ミケガモのブログ

デュエプレ DMPP-10EX 環境考察メモ

はじめに

NEXT →

mikegamo.hatenablog.com

← PREV

mikegamo.hatenablog.com

環境の現状

デッキタイプはかなり多い。

体感でTier1と言える使用率を誇るのは、【赤青剣誠】【ガントラ】【ナイト】。

デッキパワーで行くとそこに【メカオー】が、 荒らし系の需要まで含めると【ゼロフェニ】が加わる。

さらにその下にひしめき合う、

  • 速攻:【黒緑速攻】(AD)
  • ビートダウン:【武者】
  • コンボ:【ボルフェウス】【アポロリペア】【ツヴァイ】
  • コントロール系:【5cコン】【赤ドロマーコン】【天門】

のメンツ。

新弾リリース直後

《ゲキメツ》殿堂に伴い、【5cコン】は失墜。 他にも【デイガ武者】【デイガロマノフ】など、数多くのデッキが再編を余儀なくされた。

リリース直後は、 《ブラッディ・シャドウ》で安定感を増した【自壊ゼロフェニ】、 《バレット・バイス》でようやく形を成した【ドロマーナイト】が溢れる。 特に【ゼロフェニ】は規制予想を裏切って生き延びたとあって話題を呼び、 ランクマは一時的に阿鼻叫喚の図となる。

ハンデスの嵐につき、マッドネス搭載デッキの価値が上昇。 主に増えたのは《早雲》持ちの【ラッカ武者】。 前環境トップ【デイガ武者】の使用者を拾った。

流行とまではいかないが、 《ザークピッチ》持ちの【アポロリペア】、 《ウー・ワンダフォー》を組み込んだ【リースパンダ】も、 最終的に立ち位置が良かった様子。

少し経った頃、新たなデッキとして確立されたのは【赤青剣誠】。 リソースを取ってからの《モノノフ》→G・ゼロ《剣誠》で、一瞬で打点が揃うのが特徴。 プランも豊富、《モノノフ》でトリガーケア可能。 新感覚で高出力なデッキとして、Tier1に躍り出る。

メタ期

環境は相変わらず《マッハアーマー》が支配。 前環境では雑な《ゲキメツ》パンチが対抗手段の一つだったが、今環境ではそれもない。

【ガントラ】【パンダ】【除去コン】らのスペースにゆとりのあるデッキは、 《アレクセイ候》《ユリウス》《バ・キーン》といったギアメタで対処するレシピが増えた。

一方、デザイナーズデッキはあくまで自分の動きを押し付けて《マッハアーマー》に対抗した。

【赤青剣誠】は【武者】よりも速度と制圧力で劣るため、以前よりも横並べを許してもらえる。 《ソウジ》で盾を割ってくるなら、カウンターも決めやすいというもの。

また、ギアメタを積んでデッキパワーを下げた相手に対しては、 デザイナーズパワーで以前よりもイージーウィンできる。

抜群の安定感を持つ【メカオー】、《メツ》減少で追い風に乗った【ツヴァイ】、 警戒されない隙を突く【アポロリペア】にとっては、かなり動きやすい環境だったようだ。

それとこの頃、《ボルフェウス》が《クイーン》《デル・フィン》のロックを無視して呪文を唱えられてしまうバグが発見される。 バグを悪用できるから……という思考だけで使っていた人はあまりいないと思うが、ともかく【ボルフェウス】が注目を浴びる。 元からデッキパワーが高い上、【ゼロフェニ】【武者】【剣誠】らの小型系に強い点が環境に適合していた。

《ミルザム》を活かそうとするプレイヤーは【天門】を研究。 王道のドロマー、カードパワーに寄せたデイガ、【サバイバー】や【マルコ】との融合など、色々な型が開発された。 ただ、流行りの【剣誠】は《デュアル・スティンガー》で簡単に対策できるのもあってか、 テンプレ構築と呼べるものは出てこなかった。 トップ層の構築では、【ボルフェウス】と《ミルザム》入り【天門】が融合。 さらには《ネプチューン》で展開系デッキをメタるものまで現れ、結果を残した。

【ゼロフェニ】は、墓地メタや小型除去を意識した構築が出てきたからか数を減らす。

ナイトは《ロレンツォ》が強かった様子。