はじめに
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環境の現状
デッキタイプはかなり多い。
体感でTier1と言える使用率を誇るのは、【赤青剣誠】【ガントラ】【ナイト】。
デッキパワーで行くとそこに【メカオー】が、 荒らし系の需要まで含めると【ゼロフェニ】が加わる。
さらにその下にひしめき合う、
- 速攻:【黒緑速攻】(AD)
- ビートダウン:【武者】
- コンボ:【ボルフェウス】【アポロリペア】【ツヴァイ】
- コントロール系:【5cコン】【赤ドロマーコン】【天門】
のメンツ。
ロマノフCUP最終日のグラフです📊
— まめ#BEANS (@sumamame) 2021年11月1日
見よ!このバランスの良い分布を!!
NDメカオー1位なのはなんかマズい気がするけどね!!!
現状ゼロフェニは減少、ジャイアントとザガーンは環境外って感じかな
11月も頑張ろうね〜#デュエプレ #BEANSDATA pic.twitter.com/6cvnN19zkP
Twitter上で拾ったロマノフカップ最終100位入賞者のデッキをまとめました。
— akira (@kurage_akira) 2021年11月1日
一名で複数件使用と記載しているものもすべて含むので参考程度にどうぞ。
新弾前の実績は除外しています。
両方でメカオーが単独トップ。
特にNDは全体の30%に上り、2番手にトリプルスコアを付ける圧勝です。#デュエプレ pic.twitter.com/aOuR1Augjc
新弾リリース直後
《ゲキメツ》殿堂に伴い、【5cコン】は失墜。 他にも【デイガ武者】【デイガロマノフ】など、数多くのデッキが再編を余儀なくされた。
リリース直後は、 《ブラッディ・シャドウ》で安定感を増した【自壊ゼロフェニ】、 《バレット・バイス》でようやく形を成した【ドロマーナイト】が溢れる。 特に【ゼロフェニ】は規制予想を裏切って生き延びたとあって話題を呼び、 ランクマは一時的に阿鼻叫喚の図となる。
ハンデスの嵐につき、マッドネス搭載デッキの価値が上昇。 主に増えたのは《早雲》持ちの【ラッカ武者】。 前環境トップ【デイガ武者】の使用者を拾った。
流行とまではいかないが、 《ザークピッチ》持ちの【アポロリペア】、 《ウー・ワンダフォー》を組み込んだ【リースパンダ】も、 最終的に立ち位置が良かった様子。
少し経った頃、新たなデッキとして確立されたのは【赤青剣誠】。 リソースを取ってからの《モノノフ》→G・ゼロ《剣誠》で、一瞬で打点が揃うのが特徴。 プランも豊富、《モノノフ》でトリガーケア可能。 新感覚で高出力なデッキとして、Tier1に躍り出る。
メタ期
環境は相変わらず《マッハアーマー》が支配。 前環境では雑な《ゲキメツ》パンチが対抗手段の一つだったが、今環境ではそれもない。
【ガントラ】【パンダ】【除去コン】らのスペースにゆとりのあるデッキは、 《アレクセイ候》《ユリウス》《バ・キーン》といったギアメタで対処するレシピが増えた。
一方、デザイナーズデッキはあくまで自分の動きを押し付けて《マッハアーマー》に対抗した。
【赤青剣誠】は【武者】よりも速度と制圧力で劣るため、以前よりも横並べを許してもらえる。 《ソウジ》で盾を割ってくるなら、カウンターも決めやすいというもの。
また、ギアメタを積んでデッキパワーを下げた相手に対しては、 デザイナーズパワーで以前よりもイージーウィンできる。
抜群の安定感を持つ【メカオー】、《メツ》減少で追い風に乗った【ツヴァイ】、 警戒されない隙を突く【アポロリペア】にとっては、かなり動きやすい環境だったようだ。
それとこの頃、《ボルフェウス》が《クイーン》《デル・フィン》のロックを無視して呪文を唱えられてしまうバグが発見される。 バグを悪用できるから……という思考だけで使っていた人はあまりいないと思うが、ともかく【ボルフェウス】が注目を浴びる。 元からデッキパワーが高い上、【ゼロフェニ】【武者】【剣誠】らの小型系に強い点が環境に適合していた。
《ミルザム》を活かそうとするプレイヤーは【天門】を研究。 王道のドロマー、カードパワーに寄せたデイガ、【サバイバー】や【マルコ】との融合など、色々な型が開発された。 ただ、流行りの【剣誠】は《デュアル・スティンガー》で簡単に対策できるのもあってか、 テンプレ構築と呼べるものは出てこなかった。 トップ層の構築では、【ボルフェウス】と《ミルザム》入り【天門】が融合。 さらには《ネプチューン》で展開系デッキをメタるものまで現れ、結果を残した。
【ゼロフェニ】は、墓地メタや小型除去を意識した構築が出てきたからか数を減らす。
ナイトは《ロレンツォ》が強かった様子。