デッキレシピ
- コンセプト:B
- 完成度:B
- デッキパワー:A+
- 思い入れ:B
10/12, ロマノフカップNDマスター到達。
プラチナ5-2から使って、46-31。 体感めちゃくちゃ苦しかったが、6割勝てていたらしくて驚いた。
↓ まともじゃない【ペガサス】。
お題
実は今期、マスターまで使いたいデッキが見つからなくて困っていた。
そこに現れたのが↓の2つのお題。 どちらもちょっとガチ路線でデッキを組んでほしそうな要望に見えたので、 ニコイチにしてしまったのが今回のデッキ。
人さまから貰ったアイデアで走るのもなぁ……という後ろめたい気持ちがあったのだが、 11弾環境になると自分の大好きな五王がスタン落ちしてしまうことを思い出して、 今使っておくことにした。
ミケガモ様 いつも動画を見させていただいております。
私はずっと「聖獣王ペガサス」が大好きで、ランクマにもそのデッキで頻繁に潜ってエンジョイしていますが、やはりどうせならより強く、ペガサスを活躍させてあげられるデッキを組んでみたいのです。 ミケガモ様は「英霊王スターマン」が好きなカードだと拝見しましたので、同じ五大王のよしみで、ペガサスのデッキを組んでみてはいただけないでしょうか。「聖獣王ペガサス」以外のカードの指定はしません。
私の組んだペガサスデッキのパターンは以下の通りです。
・ペガサスの効果で踏み倒すのを最大限活かすタイプ。 「サファイア」・「ムゲン・イングマール」・「スペル・デル・フィン」を計11枚積んだもの。 素材が除去されそもそも出せない、ペガサスガチャを失敗した場合の後続が続かないのが弱点。あと手札事故が……
・↑を改善するために、サバイバーと組んだもの。 「ガリア・ゾールα」がガーディアンなので組んでみました。 ペガサスで出したいようなでかいカードとサバイバーが枠を取り合って中途半端な出来に。
・ならばと思い、昔からあった「ヘブンズ・ゲート」と組み合わせたデッキ。今はこちらを使っています。 個人的にペガサスの弱点だと思っている、ペガサスガチャを失敗したときにもドロー要素の「アクアン」や「ロードリエス」を入れて、手札の確保。「パーフェクト・ギャラクシー」や「アガピトス」でフィールド上のカードアドバンテージを確保できれば、と思って組みました。
長々となり申し訳ございません。 上記の拙いデッキをベースにしていただいても構いませんし、ミケガモ様のアイデアで、お好きなように作っていただければと思います。 お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
https://odaibako.net/detail/request/7f0fdeb6-c041-4929-a80d-978409676b42
ミケガモさん、どうか『キング・レムリア』を救ってやってください。謎に4枚も引いてしまった上に、テクノロジーが殿堂してしまったので使い道がなくて困っています。新カードと組み合わせて活躍できるかも…と思い続けて砕かずに来ましたが、そろそろ迷いが出始めています。ミケガモさん、レムリアはもう一線には立てないのでしょうか。なんとかもう一度バトルゾーンを踏ませてあげてください。お願いします。
https://odaibako.net/detail/request/f551a21d-dc6d-4b7e-adb1-028ea3874e11
キーカード解説
《聖獣王ペガサス》
強化後の《ペガサス》は結構なパワーカードだと思っている。 直後に出た《ツヴァイランサー》やらなんやらで印象が薄いけど。
《ペガサス》の当たり枠(目安:6コスト以上のパワカ)は、デッキに8枚前後入れておくのがちょうどいい。
一般的には、《サファイア》を踏み倒す構築が主流。だが、それは自分の好みではない。 《ペガサス》で3枚ブレイクすると、《サファイア》が割れるシールドが残り2枚になってしまうからだ。 あと単純に、《サファイア》のような「単体でゲームに勝てちゃうカード」が好きじゃない。
踏み倒したいのは、自分の感性だと《PG》《スペル・デル・フィン》。 そして、その次に来るのが《レムリア》である。
