ミケガモのブログ

白緑フィオナビート【デュエプレ】【DMPP-07A】

お題

最近、ミケガモさんのブログを見つけ数々のデッキレシピの記事を楽しく見させて頂いています。 去年末、『護りの角 フィオナ』が4枚当たりました。フィオナの性能自体は弱いとは思いませんが良い活用方法が思いつきません。なのでフィオナを3枚以上入れるデッキを作っていただけると嬉しいです。

https://odaibako.net/detail/request/f70aa59e-4bcf-4338-b90c-e034fd3493b5

3枚以上だと……?

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……生成するか。

デッキレシピ

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  • コンセプト:B
  • 完成度:B
  • デッキパワー:A+
  • 思い入れ:B

強いカードは普通に使えばOK。

プラチナADの5-1から回して、とりあえず17勝13敗(勝率56.7%)でプラチナ3-1まで上げることができた。 レシピは仮組みの段階から変えていないので、伸びしろも十分だ。

この調子で微調整しながら回せば、マスターランクに行くことは可能だと思う。 他にも試したいレシピがあるので、私のフィオナチャレンジはここまで。

キーカード解説

《護りの角フィオナ》

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6マナ12000、T・ブレイカーの進化ホーン・ビースト。 cipで自然クリーチャーを1体探索サーチ。 さらに、相手はターン中1回は《フィオナ》に攻撃しなければならない。

闘魂編のカードゆえ、適正収録時期はDMPP-01だと思われたが、収録はなんとDMPP-06まで引き延ばされた。 そのおかげで、紙版からパワーが3000アップしてT・ブレイカー化、さらに《不落の超人》の効果まで付与された。

《フィオナ》への攻撃がブロックされた場合、強制攻撃効果は解除されない。 したがって、《フィオナ》の横にブロッカーを置いておくと、 相手は低パワークリーチャーを1体犠牲にするだけでは済まなくなる。

強制攻撃効果の下でも、タップスキルは普通に使用可能(ちなみに紙だと不可)。 環境にいる《カチュア》《チャミリア》を抑止できないのは残念だ。 ちなみに、紙版の仕様と勘違いしてリタイアしていった【カチュア】の方がいた。

6マナ単進化でT・ブレイカーを持つカードは、DMPP-07現在《フィオナ》のみ*1。 7マナまで見ても、《超竜バジュラ》がいるだけである。

それでありながらcip探索があるため、アドバンテージを失うことも無い。

しかも進化元には、優秀cipかつコストの繋がりも完璧な《勇猛護聖ウォルポニカ》が配備されている。

このように、待遇としては破格である。 ビートダウン用のカードとして普通に使ってもよし、《ウォルポニカ》が入るデッキのサブプランとして挿してもよし。 間違いなく強カードの部類なので、現環境でそれなりに戦える《フィオナ》の構築を考えてみたい。

しかし、いざ環境に目を向けると、《フィオナ》のパワー12000は割と不安である。 全く狂った環境だ。 環境にいる高パワーのクリーチャーを挙げると、こんなラインナップである。

クリーチャー パワー
《神滅竜騎ガルザーク》 PA込み12000
《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》 12500
《クリスタル・ツヴァイランサー》 13000
《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》 PA込み14000
《超神星マーキュリー・ギガブリザード 15000
《剛撃聖霊エリクシア》 15000~18000
《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》 30000

どれも《フィオナ》が攻撃した返しのターンで出てくるものばかり。 6弾の頃に《フィオナ》が使われなかったのも、 《ツヴァイランサー》《エリクシア》に殴り返されてしまう可能性が高かったからというのがある。

ここをどうにかしないと、《フィオナ》で自信を持って殴りに行くことはできない。

《光器ペトローバ》《曙の守護者パラ・オーレシス》

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パワー強化と言えばやはり《ペトローバ》。 《フィオナ》のパワーを16000まで引き上げることで、《マーキュリー》までのパワーラインを完全に討ち取ることが出来る。 選べないアタッカーとしての強さも健在。 構築時のノリで突っ込んでしまったが、回してみたら案外使えたので本採用。 《パラ・オーレシス》との兼ね合いで2枚。

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もう1枚、軽量のパンプアップカードとして入れたのが《パラ・オーレシス》。 相手ターン限定だが、パワーが14000になって《ツヴァイランサー》を討ち取れるようになる。 《パラ・オーレシス》は、ウィニーが《フィオナ》に突っ込んでくるのを防ぐのにも使える。 これもノリで突っ込んだらまあまあ使えたので採用。 ブロッカーが欲しい場面がそこそこあるので3枚。

