ミケガモのブログ

デュエプレ バトルアリーナ4th 決勝トーナメントカバレージ【デッキ考察】

はじめに

先日、「デュエプレカバレージコンテスト」なる企画が開催されていることを知った。 「カバレージ」とは、主に試合に目を向けたイベントレポートのことである。 題材は、2021/4/18に行なわれた「デュエプレ第4回公式大会バトルアリーナ」の決勝ラウンド。 ライター向けの企画というのも珍しいので、僭越ながらエントリーさせていただくことにした。

他のエントリー記事は、以下のTwitterハッシュタグから検索できる。 どれも素晴らしい記事なので、是非併せて読んで欲しい。

twitter.com

なお、この記事は一般的なカバレージとは違って、 「各選手のデッキレシピを紹介・考察して、それが活きていたハイライトシーンを取り上げる」 という形でまとめた。 主催の方が"構成を少し変更しても大丈夫"とツイートされていたので、 この形式でもOKだと信じたい。 そのほかの留意事項に関しては、記事の最後に載せている。

構築を紹介する前に、決勝のトーナメント表と、 参加者全体のデッキ分布グラフを掲載しておく。

f:id:mikegamo:20210427230323j:plain

f:id:mikegamo:20210427230329j:plain
どちらも公式配信より。

フンガマン選手・HIKARI選手【リースパンダ】

まず紹介するのは、8弾環境の中でもメジャーな部類のデッキ、【リースパンダ】。 決勝には2名が駒を進めた。

f:id:mikegamo:20210427230425j:plain
フンガマン選手の構築。

https://twitter.com/hungared/status/1383720959039864833?s=20

f:id:mikegamo:20210427230447j:plain
HIKARI選手の構築。

https://twitter.com/HIKARI3764/status/1383731562559143945?s=20

《パンダ》およびその定番の進化元以外のカードとして、 《ボルパンサー》および《アガピトス》《フンヌー》セットが共通している。 8弾最初期にこそ入っていなかった《アガピトス》だが、 研究が進むにつれて入れない手は無いという所まで来ている。

そして注目すべきは、どちらにも《サージェント・クワガタン》が3積みされている点だ。 実は、Twitterで色々なプレイヤーが公開している【リースドリメ】のレシピを見ると、 《サージェント》を1枚も積んでいない構築も散見される。*1 しかし、最大勢力が【ゲオアガピ天門】の今大会では、 ブロッカー破壊の《サージェント・クワガタン》がキーカードとなったに違いない。

f:id:mikegamo:20210427230714j:plain

逆に、採用が分かれているのが、《幻獣提督ウー・ワンダフォー》。 ナーフ前《ジェネラル・クワガタン》がいた【トリーヴァパンダ】と違って、 【リースパンダ】は序盤に進化元を潰されるとリソースが苦しくなる。 【除去コン】が多かった今大会では、マッドネスでリソースを取れる《ワンダフォー》に、 活躍の場があったのではないかと推測される。 ちなみに、《ワンダフォー》を採用していないHIKARI選手は、 レシピ公開ツイートで「除去コンには不利」というコメントを付けている。 きっちり分析したうえで、割り切って採用しなかったということだ。

ここからは、各選手の構築について。

フンガマン選手の構築は、《早食い王のリンパオ》と《アクア・サーファー》で早期の殴り合いを意識している。 決勝にも勝ち進んでいた【黒緑速攻】に対しては、これらのカードが役に立ったに違いない。 また、《ホーリー・スパーク》を減らして《アポカリプス・デイ》が入っているのにも注目。 《アポカリ》の理由を推測すると、一つは、単純にトリガーの種類を増やすこと。《サーファー》まで含めた多種類のトリガーをマナに置くことで、相手のプレイングがブレることが期待できる。 もう一つは、序盤の事故を打開すること。 この構築は、《サーファー》や《ワンダフォー》を増やしている分、序盤に事故が起こる可能性がある。 こちらが事故を起こしている間に【ゲオアガピ天門】や【アポロヌス】がブン回りで攻め込んできたときには、《スパーク》ではどうしようもない。そんなとき、《アポカリ》で一旦盤面をリセットして仕切り直せるのがメリットである。