《キング・レムリア》
4枚持ってた。砕いてなかった自分を褒めたい。
《テクノロジー》DP殿堂以降、まともに場に出す手段は《ペガサス》か《インフェルノ・ゲート》しかない。
《ゲート》なら単体で仕事ができる《サファイア》か《スペル・デル・フィン》を出すべきなので、 殴って圧をかける《ペガサス》と組むのがいいと思う。
今回潜ったところ、「《サファイア》じゃダメ」な状況を《レムリア》が解決してくれることがかなりあった。 具体的には、【5cコン】が大型クリーチャーを並べてきたとき、 および【天門】が盤面をガチガチに固めてきたとき。
特に今の環境だと、《サファイア》だと歯が立たない《ゼンアク》を処理できるのが大きい。 勝ち筋が見えない時、《レムリア》一点狙いで特攻することもしばしば。 《ゼンアク》にブロックされたとしても、《ペガサス》の効果は2回発動するので、 そのどちらかで《レムリア》を引ければいいやって感じ。
構築解説
まともな《ペガサス》を組むときに頼りになるのが、 《光波の守護者テルス・ルース》《連珠の精霊アガピトス》のセット。
《テルス・ルース》は、2000火力に引っかからず、 なおかつ《ゲキメツ》《ドルバロム》のランデスを防げる。
《アガピトス》が強いのは言わずもがなだ。 《アガピトス》が《テルス・ルース》を引っ張ってこれるので、 ガーディアン少なめでも進化しやすい。
お題からアイデアを得て、《知識の精霊ロードリエス》。 《ペガサス》が引けない時のサブプランとして、 こいつと《アガピトス》でじっくり展開するルートを取れる。
《ヘブンズ・ゲート》は《ロリエス》と同時に採用を決めた。 ちなみに、5弾環境後半にいた《ヘブンズ》《ザーディア》入りの【ペガサス天門】は、 【天門】のくせにドローが薄くて許せないデッキだった。
《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》は、《ヘブンズ》と《ペガサス》の弾。 スペースが見つからず1積みにくすぶっている。 《デル・フィン》も積みたいけどスペースががが。
《ヘブンズ》でビート対策をしているという名目があるので、軽量ブーストは少なめ。 《ロリエス》で多色カードが増えすぎていることを考慮して、 《霊騎幻獣ウルコス》よりも《青銅の鎧》を優先している。
運がいいことに(?)、《ウルコス》が《青銅》に勝るシーンに一度も遭遇しなかったので、 これで正しかったと思う。
《勇猛護聖ウォルポニカ》は、《護聖霊騎ケスト・リエス》と非常に迷ったところ。 というか今も結論が出ていない。《ウォルポニカ》視点のメリット・デメリットは以下。
- メリット
- 緑の種になれる
- 実質3マナで進化速攻しやすい
- 《ロリエス》でドローできるので補完でブースト
- ワンチャン《レムリア》手出しがあるためブーストする意義が大きい
- デメリット
- 多色事故が起きる
- 《ガントラ》と相討ちできない
- 選択肢を広げるためにドローしたい場面も多い
《護精霊騎ヴァルチャー》は、 《アガピトス》から緑の種を引っ張ってきたいときのために積んでいる。 割と出番はあった。
《進化の化身》は微妙な枠。 なんだかんだで必要なのだが、序盤のマナカーブとしては相当微妙。
環境での立ち位置
【武者】【ガントラ】は五分~微不利。 4ターン《ペガサス》を決めるか、トリガー《ヘブンズ》を上手いところで踏ませるか。
【5cコン】は微有利。 素早く《ペガサス》で攻め込むのもいいし、 《ロリエス》《アガピトス》でリソースじゃぶじゃぶにしてもいい。
【ロマノフ】は五分だと思うのだが、理不尽トップで負けるケース、 こちらの激強トリガーで返すケースと、毎回展開が極端でよく分かってない。
そのほかだと、【ドロマー天門】有利、【サムライ】有利、【メカオー】不利くらい。
おわりに
今回マスター到達が苦しかったのは、やはりアイデア部分を人に頼ってしまったからだと思う。 根幹部分に自分の思念が宿っていないデッキを回し続けるのは、辛い。 ちゃんと自分でデッキを考えられるように精進したい。