ミケガモのブログ

青単リーフビューバイロン【デュエプレ】【マスター】【DMPP-09EX】

デッキレシピ

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  • コンセプト:A
  • 完成度:A
  • デッキパワー:A
  • 思い入れ:A

8/20, ゼロ・フェニックスカップADマスター到達。

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キーカード解説

《レジェンダリー・バイロン

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DMPP-01収録、リヴァイアサン進化のSR。 自分の水クリーチャーをブロックされなくする。

マイナー種族進化で自軍強化。 我が相棒《ジェネラルマンティス》と近いものを感じる。 前々から使いたかったのもあって、今期の課題カードに選んだ。

最大のネックが進化元。

リヴァイアサンは超重量級種族。 《キング・クラーケン》とかいう赤ちゃんを飛ばすと、 次は《キング・ケール》《キング・ヘルゴラント》の5マナ。 その次が《キング・ポセイドン》《キング・ムーγ》の6マナだ。 進化できる気がしない。

次いで、効果。

適用範囲は青クリーチャーだけ。 デッキのカラーリングは、かなり縛られる。 しかも、青のクリーチャーは伝統的に貧弱だ。 並べておくのはかなりしんどい。

仮に上手く並べることができたとしても、それだけではダメ。

まず、ホーリー・スパーク》を積むような構築なら、それを使えばよくなってしまう。

青のカードに限定しても、 相手ブロッカーを飛ばせる《クリスタル・パラディンが、 《バイロン》の行く手を阻む。 《バイロン》はW・ブレイカーでこそあるが、 《パラディン》は進化速攻しやすいため、打点の数で優位に立つのは難しい。

一応、トリガー《ヘブンズ・ゲート》をケアできるのは利点なのだが、 相手の構築・その場の運次第なのがモヤッとする。

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なんで1弾のカードと差別化しなきゃいけないんだよ。

試作品

最後の型になるまでの過程。

『青単ジャグラー型』

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最初の最初に組んだのは、《ディープ・ジャグラーを並べる青単ビート型。 《ジャグラー》が延々と《魂と記憶の盾》に吸われていくのと、 全然《バイロン》のマナまで辿り着かなかったので、すぐに断念した。

『青緑マルコ型』

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さて、困ったときの《エンペラー・マルコ》。 《ジェネラルマンティス》をキャリーした時のように、 《バイロン》も連れて行ってほしいと縋りついた。

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ジャグラー》型でマナの不足を感じていたので、青緑軸で構築。

《剛撃電磁サイバゴン》は、場持ちの良い青クリーチャー。

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《マルコ》が来ない時は、《キング・ポセイドン》でデッキを回す。 ブーストをやや過剰に積んで、4ターン目に《マルコ》か《ポセイドン》を出せるようにしていた。

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候補カードとして、《無頼電脳スプラッシュアックス》《式神イノセント》も試したものの、 手札で余らすシーンが多かったため抜いてしまった。

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微調整しながら結構な数をこなしたが、これがまあなかなか辛かった。 デッキの中身はスカスカ、なおかつドロー後の爆発力もトリガーも無いため、 一度劣勢になると巻き返すのが困難。 ドローしすぎて、気付いたら山札が切れていたなんてこともよくあった。

弱くはないけど強くもない。星はあんまり稼げない。

コンセプト自体にもあまり自信が無かったので、もう一度構築を見直すことにした。

『青単リーフビュー型』

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再掲。

構築を見直すとは言ったものの、 《バイロン》のために青主体でデッキを組まなければならないので、 カラーリングの選択肢は少ない。 ライバルカードまで意識すると、選択の余地はさらに狭まる。

赤を混ぜるなら《烈流神》で良い。 白を混ぜるなら《スパーク》で良い。 緑は上手くいかなかった。 黒はなんかダメそう(ホントか?)。

結局、初志貫徹で青単に舞い戻ってきた。

ここでふと、とある人の

陽キャじゃ乗り越えられない壁も《コスモビュー》なら超えてくれる」

という名セリフが頭をよぎった。 そういやADだと【リーフメビウス】の《コスモビュー》が強いんだよなぁ。 入れてみるか。

ということで《ルナ・コスモビュー》投入。 あるときは《リーフ》連打から、あるときは《テクノロジー》から、 あるときは相手のシールドブレイクから、インチキ打点を生成する。

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そして、ここで気付いた。 パラディン》との差別化、できてるじゃんと。

《テクノロジー》を積んでいるので、《スパーク》を使わない理由もできている。

バイロン》を使う意義が明確に見えてきたので、自信を持って構築できた。

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最終的に、進化元は《キング・ケール》のみに絞った。 3000のブロッカーとバウンスというシンプルな効果は、時代が進んだ今でも使いやすい。

《ケール》で重要だと思っているのが、 《ケール》の上に《バイロン》を乗せると、打点が 0 → 2 になって奇襲が利くこと。 単体スペックが高い《ポセイドン》《ムー》の上に置いても良いはずなのだが、 それがどうも自分の感覚にしっくりこなかったため、こうなった。

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《アストラル・リーフ》をしっかり積んだうえで、《エンペラー・マルコ》も補助的に採用。 《マルコ》系列のカードは、スペースとの兼ね合いで枚数をやや中途半端に調整している。 《リーフ》の種は、《バイロン》のことを考えて、殴れる《バブル・ランプ》《エレガント・ランプ》にした。

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《電脳海王ネオングライド》は、個人的に評価が高いパワーカード。 現代版《テレポーテーション》と言えば、伝わる人には伝わるはず。

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改良点

せっかくの青単なので《アングラー・クラスター》、 青の進化が3種類なので《クラゲン》など。

《ブレイン・チャージャー》の有無および枚数も悩みどころ。 エナジー・ライト》にしたほうが良い説もある。

ゲームプラン

序盤からシールドを削る。 ブロッカーで動きを止められたら、《バイロン》を出して残りを一気に削る。 《バイロン》がトリガーで倒されるとおじゃんなので、 シールド枚数をあらかじめ詰めておきたい。

ビートダウンしきれそうなら、そのまま押し切る。

……と思っているのだが、「リーフビュー」の流れを大事にするなら、 殴らずに《ビュー》を待つパターンもあるのかな。

《ビュー》はこのデッキの出力を上げるカードなので、原則マナに置かないこと。

おわりに

ドヤ顔で解説したけど、全然《バイロン》が出ない。 20試合に1回活躍してくれれば御の字、というレベル。

これと比べると、《ジェネラルマンティス》がいかに使いやすかったかに気付く。

まあ、ボクは《バイロン》で戦えただけで満足なんですけど。

対戦動画

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