f:id:mikegamo:20210427230755j:plain

フンガマン選手のハイライトはこのシーン。 この手札に《リンパオ》が来ていれば、フンガマン選手がダイレクトアタックを決めていた。 また、もし《パンダネルラ》を引いていた場合にも、 リクルートから《ボルパンサー》や《リンパオ》を捲るのに賭けるという選択肢があった。 《リンパオ》でスピードアタッカーを増やしていることで、勝ち筋を拾いやすくなっている。

f:id:mikegamo:20210427231024j:plain

HIKARI選手の構築で特徴的なのが、《清浄の精霊ウル》4積みと、《無双竜機ボルバルザーク》。 《ウル》は、圧倒的不利対面の《アポロヌス・ドラゲリオン》を受け止めるためのカードとして採用されている。 【アポロヌス】の使用率は全体の7.4%ということで、予選では4積みされた《ウル》の活躍シーンがあったに違いない。 《ボルバルザーク》は、個人的にかなり驚きの選定である。 苦手なコントロール対面にワンチャンス作るためだろうか。 赤緑多色に採用したいカードが少ないため、色合わせとして積んでいる可能性も無きにしもあらずである。

f:id:mikegamo:20210427230806j:plain

HIKARI選手のハイライトはここを選んだ。 《ウル》《スパーク》のトリガー後、《ジャンガルジャン》を絡めた3体展開。 シールドからもう1枚《スパーク》が出れば、ワンチャンスがつかめていた。 有効トリガーにこそならなかったが、《ウル》は2戦ともシールドに埋まっていた。 【ツヴァイ】相手でなければ、《ウル》が有効に働いていたかもしれない。

f:id:mikegamo:20210427231045j:plain

lotas選手・そら選手【黒緑速攻】

お次はAD構築かつ今大会のダークホース、【黒緑速攻】。 こちらも選手2名が決勝に進出している。 偶然にも、この2名は1回戦でいきなりミラーマッチになってしまった。

f:id:mikegamo:20210427231108j:plain
lotas選手の構築。

https://twitter.com/lochan00/status/1383941866853261324?s=20

f:id:mikegamo:20210427231137j:plain
そら選手の構築。

https://twitter.com/sora_170314/status/1383728468668477445?s=20

レシピを見ると、ほとんどが同じ構成となっている。 【黒緑速攻】は、実質1マナのクリーチャーを20枚積んで大量展開し、 あわよくば《レオパルド・ホーン》を立てるデッキだ。 入れたいカードは7~8割が固定されている。 速攻は序盤の安定性を最優先させるべきというのもあって、レシピに差はほぼ出なかったようだ。

唯一違うのが、lotas選手が《光線人形ストリウム》を4積みしているのを、 そら選手が《ストリウム》と《サエポヨ》で2-2にバラけさせている所。

f:id:mikegamo:20210427232413j:plainf:id:mikegamo:20210427232416j:plain

《サエポヨ》のメリットは、2体以上並べても意味の無い《ストリウム》を減らせること。 そして、緑マナを確保できるということだ。

lotas選手のレシピでは、黒と緑が20枚ずつで、丁度半々である。 しかし、積極的にプレイしたい実質1マナカードは、緑が3種類、黒が2種類で、緑の方が多い。 さらに、《レオパルド・ホーン》はなるべく手札に持っておきたいカードであることを考えると、 【黒緑速攻】でマナ置き可能なカードは黒の方が多くなる。 この問題を、そら選手は《サエポヨ》投入でバランスを取っているのだと思う。

一方で、《サエポヨ》は火力除去に弱い。 手撃ちの《バースト・ショット》《地獄スクラッパー》などで場が壊滅しやすいというのは、 明確なデメリットとなる。

また、どちらにも《怒号するグリンド・ホーン》が採用されておらず、 トリガーが《自由な旅人ベア子姫》のみになっていることにも注目したい。 防御札として見た場合、トリガーすれば確実に1体止められる《グリンド》は、 《ベア子姫》よりも強力だと言える。 しかしながら、《グリンド》は手札に来た時に3-1000のクリーチャーにしかならない。 リソースがカツカツのこのデッキで、手出し性能の低いカードを引いてしまうのは致命的だ。 しかも、《グリンド》の効果は強制。 相手の場にクリーチャーがいないときに召喚すると、自分のクリーチャーを選ぶしかなくなって、 そのターンの攻め手が1体減ってしまう可能性がある。 手からプレイするときの使い辛さが敬遠されて、採用されなかったのだと思う。

