ミケガモのブログ

シータヴァルケリー【デュエプレ】【DMPP-06】

デッキレシピ

f:id:mikegamo:20201027201648j:plain

  • コンセプト:A
  • 完成度:A
  • デッキパワー:A
  • 思い入れ:B

デザイナーズコンボを寸分違わず組み立てていく。 さながらプラモデルのよう。

キーカード解説

《バルケリオス・ドラゴン》

f:id:mikegamo:20201027201711j:plain G・ゼロ持ちの6000Wブレイカー。 ノーコストで出てくれば文句なしに強い。 だが当然、その条件が簡単であるはずがない。

G・ゼロ条件は、自分の火のドラゴン2体。 ドラゴンという大型種族を2体並べるのは普通に大変である。 その上、火文明のみというおまけの条件が地味に達成を難しくしている。 ちなみに、本家ではアーマード・ドラゴン指定だった。

さらに、リソースが取りにくい代わりに個々のカードパワーで押したいドラゴンデッキに、 リソースありきのG・ゼロというギミックを組み込むのは若干無茶がある。 出せてもせいぜい準バニラなので、他の強力なドラゴンたちを押しのけてまで入るかというと微妙なところである。 カード資産が十分にあるなら、普通のドラゴンデッキに採用されることはほぼ無いだろう。

ここでは、《バルケリオス・ドラゴン》を出す余裕を持てて、かつ《バルケリオス・ドラゴン》が輝く構築を考えてみたい。

《超竜ヴァルキリアス》

f:id:mikegamo:20201027201804j:plain 《バルケリオス》の相棒その1。

名前も効果も分かりにくいが、《バルキリー・ドラゴン》が転生した姿。 本家からコストが1少なくなった。おかげで、《バルキリー・ドラゴン》から綺麗に繋がる。

cipでドラゴンを1体、マナから踏み倒すことが出来る。 種も自身も重い分、コスト制限なくどんなドラゴンでも出せる。

今回重要なのは、召喚できればドラゴンが確定で2体並ぶということ。 コイツで火のドラゴンをマナから出せば、《バルケリオス・ドラゴン》のG・ゼロ条件はすぐに満たされる。

サファイア》出せばよくね?とか言ってはいけない

《紅神龍ジャガルザー》

f:id:mikegamo:20201027201952j:plain 《バルケリオス》の相棒その2。

ターボラッシュで自軍全てSA化。 本当なら6マナWブレイカーSAというだけでも存在意義があるはずなのだが、 実質6マナTブレイカーSAの《神滅竜騎ガルザーク》とかいうお化けカードのせいで割りを食っている。

《ジャガルザー》の効果を最大限活用するには、《ジャガルザー》自身以外のクリーチャーをSA化したいところ。 そのためには、《ジャガルザー》を出したターンにもう1体クリーチャーを召喚しなければならない。 そこで《バルケリオス・ドラゴン》の出番である。

《バルケリオス》が0マナで召喚できれば、《ジャガルザー》でSAを一気に2体以上生成できる。 一方、《ジャガルザー》は火のドラゴンなので、《バルケリオス》のG・ゼロ条件も満たせる。 この2体の相性は抜群に良い。

《ジャガルザー》は《ヴァルキリアス》で踏み倒し可能。 《ヴァルキリアス》から《ジャガルザー》を出し、《バルケリオス》G・ゼロで一気に攻め込むというコンセプトの完成である。

ちなみに、本家では《バルケリオス》のG・ゼロ条件がアーマード・ドラゴン指定だったため、このコンボは成立しなかった。 デュエプレで《バルケリオス》の条件が変わったのは、多分《ジャガルザー》を意識しているからだと思う。 《バルキリー・ドラゴン》で《ジャガルザー》がサーチできないのだけが惜しい。

構築解説

ブーストのための緑と、手札補充のための青を用意した。

《ヴァルキリアス》→《ジャガルザー》→《バルケリオス》のコンボを狙う。 《バルケリオス》は思考停止で4積み。 《ジャガルザー》は途中で1体引いてマナに埋めておけばいいので3積み。 《ヴァルキリアス》は最悪召喚できなくても立ち回れるので2積み。

手札が絶望的に足りないので、《ストリーミング・チューター》。 コントロール相手はこれを引けないと死ぬ。 f:id:mikegamo:20201027202121j:plain

手札補充が《チューター》だけだと欠陥構築なので、申し訳程度にバルキリー・ドラゴン》。 基本的に《ヴァルキリアス》、既に持っているなら《バルケリオス》を呼ぶ。 「バルキリー」一族が大集合である。 デッキタイトルは、「ヴァ」ルキリアス + バ「ルケ」リオス + バルキ「リー」。 f:id:mikegamo:20201027202131j:plain

種のオプションとして、《フレイムバーン・ドラゴン》f:id:mikegamo:20201027202202j:plain

緑の補完として《無双竜機ドルザーク》《無双竜機ボルバルザーク

f:id:mikegamo:20201027202232j:plainf:id:mikegamo:20201027202235j:plain

あとはブーストとトリガー。

改良点

珍しく赤に必須パーツが多いので、緑・青の枚数がなくなりがち。 緑は13枚以上確保したいという思いから、《地獄スクラッパー》を削って《ナチュラル・トラップ》を採用する羽目になった。

手札補充が《チューター》に頼り切り。 もう少し安定させたい。

プレイングなど

《ヴァルキリアス》降臨を狙う。

《ジャガルザー》は《ヴァルキリアス》で踏み倒すためにマナ置き。 ただし、《ヴァルキリアス》が上手く出ないようなら《ジャガルザー》手出し→《バルケリオス》のプレイもあり得る。

《バルケリオス》をキープしたままプレイしなければならないので、ハンデスに弱い。 無理だと思ったらマッドネスを積んだほうが良いかも。