ミケガモのブログ

ガニスターエンジェル / 崩壊アルバロスト【デュエプレ】【DMPP-08A】

デッキの骨組みが送られてきたお題2つ。 コンセプトがこれだけ整ってるなら、各々組んだ方がオリジナリティが保たれて良いと思うんだけどそうでもないのかな。

ガニスターエンジェル

お題

いつも楽しみに記事拝見しております ガニスター入りのアウゼスを思いついたのでお願いします カニヴォイジャーピカリエまで4ターン目に着地出来るのは強そうだなと思いました デスアルカディアも入れてドデビルやリキピからマーキュリー立ててアポデイもケアできそう!まで考えました(やりすぎ感ありますが) よろしくお願いします。

https://odaibako.net/detail/request/d8afd480-1966-41d6-8d91-e4904b502189

待たせすぎて申し訳ない。 《エタフェニ》ができる子だったら、このレシピももっと早く上がっていた。

↓ 言い訳。

mikegamo.hatenablog.com

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《深海機士ガニスター》。光と闇のクリーチャーのコストを1下げる。

次ターンの《聖騎士ヴォイジャー》《光輪の精霊 ピカリエ》に繋がるというのは、確かに面白い。 が、あまりにも理想が高すぎる。《腐敗電脳アクアポインター》など、別のルートも確保しておくべきである。

こういう「性格が悪いガチデッキの亜種」は、カジュアルで回すと害悪プレイヤーになりうるため、非常に扱いに困る。 とりあえずランクマッチに持って行って、ほどほどに戦える形に仕上げた。

構築

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  • コンセプト:B
  • 完成度:A
  • デッキパワー:A
  • 思い入れ:B

構築は、思い切り前に寄せたドロマー型の【アウゼス】。 申し訳程度であるが、《魔聖デス・アルカディア》も1枚挿してある。 コスト軽減が8枚も入っているので、踏み倒しの《ヘブンズ》は要らない。というかスペースがない。

強いて特徴を挙げるなら、聖霊王エルフェウス》。 パンチャー不足解消と、恒久的な除去札として入れている。 《ガニスター》と《ヴォイジャー》を置いておくと、とんでもなく少ないマナで進化速攻できる。 ビートへの対処は、《ヘブンズ》の代わりにコイツで。

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これと《ガニスター》4積みというところ以外は、概ね平凡なパーツで構成されていると思う。

ランクマッチでは【天門】にやたら当たった。全てライブラリアウトで勝った。

ちなみに初期型はこう。

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《マーキュリー》の進化元として、《霊王機エル・カイオウ》、 それをリクルートできるエンジェル・コマンドの《連珠の精霊アガピトス》を採用。

20戦以上回したが、《マーキュリー》を出せたのは1回だけだった(しかもその1回は山札切れで勝った)。 《エル・カイオウ》《ガニスター》の小型2体も、手札で腐ってマナに送ることばかりだった。

どちらかというと、エンジェル・コマンドは単体のカードパワーで勝負するデッキである。 小型展開から入りたい《マーキュリー》とは、イマイチ相性が良くない。 《デス・アルカディア》から《マーキュリー》に進化するのも勿体ない話だ。

結局《マーキュリー》も出ないので、フィニッシャーも全く不足する。 アグロを封殺した状態以外では、ロクに殴り切れない貧弱なデッキになってしまった。

呪文封じなら、エンジェルにも《アルカディアス》《アルファディオス》がいる。 《マーキュリー》は《アポカリ》《スパーク》にも耐性があるが、 《マーキュリー》が出せる構築だとそれらをケアするまでもなく劣勢になってしまうため、どのみち厳しかった。

指示を遂行できなくて申し訳ないが、完成品は《マーキュリー》抜きの形とさせてもらった。

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イデアは良いと思うので、愛を以て練り込んでみてほしい。

自分は【アウゼス】を使ったことがほとんどなかったので知らなかったのだが、 【アウゼス】が環境入りできたのは、トリガー《ヘブンズ》からの返し《アウゼス》で盤面を一掃できるからである。 この型は堅実な立ち回りをするために《ヘブンズ》を抜いてしまったため、その強みは失われている。

デアリガズ崩壊アルバロスト

お題

いつもお疲れ様です。 先日から、崩壊と灼熱の牙とバロストを組み合わせられないかと模索しておりました。そんななか、YouTubeのしょ〇じゃんChannelでゼキラによる自壊を行い、墓地からグールを出す赤青黒型が発明され、とても良く出来たものだと感心しました。ただ、私が模索していたのはアルバトロスとともに何かで自壊させ、墓地から小型ゾンビ速攻を行う赤緑黒型です。枠がカツカツでトリガーが殆ど入れられなかったり、動きが遅くて攻め切られたりと現在絶賛考え中なのですが、ミケガモさんの場合はどのような構築にしますか?