f:id:mikegamo:20210427232505j:plain

lotas選手・そら選手のハイライトは、ミラーマッチの1シーンから選んだ。 この試合では、《ベア子姫》の除去がゲームの行方を大きく左右していた。 これを見ると、やはり《グリンド》よりも《ベア子姫》を取るべきだと思わされる。

f:id:mikegamo:20210427231326j:plain

シシトウ選手【カチュアサンダー】

f:id:mikegamo:20210427231347j:plain

https://twitter.com/Shishitosan4410/status/1383741056634613765?s=20

続いて、同じくAD構築専用の【カチュアサンダー】。

このデッキタイプは、デッキに詰め込みたい要素が非常に多い。 そのため、デッキとしてまとめ上げるのは困難を極める。 色バランスやマナカーブもギリギリのバランスで成り立っているので、 少しレシピをいじるだけで全く立ち行かなくなる可能性を孕むデッキである。

このレシピの特色は、妥協せずに積んでいる4枚の《ヘブンズ・ゲート》。 有効トリガーはこの4枚しかない。 速攻対面はトリガー《ヘブンズ》に賭けるという、思い切りの良さが現れている。

f:id:mikegamo:20210427232539j:plain

さらに、純粋なドローソースが《プリズム・ブレイン》1枚しかないのもかなり尖っている。 《ヘブンズ》という手札を多く消費するカードがありながら、 ここまでドローソースを削って戦えるというのが驚きだ。 《バイオレンス・サンダー》のドローを信頼しているということなのかもしれない。

珍しいカードだと、1積みの《ブラッサム・シャワー》。 序盤にマナに送ったドラゴン、 特に緑確保目的で埋めがちな《ボルバルザーク》を持ってくるという役割を持てるカードだ。 頻繁に発生するわけではないが、【カチュア】の事故パターンとして、「序盤に重量級ドラゴンを引きすぎる」というものがある。 《シャワー》採用には、それを後からケアするという目的もあるだろう。

レシピを見ると、《フェアリー・ライフ》が3枚になっているので、ここを1枚《シャワー》変えたと推測できる。 こういう分かりやすい調整の跡というのも、人間味を感じられて良いものだ。

f:id:mikegamo:20210427232547j:plain

シシトウ選手のハイライトは、超絶不利対面の【テクノロジー】相手に、 殴り切りを組みに行ったこのシーン(構築とはあんまり関係ないけど……)。 《カチュア》の効果発動がほぼ見込めないこの対面で、 何とか勝ちを拾える状況まで持って行ったところが熱かった。

f:id:mikegamo:20210427231408j:plain

にむらゆ選手【白ブリザード

f:id:mikegamo:20210427231425j:plain

https://twitter.com/Yu02100830/status/1383739472290803712?s=20

さらにAD用構築、【白ブリザード】。 【ブリザード】は7弾環境のトップを争うデッキタイプだったが、8弾環境になった途端に使用者が激減した。 にむらゆ選手も、それが悲しくて【ブリザード】の研究を始めたと公式放送で語っている。

この構築のポイントは、7弾環境のテンプレレシピから、 《転倒専機コロビナー》を2枚抜いて、そこに《幻緑の双月》を2枚入れているところ。 これによって、序盤の展開力をさらに高めている。

f:id:mikegamo:20210427232627j:plain

7弾環境では、環境トップ3すくみの一角【メカオー】、 爆速上振れデッキ【デアリカチュア】に対して、 《ソーラー・コミューン》《コロビナー》でタップキルを仕掛けられるのが【白ブリザード】の強みだった。 一方、8弾環境になると、それら2デッキ以外にも様々なデッキタイプが登場した。 タップが刺さるシーンが減ったため、そこのスロットを削る判断に至ったのだろう。

そして8弾では、高速ビートダウンデッキとして【パンダネルラ】がライバルとなった。 《ブリザード》と同様にリソースと展開力に優れており、それに加えて構築の自由度と対応力が高い。 構築が縛られがちで、長く環境に居座ったことでパターンも読まれやすい【ブリザード】は、 8弾でパワーアップした【パンダネルラ】にはわずかに及ばなくなっていた。

