デッキレシピ
- コンセプト:B
- 完成度:C
- デッキパワー:A
- 思い入れ:C
瞬間構築その2。 リリース日のレシピなので、プレイヤーの研究によってより洗練されたレシピが登場する可能性が高い。
キーカード解説
《霊王機トリファリオン》
6マナ4000、白青緑のブロッカー。 出た時にトップを3枚めくって、コスト5以下のセラフィム・メカオー・ドデビルを1体ずつ踏み倒す。
比較対象となるのは、今環境を支配している《連珠の精霊アガピトス》。
《トリファリオン》の強みは、最大3体の踏み倒しができるところ。 一気に4打点分のクリーチャーを揃えれば、《アガピトス》に勝ったと言っていい。
一方で、踏み倒しが運に依存しているのが《トリファリオン》の良くないところ。 何も出せないのは論外だし、1体出せたとしてもわずか2打点分で、《アガピトス》2打点+リクルート先1打点の3打点に負けてしまう。 なるべく2体以上の踏み倒しを狙いたい。
また、《アガピトス》にはできないコスト4~5のクリーチャーの踏み倒しも是非狙っていきたいところだ。
ということでデッキ内は、踏み倒し対象、それもコスト4~5のクリーチャーを多めにして埋め尽くしたい。 色々できそうに見えて、本気で運用しようと思うと、構築の自由度は低くなってしまう。 結構難儀なカードである。
構築解説
素直なトリーヴァカラーで構築。
確定枠は、セラフィム・メカオーのどちらとしても扱える《霊王機エル・カイオウ》、 序盤のブースト役兼cipアドバンテージを取れる《霊騎幻獣ウルコス》。
このカラーだと確保しにくいのが、青黒を基板色とするグランド・デビル。 正直、グランド・デビルを切ってしまうのもアリかと思ったが、 夢を詰め込むために《深海機士ガニスター》を入れることにした。
《機動要塞ピラミリオン》は、出せたら強いカードとして無理くり詰め込んでいる。 コイツを普通に出すと、デッキから踏み倒し対象を引っこ抜いてしまうことに注意。 このデッキだと、2マナメカオーを多く積む余裕が無いため、終盤はスカしやすいということにも注意が必要だ。
《霊騎ラビリオニクス》は趣味。
パンチャーには、《聖帝ソルダリオス》と《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》の2体を選んだ。
《ソルダリオス》は、《トリファリオン》を踏み倒すのが目的。 このデッキは、アーク・セラフィム単のデッキに比べ、セラフィムの枚数が少なめ。 その分、マナ探索が安定しやすくなる。
《ヴィーナス》は、展開したセラフィム・メカオーから進化する。 展開力の高いこのデッキとは好相性な反面、 せっかく《トリファリオン》で踏み倒した高コストのカードから進化してしまうのは勿体ない。 ……ように見えて、このデッキの4~5マナクリーチャーは皆出た時に仕事をできるので問題ないか。