構築解説

《ウォルポニカ》採用のため白を入れた。 やりたいことだけ詰め込んだら白緑になった。 もう1色くらいは余裕で増やせる。

《フィオナ》からサーチして次のターンに出せる《二角の超人》、 アドバンテージを失わない進化元《鳴動するギガ・ホーン》の2枚を使いたかったので、All Division仕様で構築した。

《フィオナ》は3枚にしたが、4枚あるなら4積みしてもいい。

《勇猛護聖ウォルポニカ》

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4積み安定。ブーストするときにやたらマナに落ちたがる。 そのせいで落としたデュエルが2戦。

《鳴動するギガ・ホーン》

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2枚がちょうどいい。 1枚だと4積みの《青銅の鎧》に申し訳が立たなくなる。 最悪他のホーン・ビーストで代用可。

《二角の超人》

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リソース確保兼サブアタッカー。 《ギガ・ホーン》と違って、コイツを外すのは厳しい。 にしても4積みは過剰か。

《怒号するグリンド・ホーン》

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《フィオナ》の種確保のために投入。トリガーで出てきて確実に1体止められるのは強い。 《グリンド・ホーン》に期待を寄せるシーンが何回かあったので、3枚目を入れてもいいかもしれない。

《フェアリー・ライフ》《鼓動する石板》

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2→4→6の最速《フィオナ》ルートが取れるように積んでいる。 《石板》1枚で5積みにしている明確な理由は無い。 ただスペースがあったので入れただけである。

《青銅の鎧》

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3→5→6のルートも確保する。これもとりあえず4。

《進化の化身》

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1挿し。要らないかも。《ダイヤモンド・ブリザード》が強すぎるだけで、こういうデッキだと良カードに収まる。 どうか彼を責めないでやって欲しい。

《聖獣王ペガサス》

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何となく1積み。自分の場のブロッカーを犠牲に、1コスト軽い《フィオナ》として召喚できる。 状況に応じて、強そうだと思った方を出したらいい。

《アポカリプス・デイ》

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フィオナの森を燃やすカード。 【メカオー】【ツヴァイ】を殺すためにやむを得ず積んでいる。 これのおかげで勝っている試合も割とあるので笑えない。

《バリアント・スパーク》

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勝ち筋製造機。 甘い《ヴィーナス》へのカウンター、《ヘブンズ》から出たブロッカー曲げ。 少なくとも3枚は積みたい。軽いのが正義なので《ホーリー・スパーク》ではダメ。

ナチュラル・トラップ》

f:id:mikegamo:20210208030533j:plain 色合わせのトリガー。 役に立たないことも無いが、大体はタップか火力のほうが良い。

改良点

2色だと安定はするが、対応力が低い。 赤を入れて《雷撃と火炎の城塞》《地獄スクラッパー》などを積むのが良いか。

盾が切れた時のために《無頼聖者スカイソード》も有力。

プレイング

ビートダウン相手はブロッカーと《フィオナ》の強制攻撃で凌ぐ。 今のところ、速攻には余裕を持って全勝できている。 1戦しかしていないが、改良次第では【ブリザード】にも勝てると思っている。

コンボデッキ相手はカウンター狙い。 豊富なトリガーとブロッカーで持ちこたえてから、《フィオナ》進化の+3打点でジャスキルを狙う。 【メカオー】は立ち上がりが遅いので、相手のプレイ次第では五分で戦える。 ガン回りしてくる【ツヴァイ】【アポロヌス】は正直厳しい。

コントロール、天門系には早出しの《フィオナ》《二角》でごり押し。 【除去サファイア】には《ペトローバ》、【天門】には《バリスパ》をぶち当てる。 最近は《デーモン・ハンド》《アクア・サーファー》の枚数が少なめらしく、割と通りやすい。

最後に

こちらのお題を送っていただいた方へ。

今回お願いしたいのは闇文明主体のヘブンズ・ゲートです。 動きとしては、ヘブンズ・ゲートからバルホロスとデスアルカディアスを出し、場に闇文明のクリーチャーを並べ、クエイクスにつなぐデッキです。

(一部抜粋)

《ヘブンズ・ゲート》は、進化でない“光の”ブロッカー2体なので、 《魔聖デス・アルカディア》をバトルゾーンに出すことはできない。

とりあえずこのお題は保留としておくので、考えが変わったら改めてお題を送っていただきたいと思う。

【アウゼス】が《ツヴァイランサー》対策として《デス・アルカディア》を積む例があるので、そのレシピを組み替えてみるのはどうだろうか。

*1:《クリスタル・ツヴァイランサー》除く