この【パンダ】と差別化を図るために、最序盤、すなわち2~3ターン目の動きを強化するというのが、 【ブリザード】の新たな活路だったようだ。 実質1マナ1000のクリーチャーとして展開しつつ、 戦況によっては持て余す手札をマナに送りながら将来的なリソース量をも増やす《幻緑》は、 【ブリザード】が8弾環境を戦い抜くのに大きく貢献したことと思う。

にむらゆ選手のハイライトはこちら。 宿敵【パンダネルラ】に対して、《幻緑》のブーストから、 ぶっ刺さりカード《愛嬌妖精サエポヨ》を2体投げつけた。 《サエポヨ》は基礎パワー1000で、クリーチャーが出るたびにさらにパワーが3000上がる。《パンダネルラ》召喚→攻撃時リクルートと繋ぐと、《サエポヨ》のパワーは7000になって《パンダ》を上回る。【パンダ】側は《サエポヨ》を処理できないのだ。 この展開の速さに、【パンダ】は追いつくことができなかった。

f:id:mikegamo:20210427231444j:plain

さらにもう1枚。 《ブリザード》で3枚回収の上振れムーブから、さらに《幻緑》《コートニー》の2体を爆速展開。 【ブリザード】というデッキの最大出力がさらに上がっている。

f:id:mikegamo:20210427231506j:plain

その一方で、《コロビナー》を削ったことによるデメリットもある。 こちらは、シールドに《コロビナー》がいれば耐え切れたシーンだ。 結局、《幻緑》も《コロビナー》もシールドにいなかったので、この構築で運命が変わったわけではない。 だが、構築を知った上で観戦すると、ここはハラハラすること間違いなしである。

f:id:mikegamo:20210427233846j:plain

そーすやきそば選手【t白ツヴァイ】

f:id:mikegamo:20210427231800j:plain

https://twitter.com/sauce_yakisoba7/status/1383779479122706436?s=20

いよいよ紹介も大詰め。決勝戦まで勝ち進んだ、【t白ツヴァイランサー】だ。

注意したいのが、 これは前回王者のシード権を持ったそーすやきそば選手が直接決勝トーナメントに持ち込んだデッキであり、 予選ラウンドを勝ち抜いたデッキではないということだ。

デッキ分布を見ると、予選の段階では【ツヴァイ】の天敵である【除去コン】が一大勢力を占めていた。 この環境において、【ツヴァイ】で予選を抜けるのは難しかっただろう。 逆に、【除去コン】は有利不利がかなりハッキリ出るデッキなので、 これも決勝トーナメントまで負けずに勝ち残れる可能性は低い。 決勝トーナメントから参加という条件の下で、不利を被る相手がいないだろうと読んで【ツヴァイ】を持ち込んだそーすやきそば選手のデッキ選択は、まさしく見事だった。

まず目を引くのが、4積みの《ホーリー・スパーク》。 タッチなら4積み以外ありえないのでは?という発想もあるかもしれないが、 ガチプレイヤーの中にも3積み・1積みなどの流派が確かに存在している。 ここにスペースを割いた分、《アクア・ビークル》《アクア・ハルフォート》《クリスタル・パラディン》などの枠が削られていることにも注意しておきたい。

次に、レシピを見たら誰もが目を疑うであろう、《ディープ・オペレーション》採用。 これを入れているレシピは、自分は今まで見たことが無かった。 役割としては、DP殿堂になった《ストリーミング・ビジョン》の後釜だ。 しかしながら、【ツヴァイ】が手札を補充したい相手というのは、 クリーチャーをあまり並べてこないコントロールデッキである。 一見、目的と効果がやや噛み合っていないように見える。

f:id:mikegamo:20210427232724j:plain

しかし、少し発想を変えると、 これは「ビートダウン系のデッキを確実に倒すための選択だった」と捉えることもできる。 《スパーク》を4積みしていることからも、そーすやきそば選手は、 決勝トーナメントではビート同士での殴り合いが発生するという読みをしていることが伺える。 【黒緑速攻】【パンダネルラ】など、頭数を揃えて殴ってくるデッキに対して、 トリガーで撃って確実に《ツヴァイ》を引き込むという計算だったのではないか。 勝手な憶測に過ぎないが、 そーすやきそば選手もランクマッチでは《ディープ・オペレーション》を採用しないと思う。