https://odaibako.net/detail/request/a528550b-6d56-4618-bb74-5e43d8786454

《崩壊と灼熱の牙》《呪縛の剣豪バロスト》《霊翼の宝アルバトロス》の3つを共存させたデッキを作れ、というのがお題。

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《灼熱》と《バロスト》はロマンコンボが可能。 《アルバトロス》の横で《バロスト》が爆発すると、更地となったバトルゾーンにこちらだけクリーチャーを残せる。 《灼熱》と《アルバトロス》には直接のシナジーは無い。 方向性が揃っていそうだがサイクリックな関係ではない、そんなトリオである。

参考までに、元レシピはこんな感じ。

f:id:mikegamo:20210321040515j:plain https://youtu.be/Ovw7b9EMnMU

f:id:mikegamo:20210321040602j:plain https://youtu.be/1ZMVeb2DXlA

クローシスカラーで、6マナ《バロスト》→7マナ《崩壊と灼熱の牙》《黒神龍ゼキラ》を狙う。 《ゼキラ》が《バロスト》に巻き込まれると、《黒神グールジェネレイド》を呼び出すことができる。 マナカーブが綺麗なのと、青のドローでパーツを引き込めるのが美しい。 ただし、このコンボ以外の行動がほぼ無いに等しい。刺さらないデッキには全然立ち回れないと思う。

構築

こちらが今回組んだレシピ。

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  • コンセプト:B
  • 完成度:B
  • デッキパワー:B+
  • 思い入れ:A

《アルバトロス》と《バロスト》を一緒に出した状態で、《灼熱》を撃って《バロスト》を自壊させる。 これが投稿者さんのビジョンだ。 しかし、実際の対人戦だと、なかなかこの通りには決まってくれない。

《ゼキラ》《バロスト》《灼熱》は、3枚のカードを2ターンにわたってプレイするコンボ。 それに対して、《アルバトロス》《バロスト》《灼熱》と自壊は、4枚のカードを3ターンにわたってプレイするコンボである。 前者ですらかなり難しいのに、後者を実戦で決めるのは非常に困難だと言える。

厳しいことを言うようだが、対人戦においてこれだけを狙うのは、諦めたほうが良い。 やるにしても、CPをターゲットにしてニヤニヤするくらいがちょうどいいと思う。

では《アルバトロス》と《バロスト》《灼熱》の共存は不可能なのかというと、別にそんなことはない。 むしろ、《ゼキラ》軸よりもデッキの戦闘力は上がると考えている。

《バロスト》を自壊させるためのカードは、pig効果持ちのクリーチャーと相性が良い。 それらを軸にして墓地にクリーチャーが溜まる構成にすると、《アルバトロス》がおのずと入ってくる。 そして、《アルバトロス》によるビートダウンでプレッシャーをかけることで、相手にクリーチャーの展開を強制。 それを《灼熱》のターゲットとする。

《アルバトロス》と《バロスト》を直接的にシナジーさせるというよりは、両者が補完関係になってデッキの対応力が上がる。 もし同時に出せたらラッキー、くらいの心持ちでいるといい。 これが、このデッキの要である。

《灼熱》《バロスト》は3枚ずつ。 それだけを狙うデッキではないので、腐りやすいこれらは数を抑えるのが吉。 コンボへの拘りを捨てるなら、2-2くらいまで減らしても問題ないかも。

《灼熱》は、1体しか破壊できないときでも普通に撃つ。 11マナ溜めて《灼熱》&《魔刻の斬将オルゼキア》も狙えるようにしてある。

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ビート耐性が足りないなら、《憎悪と怒りの獄門》をパなせばいい。 簡単な話だ。

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《獄門》の後のトドメ要員を確保するため、 《爆獣ダキテー・ドラグーン》のようなトリガークリーチャーも入れておこう。

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《のろいとテラーの贈り物》を使うと、《バロスト》の爆発に巻き込めるクリーチャーの数が減ってしまうのが難点。 しかし、このカラーリングは除去を怠るとすぐに殴り切られてしまうので、序盤からクリーチャーを破壊していくしかない。

あまりクリーチャーを出してくれなそうな相手に対しては、《雪溶》《青銅》あたりでちまちま殴っていく方が良い。