

格好つけた《超神龍アルグロス・クリューソス》は全然出番が無かった。 《チャクラ》を上回るパワーでシールドを割られ覚醒が阻止された場合、 返しのターンに置物となった《チャクラ》から進化して、 攻撃してきたクリーチャーも含めフリーズさせてカウンターパンチするという構想だった。 現実には、シールド負けした《チャクラ》は《ラーサ》で強引に覚醒を狙いたいので、《アルグロス》へ進化するのは憚られた。 《チャクラ》を出した次のターンには7マナ溜まっていないという根本的な問題もある(トリガー《ライフ》も無い)。

一方、《アルグロス》の進化元のつもりで入れた《光神龍ベティスは、《ドラヴィタ》の覚醒条件を満たすのに役立った。皮肉。

《お清めトラップ》は【MRC】に勝つために後から入れた。 本来なら《青銅》や《ライフ》を入れるところだが、《お清め》にするだけで対【MRC】が安定するんだからしょうがない。

採用を迷ったカードとして、《将騎 センジン・スタリオン》。 《エル・ドラード》《ディアボロス》《バルカディアス》などのキツすぎるカードを除去できる。 しかしながら打点にはならないのが難点。 ブロッカー無視は《パワード》でもできるので、役割が被りがちである。 クロス時の性能だけ考えるなら《鬼装 オーガ・フィスト》を積みたいのだが、こっちは除去がついてないのでなんとも。 《アルグロス》の位置を《センジン》に変えて試してみるのはアリ。

青型

ブースト役は《ミル・アーマ》《フランツ》。 除去されると崩れるので、立ち上がりに関しては緑型のほうが安定している。

青でまず撃ちたいのが《シークレット・クロックタワー》。 緑型だと超次元呪文は素引きするしか無いが、青型なら呪文も含めて引き寄せることが可能。 呪文軽減した上で撃つ1マナの《シクロ》も素晴らしい。

次いで、《ザ・ストロング・スパイラル》の存在。 《ディアボロス》《ドラヴィタ》などの厄介なサイキックをサクッと返却できるのがグッド。 一応《ミルザム》《エルドラード》も役割対象だが、どうせすぐ出てくるのでこれが勝ちには繋がらなかった。

《超次元サプライズ・ホール》は《エクストラ・ホール》と迷った。 《サプホ》は対速攻・ビート、《エクホ》は【MRC】とコントロールに有効。 【MRC】を《エクホ》だけで抑え込める気がしなかったのと、トリガーを多めにしたかったため《サプホ》を選んだ。

自分のADデッキにしては珍しく、《コルテオ》でも《バリスパ》でもなく《ホーリー・スパーク》。 場もマナも溜まりにくいので採用。


絶対的なデッキパワーでは緑型が勝る。 青型は《フランツ》《ミル・アーマ》という脆さを抱える一方、それらが並んだときの爆発力と、不利対面での抵抗手段がいくらか残っているのが特長。

ゲームプラン

全然チャクラゲーできない。

4t《チャクラ》、5t目に覚醒してビートダウンする。 5t目はホールで《アンタッチャブル》を2体撒くのがベストムーブ。 このくらいのことしか考えずに組んだら痛い目を見た。

警戒していた《アクア・バースター》《ザ・ストロング・スパイラル》《GENJI》は意外と喰らわなかった。 それよりも困るのが、覚醒した後に押し切れないパターン。 13500のビートダウンを捌いてくる相手には何もできずに負ける。

とりあえず、【ドロマー天門】【ネクラ超次元】は不利。 《エル・ドラード》《ミルザム》《ディアボロス》が出てくるとほぼ詰みで、《バルカディアス》は試合終了。 緑型は確定除去を入れていないので絶望的。 青型は《ストスパ》のおかげでほんのりマシだが、諸々キツすぎることに変わりはない。

スノーフェアリー】も普通に不利。単純に力負けする。 青型は上振れれば抵抗できる……かもしれない。

その他の対面には《チャクラ》で殴っていけばそこそこ戦えるが、それも決して楽な道のりではなかった。 場合によって《ドラヴィタ》を立てたり、《ラーサ》で逆転を狙ったり。 お手軽ビートダウンのつもりで組んだのに、プレイング地獄に苦しめられた。

おわりに

《チャクラ》は時と場合によって強い。が、常に強いわけではない。 《ラーサ》《ドラヴィタ》でちょっとだけカバーしたが、基本的には特化構築のため対応力が低い。 上を目指すための構築としては道を踏み外している。 結局、【ネクラ超次元】【ドロマー天門】を制すためのアイデアは最後まで出てこなかった。 何か良い案があったら教えて欲しい。

*1:紙だと《GENJI》は覚醒編3弾