要所で完璧なトリガーやドローを何度も決めたそーすやきそば選手だが、 ハイライトはあえてのこのシーン。 ここは《ネオ・ブレイン》と同じ働きにしかならなかったが、ここで山札を掘り進めたおかげで、 試合終盤に2枚目の《ツヴァイ》を引き込むことができている。

f:id:mikegamo:20210427231836j:plain

f:id:mikegamo:20210427231907j:plain

ゆーた選手【テクノロジー

f:id:mikegamo:20210427231924j:plain

https://twitter.com/BLieQVRtYkqmGZi/status/1383758698795790346?s=20

最後は満を持して、優勝構築の【テクノロジー】。

この構築で最も際立っているのが、《クリスタル・ツヴァイランサー》を4積みしている点である。 打点補強用に《ツヴァイ》を2~3枚積む【テクノロジー】は割とメジャーなのだが、 スペースの都合上、4枚目を積むプレイヤーは少ない。 特に、ドローソースである《アクア・ハルカス》や、テクノロジーの1ターン前に出したい《電脳海王ネオングライド》の枚数を抑えてまで《ツヴァイ》を積んでいるというのは(しかもどちらも《ツヴァイ》の進化元になるカードである)、相当異質に映る。

《ツヴァイ》に寄せる場合、《ルナ・コスモビュー》や《テクノロジー》といった【テクノロジー】本来のパーツを犠牲にするという発想になるかとも思われるが、それらはしっかりと4積みされたままである。

f:id:mikegamo:20210427232857j:plain

しかし、いざ決勝トーナメントの試合を見てみれば、 この《ツヴァイ》4積みが優勝への道を切り開いたのだと確信できる。 ゆーた選手のハイライトとした以下2つのシーンでは、 標準的な【テクノロジー】が非常に苦手とする【白ブリザード】や【ツヴァイ】に対して、 《ツヴァイランサー》の瞬発力が遺憾なく発揮されていた。 《テクノロジー》との相性補完として、《ツヴァイ》が非常に優れていることがよく分かる。 《コスモビュー》も枚数を減らさなかったおかげで、複数展開による盤石な展開になっていた。

f:id:mikegamo:20210427232255j:plain

f:id:mikegamo:20210427232322j:plain

多数のカードが4積みという綺麗な構築の中で、 唯一1積みされている《スパイラル・チャージャー》は、AD限定で使えるカードである。 《ブレイン・チャージャー》からの《ネオングライド》がベストムーブではあるものの、 それらが引けなかったときの代用として起用されている。

f:id:mikegamo:20210427232329j:plain

正直、このデッキの奥深さはレシピを眺めているだけでは伝わらない。 配信された試合内容、特に不利対面の【ブリザード】【ツヴァイ】相手へのプレイを見て、 私はそれを大いに実感した。 気になる方は、他のカバレージや配信アーカイブでそれを確認してみてほしい。

留意事項

今回の大会後には、決勝トーナメントに出場した8人の選手全員が、Twitterでデッキレシピを公開していた。 今回は記事を執筆するため、それらのツイートをURL付きで引用し、各選手のレシピ画像を掲載している。 許可等は特段取っていないので、削除等の要請があれば迅速に対応させていただく所存である。

この記事の考察は、大会を観戦していた一プレイヤーの所感に過ぎない。 ここでの各カードの採用理由や評価が、 選手本人の意図や感覚とは異なっているかもしれないことにはご留意頂きたい。

おわりに

それぞれのレシピを見ていくと、 雛型こそメジャーなデッキタイプのそれではあるものの、 細かい所にプレイヤーの考えや個性が表現されていて面白かった。 どのレシピも、やはり決勝まで勝ち上がっただけのことはあると思わせてくれる。

本来、カバレージとは試合の中身を語り継ぐ記事なので、本記事はだいぶ型破りになっている。 だが、自分はデッキ構築やレシピの考察が好きだから、こういう形で執筆させていただいた。 「こんなのでカバレージ企画にエントリーするな!」という意見が多いようなら、 潔くエントリーを取り下げたいと思う。

大会ではこのレシピの上で、非常に熱い戦いが繰り広げられた。 戦いの様子、プレイングの機微については、他の型が書いたカバレージで事細かに語られている。 どれも読んでいて感情が高ぶる記事ばかりだ。他のエントリー記事も是非読んでほしい。

youtu.be

*1:環境まとめ記事を書くとき、《サージェント》入りのレシピを探すのに手こずった